ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

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2020年01月

なぜR18のお話を書いてしまったか?

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 作文が好きで、自分なりにいろいろな短編を書いてきた。
その中で、どーしても、どーしても書けなかったのが「恋愛」だ。

 甘酸っぱい初恋で「手を握る」シーンですら、だぁぁああっと叫んで頭を掻きむしりたくなった。案外、そういう人多いよね?

 しかし、頭のどこかで恋愛を書きたいという思いはくすぶっていたのだと思う。
 青春ものによくある恋の成就までの心の駆け引きとかでなく。不倫でドロドロでなく。
 そういう複雑な感情を表現するのは、自分の能力ではまったく太刀打ちできず書けないし、書こうとは思わないし、上手に書く人がいるし。
 じゃあ、何が書きたかったかというとひたすら愛するばかりの恋愛話だったのだ。
 世界は二人のためにある的な感じでいいじゃない、そこでもう、二人が愛し抜くこと――それが書きたくなった。

 数年前、物語のとっかかりになりそうなメモを残してあった。近未来設定。二人しかいない世界観でも不自然でない設定を作れそうだと思った。
 恋愛のイチャイチャ書くので、だあああぁぁぁあ!となりながら、それでも頑張ってやるぞと意気込んで、お話を書く下調べを始めた。
 そういうわけで、「小説家になろう」の投稿サイトの性描写の基準を読み始めて、びっくりした。
 以降、自分が解釈した独自見解になるので、ご了承いただきたい。
・「朝ちゅん」→全年齢では限りなく黒に近いグレーゾーン、安全を鑑みるならR15にしておくのが無難
・「キスした」→完全にR15でお願いしますの範囲
・「キスの描写(ちゅっと音がしたとか具体的描写)」→R15ではたぶんアウト! 文句言われたくなかったらR18へ行け
 上記は「なろう基準」の自分が理解した見解である。

 さて一方アルファポリスはというと、もう少し具体的な説明があった。
「R15の性描写は全体の文章量の15%以内であること、また18歳以下の性描写をR15で行ってはいけない」
 実は近未来ものを書くにあたり、主人公の設定年齢を15~16歳から始めようと思っていたが、R15の規定に引っかかるので18歳にした。
 問題は性描写が文章の15%以内という具体的説明のほうだった。
具体的なのに、これが難しい。一遍に話をアップするなら15%以内にできるかもしれないが、ちょっとづつ更新するスタイルの自分にとって、更新するたびに性描写が15%のラインを越えたり超えなかったりとなってしまいかねなかった。
 ぶっちゃけ、ここでめんどくさっとなった。
 恋愛のいちゃいちゃ書くのに15%とか意識して書くって嫌すぎと思ったのだ。
 
 いっそR18でノビノビ書きたいよね、もうR18でいいやとなったのである。
で、恋愛の描写が苦手でぎゃあぁぁぁああとなるのに、初めての恋愛チャレンジがR18カテゴリになってしまったのだな。
 そこまで考えたら、いっそ自分が書ける恥ずかしさの限界まで書いてしまえ、だってR18カテゴリだし、R18カテゴリを読む人は、そういう描写があることを期待しているはずだ。
 それに自分なりに応えてみたくなったのだ。というわけで、ベッドシーンは二~三話に一回は突っ込もう。手をつながせただけでだあぁぁぁああっとなっていたのが、こうなるのかなよ、と己の変化に恐れさえ感じた。

 というような経緯で、初めての恋愛話はR18になったのである。



 宣伝。以上のような悶々を抱えて書いてみた初恋愛にして初R18のお話が、「破滅後の世界で君とともに」だ。
上のぽんたしろおをクリックすると、表示されるお話の一つです。
 もし良かったら読んでみていただけると嬉しいですw だああぁぁあああっと恥ずかしくなっても、自己責任でお願いしますです。


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