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付き合ってからの短編
執事ごっこ R18
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……最近、辛い。何が辛いって……
「ジョアル」
この俺の恋人、東堂 理一が可愛い過ぎて辛い。紫暗の綺麗な長髪が似合ってて、サラサラしてて、笑顔が可愛くて、細くて、着流しから覗かせる胸がエロくて。あー………………触りたい
「何?」
「今日はどうするんだ?」
「え?」
どうする? それ、俺が決めていいの? それはもう理一をメチャクチャに……とか言ったらさすがに怒られそう。いや? そういうことを聞いてくるってことは、理一も案外乗り気なのかもしんない。うん、きっとそう
「……この前お医者さんごっこだったから次は……」
そう言いつつチラッと理一の顔を一瞥すると、予想通り恥ずかしそうな顔をしていた。思い出しているに違いない。そんな理一を見てクスッと笑いを漏らす。
「何? 思い出しちゃった?」
「いや、そういうわけじゃ……」
「可愛い」
微笑みながら理一の頭を撫でると、理一の紅潮した頬に更に赤みがさす。
「……よし、羊やろ」
「羊?」
「違う? 語感が似てる……Butlerってなんだっけ?」
「ああ、執事か」
執事をやるとはなんだろうと疑問に思う理一。執事と言われたら実家にいる執事の橘のことが頭の隅を過った。
「大分前に執事の役やったことあるから、俺が執事ね」
「執事の役?」
「それについては今度話してあげる。結構楽しいから」
「そうか」
ジョアルが笑うと理一もつられて笑顔になった。
この笑顔が好きだ。お互いがそう思えば、ありふれた日常が幸せに彩られる。
「呼び方どうしよっか? 理一坊っちゃん?」
「やっ、それは嫌だ……!」
即答する理一に怪訝な顔をして首を傾げるジョアルだったが、あえて触れないでおくことにした。
「じゃあどうしよ? 旦那様? ……あ、御主人様?」
「堅苦しいな」
「メイドっぽいよね。じゃあ理一様」
「様付けはなんか恥ずかしい……」
「それが嫌なら坊っちゃんね」
「はい……様付けでいいです」
半ば強制的に呼び方が決まった。
「それじゃあ準備して来る」
そう言い残してジョアルは部屋を後にした。
ジョアルを見送り、理一は静かに部屋で待っている。待っている時間、ジョアルが何をしてくるのか、表情には出さなくとも内心ではドキドキして、期待に心が弾んだ。ジョアルの突発的な発想に、いつも驚かされ、毎日が楽しい。
--数分後。
「お待たせ」
「っ!」
部屋の扉をノックして入ってきたジョアルを見て理一は絶句した。
ジョアルの跳ねた髪は綺麗に後ろへ撫でつけられており、黒い燕尾服を纏い、細い銀フレームの眼鏡を掛けている。
「やっぱり、こういうのは形から入らないとね。似合う?」
「あ、ああ……似合う。しかしそんな服よく持っていたな」
「言ったでしょ、そういう役をやったことあるって」
普段とのギャップがすごい。上手くその場を繕ったが動悸が治まらない。
「理一様、何を致しましょうか?」
「もう始まってるのか!?」
「はい、開始していますよ」
そう言っていつもより数倍ニッコリと笑って返してきて、その顔を見たら余計に鼓動が速くなる。
「あ……えっと……」
まだ心の準備が整っていない状態で不意を突かれ、上手く言葉が出てこない。
そんな理一を見て、ジョアルは近づいて囁いてくる。
「ではお茶でも如何ですか?」
「ぁ、ああ……そう、だな……!」
助け舟を出され安堵して軽く息を吐いた。
「かしこまりました」
ジョアルは笑みを絶やさず、胸に手を添えて軽くお辞儀をする。着替えて戻ってきたと同時に押してきた荷台には、こうなる事態を予期していたのかティーポットとカップ、クッキーが準備してある。慣れた手つきでティーポットを傾け、カップに紅茶を注ぐ。部屋中は紅茶のほのかな茶葉の香りが広がった。理一の前に紅茶を注いだカップを置く。
