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3年1学期
66話: エリート竜族弟の自覚③ sideエリオ
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「エリオ君は寄りたいところある?」
「あっ……でしたら本屋に少し」
「へぇ!ルカも前本屋さん行ってたけど2人とも本好きなんだ!」
「兄さんが……?知りませんでした」
公園を出て街を散策していると先輩からこう問いかけられた。僕はちょうど探している本があったので反射的にこう答え、会話に気を取られたまま何も考えずに足を踏み入れる。
「あれ、このコーナーって……」
入ってから気がついた、これは先輩に知られると気まずい事だということに。僕が探していたのは妖精族についての文献で、図書館にないものを読みたくてつい口にした言葉を後悔したけどもう遅かった。
「あ、えっと……最近他種族の事を勉強するのに興味があって……」
上手い誤魔化し方が思いつかず僕はこう言うしかなかった。妖精族の前で妖精族に関連する本を探しながらこの言い訳は結構苦しい気がする。
「えー!?エリオ君妖精族の事知りたいの?言ってよー!俺でよければ色々教えるし、あ!帰りうちに寄ってこ!本貸したげるから!」
「え……」
引かれると思ったのに、先輩の反応はむしろ嬉しそうで拍子抜けしてしまった。そのまま流れる様に本の貸し借りの約束まで決まり、少し本を見た後に僕達は本屋を後にする。
「どんな事知りたいの?得意魔法?それとも歴史?歴史は大まかにしか説明できないけどそれでも大丈夫?」
「えっと……その、種族特性……についてとか」
そろそろ夕方なので帰りの電車に乗るため、駅に向かいながら僕達は会話を続ける。歩きながら話す先輩の声は楽しげで、その大きな瞳に見つめられて、つい僕は1番気になっている事を口にする。
「種族特性か~。割合的に半々だけど耳が尖ってるのは割と特徴的かも?俺と俺のお母さんは違うけど。あとは全体的に瞳の色が薄いかな。」
「……先輩のお母さんってどんな方なんですか?」
話の途中だったけれど、僕が気になった言葉を聞き返すと、先輩は小さな顎に指を当てて少し考えた後にこう答えた。
「うーん、俺より少し小さいけど、明るくてよく笑う人だよ。よく目元が似てるって言われる!今度の体育祭にもくると思うからその時紹介するね!」
「へぇ……。うちは来ないと思うので、僕だけ挨拶させてもらいますね。」
先輩のお母さん、先輩に似てる人なんだ。見てみたい。体育祭が楽しみだ。そんな事を考えていたらふと、僕は先輩の表情が曇っている事に気がつく。
「……先輩?どうしたんですか?」
「あっ、えっと、ちょっと色々、気になっちゃって……ごめんね!家庭の事情とか色々あるよね」
その反応で察した。先輩は僕の両親、つまりは兄さんと2人の関係の事を考えたのだろう。実のところを言うと、僕の家は兄さんだけでなく全体的に家族仲は良くない。竜族は離婚をしないから家族の形を保ってはいるけれど、邪竜を産んだ事で責められた母さんは基本的に塞ぎ込んでいるし、父さんも僕の教育には関心があるけれどそれは少しでも邪竜の親であることから抜け出したいからだ。そんな2人が邪竜である兄さんのいる学校に顔を出すわけがない。だけど、それをこのまま話すときっとまた先輩は泣いてしまうから僕はただこう答えることにした。
「あまり子供に関心がない人達なんです。忙しいですしね。それより話の途中でしたよね?他に妖精族の特徴とかあるんですか?」
「そ、そうなんだ。えっとね、魔法が得意な人が多いかな。俺はそこまでだけど。後やっぱり一番の特徴はこの前も言ったけど羽!お母さんもキラキラした綺麗な羽なんだ!」
「は、羽……」
ここ最近、1番僕の頭を占めている言葉。先輩の羽がどんな形をしているのか、近頃は夢にまで出てくる始末だ。毎朝、夢の中の先輩が恥ずかしそうに上着をはだけて見せてくれる直前で目が覚める。そんな時決まって僕の体は熱くて、心臓もうるさい。
「……もし、僕の翼を見せたら……先輩の羽も見せてもらえますか?」
「え?」
「あ……」
言ってから冷や汗が止まらない。こんな言葉、口にしただけでアウトだ。竜族と違い、妖精族は羽を人前で出すのが普通だとはいえ、わざわざ隠してる相手に聞く内容じゃない。デリカシーのない奴だと思われたかもしれない。気持ち悪がられたらどうしよう。嫌われて、距離を置かれたら?
