異世界子供ヤクザ【ダラムルバクト】

忍絵 奉公

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ダラムル=イカシテル+イカレテル

13) ラット邸とは

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※ダラムルバクトを読んで幸せ引き寄せて♬
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「す、すごいな」
「仲間のふりして、さらった子供やらも聞き出すわ。じゃあ、ポロン手錠だして」とバクトは手錠を持って、スキップしながら、アジトに一人向かった。
「よしっじゃあ冒険者総出で、アジトの手下を連行しよう」とエディ

 バクトはアジトに近づくとフラフラしながら、手錠を持って歩いた。
「おいっ大丈夫か?」と倒れている男に声をかけた。
「手錠外したのか?」
「あぁ俺は手錠外しのプロなんだ。お前のも外してやる」
 そういって、倒れている男の後ろにまわり、手錠をまさぐりだした。
「ところで、さらったやつらは問題ないんだろうな」とバクト
「あぁ、ラット男爵の私邸にいるし、デズィミズィリズィもついているからな」
「そうかあの三人は無敵だよな」とバクト
「あぁある意味無敵だ・・・まだか?」
「ちょい待てって、人の手錠は時間がかかる」・・・人以外の手錠って・・・www
 そうこうしている間に冒険者たちがやってきた。
「あ、こいつ逃げようとしているぞ」と言って、冒険者がバクトを抑えつけた。
 改めて手錠をはめられた。
 こうして、アジトにいた18名+バクトはギルドに連行された。
 こうしてバクトは牢屋に入る。
 サンドマンだけ一人部屋、いや一人牢屋だ。
 残りの雑魚はバクトと同じ部屋にぶち込まれた。
 夜に差し掛かった時、ルルがパンを19個持ってきた。
 みるからに堅そうでまずそうなパンである。
 そもそも手錠もあり、ロープもあり、また覆面の口も動かない。
 雑魚どもは、犬みたいにパンにがっついた。
 食べる気にならないので、寝たふりをしていた。
「おいっ!お前のパン残ってるぞ!」と雑魚A
寝たふり・・・
「食っちまうぞ!」雑魚A
・・・食っちまえ・・・
 そういって雑魚Aは最後のパンを食べた。
 異変が起きたのは、それから約一時間後だった。
 雑魚Aが突然苦しみ悶え、他の雑魚たちも苦しみだした。
・・・毒?・・・あぶねぇ・・・
・・・なぜだ?・・・俺たちを殺す理由は?・・・
 しばらくすると誰かが入ってきた。
 バクトは寝たふりである。
 薄目で見ていたが、フードをかぶっていて、暗くて良く見えない。謎の男は牢屋を確認すると、サンドマンの牢屋に行った。
 そしてすぐにサンドマンと謎の男は出て行った。
・・・作戦失敗だ・・・
 朝、覆面を脱がされて、目が覚めた。
「おいっしっかりしろ!大丈夫か?」とエディ
「バクト!大丈夫!!」とカリナ
「あぁおはよう~エディ」とバクト
「なんでお前だけ、平気なんだ?全員殺したのか?」とエディ
「いや!いやいや違う。昨日のパンに毒が入っていたと思う」とバクトは慌てて答えた。
「パンを食った後、みんな悶絶しだして、で昨晩遅くに一人入ってきて、サンドマンだけ連れ出したんだ。・・・俺は手錠とロープでしかもそいつ牢屋で皆死んでることを確認してて、」とバクトは手錠を外された。
「リベンジだ。サンドマン次は殺してもいいか?」
「どこにいったのかわかるのか?」
「ラット男爵邸だ!攫われた連中もそこにいる!」
「おいっルル!」とルルを呼び出した。
 おどおどした目でとぼとぼやってきた。
「はい。なんでしょう」とルル
「お前、昨日晩飯配ったよな!」とエディ
「はい。まさかこんな事になるなんて・・・」とルル
「パンは厨房のか?」
「はい。夕方買い出しにいって、厨房に置いといたパンです」
「くそ~冒険者か!?裏切り者は誰だ!」とエディ
「ルル!バクト達をラット男爵邸に案内しろ!」
「ラット邸に?なんのようで?」
「お前は知らなくていい、案内だけしろ」とエディ
「かしこまりました」とルル
「すまんバクト、冒険者に裏切者がいるかもしれない中だから、お前たちだけで行ってくれ」とエディ
「もとよりそのつもりだ」とバクト
 サンドマンの牢屋は鉄格子があり得ない程、グンニャリと曲がっていた。
 