「どうぞ」
「ああ、ありがとう」
カップに手を伸ばし一口飲み込めば、口内はほのかな甘味が広がる。事前に砂糖か何かが入っているのだろう。
「ん、美味い」
「それは喜ばしい限りです」
そう言ってニコニコしているジョアルは、まるで別人のようで可笑しな感じがする。せっかくなので、一緒に置いてあるクッキーにも手を伸ばす。カリッとした食感が美味しい。
「理一様」
名前を呼びながら理一の口端についた微かなクッキーを取って食べるジョアル。
「ついてましたよ」
「……っあ、ありがと……」
些細な一挙一動が照れくさくて、理一は思わず顔を逸らす。
すると、ジョアルが溜息を吐いた。
心配そうに眉を寄せてジョアルを見つめると、ジョアルは微笑んで顔を寄せてくる。
「理一様、少々お勉強しましょうか」
「え? 勉強?」
キョトンとして首を傾げると、ジョアルがさらりと頬に手を這わせてくる。
「はい。理一様がどれ程ご自身を理解されているかをね」
「わっ!?」
急に抱き上げられ、等身大の鏡の前で下ろされる。
「さ、脱いで下さい」
「えっ!? ど、どうして……?」
「申しました通りです。私の前でなら脱ぐくらい恥ずかしくないでしょう?」
「いや……むしろジョアルの前だから恥ずかしいのだが」
「お一人で脱げないのであればお手伝いしましょうか?」
「いや、一人で脱げるが……」
どうして突然そんなことを言ってくるのか分からず若干の怖さがあった。言い淀みながら脱ぐのを躊躇っていると、結局ジョアルに全て脱がされてしまう。
「ほら理一様、隠してはいけませんよ。しっかり見て下さいね。ご自身がどう感じているのか」
クスリと笑い後ろに回ってうなじに口づけると、理一はビクッと身震いする。
「今ので感じたんですか?」
耳元で囁きながら胸の突起を指の腹で擦り軽く爪を立てる。
「んっん……」
くぐもった声を漏らしつつ鏡に手をつく。
「ふふ、立ってきましたよ」
ぐりぐりとこね回されると、赤く色づいた胸の突起はぷくりと完全に立ってしまう。
「コチラもね」
クスクスと笑いながら、理一の高ぶった性器を形に沿ってなぞるように撫でる。
「や……っ」
ただでさえ恥ずかしいのに、鏡の前で自分の姿を見せられて余計に羞恥心が増していく。
右手は突起を引っ張り、左手で強く上下に扱かれれば早くも先走りを垂らす。
「濡れてきましたね。気持ちいいですか?」
質問すればコクコクと小刻みに頷き、鏡に先端が触れる。その冷たい感覚が気持ち良く、無意識に腰を揺らしてしまう。
「鏡に擦りつけてとてもヤラしいですよ理一様」
「ひゃ、ぁアッ!」
更に突起を引っ張られて刺激をされつつ素早く性器を扱かれてしまうと、びゅくりと白濁を鏡に散らしてしまった。余韻に浸りそのままへなへなと座り込む。
「おや、もうお疲れですか? では私にもたれて見てて下さい」
「え……? わ……っ!?」
ガバッと足をM字に開かれ思わず高い声を出してしまう。垂れた白濁と唾液を指に絡ませて後孔に挿入されると開かれた足がガクガクと震える。
後孔を慣らしていた指を抜き、そこをわざと開いて見せられる。
「理一様の此処はこんなにも開くようになりましたよ。ご自身でお気づきですか?」
囁きながらイヤらしくチュプチュプと音を立てて指を出し入れする。
「こんなにイヤラシイ蜜を垂らして……ほら、しっかり見て下さい。目を瞑っていては勉強になりませんよ?」
恥ずかしくて瞑っていた目を開くと、ポタポタと涙が零れ落ちた。
理一のそんな顔を見たらジョアルはギョッとして動きを止め、焦って素に戻る。
「ど、どうしたの理一!? 痛かった!?」
理一は鏡越しにジョアルを見つめて答えた。
「……ジョアル、怒ってるのか……」
「え? 全然……どうしてそう思うの?」
「さっき……溜息、吐いて、た……から……っ」
「溜め息? ……ああ、理一が照れてて可愛いなっていうのを言葉以外で表現しただけ」
「そ、なのか……? 怒ってないのか?」
「うん。泣いたのはそれが理由?」
理一は首を横に振った。
