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恋人ではない人と(梢SIDE)
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「その、無理してしなくても…いいん、あっ…あんっ」
晴香たんにそっくりな顔の、そして冴子ちゃんのお友達でもある友紀ちゃん。
そんな呼び方ができるほど親しいわけじゃないのに、そんな彼女に今私は秘部をまさぐられている。
唐突に部屋を訪れた彼女に驚いたのは事実だけど、こういう時が来たら来たで、堂々としていようとは前々から考えていた事だ。
その時私たちは互いの秘部を唇と舌で優しく、時には下品に激しく舐め合いながら官能の海を漂っていた。
確か、インターホンが鳴った瞬間は私が上だったと思う。
チュル、ジュウッという音の合間に、お互いのいやらしさを褒めるような、けなすような言葉を交わし合う。
腰をカクカクと痙攣させながらとめどなく蜜を溢れさせる私に、晴香たんは「梢ちゃん、おまんこからずっと垂れてるんだけど…エッチなお汁が」と声をかけてきた。
私は恥ずかしいのをごまかしたくて、夢中で目の前の小さな花弁と萌芽にしゃぶりつきながらも、「んふ…んっ」とくぐもった喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ほら」という声の後に晴香たんの尖った舌先が膣穴をぐるぐると刺激してきて、私は思わず顔を上げて仰け反りそうになった。
「やん、晴香たんだってここ…ぐしょぐしょにしてエッチだよ」
ズズッとその場所をすすり上げると、私の身体の下敷きになっている真っ白な細い肢体がくねり、はしたなく太腿の間が開いてぴくぴくと痙攣しているのが見て取れた。
今日は虐められるというより、二人で一緒にいやらしくなって快感だけを追求するような、いかにもといった女の子エッチにふけっている。
一度だけ鳴ったインターホンを無視してそんなプレイを継続していたけれど、時間をおかずに晴香たんのスマホが通話着信の音を鳴らし始めたので、しぶしぶといった様子で晴香たんはスマホに手を伸ばした。
「…お姉ちゃん」
画面を見て慌てている晴香たんだが、私はその瞬間におおよその状況を理解した。
家族だもん、ふいに来たって不思議はない。
晴香たんが思うよりずっと、家族は晴香たんを心配しているし愛情を持っているはずなのだ。
私は、もうここまで来てごまかすような真似はするまいと心に決めていた。
きっとお姉さんである友紀ちゃんはノンケだろう、と冴子ちゃんからも聞いてはいたけれど、妹がそういう付き合いに一時的にはまっていたと知っても、きっと彼女は激怒したりはしないのではないかと推測もできている。
でなければ、あれだけ松浦部長とラブラブな冴子ちゃんとの友達付き合いを、今も変わらず継続したりはしないだろうから。
…とは言え身内の事となれば話は別かもな、などと思いつつ、電話応対中の晴香たんにそっとワンピースを差し出してあげた。
自分自身は妙に落ち着いた気持ちで、床に脱ぎ捨てた洋服を拾い徐に袖を通す。
*-*-*-*-*-
姉妹でのお話の内容がどういうものかは不明だが、突然晴香たんに命じられたのは、そんな突然の来客である友紀ちゃんのお相手をしろというもの。
事情を聞くのは友紀ちゃん本人からできるにしても、おおさっぱに拭き取っただけの下半身を未経験らしき彼女に晒すのは憚られ、とりあえず見苦しくない程度に私はシャワーでその場所だけを洗い流して部屋に戻った。
話を聞けば、なんと友紀ちゃんも--きっと冴子ちゃんに影響されたか羨ましいと思ったのかもしれないけど、女の人を攻めてみたくて仕方ないと言う。
それにあたり晴香たんが勧めるからという事で、本人もワケがわからないままにこうなってしまったという事だった。
「友紀ちゃんだったら、私全然大歓迎だよ」
「は?どうしてですか?」
愚問だ。答える気も起きない。
だってこんなに晴香たんにそっくりなお姉ちゃんなんだもん。
別人は別人だけど、私にはそんなに割り切れる感性なんてないし、何よりこれは晴香たんの命令なんだから、従う以外の選択肢は存在しないのだ。
私は後半の理由だけを友紀ちゃんに伝える事にする。
「…だって、妹さんの、晴香たんの命令だもん、喜んで従うのみだよ」
「……晴香の命令には、従わなくちゃいけないんですか?」
「…うーん、私としてはもっと命令して欲しいぐらいなのに全然してくれないし、滅多にない事だからね」
「はぁ……」
「…ワケわかんないよね?そりゃそうだ」
「その、だって…お付き合いしてるって…」
友紀ちゃんは仕事帰りなのか、かっちりした服装でベッドに女の子座りしている。
私はと言えば、全裸にバスローブだけを引っかけた状態で、彼女と向かい合うように座って話をしていた。
「そう、恋人だけど、私は晴香たんの奴隷なんだよ」
「ど、奴隷って…」
「エッチな事する時だけね?晴香たんはご主人様で、私は奴隷なの、だからエッチな命令には絶対服従なんだよ」
