ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

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2020年09月

「まとも」と「まともでない」がわからない

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 お引越しは移動すれば終わりではない。公的な住所変更から始まって、様々なサービスの住所変更は年単位になるだろう。
 とりあえず、以前の住所から転送されてきた物から、住所変更している。

 今回の転勤はかなり精神的にきつかったし、追いつめられた。怒りもあったし、そういうのを日記にぶちまけようかと思ったけれど、フェイクいれて短編にした。
 感情の発露を作品にしてぶつけることができるのが、文章書きの強みだしね。

 さて、なので今日は引越しの話でないこと。
 
 正確には、ちょっと引越しも関連はしているんだけどね。

 引越し前から通院していて、引越しでかかりつけ医の変更を余儀なくされた。私は内科の持病に加えて精神安定剤と睡眠導入剤を処方されていた。
 ところが、引越してきたら、内科で一括処方されていた精神安定剤と睡眠導入剤は、たずねた近所の内科医院では処方できないと言われて。
 精神科のある病院を探すことになった。まいったね。引越し前、一か所で出されていたから、まさか病院分割することになると思わなかったし。しかも、精神の薬って、いろいろ悪用されるから、その対策で一ヶ月分しか処方してもらえないのだ、まぁ、知ってる人も多いと思うけど。
 引越しは大変であっというまに一ヶ月の処方なんて底をつくわけで。ドタバタしながら精神科探したわけよ。
 結局、内科医院に一ヶ月分だけ泣きついてだしてもらって、精神科の初診の予約とれた。ほんと、薬きれると辛いから、それがストレスになってだな!
 で、精神科にしばらく通院することになったんで、専門の病院に通うなら、自分が最近疑っていた「発達障害」の傾向なども診てもらいたいと思ったのな。

 んでさすがに初回に一時間ほど話しても判断できねぇと言われて、昨日、二回目の通院だった。
 二回目なので、先生の見解も初回よりは踏み込んでくれて。

 どうやら「発達障害」ではないんじゃね? とのこと。

 変かもしれないけれど、私は変であると言って欲しかったのな。だって五十年以上生きてきて、私がよく言われる指摘は「常識的でない」とか「まともでない」だったから。

 発達障害なら、そういう指摘も納得できるかもしれない、そう思っていたのだ。
 しかし、そうではない気がすると精神科の先生は言う。

 ならばだ。私はなぜかくも「常識がない」「まともでない」と何度も指摘されるのか?

 そもそも人の言う「まとも」と「まともでない」の定義は何なのさ? 適当に己の基準で簡単にレッテル貼るのやめろよ、って逆にムカついてきた。
 精神的に一般人らしいと所見もらったので、逆に「一般人」の皆さんにききたい。
 
 何をもって「まとも」と言い、何がだめで「まともでない」のか、教えて欲しい。

 こういうのは、ネットの隅っこでこっそり吠える、小心者だ。ごめん。まぁね、日本語自体がきっちり定義していないし、抽象的な表現を許さないと言ったら、日本語しゃべれなくなるし、つきつめれば言葉狩りになるそうなのもわかるんだよね。
 表現の自由さを、表現することが趣味の人間が、不自由に追いこんでいくのはいただけないという思いもある。

 でもやっぱり非常に簡単に「まとも」と「まともでない」を区別する人が、私には理解できないのだ。正義を手中する時、多用される傾向を感じて、多数の意見が「まとも」という流れが、自分には素直になれない部分というのもある。

 そんなこと言ったら、この文章も私が無自覚な様々な矛盾がありそうだし。

 だから言えないでため込んでいたので、一回思い切って発散してみたかっただけ。うん、それだけのブログ。


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