「ジョアルが別人、みたいで……、他の人にされてるみたいで……」
まだ理一が話し途中にもかかわらず、ジョアルはギュッと理一を抱きしめた。
「ごめん。そんな風に思ってたの気づかなくて」
「いや……俺も、泣いたりして……ごめん……」
ジョアルは眼鏡を外し、整えた髪もぐしゃぐしゃと乱した。理一の前に来て頬を伝う涙を舐め取る。そして、目尻に溜まる涙を吸い上げる。
「やっぱ普通が一番ってことだよね」
「ふふっ、そうだな」
理一が笑うと安心して、嬉しくて、それだけで幸せな気分になる。
「理一」
「ん? ……っふ」
名前を呼ばれて顔を上げると不意に口付けられたが、受け入れて背中に腕を回した。
「ふぅ……、やっぱ理一可愛い……我慢とか無理」
「ジョアル……? んぁっ……!」
唇から離れた途端に乳首を吸われて嬌声が上がる。吸われ、甘噛みされ、更に性器の先端や裏筋を刺激されて達したばかりのソレが再び熱を持ち出す。
「俺も気持ち良くならせて。理一のナカで」
「あっ……ジョ、アルの……欲し……っ!」
「フフッ……嬉しい」
ジョアルの性器ははちきれんばかりに隆起し、既に先走りで濡れていた。すぐに欲しくて我慢出来ずグッと最奥まで一気に挿れ、軽く抜き差しして動きが滑らかであることが分かれば激しく律動させる。
「ひぁっ、やあっあっあっ!」
「理一のナカッ、すごく気持ちッ……最高ッ」
「あっぁっアッ……おれ、もっ……きもちぃっ……!」
奥から後孔の入口まで一気に引き抜き、浅いところでジュブジュブと腰を振る。
そして理一も動きに合わせて腰が揺れる。
「はっ……ん……も、イきそ……ッ」
「あっぁっ……おれも、イくぅ……!」
ナカで動く速さと同じ速さで理一の性器を扱いてやると、ビクンビクンと身体を跳ねらせ白濁を零した。
それと同時にジョアルもナカで果てる。
「…………はあ……理一……好き。好き過ぎてどうにかなりそう」
そう言って微笑みながら頬を撫でると、理一がその手に擦り寄る。
「俺も、ジョアルが好き過ぎるな」
お互い見つめ合い、自然に唇が重なる。まるでそれは、誓いの口付けのように。
END
「ジョアル」
この俺の恋人、東堂 理一が可愛い過ぎて辛い。紫暗の綺麗な長髪が似合ってて、サラサラしてて、笑顔が可愛くて、細くて、着流しから覗かせる胸がエロくて。あー………………触りたい
「何?」
「今日はどうするんだ?」
「え?」
どうする? それ、俺が決めていいの? それはもう理一をメチャクチャに……とか言ったらさすがに怒られそう。いや? そういうことを聞いてくるってことは、理一も案外乗り気なのかもしんない。うん、きっとそう
「……この前お医者さんごっこだったから次は……」
そう言いつつチラッと理一の顔を一瞥すると、予想通り恥ずかしそうな顔をしていた。思い出しているに違いない。そんな理一を見てクスッと笑いを漏らす。
「何? 思い出しちゃった?」
「いや、そういうわけじゃ……」
「可愛い」
微笑みながら理一の頭を撫でると、理一の紅潮した頬に更に赤みがさす。
「……よし、羊やろ」
「羊?」
「違う? 語感が似てる……Butlerってなんだっけ?」
「ああ、執事か」
執事をやるとはなんだろうと疑問に思う理一。執事と言われたら実家にいる執事の橘のことが頭の隅を過った。
「大分前に執事の役やったことあるから、俺が執事ね」
「執事の役?」
「それについては今度話してあげる。結構楽しいから」
「そうか」
ジョアルが笑うと理一もつられて笑顔になった。
この笑顔が好きだ。お互いがそう思えば、ありふれた日常が幸せに彩られる。
「呼び方どうしよっか? 理一坊っちゃん?」
「やっ、それは嫌だ……!」
即答する理一に怪訝な顔をして首を傾げるジョアルだったが、あえて触れないでおくことにした。
「じゃあどうしよ? 旦那様? ……あ、御主人様?」
「堅苦しいな」
「メイドっぽいよね。じゃあ理一様」
「様付けはなんか恥ずかしい……」
「それが嫌なら坊っちゃんね」
「はい……様付けでいいです」