私はその時、陰気な響きの言葉とは裏腹の明るい笑顔を向けながら、友紀ちゃんに語りかけていたと思う。
実際の所お姉さんに向かって「晴香たん」の呼び名を連発するのは失礼だろうかとも思ったけど、これからこの娘とエッチな戯れに興じるとなればそんな気など使っていられないと思った。
「友紀ちゃんには好きな女の人がいるんだね」
「そうなんですけど…私、何も知らなくて未熟だから」
「ん…そんな事、ないでしょ?今だってちょっとエッチな気分にあてられて期待してる感じするし」
「……」
「友紀ちゃんに協力しろってのが晴香たんの命令だし、何か知りたい事があるなら何でも教えてあげるよ♪」
「ほんとですか?…じゃあ……」
好奇心に瞳を輝かせる友紀ちゃんの顔は、ますます晴香たんのそういう時の顔に似てくると思った。
晴香たんほどド派手な目立つ風貌ではないけど、少し青みがかった瞳に茶色の髪、そしてイノセンスな顔立ちは正統派美人のそれと言って良い。
確認するまでもなく、冴子ちゃんと一緒に受付担当をしていた友紀ちゃんを、私がチェックしていないはずはなく、受付担当でなくなった今の彼女はメイクやファッションの方向性こそ変わったが、美人は何をやったってやっぱり美人だし、何しろ大好きな晴香たんのお姉さんなのだから、見間違えようがない。
「あの…聞いていいですか」
「何?」
あえてちょっとだけ挑発するようにバスローブの胸元をはだけさせつつ、友紀ちゃんを見つめて問い返す。
「そ、その…晴香のどういう所がそんなに良いのかなって」
「あー…」
まともに答えるとするならば、それは非常に卑猥な内容になるし、私はずいと友紀ちゃんの耳元に口を近づけて囁くように答えた。
「…顔も身体も綺麗だし、それに、おまんこ同士擦った時の相性が、すごくいいの…だから」
「えっ…」
そう、友紀ちゃんだって連想したはずだ。何しろ実の姉妹なのだから。
友紀ちゃんだって、最近のそれはどうか知らないまでも、晴香たんの裸ぐらい見知っているのは当たり前だし、性器の形だって他人に比べれば知っている方だろう。
これだけ顔が似ているのだし、下半身のそこだけが著しく違うデザインという事も考えにくい。
おそらくは晴香たんとよく似た形の生気を持っているであろう彼女が赤面するのは、考えずとも当然だと思う。
だが赤面しながらも、友紀ちゃんはまだ好奇心を隠さない。
やっぱり晴香たんのお姉ちゃんだな、と微笑ましく思ってしまう。
「晴香と…しょっちゅうそんな事してるの…してるんですか」
「タメ口でいいよ、プライベートなんだし」
「は、はぁ…はい」
「ふふ」
しょっちゅうどころの騒ぎではない。毎日と言っていいほどしているが、そこまで赤裸々に語って良いものか、一瞬だけ逡巡した。
「……そりゃ気持ちいいし、いっぱいしたくなっちゃうからね」
「そう、ですか…」
「ところで友紀ちゃんの好きな人はどんな人?」
「それは…」
「うんうん」
自然と、身体を寄せ合うようにしながら互いに小声で話しをするようになっている。
緊張してスカートを握り締めている友紀ちゃんの手に自分の手をそっと重ねてやると、一瞬だけびくりと反応はしたが手を引っ込める事はしなかった。
「営業部の上司で、小柄な人で…」
「うん」
「晴香や冴子が言うにはエッチな人らしいって」
「へー…」
自分の貞操観念が崩壊している自負がある分、一般的に言うそれがどの程度かはわからないが、晴香たんと冴子ちゃんが言っているとなれば相当な好き者という事にあたるだろう。
「上司、って…」
誰だっけ、と声にせず表情に出すと、
「ご存知ないですか、営業部一課の真下課長です」と答えが返って来た。
「あー…可愛い人だよね」
「はい」
「あの人とエッチしたいの?その練習台があたしでいいのかな?…だいぶ体格も違うけど」
「い、いいと思います」
「じゃあ、触ってみて」
私はゆっくりと彼女に寄せていた身体を離して、それでもその態勢を取れるギリギリの距離を取ってから、彼女に向けて両脚を開いて見せた。
バスローブの下には何も身に着けていないから、膝を立てて開かれた脚の間のものは彼女から丸見えのはずである。
そしてベルトを解いてはだけた胸からは谷間とその両脇の乳肌が見えているはずである。
「…怖い?直接触るの」
「……っ」
彼女の視線はもろにその場所に固定されていて一切離れる気配はないけれど、かと言ってその手や指が動き出す気配もまた、なかった。
「んん」
もどかしくなり私は膝を閉じて前に倒してしまう。
そうしてようやく彼女自身が、私の秘部ばかりを凝視していた事を自覚したのか、また赤面して下を向いてしまった。
「じゃキスは?平気?…」
「あの、多分…それはしたいかも…」
「私で、いいのかな…とっておかなくて平気?」
「いいです」
どこかに打開できるきっかけを求めているのか、友紀ちゃんは決然とした声でそう答えた。
…これじゃ全然、触るなんて所までいけるのかなと不安に思いながらも、私は晴香たんそっくりの顔に指をかけてこちらを向かせると、有無を言わさずに唇を奪った。
