ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

文字の大きさ
39 / 59
2020年02月

「破滅後の世界で君とともに」ヤマト編の後書きに入れるか悩んでいるのだ

しおりを挟む
 ヤマト編の後書きにでもしようかと思っているのだけどさ。
ブログと違って、物語だから、後書きのみで更新するのもどうよとか、恋愛小説大賞の投票期間だからなぁとか。
 
 後書きだけで更新するのもね、というわけで、まぁ、とりあえずこっちに書いておく。

 ヤマト編は、フリーイラスト見てそこから話が頭に広がっていった。もともとプロット組めないのだけれど、ラストはこんな感じ~くらいしかなくて(ちなみに実際の着地点違った)。
 書きたかったんです。とにかく。
 
 正直、終わって読み返して、まとめ読みには耐えられない状態だと感じた。書き始めてどんどん公開していくことがある意味、モチベーションなのだ。話を積み上げて公開して晒していくことでしか進ませることができないので、仕方がないもんな~。めんどくせー人間だと思うわ、自分でも。

 登場人物の性格について。
 イラストから考えて、書き進めるうちに徐々に方向性が固まっていったので途中のブレがひどかった。
 本編はもうちょっと骨格が頭の中にあった感じなのだが、続編はまったく何も決まっていない状態で話を書き始めて。

 というわけで、こいつらどう動くのかなと思いながら、書いていた。書きながら本編のカイトやニーナと比較して、ヤマトとアデルは精神年齢が低いなと思った。
 そういう設定も何もなかったのだけれど、書いていたら、書いてる自分がそう感じた。
 登場人物が勝手に動くというけれど、まさしくそれで、二人が厨二病になった時は、書きながらあ~そっちいっちゃったのな~となった。

 続編は、本編より人口が増えて、人間が社会の中で生きるという状況下という設定だ。本編の自分しかいない世界と違った物事の捉え方をするのかもしれないなぁと、ヤマトとアデルを描写しながら感じていた。どっちかというと、本編よりヤマトとアデルの方が、自分の感覚に近いという感覚がある。

 

「破滅後」の世界観の自分の中での位置づけについて。
 私は人とのコミュニケーションが苦手だ。ゆえに、本編は登場する人間は一人にした。相手がロボット(アバター)なので、主人公を絶対裏切らないという設定にできたし、感情的になるのは基本、主人公一人なので書きやすかった。

 続編はメインを二人の男女にしてみた。二人の感情はロボット(アバター)でない分、ブレブレで、手に負えなくなりそうなことが何度もあった。
 お話を終わらせて、ブレブレなところを手直しして、それでも、やはり、二人の感情を描くってけっこう難しいよな~と思った。
 群像劇といわれる、様々な登場人物を出す話なんて、今の自分には、とてもじゃないが手に負えないな~。

 「破滅後の世界で君とともに」の世界観は、コミュニケーションが苦手な自分にとっての、ユートピアだ。人が少なくなって、一人ひとりが物理的に大事にされる、今の世の中に自分の居場所を見つけられないから作った世界になった。

 そこまで考えて作り始めた話ではなかったのだが、本編と続編を書いて、思ったのは人間として生きていること自体が意味のある世界を、自分のために作りたかったんだなということだった。

 完結にしないのは、自分のためのユートピアを閉じたくないからなのだと思う。
ただね、書き終わった話から足引っこ抜かないと、新しい話や世界が構築できないのかもしれないという気持ちもある。けっこう複雑なのだよな~。


 登場人物の名前について。
登場人物がすごく少ないのもあるが、名前は極力、単純にした。凝った名前は嫌なのだ。
 というわけで三文字にこだわった。アバターは三文字の中が「-」に統一した。視覚的な区別の意味もある。

 あとヤマトは「宇宙戦艦ヤマト」みたいで嫌なのにヤマトにした理由はある。本編の主人公が「カイト」は「海ト」だったので、子どもは「山ト」だろ、っていう至って単純な理由だ。

 そういうわけで、もし興味があったら著者名の「ぽんたしろお」からリンクしている「破滅後世界で君とともに」を読んでもらえたら嬉しいです。
 続編も完結後修正いれているので、凸凹感はだいぶ直してあるので。

 これは、お話の後書きに移動するかもしれないですが、今はブログであげておこうと思う。


 というブログでしたっ
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...