半ば強制的に呼び方が決まった。
「それじゃあ準備して来る」
そう言い残してジョアルは部屋を後にした。
ジョアルを見送り、理一は静かに部屋で待っている。待っている時間、ジョアルが何をしてくるのか、表情には出さなくとも内心ではドキドキして、期待に心が弾んだ。ジョアルの突発的な発想に、いつも驚かされ、毎日が楽しい。
--数分後。
「お待たせ」
「っ!」
部屋の扉をノックして入ってきたジョアルを見て理一は絶句した。
ジョアルの跳ねた髪は綺麗に後ろへ撫でつけられており、黒い燕尾服を纏い、細い銀フレームの眼鏡を掛けている。
「やっぱり、こういうのは形から入らないとね。似合う?」
「あ、ああ……似合う。しかしそんな服よく持っていたな」
「言ったでしょ、そういう役をやったことあるって」
普段とのギャップがすごい。上手くその場を繕ったが動悸が治まらない。
「理一様、何を致しましょうか?」
「もう始まってるのか!?」
「はい、開始していますよ」
そう言っていつもより数倍ニッコリと笑って返してきて、その顔を見たら余計に鼓動が速くなる。
「あ……えっと……」
まだ心の準備が整っていない状態で不意を突かれ、上手く言葉が出てこない。
そんな理一を見て、ジョアルは近づいて囁いてくる。
「ではお茶でも如何ですか?」
「ぁ、ああ……そう、だな……!」
助け舟を出され安堵して軽く息を吐いた。
「かしこまりました」
ジョアルは笑みを絶やさず、胸に手を添えて軽くお辞儀をする。着替えて戻ってきたと同時に押してきた荷台には、こうなる事態を予期していたのかティーポットとカップ、クッキーが準備してある。慣れた手つきでティーポットを傾け、カップに紅茶を注ぐ。部屋中は紅茶のほのかな茶葉の香りが広がった。理一の前に紅茶を注いだカップを置く。
「どうぞ」
「ああ、ありがとう」
カップに手を伸ばし一口飲み込めば、口内はほのかな甘味が広がる。事前に砂糖か何かが入っているのだろう。
「ん、美味い」
「それは喜ばしい限りです」
そう言ってニコニコしているジョアルは、まるで別人のようで可笑しな感じがする。せっかくなので、一緒に置いてあるクッキーにも手を伸ばす。カリッとした食感が美味しい。
「理一様」
名前を呼びながら理一の口端についた微かなクッキーを取って食べるジョアル。
「ついてましたよ」
「……っあ、ありがと……」
些細な一挙一動が照れくさくて、理一は思わず顔を逸らす。
すると、ジョアルが溜息を吐いた。
心配そうに眉を寄せてジョアルを見つめると、ジョアルは微笑んで顔を寄せてくる。
「理一様、少々お勉強しましょうか」
「え? 勉強?」
キョトンとして首を傾げると、ジョアルがさらりと頬に手を這わせてくる。
「はい。理一様がどれ程ご自身を理解されているかをね」
「わっ!?」
急に抱き上げられ、等身大の鏡の前で下ろされる。
「さ、脱いで下さい」
「えっ!? ど、どうして……?」
「申しました通りです。私の前でなら脱ぐくらい恥ずかしくないでしょう?」
「いや……むしろジョアルの前だから恥ずかしいのだが」
「お一人で脱げないのであればお手伝いしましょうか?」
「いや、一人で脱げるが……」
どうして突然そんなことを言ってくるのか分からず若干の怖さがあった。言い淀みながら脱ぐのを躊躇っていると、結局ジョアルに全て脱がされてしまう。
「ほら理一様、隠してはいけませんよ。しっかり見て下さいね。ご自身がどう感じているのか」
クスリと笑い後ろに回ってうなじに口づけると、理一はビクッと身震いする。
「今ので感じたんですか?」
耳元で囁きながら胸の突起を指の腹で擦り軽く爪を立てる。
「んっん……」
くぐもった声を漏らしつつ鏡に手をつく。
「ふふ、立ってきましたよ」
ぐりぐりとこね回されると、赤く色づいた胸の突起はぷくりと完全に立ってしまう。
「コチラもね」
クスクスと笑いながら、理一の高ぶった性器を形に沿ってなぞるように撫でる。
「や……っ」
ただでさえ恥ずかしいのに、鏡の前で自分の姿を見せられて余計に羞恥心が増していく。