そうすると急にスイッチが入ったのか、友紀ちゃんは悶えながら私にしがみついてくるではないか。
「ん、んっ…」とぎこちなく舌を動かしながらも、確実に、そして急激に興奮しているのが伝わってくる。
こちらはこちらで晴香たんそっくりの別人と唇を重ねている倒錯感に酔いながら、だけど晴香たんとは違い何の積極性もない受け身な女の子をいいように乱してしまいたくなって、彼女の背中をかき抱き胸を思い切り押し付けるようにして抱きついた。
「んは…っ…」
キス自体は未経験というわけでもないはずの有紀ちゃんが、まるで初めてする娘みたいに下手なタイミングで息継ぎしているのが初々しい。
「苦しい?でも我慢して、口開けて…」
開いた彼女の口の端からこぼれる唾液を機敏に舐め取りつつ、女とのキスの抵抗感を徐々に取り除くように、丁寧に彼女の舌を自分の舌に絡めて愛撫した。
不思議と、姉妹だからか唾液の味も晴香たんに似ている気がして、ついつい激しいキスに進行しそうになるがそこはぐっとこらえる。
そうしながら彼女の手を取り自分のバスローブの内側にある胸へと誘導し、それからその手を離して私も彼女の胸を服の上からやわやわと揉んだ。
晴香たんよりもふっくらとして大きな胸を、彼女の緊張が取れるような力加減で優しく揉みほぐしていく。
「ん…っ…ふぁ…」
いつの間にか私の胸を揉んでいた手が片手から両手になり、揉み方もだんだんとエスカレートしていって、しまいには遠慮なく私の胸はぐるぐると押し回すように激しく揉みしだかれていった。
「あ、はぁ…っ」
堪え切れなくなり私が彼女の唇から離れると、もう彼女の瞳に迷いの色は残っていなかった。
ちょっと強すぎるぐらいの力でベッドに押し倒されたかと思うと、思い切り両脚を開かされ、彼女は自ら超至近距離で私の秘部を覗き込んでいる。
「…は、恥ずかしいよ」
「嘘…誘ったくせに」
晴香たんとはまた違って優等生タイプの彼女からまともな指摘を受けると、まただいぶ感じの違う追い込まれ感があって堪らない。
「だって、友紀ちゃん可愛いから」
「……晴香の彼女なのに」
言葉は冷たいが、相変わらずその顔は私の股間のすぐ目の前にあるままだ。
彼女の息がかかり花弁が濡れているのが自分でもわかる。
それと同時にその言葉は、彼女自身を責めているものでもあるのだと気付いた。
「その、無理してしなくても…いいん、あっ…あんっ」
何が触れたんだろう。一瞬わからなかった。
指かもしれないし、唇かもしれない。…それぐらい彼女の顔が私の秘部の近くにあったから。
正体は彼女の指で、その先端が花弁の間を控え目にくちゅくちゅと上下に動いている。
「すごい、濡れて…それなのに溢れてくる」
激しい愛撫に慣れ切った私の身体は、その程度の刺激にもどかしさしか感じなくなっている。
「もっと、いっぱい…ぐちゅぐちゅってして…あぁっ、ん」
「こう…ですか?」
一際大きな水音を奏でるように彼女の指が激しく上下に動く。
私は「あぁっ」と甲高い声を上げながら身体をよじり枕に顔を埋めた。
「私、やりすぎるぐらいされても大丈夫だから…好きにいっぱい弄っていいよ…あ、あんっ…あぁ」
「……」
彼女は確かめるような動きで指先を慎重に動かし、私の内壁を探ってくる。
同時に私の身体の反応を確認しながら、私が「あぁっ」と喘ぎ身体をびくつかせたポイントを記憶するかのように、その付近を行ったり来たりと擦り上げていった。
「友紀ちゃん、奥も…いっぱい指突っ込んでいいよっ……」
彼女ははっと思い出したような顔をして、それから急に伸ばした指を私の膣奥まで激しく突き入れては抜いて、の動きを素早く繰り返す。
まるで過去、自分が異性からされた動きを思い出して再現するかのように。
「あぁっ、あんっ、そう…それでいいの…っ好きにしてっ」
自ら胸を反らし、その全てがバスローブの間から露出してしまう。
彼女の視線は一瞬その旨に行ったけれども、再び私の秘部への愛撫を再開させながら、その感じはうやむやになっていった。
「あ、あぁっ…あん」
「小田さん、あんまり声出すと…」
おそらく晴香たんは外出せず隣室にでも居るのだろう。
ヘッドホンでもしていればこの声は聞こえないだろうけど、そうでなければ私の声だけは聞かれてしまっているかもしれない。
…本当は、目の前で見て欲しかったけど。
だってそうした方が、後でねちねち攻めるしつこさが少しはましになるだろうから。
さっきまで、その晴香たんの唇と舌でめちゃくちゃに愛撫されていた私の秘部は、今どういうわけだか彼女のお姉さんの手により愛撫を施され掻き回されている。
そしてその様子を、間接的にとは言え晴香たんに聞かれているかもしれないという罪悪感が私の背筋を寒くさせると同時に、言い知れぬ緊張と高揚をもたらした。
ほとんど初対面の、しかも大好きな娘のお姉さんに愛撫されてよがりまくる自分に陶酔しながら、この戯れの後に晴香たんにどう攻められてしまうのかを想像するとまた身体が疼いてしまう。
「あん、いいんだよ…友紀ちゃん、気にしないで…は、あ…」