一瞬で血の気が引き、先輩の顔を見るのが怖い。
「えー何それ!竜族って人に翼見せるのダメなんでしょ?……そんなにまでして俺の羽見たいの?」
先輩から返ってきたのはクスクスとおかしそうに笑う声と、揶揄う様な言葉。
いつもは大きくて丸い瞳を細めた、今まで見たことのない蠱惑的な笑い方に僕の鼓動がこれ以上ないほど早まる。見てはいけない様な物を見た気持ちになりながら僕は
「み、見たい!です……!」
と、建前やプライドを守る言葉一つ言えずに白状するしかなかった。
「あはは、必死すぎ!でも、ダメ……エリオ君のえっち!」
「……っ!!!」
そう言って先輩は指でばつ印を作って僕の言葉を却下する。その少し幼い仕草と歳上らしい余裕のある表情のギャップに心臓が苦しくなって僕は口答えひとつできなかった。力では僕の方が圧倒的に強い筈なのに、この人の言葉に逆らえる気が全くしない。
先輩の小さな口からちらりと覗く桃色の舌から目を離す事もできない無力な僕にできるのはただ、僕自身の鼓動で掻き消えそうな、先輩の艶やかな唇から溢れる言葉を一言も聞き逃さないように必死で拾うことだけだった。
こんなのもう先輩の事以外何も考えることができなくても仕方ない。きっと僕は今日もまた寝る前にずっと先輩の言葉を反芻して、先輩の夢を見て、先輩の事を考えて目が覚めるだろう。
最初は、目に入れるのも嫌な弱い人だと思っていたのに、いつの間にか先輩は僕の中でいつまでも見ていたい人に変わっていた。
僕はかけていた眼鏡を取り去って鞄にしまう。先輩との距離をたった数ミリのレンズで遮る事すら勿体なくて、もどかしくなったから。先輩が不思議そうな顔をしていたけれど、これは僕にとって必要な事だから仕方ない。もうきっとこの状態は変わらないんだろう。先輩と歩く帰り道、僕はずっと先輩の事だけを考えて横を歩いた。
◇
「こっちこっち!うちの寮広いから結構歩くんだよね」
そんな話を聞きながら、僕は先輩に腕を引かれて寮の扉をくぐる。自分の所属以外の寮に足を踏み入れるのは初めてだった。
「ちょっと待っててね、部屋片付けてないから外で待ってて!」
先輩に言われるがまま僕は先輩の部屋の扉の外で待つ。壁一枚隔てた所に先輩がいつも暮らしている空間が広がっていると思うと、よくないとわかってはいるけれど耳をすませてしまう。魔法で中の空間を把握する事もできるけれど、それは流石によろしくないので自重した。
「これ!わかりやすいからおすすめ!この本は文字が多いけど歴史とかは詳しく書いてるよ」
「ありがとうございます。いつまでにお返ししたらよろしいですか?」
「えっとねー」
「フレン、お客さんか?」
先輩の返事を待っていたら後ろから男の声が聞こえて、僕は思わず振り向いた。人が来て驚いたわけではない。竜族としての本能が、背を向ける事を警告したからだ。
「あっクロー……」
「貴方、名前は?」
「俺か?俺はクロード。君は……」
(こいつが、先輩の……)
今日まで何度も聞いた忌々しい名前。その持ち主が僕の目の前に立っていた。
怪訝な顔で僕を見る海色の瞳は、相手が普通の人間だと示している。でも僕にはわかった。
(この人間……僕より強い……?)
竜族である僕が人間より弱い事なんてありえない筈だ。だけど僕の本能は目の前の男への警告をやめない。
「わぁ、びっくりした。エリオ君が人の名前聞くの珍しいね。あ!クロード、この子がエリオ君!ルカの弟だよ」
「あ、ああ……君がそうなのか。よろしくな。」
先輩に紹介されて、クロードは僕に声をかける。僕はそれに定型的な返事を返しつつ距離を置いた。
「とりあえず読み終わるまで借りてていいよ!すぐ使う物じゃないし勉強頑張って!」
「わかりました。ありがとうございます……」
寮の玄関まで僕を見送ってくれた先輩の横にクロードも立っている。先輩の少し跳ねた毛先を自然に撫でて整えながら僕の方を見るクロードの姿に僕の胸の中がざわついた。先輩が僕の物ではないのはわかっているけれど、その距離の近さが気に入らない。それに、何より嫌だったのは、クロードの手を受け入れ、甘えた様に笑いかける先輩の姿だった。きっとこれが日常で、先輩の当たり前。そう言われてる様な気になって勝手に心がズキンと痛む。
先輩の寮を後にして、1人で歩く帰り道。暗い夜道を進む歩調に合わせて先輩から借りた本が鞄の中でごとりと揺れる。