右手は突起を引っ張り、左手で強く上下に扱かれれば早くも先走りを垂らす。
「濡れてきましたね。気持ちいいですか?」
質問すればコクコクと小刻みに頷き、鏡に先端が触れる。その冷たい感覚が気持ち良く、無意識に腰を揺らしてしまう。
「鏡に擦りつけてとてもヤラしいですよ理一様」
「ひゃ、ぁアッ!」
更に突起を引っ張られて刺激をされつつ素早く性器を扱かれてしまうと、びゅくりと白濁を鏡に散らしてしまった。余韻に浸りそのままへなへなと座り込む。
「おや、もうお疲れですか? では私にもたれて見てて下さい」
「え……? わ……っ!?」
ガバッと足をM字に開かれ思わず高い声を出してしまう。垂れた白濁と唾液を指に絡ませて後孔に挿入されると開かれた足がガクガクと震える。
後孔を慣らしていた指を抜き、そこをわざと開いて見せられる。
「理一様の此処はこんなにも開くようになりましたよ。ご自身でお気づきですか?」
囁きながらイヤらしくチュプチュプと音を立てて指を出し入れする。
「こんなにイヤラシイ蜜を垂らして……ほら、しっかり見て下さい。目を瞑っていては勉強になりませんよ?」
恥ずかしくて瞑っていた目を開くと、ポタポタと涙が零れ落ちた。
理一のそんな顔を見たらジョアルはギョッとして動きを止め、焦って素に戻る。
「ど、どうしたの理一!? 痛かった!?」
理一は鏡越しにジョアルを見つめて答えた。
「……ジョアル、怒ってるのか……」
「え? 全然……どうしてそう思うの?」
「さっき……溜息、吐いて、た……から……っ」
「溜め息? ……ああ、理一が照れてて可愛いなっていうのを言葉以外で表現しただけ」
「そ、なのか……? 怒ってないのか?」
「うん。泣いたのはそれが理由?」
理一は首を横に振った。
「ジョアルが別人、みたいで……、他の人にされてるみたいで……」
まだ理一が話し途中にもかかわらず、ジョアルはギュッと理一を抱きしめた。
「ごめん。そんな風に思ってたの気づかなくて」
「いや……俺も、泣いたりして……ごめん……」
ジョアルは眼鏡を外し、整えた髪もぐしゃぐしゃと乱した。理一の前に来て頬を伝う涙を舐め取る。そして、目尻に溜まる涙を吸い上げる。
「やっぱ普通が一番ってことだよね」
「ふふっ、そうだな」
理一が笑うと安心して、嬉しくて、それだけで幸せな気分になる。
「理一」
「ん? ……っふ」
名前を呼ばれて顔を上げると不意に口付けられたが、受け入れて背中に腕を回した。
「ふぅ……、やっぱ理一可愛い……我慢とか無理」
「ジョアル……? んぁっ……!」
唇から離れた途端に乳首を吸われて嬌声が上がる。吸われ、甘噛みされ、更に性器の先端や裏筋を刺激されて達したばかりのソレが再び熱を持ち出す。
「俺も気持ち良くならせて。理一のナカで」
「あっ……ジョ、アルの……欲し……っ!」
「フフッ……嬉しい」
ジョアルの性器ははちきれんばかりに隆起し、既に先走りで濡れていた。すぐに欲しくて我慢出来ずグッと最奥まで一気に挿れ、軽く抜き差しして動きが滑らかであることが分かれば激しく律動させる。
「ひぁっ、やあっあっあっ!」
「理一のナカッ、すごく気持ちッ……最高ッ」
「あっぁっアッ……おれ、もっ……きもちぃっ……!」
奥から後孔の入口まで一気に引き抜き、浅いところでジュブジュブと腰を振る。
そして理一も動きに合わせて腰が揺れる。
「はっ……ん……も、イきそ……ッ」
「あっぁっ……おれも、イくぅ……!」
ナカで動く速さと同じ速さで理一の性器を扱いてやると、ビクンビクンと身体を跳ねらせ白濁を零した。
それと同時にジョアルもナカで果てる。
「…………はあ……理一……好き。好き過ぎてどうにかなりそう」
そう言って微笑みながら頬を撫でると、理一がその手に擦り寄る。
「俺も、ジョアルが好き過ぎるな」
お互い見つめ合い、自然に唇が重なる。まるでそれは、誓いの口付けのように。
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