いっその事晴香たんが悔しがるぐらいのよがり声を上げてしまいたくなり、私はいっそう高らかに喘ぎ友紀ちゃんにいやらしい愛撫をねだった。
「…おっぱいも、めちゃくちゃにして、いいよ…んふ…あくっ……ん」
友紀ちゃんの舌が私の乳肌をぺろりと舐めて、それから軽く乳首を吸引された。
思わぬ微かな刺激でかえって私は反応してしまう。
「あぁっ、おっぱいも…おまんこも気持ちいいぃっ」
「……」
「ね、友紀ちゃん、も…興奮してる?…は、はぁっ…」
「し、して…ます」
「ほんと?嬉しい…エッチな友紀ちゃんの顔も、綺麗だよ」
「やめて…ください、恥ずかしい」
さっきから延々と私の秘部に指を出し入れし続けておきながら言うにはあまりにもギャップがあり過ぎる。
「おまんこ、舐めてみる?…できるかどうか、確かめてみたくない?」
「それは…少し…」
「でも、無理しなくて、いいからね」
「……」
突然に彼女の指の質量が膣内から消えてほんの少し寂しい気分になる。
彼女はためらった後に改めて、私の秘部をじっと見つめていた。
「こうすると、舐めやすいかな」
本来やられる側が自分からこの態勢を取る事は稀だろうけど、私は自らまんぐり返しの状態になるまで脚を上げて自分の両肩口に膝を付けた。
「見て、友紀ちゃん」
「い、いやらしい…ですよ、これ」
「いいからっ、いっぱい…見て…っ」
「……」
「本番では、こういう恰好になるまで友紀ちゃんが脚を上げさせていいんだからね」
「はい…」
ぱっくりと開いたその場所を改めて彼女の視線が射貫くように見つめてくる。
「気持ち悪い?…ここ」
「ううん、全然…ピンク色で綺麗で…ずっと見ていたくなっちゃう」
「…舐めてみて?友紀ちゃん」
「……うん」
彼女はそれでも決意を必要としたのだろう、ぐっと目を閉じて手探り状態で私の秘部に唇を近づけた。
微かな匂いだけでその位置を正確に把握できるのはなかなかの嗅覚だと思う。
多分無意識にだろうけど、そんな彼女の両手は私のお尻をぐっと掴んで、指先は少し食い込むぐらいにしっかりと力を入れていた。
その手が軽く左右に開くように動くと、秘部ばかりでなくその後ろのアヌスまでもが空気に晒される感覚があり、私も身震いしてしまう。
チロ、チロッ、とささやかに触れる彼女の舌先がもどかしくて、私は「はぁんっ」と甘い溜め息を漏らしてしまう。
まるで強烈に焦らされているようで、堪らない。
「ねえ友紀ちゃん、好きな人のおまんこだと思って…してみたい事やってみて?」
「……」
すると安心したのか彼女の舌は唐突に蠢き始めて、一切の遠慮も躊躇もなく突き出された舌がどんどん私の膣穴に近づいてきた。
途中で圧迫するようにその手前をぐりぐりと押し回されると、膣の締まり具合を確かめるような動きに思えて私の身体は羞恥に震える。
「あ、あ…上手だよ、友紀ちゃんっ、だからもっと…来て」
「……」
一旦ズズーッと盛大に蜜をすすり上げてから、改めて彼女の唇が花弁に絡み、舌は膣穴を探る動きを繰り返す。
あろう事か指先の一部でアヌスまで刺激され、私は狂ってしまいそうなほどに感じていた。
初めての友紀ちゃんの愛撫でこんなに感じてしまって、どうしよう。晴香たんにどう言い訳すればいいのだろうか。
どうせまた淫乱だの変態だのと罵られるのだろうが、それがわかっていても声を抑えられない。
「あぁっ、友紀ちゃんっ」
潮も、過剰な淫液も飛ばすのはまずい、彼女にはこれから帰る場所があるのだから。
そう思えば思うほど、身体は言う事を聞かずに高みへと上り詰めようとする。
「友紀ちゃん、離れて…出ちゃいそうなの」
「ん…?!」
すんでの所で彼女の顔が離れて、私は下半身をよじったけれども潮は吹き出してほぼ真上に飛んだ。
まさかのまんぐり返し状態で潮を吹き、そのほとんどを自分の身体に浴びてしまうという失態を晒す。
「すごい…これが…潮ですか?」
「う、うん…誰でもこんなに出る訳じゃないけど」
「あぁ…すごい、いやらしい…」
彼女が躊躇なく手を伸ばし、私の身体にかかった潮を指先で触れたり伸ばしたりしてその余韻を楽しんでいる。
私はくすぐったくて「はぁん」と息を漏らしつつ身体を伸ばしてベッドに大の字に寝そべった。
「この後、また…晴香とするの…?」
「多分…そうだと思う」
「……ごめんなさい」
「いいの、大丈夫♪」
私は気だるい身体をどうにか起こして友紀ちゃんの唇に軽くキスをした。
「練習なんかしなくたって、十分上手だから…安心して」
「はい…」
「うまく、いくといいね」
「そうですけど…」
「晴香たんに何か言われたかもしれないけど、焦らないで、無理しないで…気持ち伝えていけばいいんだと思うよ?」
「はい」
「んまあ、ムラムラしちゃったらまたいつでも相手してあげるから♪」
「本当、ですか?…でも晴香が許さないかも」
「あ~ん、どうだろね」
じゃれ合うようにしながら私たちは互いを励まし合う。
「…晴香の恋人が、小田さんで良かった」
「え?」
私は今日一番驚いた、そんな顔をしていたと思う。
そんなの晴香たんはそう思ってないかもしれない。
それに、晴香たんにふさわしい恋人として私がいいなんて思う友紀ちゃんのセンスはきっとかなり独特だろう。