これを全部読んだら、少しは先輩に近づけるのだろうか。そんな事すら今の僕にはわからなかった。きっと今晩も先輩の夢を見る。それだけが今わかっている事で、実際に触れる事もできないそれに虚しさが込み上げる。
鞄の中にしまっていたハンカチを取り出すと、先輩の匂いは薄くなっていて、ただクッキーの香りだけがしていた。
「あっ……でしたら本屋に少し」
「へぇ!ルカも前本屋さん行ってたけど2人とも本好きなんだ!」
「兄さんが……?知りませんでした」
公園を出て街を散策していると先輩からこう問いかけられた。僕はちょうど探している本があったので反射的にこう答え、会話に気を取られたまま何も考えずに足を踏み入れる。
「あれ、このコーナーって……」
入ってから気がついた、これは先輩に知られると気まずい事だということに。僕が探していたのは妖精族についての文献で、図書館にないものを読みたくてつい口にした言葉を後悔したけどもう遅かった。
「あ、えっと……最近他種族の事を勉強するのに興味があって……」
上手い誤魔化し方が思いつかず僕はこう言うしかなかった。妖精族の前で妖精族に関連する本を探しながらこの言い訳は結構苦しい気がする。
「えー!?エリオ君妖精族の事知りたいの?言ってよー!俺でよければ色々教えるし、あ!帰りうちに寄ってこ!本貸したげるから!」
「え……」
引かれると思ったのに、先輩の反応はむしろ嬉しそうで拍子抜けしてしまった。そのまま流れる様に本の貸し借りの約束まで決まり、少し本を見た後に僕達は本屋を後にする。
「どんな事知りたいの?得意魔法?それとも歴史?歴史は大まかにしか説明できないけどそれでも大丈夫?」
「えっと……その、種族特性……についてとか」
そろそろ夕方なので帰りの電車に乗るため、駅に向かいながら僕達は会話を続ける。歩きながら話す先輩の声は楽しげで、その大きな瞳に見つめられて、つい僕は1番気になっている事を口にする。
「種族特性か~。割合的に半々だけど耳が尖ってるのは割と特徴的かも?俺と俺のお母さんは違うけど。あとは全体的に瞳の色が薄いかな。」
「……先輩のお母さんってどんな方なんですか?」
話の途中だったけれど、僕が気になった言葉を聞き返すと、先輩は小さな顎に指を当てて少し考えた後にこう答えた。
「うーん、俺より少し小さいけど、明るくてよく笑う人だよ。よく目元が似てるって言われる!今度の体育祭にもくると思うからその時紹介するね!」
「へぇ……。うちは来ないと思うので、僕だけ挨拶させてもらいますね。」
先輩のお母さん、先輩に似てる人なんだ。見てみたい。体育祭が楽しみだ。そんな事を考えていたらふと、僕は先輩の表情が曇っている事に気がつく。
「……先輩?どうしたんですか?」
「あっ、えっと、ちょっと色々、気になっちゃって……ごめんね!家庭の事情とか色々あるよね」
その反応で察した。先輩は僕の両親、つまりは兄さんと2人の関係の事を考えたのだろう。実のところを言うと、僕の家は兄さんだけでなく全体的に家族仲は良くない。竜族は離婚をしないから家族の形を保ってはいるけれど、邪竜を産んだ事で責められた母さんは基本的に塞ぎ込んでいるし、父さんも僕の教育には関心があるけれどそれは少しでも邪竜の親であることから抜け出したいからだ。そんな2人が邪竜である兄さんのいる学校に顔を出すわけがない。だけど、それをこのまま話すときっとまた先輩は泣いてしまうから僕はただこう答えることにした。
「あまり子供に関心がない人達なんです。忙しいですしね。それより話の途中でしたよね?他に妖精族の特徴とかあるんですか?」
「そ、そうなんだ。えっとね、魔法が得意な人が多いかな。俺はそこまでだけど。後やっぱり一番の特徴はこの前も言ったけど羽!お母さんもキラキラした綺麗な羽なんだ!」
「は、羽……」
ここ最近、1番僕の頭を占めている言葉。先輩の羽がどんな形をしているのか、近頃は夢にまで出てくる始末だ。毎朝、夢の中の先輩が恥ずかしそうに上着をはだけて見せてくれる直前で目が覚める。そんな時決まって僕の体は熱くて、心臓もうるさい。
「……もし、僕の翼を見せたら……先輩の羽も見せてもらえますか?」
「え?」
「あ……」
言ってから冷や汗が止まらない。こんな言葉、口にしただけでアウトだ。竜族と違い、妖精族は羽を人前で出すのが普通だとはいえ、わざわざ隠してる相手に聞く内容じゃない。デリカシーのない奴だと思われたかもしれない。気持ち悪がられたらどうしよう。嫌われて、距離を置かれたら?