 バクト達はルルの案内で、ラット邸に来た。
 郊外の丘の上でかなり大きい敷地である。
 建物は3階建てくらいの木造だが、城みたいにデカい。
 門の前に野盗みたいな衛兵が5人いた。
「とまれ、何の用だ?」と斧を顔先に突き付けてきた。
 バクトは何も言わずに斧を取り上げて、その斧で衛兵を斬った。
「てめぇ!!」と他の衛兵も槍を構えてきた。
 バクトは落ち着いて、抜刀し、あっさり他4人を斬った。
「私はこれで、」とルルが立ち去った。
 バクト達は堂々と正面から入っていった。
 正面玄関の周りにも柄の悪い男が5人程、たむろしていた。
 ヒャッポが5本の矢を放ち、一気に倒した。
 入り口をドガッと蹴飛ばして開けた。
 すぐにサンドマンと取り巻きが5人くらいいる。
 サンドマンがこちらに気づく。
「おいっ!殺せ!こいつら殺せ!」と慌てて左の階段から上に逃げる。
「曲者だ~!」と叫ぶ
 すると他の部屋から騎士みたいのが5人と野盗みたいのが5人出てきた。
「カリナ!ヒャッポ!やっておしまいなさい!」とバクト
 二刀をかまえるカリナ、弓を構えるヒャッポ、真ん中にバクト、後ろにポロンとアユミがいる。
 バクトは電気を練りに練って、居合一閃!
 すると思いのほか強力な電気が刀からあちこちに飛んで、敵の構える武器に流れる。
 敵は全員、ビリビリと白目をむいて倒れた。
「・・・出番ないじゃんwww」とカリナ
 ヒャッポが弓を構えて、上にいるサンドマンを撃った。
 サンドマンの左足のふくらはぎを射貫く。
 サンドマンはヒギッと言って、倒れた。
 バクト達は二階にあがる。
 サンドマンは両手をこっちに向けて、火魔法を練っている。
 バクトは間合いを詰めて、サンドマンの両手を斬った。
「うぎゃ~」とサンドマン
 すると奥の部屋から、偉そうな服を着た男が出てきた。
「なんの騒ぎですか?」
「男爵様!狼藉です!」とサンドマン
 目を丸くして、男爵はたじろぐ。
「デズィミズィ!リズィ!」と男爵
「なんなのよ?うるさいな~」とあくびをしたデズィ、ミズィと頭を掻きむしったリズィ、全身青づくめの服を着ていて、その3人はかなり強そうだ。
「なんだ?敵か?こいつら」と言って、左右を歩いてきた。
 左を歩くミズィが左手を横に広げ、右を歩くリズィが右手を広げてゆっくり歩いてきた。
 真ん中にデズィが両手を左右に広げて近づいてきた。
「ウォーターライン!」と言うと、ミズィとりズィの片手から強力な水が走る!
 その水を受け止めた中心のデズィ。
 こっちに向かって口を大きく開けた!すると細い水流がバクトの腹にぶつかった!
 バクトは後ろまで吹っ飛んだ。
「いてぇ!」とバクトはすぐに立ち上がる。
「おいおい、こいつどんだけ頑丈なんだ?ふつうは腹に穴が開くのに」と物騒な事を言っている。
 バクトのところにカリナが飛んできた。
「いった~」とカリナ
 ヒャッポが矢を放つも水で遮られて、逆にヒャッポも飛んできた。
 全部バクトにぶつかる。
 ポロンが間合いを詰めていた!デズィの水流を見事に斜め後ろに受け流した。
 そしてデズィの頭に廻し蹴りを叩きこむ。
 デズィは棒のように倒れた。
 リズィが水流を向けてきた。
 間一髪のところで、上半身をのけ反らせ躱し、その水流はミズィの顔に当たる。
 しかし二人の水の勢いは確かに強いが、穴が開くほどでもない。
 そのままくるりと間合いを詰めて、低空の廻し蹴りでリズィの足を掬った。
 容赦なく倒れたリズィの顔を思い切り蹴った。
 ゴキッと嫌な音がした。
 ミズィはリズィの水流を食らって、バランスを崩していた。
 ポロンは素早く間合いを詰めて、ミズィの喉元を連打した。ミズィの目が白目になり、絶命した。
・・・まさかポロンがこんなに強くなったなんて・・・
「ポロン!すごいな!」とバクト
「えへへ」とポロンが頭をバクトに向けてきた。
 よしよしとバクトは久しぶりにポロンの頭をなでた。
「ひいぃ」と言って、ラットは腰を抜かしている。
「おいっさらった人はどこだ!」とバクトがラットの襟首をつかんで言った。
「ひいぃ」とパニクッている。
 サンドマンが這いつくばって逃げようとしている。
 ヒャッポが矢を放つ。
 矢はサンドマンの頭に刺さり、絶命した。
 バクトがサンドマンを見た瞬間、ラットが四つん這いで奥の部屋に向かって逃げた。
 バクト達は慌てずに追った。
 ドアに鍵がかかっている。
 ヒャッポがドアノブを掴む。
 流石の握力でバキっとドアノブを回して壊した。
 ラットが窓の外を見ている。
「や、やめて~」と悲痛な叫びをあげている。
 バクトは外に何があるのかと窓の外を見た。
 外にいたのは、ルルだった。
 長い木の枝を持ち、歌いながら、魔法陣を空中に書いている。
「なんだ?あいつ?」
 ラットの襟首をつかみ、引きづり倒した。
「おいっ!攫った人たちはどこだ!」とバクト