それでも嬉しかったから、私は「ありがとう」と友紀ちゃんに抱きついて、再びエールを送るのだった。
晴香たんにそっくりな顔の、そして冴子ちゃんのお友達でもある友紀ちゃん。
そんな呼び方ができるほど親しいわけじゃないのに、そんな彼女に今私は秘部をまさぐられている。
唐突に部屋を訪れた彼女に驚いたのは事実だけど、こういう時が来たら来たで、堂々としていようとは前々から考えていた事だ。
その時私たちは互いの秘部を唇と舌で優しく、時には下品に激しく舐め合いながら官能の海を漂っていた。
確か、インターホンが鳴った瞬間は私が上だったと思う。
チュル、ジュウッという音の合間に、お互いのいやらしさを褒めるような、けなすような言葉を交わし合う。
腰をカクカクと痙攣させながらとめどなく蜜を溢れさせる私に、晴香たんは「梢ちゃん、おまんこからずっと垂れてるんだけど…エッチなお汁が」と声をかけてきた。
私は恥ずかしいのをごまかしたくて、夢中で目の前の小さな花弁と萌芽にしゃぶりつきながらも、「んふ…んっ」とくぐもった喘ぎ声を漏らしてしまう。
「ほら」という声の後に晴香たんの尖った舌先が膣穴をぐるぐると刺激してきて、私は思わず顔を上げて仰け反りそうになった。
「やん、晴香たんだってここ…ぐしょぐしょにしてエッチだよ」
ズズッとその場所をすすり上げると、私の身体の下敷きになっている真っ白な細い肢体がくねり、はしたなく太腿の間が開いてぴくぴくと痙攣しているのが見て取れた。
今日は虐められるというより、二人で一緒にいやらしくなって快感だけを追求するような、いかにもといった女の子エッチにふけっている。
一度だけ鳴ったインターホンを無視してそんなプレイを継続していたけれど、時間をおかずに晴香たんのスマホが通話着信の音を鳴らし始めたので、しぶしぶといった様子で晴香たんはスマホに手を伸ばした。
「…お姉ちゃん」
画面を見て慌てている晴香たんだが、私はその瞬間におおよその状況を理解した。
家族だもん、ふいに来たって不思議はない。
晴香たんが思うよりずっと、家族は晴香たんを心配しているし愛情を持っているはずなのだ。
私は、もうここまで来てごまかすような真似はするまいと心に決めていた。
きっとお姉さんである友紀ちゃんはノンケだろう、と冴子ちゃんからも聞いてはいたけれど、妹がそういう付き合いに一時的にはまっていたと知っても、きっと彼女は激怒したりはしないのではないかと推測もできている。
でなければ、あれだけ松浦部長とラブラブな冴子ちゃんとの友達付き合いを、今も変わらず継続したりはしないだろうから。
…とは言え身内の事となれば話は別かもな、などと思いつつ、電話応対中の晴香たんにそっとワンピースを差し出してあげた。
自分自身は妙に落ち着いた気持ちで、床に脱ぎ捨てた洋服を拾い徐に袖を通す。
*-*-*-*-*-
姉妹でのお話の内容がどういうものかは不明だが、突然晴香たんに命じられたのは、そんな突然の来客である友紀ちゃんのお相手をしろというもの。
事情を聞くのは友紀ちゃん本人からできるにしても、おおさっぱに拭き取っただけの下半身を未経験らしき彼女に晒すのは憚られ、とりあえず見苦しくない程度に私はシャワーでその場所だけを洗い流して部屋に戻った。
話を聞けば、なんと友紀ちゃんも--きっと冴子ちゃんに影響されたか羨ましいと思ったのかもしれないけど、女の人を攻めてみたくて仕方ないと言う。
それにあたり晴香たんが勧めるからという事で、本人もワケがわからないままにこうなってしまったという事だった。
「友紀ちゃんだったら、私全然大歓迎だよ」
「は?どうしてですか?」
愚問だ。答える気も起きない。
だってこんなに晴香たんにそっくりなお姉ちゃんなんだもん。
別人は別人だけど、私にはそんなに割り切れる感性なんてないし、何よりこれは晴香たんの命令なんだから、従う以外の選択肢は存在しないのだ。
私は後半の理由だけを友紀ちゃんに伝える事にする。
「…だって、妹さんの、晴香たんの命令だもん、喜んで従うのみだよ」
「……晴香の命令には、従わなくちゃいけないんですか?」
「…うーん、私としてはもっと命令して欲しいぐらいなのに全然してくれないし、滅多にない事だからね」
「はぁ……」
「…ワケわかんないよね?そりゃそうだ」
「その、だって…お付き合いしてるって…」
友紀ちゃんは仕事帰りなのか、かっちりした服装でベッドに女の子座りしている。
私はと言えば、全裸にバスローブだけを引っかけた状態で、彼女と向かい合うように座って話をしていた。
「そう、恋人だけど、私は晴香たんの奴隷なんだよ」
「ど、奴隷って…」
「エッチな事する時だけね?晴香たんはご主人様で、私は奴隷なの、だからエッチな命令には絶対服従なんだよ」
私はその時、陰気な響きの言葉とは裏腹の明るい笑顔を向けながら、友紀ちゃんに語りかけていたと思う。
実際の所お姉さんに向かって「晴香たん」の呼び名を連発するのは失礼だろうかとも思ったけど、これからこの娘とエッチな戯れに興じるとなればそんな気など使っていられないと思った。