一瞬で血の気が引き、先輩の顔を見るのが怖い。
「えー何それ!竜族って人に翼見せるのダメなんでしょ?……そんなにまでして俺の羽見たいの?」
先輩から返ってきたのはクスクスとおかしそうに笑う声と、揶揄う様な言葉。
いつもは大きくて丸い瞳を細めた、今まで見たことのない蠱惑的な笑い方に僕の鼓動がこれ以上ないほど早まる。見てはいけない様な物を見た気持ちになりながら僕は
「み、見たい!です……!」
と、建前やプライドを守る言葉一つ言えずに白状するしかなかった。
「あはは、必死すぎ!でも、ダメ……エリオ君のえっち!」
「……っ!!!」
そう言って先輩は指でばつ印を作って僕の言葉を却下する。その少し幼い仕草と歳上らしい余裕のある表情のギャップに心臓が苦しくなって僕は口答えひとつできなかった。力では僕の方が圧倒的に強い筈なのに、この人の言葉に逆らえる気が全くしない。
先輩の小さな口からちらりと覗く桃色の舌から目を離す事もできない無力な僕にできるのはただ、僕自身の鼓動で掻き消えそうな、先輩の艶やかな唇から溢れる言葉を一言も聞き逃さないように必死で拾うことだけだった。
こんなのもう先輩の事以外何も考えることができなくても仕方ない。きっと僕は今日もまた寝る前にずっと先輩の言葉を反芻して、先輩の夢を見て、先輩の事を考えて目が覚めるだろう。
最初は、目に入れるのも嫌な弱い人だと思っていたのに、いつの間にか先輩は僕の中でいつまでも見ていたい人に変わっていた。
僕はかけていた眼鏡を取り去って鞄にしまう。先輩との距離をたった数ミリのレンズで遮る事すら勿体なくて、もどかしくなったから。先輩が不思議そうな顔をしていたけれど、これは僕にとって必要な事だから仕方ない。もうきっとこの状態は変わらないんだろう。先輩と歩く帰り道、僕はずっと先輩の事だけを考えて横を歩いた。
◇
「こっちこっち!うちの寮広いから結構歩くんだよね」
そんな話を聞きながら、僕は先輩に腕を引かれて寮の扉をくぐる。自分の所属以外の寮に足を踏み入れるのは初めてだった。
「ちょっと待っててね、部屋片付けてないから外で待ってて!」
先輩に言われるがまま僕は先輩の部屋の扉の外で待つ。壁一枚隔てた所に先輩がいつも暮らしている空間が広がっていると思うと、よくないとわかってはいるけれど耳をすませてしまう。魔法で中の空間を把握する事もできるけれど、それは流石によろしくないので自重した。
「これ!わかりやすいからおすすめ!この本は文字が多いけど歴史とかは詳しく書いてるよ」
「ありがとうございます。いつまでにお返ししたらよろしいですか?」
「えっとねー」
「フレン、お客さんか?」
先輩の返事を待っていたら後ろから男の声が聞こえて、僕は思わず振り向いた。人が来て驚いたわけではない。竜族としての本能が、背を向ける事を警告したからだ。
「あっクロー……」
「貴方、名前は?」
「俺か?俺はクロード。君は……」
(こいつが、先輩の……)
今日まで何度も聞いた忌々しい名前。その持ち主が僕の目の前に立っていた。
怪訝な顔で僕を見る海色の瞳は、相手が普通の人間だと示している。でも僕にはわかった。
(この人間……僕より強い……?)
竜族である僕が人間より弱い事なんてありえない筈だ。だけど僕の本能は目の前の男への警告をやめない。
「わぁ、びっくりした。エリオ君が人の名前聞くの珍しいね。あ!クロード、この子がエリオ君!ルカの弟だよ」
「あ、ああ……君がそうなのか。よろしくな。」
先輩に紹介されて、クロードは僕に声をかける。僕はそれに定型的な返事を返しつつ距離を置いた。
「とりあえず読み終わるまで借りてていいよ!すぐ使う物じゃないし勉強頑張って!」
「わかりました。ありがとうございます……」
寮の玄関まで僕を見送ってくれた先輩の横にクロードも立っている。先輩の少し跳ねた毛先を自然に撫でて整えながら僕の方を見るクロードの姿に僕の胸の中がざわついた。先輩が僕の物ではないのはわかっているけれど、その距離の近さが気に入らない。それに、何より嫌だったのは、クロードの手を受け入れ、甘えた様に笑いかける先輩の姿だった。きっとこれが日常で、先輩の当たり前。そう言われてる様な気になって勝手に心がズキンと痛む。
先輩の寮を後にして、1人で歩く帰り道。暗い夜道を進む歩調に合わせて先輩から借りた本が鞄の中でごとりと揺れる。
これを全部読んだら、少しは先輩に近づけるのだろうか。そんな事すら今の僕にはわからなかった。きっと今晩も先輩の夢を見る。それだけが今わかっている事で、実際に触れる事もできないそれに虚しさが込み上げる。
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