「もう・・終わりだ~」とラット
「おいっ!」とバクト
 すると外ですごい音がした。
 みるとルルの作った魔法陣から、巨大な炎が現れている。
 その炎が放たれた。
 この屋敷目掛けて。
「なっ!」とバクトが言うと、建物の一階が盛大に燃えた。
「おいっ!早くしろ!」とバクト
「終わりだ~」とラット
 
 部屋を見ていたアユミは、本棚の下にこすれた跡があるのを何気なく見ていた。
 本棚を動かそうとしても動かない。だが動いた形跡がある。
「ヒャッポさん、これ、見てください」とアユミ
 ヒャッポはすぐに察して、本棚を動かすスイッチを探す。
 本棚の横にある壺を持つと、壺の下にボタンがある。押した。
 するとガチャッと音がした。
 本棚を掴んで動かす。
 動いた。
 すると部屋がある。
 中に入るとぐったりした。
 子供たちが8人いる。
「バクトさん!見つけました」とアユミ
 バクトはラットをほっといて、部屋の中に入った。
 みんなこっちにと言って、ラットの部屋に来るように伝えた。
 建物が盛大に燃えている。
「またこのパターンか」とバクト
「ヒャッポ、アユミを担いで飛び降りてくれ、ポロンも、下で子供たちを受け止めてくれ!それにしても何のつもりだルルは!」とバクト
 ヒャッポはアユミを担いで、ポロンも窓を開けて飛び降りた。
 落ちる時、強力な風魔法をかけた。ルルは既にいない。
 それを見届けたバクトは、子供を外に投げた。
 ヒャッポが風魔法で強力な上昇気流を発生させている。
 いい塩梅なのか凄くゆっくり子供は落ちていく。
 それを見てバクトはどんどん子供をぶんなげた。
 全員投げた所で、カリナが何かを持って飛び降りた。
 バクトも最後に飛び降りた。
 その直後、建物は崩れた。
「ふ~間一髪だった。てかルルは何者だ?」
 完全に油断した。
 ルルを鑑定していない。
 見るとカリナは両手に、サンドマンとラットの首を持っている。
「討伐の証拠、必要でしょ」とカリナ

※いつも読んでくれてありがとう♪愛してる♪ついてる♪嬉しい♪楽しい♪感謝してます♪幸せ♪ありがとう♬
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