「友紀ちゃんには好きな女の人がいるんだね」
「そうなんですけど…私、何も知らなくて未熟だから」
「ん…そんな事、ないでしょ?今だってちょっとエッチな気分にあてられて期待してる感じするし」
「……」
「友紀ちゃんに協力しろってのが晴香たんの命令だし、何か知りたい事があるなら何でも教えてあげるよ♪」
「ほんとですか?…じゃあ……」
好奇心に瞳を輝かせる友紀ちゃんの顔は、ますます晴香たんのそういう時の顔に似てくると思った。
晴香たんほどド派手な目立つ風貌ではないけど、少し青みがかった瞳に茶色の髪、そしてイノセンスな顔立ちは正統派美人のそれと言って良い。
確認するまでもなく、冴子ちゃんと一緒に受付担当をしていた友紀ちゃんを、私がチェックしていないはずはなく、受付担当でなくなった今の彼女はメイクやファッションの方向性こそ変わったが、美人は何をやったってやっぱり美人だし、何しろ大好きな晴香たんのお姉さんなのだから、見間違えようがない。
「あの…聞いていいですか」
「何?」
あえてちょっとだけ挑発するようにバスローブの胸元をはだけさせつつ、友紀ちゃんを見つめて問い返す。
「そ、その…晴香のどういう所がそんなに良いのかなって」
「あー…」
まともに答えるとするならば、それは非常に卑猥な内容になるし、私はずいと友紀ちゃんの耳元に口を近づけて囁くように答えた。
「…顔も身体も綺麗だし、それに、おまんこ同士擦った時の相性が、すごくいいの…だから」
「えっ…」
そう、友紀ちゃんだって連想したはずだ。何しろ実の姉妹なのだから。
友紀ちゃんだって、最近のそれはどうか知らないまでも、晴香たんの裸ぐらい見知っているのは当たり前だし、性器の形だって他人に比べれば知っている方だろう。
これだけ顔が似ているのだし、下半身のそこだけが著しく違うデザインという事も考えにくい。
おそらくは晴香たんとよく似た形の生気を持っているであろう彼女が赤面するのは、考えずとも当然だと思う。
だが赤面しながらも、友紀ちゃんはまだ好奇心を隠さない。
やっぱり晴香たんのお姉ちゃんだな、と微笑ましく思ってしまう。
「晴香と…しょっちゅうそんな事してるの…してるんですか」
「タメ口でいいよ、プライベートなんだし」
「は、はぁ…はい」
「ふふ」
しょっちゅうどころの騒ぎではない。毎日と言っていいほどしているが、そこまで赤裸々に語って良いものか、一瞬だけ逡巡した。
「……そりゃ気持ちいいし、いっぱいしたくなっちゃうからね」
「そう、ですか…」
「ところで友紀ちゃんの好きな人はどんな人?」
「それは…」
「うんうん」
自然と、身体を寄せ合うようにしながら互いに小声で話しをするようになっている。
緊張してスカートを握り締めている友紀ちゃんの手に自分の手をそっと重ねてやると、一瞬だけびくりと反応はしたが手を引っ込める事はしなかった。
「営業部の上司で、小柄な人で…」
「うん」
「晴香や冴子が言うにはエッチな人らしいって」
「へー…」
自分の貞操観念が崩壊している自負がある分、一般的に言うそれがどの程度かはわからないが、晴香たんと冴子ちゃんが言っているとなれば相当な好き者という事にあたるだろう。
「上司、って…」
誰だっけ、と声にせず表情に出すと、
「ご存知ないですか、営業部一課の真下課長です」と答えが返って来た。
「あー…可愛い人だよね」
「はい」
「あの人とエッチしたいの?その練習台があたしでいいのかな?…だいぶ体格も違うけど」
「い、いいと思います」
「じゃあ、触ってみて」
私はゆっくりと彼女に寄せていた身体を離して、それでもその態勢を取れるギリギリの距離を取ってから、彼女に向けて両脚を開いて見せた。
バスローブの下には何も身に着けていないから、膝を立てて開かれた脚の間のものは彼女から丸見えのはずである。
そしてベルトを解いてはだけた胸からは谷間とその両脇の乳肌が見えているはずである。
「…怖い?直接触るの」
「……っ」
彼女の視線はもろにその場所に固定されていて一切離れる気配はないけれど、かと言ってその手や指が動き出す気配もまた、なかった。
「んん」
もどかしくなり私は膝を閉じて前に倒してしまう。
そうしてようやく彼女自身が、私の秘部ばかりを凝視していた事を自覚したのか、また赤面して下を向いてしまった。
「じゃキスは?平気?…」
「あの、多分…それはしたいかも…」
「私で、いいのかな…とっておかなくて平気?」
「いいです」
どこかに打開できるきっかけを求めているのか、友紀ちゃんは決然とした声でそう答えた。
…これじゃ全然、触るなんて所までいけるのかなと不安に思いながらも、私は晴香たんそっくりの顔に指をかけてこちらを向かせると、有無を言わさずに唇を奪った。
そうすると急にスイッチが入ったのか、友紀ちゃんは悶えながら私にしがみついてくるではないか。
「ん、んっ…」とぎこちなく舌を動かしながらも、確実に、そして急激に興奮しているのが伝わってくる。
こちらはこちらで晴香たんそっくりの別人と唇を重ねている倒錯感に酔いながら、だけど晴香たんとは違い何の積極性もない受け身な女の子をいいように乱してしまいたくなって、彼女の背中をかき抱き胸を思い切り押し付けるようにして抱きついた。
「んは…っ…」
キス自体は未経験というわけでもないはずの有紀ちゃんが、まるで初めてする娘みたいに下手なタイミングで息継ぎしているのが初々しい。
「苦しい?でも我慢して、口開けて…」
開いた彼女の口の端からこぼれる唾液を機敏に舐め取りつつ、女とのキスの抵抗感を徐々に取り除くように、丁寧に彼女の舌を自分の舌に絡めて愛撫した。
不思議と、姉妹だからか唾液の味も晴香たんに似ている気がして、ついつい激しいキスに進行しそうになるがそこはぐっとこらえる。
そうしながら彼女の手を取り自分のバスローブの内側にある胸へと誘導し、それからその手を離して私も彼女の胸を服の上からやわやわと揉んだ。
晴香たんよりもふっくらとして大きな胸を、彼女の緊張が取れるような力加減で優しく揉みほぐしていく。
「ん…っ…ふぁ…」
いつの間にか私の胸を揉んでいた手が片手から両手になり、揉み方もだんだんとエスカレートしていって、しまいには遠慮なく私の胸はぐるぐると押し回すように激しく揉みしだかれていった。
「あ、はぁ…っ」
堪え切れなくなり私が彼女の唇から離れると、もう彼女の瞳に迷いの色は残っていなかった。
ちょっと強すぎるぐらいの力でベッドに押し倒されたかと思うと、思い切り両脚を開かされ、彼女は自ら超至近距離で私の秘部を覗き込んでいる。
「…は、恥ずかしいよ」
「嘘…誘ったくせに」
晴香たんとはまた違って優等生タイプの彼女からまともな指摘を受けると、まただいぶ感じの違う追い込まれ感があって堪らない。
「だって、友紀ちゃん可愛いから」
「……晴香の彼女なのに」
言葉は冷たいが、相変わらずその顔は私の股間のすぐ目の前にあるままだ。
彼女の息がかかり花弁が濡れているのが自分でもわかる。
それと同時にその言葉は、彼女自身を責めているものでもあるのだと気付いた。
「その、無理してしなくても…いいん、あっ…あんっ」
何が触れたんだろう。一瞬わからなかった。
指かもしれないし、唇かもしれない。…それぐらい彼女の顔が私の秘部の近くにあったから。
正体は彼女の指で、その先端が花弁の間を控え目にくちゅくちゅと上下に動いている。
「すごい、濡れて…それなのに溢れてくる」
激しい愛撫に慣れ切った私の身体は、その程度の刺激にもどかしさしか感じなくなっている。
「もっと、いっぱい…ぐちゅぐちゅってして…あぁっ、ん」
「こう…ですか?」
一際大きな水音を奏でるように彼女の指が激しく上下に動く。
私は「あぁっ」と甲高い声を上げながら身体をよじり枕に顔を埋めた。
「私、やりすぎるぐらいされても大丈夫だから…好きにいっぱい弄っていいよ…あ、あんっ…あぁ」
「……」
彼女は確かめるような動きで指先を慎重に動かし、私の内壁を探ってくる。
同時に私の身体の反応を確認しながら、私が「あぁっ」と喘ぎ身体をびくつかせたポイントを記憶するかのように、その付近を行ったり来たりと擦り上げていった。
「友紀ちゃん、奥も…いっぱい指突っ込んでいいよっ……」
彼女ははっと思い出したような顔をして、それから急に伸ばした指を私の膣奥まで激しく突き入れては抜いて、の動きを素早く繰り返す。
まるで過去、自分が異性からされた動きを思い出して再現するかのように。
「あぁっ、あんっ、そう…それでいいの…っ好きにしてっ」
自ら胸を反らし、その全てがバスローブの間から露出してしまう。
彼女の視線は一瞬その旨に行ったけれども、再び私の秘部への愛撫を再開させながら、その感じはうやむやになっていった。
「あ、あぁっ…あん」
「小田さん、あんまり声出すと…」
おそらく晴香たんは外出せず隣室にでも居るのだろう。
ヘッドホンでもしていればこの声は聞こえないだろうけど、そうでなければ私の声だけは聞かれてしまっているかもしれない。
…本当は、目の前で見て欲しかったけど。
だってそうした方が、後でねちねち攻めるしつこさが少しはましになるだろうから。
さっきまで、その晴香たんの唇と舌でめちゃくちゃに愛撫されていた私の秘部は、今どういうわけだか彼女のお姉さんの手により愛撫を施され掻き回されている。
そしてその様子を、間接的にとは言え晴香たんに聞かれているかもしれないという罪悪感が私の背筋を寒くさせると同時に、言い知れぬ緊張と高揚をもたらした。
ほとんど初対面の、しかも大好きな娘のお姉さんに愛撫されてよがりまくる自分に陶酔しながら、この戯れの後に晴香たんにどう攻められてしまうのかを想像するとまた身体が疼いてしまう。
「あん、いいんだよ…友紀ちゃん、気にしないで…は、あ…」
いっその事晴香たんが悔しがるぐらいのよがり声を上げてしまいたくなり、私はいっそう高らかに喘ぎ友紀ちゃんにいやらしい愛撫をねだった。
「…おっぱいも、めちゃくちゃにして、いいよ…んふ…あくっ……ん」
友紀ちゃんの舌が私の乳肌をぺろりと舐めて、それから軽く乳首を吸引された。
思わぬ微かな刺激でかえって私は反応してしまう。
「あぁっ、おっぱいも…おまんこも気持ちいいぃっ」
「……」
「ね、友紀ちゃん、も…興奮してる?…は、はぁっ…」
「し、して…ます」
「ほんと?嬉しい…エッチな友紀ちゃんの顔も、綺麗だよ」
「やめて…ください、恥ずかしい」
さっきから延々と私の秘部に指を出し入れし続けておきながら言うにはあまりにもギャップがあり過ぎる。
「おまんこ、舐めてみる?…できるかどうか、確かめてみたくない?」
「それは…少し…」
「でも、無理しなくて、いいからね」
「……」
突然に彼女の指の質量が膣内から消えてほんの少し寂しい気分になる。
彼女はためらった後に改めて、私の秘部をじっと見つめていた。
「こうすると、舐めやすいかな」
本来やられる側が自分からこの態勢を取る事は稀だろうけど、私は自らまんぐり返しの状態になるまで脚を上げて自分の両肩口に膝を付けた。
「見て、友紀ちゃん」
「い、いやらしい…ですよ、これ」
「いいからっ、いっぱい…見て…っ」
「……」
「本番では、こういう恰好になるまで友紀ちゃんが脚を上げさせていいんだからね」
「はい…」
ぱっくりと開いたその場所を改めて彼女の視線が射貫くように見つめてくる。
「気持ち悪い?…ここ」
「ううん、全然…ピンク色で綺麗で…ずっと見ていたくなっちゃう」
「…舐めてみて?友紀ちゃん」
「……うん」
彼女はそれでも決意を必要としたのだろう、ぐっと目を閉じて手探り状態で私の秘部に唇を近づけた。
微かな匂いだけでその位置を正確に把握できるのはなかなかの嗅覚だと思う。
多分無意識にだろうけど、そんな彼女の両手は私のお尻をぐっと掴んで、指先は少し食い込むぐらいにしっかりと力を入れていた。
その手が軽く左右に開くように動くと、秘部ばかりでなくその後ろのアヌスまでもが空気に晒される感覚があり、私も身震いしてしまう。
チロ、チロッ、とささやかに触れる彼女の舌先がもどかしくて、私は「はぁんっ」と甘い溜め息を漏らしてしまう。
まるで強烈に焦らされているようで、堪らない。
「ねえ友紀ちゃん、好きな人のおまんこだと思って…してみたい事やってみて?」
「……」
すると安心したのか彼女の舌は唐突に蠢き始めて、一切の遠慮も躊躇もなく突き出された舌がどんどん私の膣穴に近づいてきた。
途中で圧迫するようにその手前をぐりぐりと押し回されると、膣の締まり具合を確かめるような動きに思えて私の身体は羞恥に震える。
「あ、あ…上手だよ、友紀ちゃんっ、だからもっと…来て」
「……」
一旦ズズーッと盛大に蜜をすすり上げてから、改めて彼女の唇が花弁に絡み、舌は膣穴を探る動きを繰り返す。
あろう事か指先の一部でアヌスまで刺激され、私は狂ってしまいそうなほどに感じていた。
初めての友紀ちゃんの愛撫でこんなに感じてしまって、どうしよう。晴香たんにどう言い訳すればいいのだろうか。
どうせまた淫乱だの変態だのと罵られるのだろうが、それがわかっていても声を抑えられない。
「あぁっ、友紀ちゃんっ」
潮も、過剰な淫液も飛ばすのはまずい、彼女にはこれから帰る場所があるのだから。
そう思えば思うほど、身体は言う事を聞かずに高みへと上り詰めようとする。
「友紀ちゃん、離れて…出ちゃいそうなの」
「ん…?!」
すんでの所で彼女の顔が離れて、私は下半身をよじったけれども潮は吹き出してほぼ真上に飛んだ。
まさかのまんぐり返し状態で潮を吹き、そのほとんどを自分の身体に浴びてしまうという失態を晒す。
「すごい…これが…潮ですか?」
「う、うん…誰でもこんなに出る訳じゃないけど」
「あぁ…すごい、いやらしい…」
彼女が躊躇なく手を伸ばし、私の身体にかかった潮を指先で触れたり伸ばしたりしてその余韻を楽しんでいる。
私はくすぐったくて「はぁん」と息を漏らしつつ身体を伸ばしてベッドに大の字に寝そべった。
「この後、また…晴香とするの…?」
「多分…そうだと思う」
「……ごめんなさい」
「いいの、大丈夫♪」
私は気だるい身体をどうにか起こして友紀ちゃんの唇に軽くキスをした。
「練習なんかしなくたって、十分上手だから…安心して」
「はい…」
「うまく、いくといいね」
「そうですけど…」
「晴香たんに何か言われたかもしれないけど、焦らないで、無理しないで…気持ち伝えていけばいいんだと思うよ?」
「はい」
「んまあ、ムラムラしちゃったらまたいつでも相手してあげるから♪」
「本当、ですか?…でも晴香が許さないかも」
「あ~ん、どうだろね」
じゃれ合うようにしながら私たちは互いを励まし合う。
「…晴香の恋人が、小田さんで良かった」
「え?」
私は今日一番驚いた、そんな顔をしていたと思う。
そんなの晴香たんはそう思ってないかもしれない。
それに、晴香たんにふさわしい恋人として私がいいなんて思う友紀ちゃんのセンスはきっとかなり独特だろう。
それでも嬉しかったから、私は「ありがとう」と友紀ちゃんに抱きついて、再びエールを送るのだった。
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