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となりの宮川さんは人気Vtuberになりたいストーリー版
宮川さんとオムライス
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前回のあらすじ 宮川さんと遊園地にきました
マスコットの親戚を惨殺した後、僕たちはお化け屋敷に来ていた。
「まじか・・僕お化け系も苦手なんだけど」
「いいから行くわよ」
「いやだーー」
僕は宮川さんに引きずられながらお化け屋敷に入った。いやきっと大丈夫だ子供も来る場所でそんなガチで驚かせてくるわけないだろう。
「ぎゃあああああああーーー」
全然そんなことなかった。普通に血まみれの人間が出てきた。夢の国で普通の血まみれの人間をだすじゃないよ。
「おおおおおーーーー!!」
「うわあああーーーー」
大量のお化けが出てきてとっさに宮川さんの手を握ってしまった。
「うわあああああ!!!」
「何お化けより驚いてんのよ!殺すわよ!」
「ご、ごめん」
つい自分から手を握ってしまったので怒られるかと思った。すると
「ほら。ポチ。リードを上げるわ」
そう言って髪をかき上げながら宮川さんは手を差し出した。宮川さん優しい。
「あ、ありがとう」
僕はおそるおそる手を握る。これで宮川さんと手を握るのは二回目だ。やっぱり小さい女の子の手だ。こんな女の子にリードされて少し情けなくなった。しかもまじのリードだし。
「行くわよ」
宮川さんは僕の手を引いてどんどん歩いていく。その背中が妙にかっこよく見えた。ドキドキ。これはまさか・・
お化け屋敷を出るとドキドキがすぐに収まった。あっ。怖かっただけだわ。
「ありがとう宮川さん。助かったよ」
宮川さんを見ると僕が握っていた手を気にしていた。もしかして手汗とかすごかったかな。
「宮川さん?次どこいく?」
「・・・ああ。次はごはんにしましょうか」
宮川さんどうしたんだ?僕たちはレストランに向かった。当然のごとく人が多かったので席を確保するのもひと苦労だった。
「ふー。やっと空いてる席見つけたね」
「そうね。全員殺そうかと思ったわ」
「本当にだめだよ!宮川さんの将来が心配だよ」
本当に大丈夫だろうか。宮川さんが犯罪者になるのは阻止しなければ。
「宮川さんは何を食べるの?」
「うーん。たまにはオムライスでも食べようかしら」
「分かった。人も多いし僕が買ってくるよ」
「悪いわね」
そうして券売機のところに行くと。
「オムライスが売り切れだと」
他に探してみるとカップル用ドキドキオムライスが目に入った。
「いや。でもこれはさすがに・・」
「ちょっと!早くしてよね!」
後ろの女性が急かしてきた。ええい。仕方ない。僕は決死の覚悟でそれを押した。カウンターに券を渡してしばらく待つと。
「カップル用ドキドキオムライスでお待ちのお客様?」
おい。やめろ。商品名を言うんじゃない。
「うそだろ。あれを注文したやつがいるだと」「勇者だ」
周りが注目してくる。やめて僕を見ないで。僕はさっさと受け取ると早足で席に戻った。机にそれを置くと、宮川さんがすごい顔でこちらを見てくる。
「これは?」
ものすごい圧だ。怒った母親より怖い。
「えっと。オムライスがこれしかなくて・・」
オムライスを見るとケチャップで思いっきりハートが書かれており、さらに愛してると書かれた旗が中央にそびえたっている。おまけに寮が多い。一人で食べきるのは不可能だろう。
「・・わあ。おいしそうだなー」
なんとか場を盛り上げようとする。宮川さんを見ると黙って食べ始めた。
ふー。まあそんなに気にするほどでもないか。僕たちは黙って食べ進める。
「あっ」
愛してる旗が倒れてしまった。すると宮川さんはその旗を思いっきり箸で突き刺した。
ひぃーー。こわい。
宮川さんはその旗を皿の端に追いやった。かわいそう。あの旗。
僕たちは順調に食べ進め最後の一口となった。宮川さんが僕にオムライスの乗ったスプーンを向ける。
「最後はあなたにあげるわ。私お腹いっぱいなの」
僕も正直おなかいっぱいだけど。かっこつけよう。
僕は宮川さんのスプーンを口で咥える。うーん。味は変わらないな。
「それじゃあ、今度は私が片づけてあげるわ」
宮川さんは食べ終わった皿とお盆を片付けに行ってくれた。宮川さん根はいい人だよな。宮川さんに感謝していると、隣の人の声が聞こえてきた。
「あのカップル用ドキドキオムライスの最後の一口を男に食べさせると将来結ばれるって噂よ」
「きゃああー。私もやりたーい」
隣の女性客が盛り上がっていた。ん?さっき宮川さんに食べさせてもらったけど。まあ宮川さんが知ってるわけないよね。そう思ったところで宮川さんが戻ってきた。
「午後はいろいろ乗った後、夜はパレードを見るわよ」
宮川さんはまだまだ元気だ。
「うん!それじゃあ行こう!」
僕たちはアトラクションを目指した。
マスコットの親戚を惨殺した後、僕たちはお化け屋敷に来ていた。
「まじか・・僕お化け系も苦手なんだけど」
「いいから行くわよ」
「いやだーー」
僕は宮川さんに引きずられながらお化け屋敷に入った。いやきっと大丈夫だ子供も来る場所でそんなガチで驚かせてくるわけないだろう。
「ぎゃあああああああーーー」
全然そんなことなかった。普通に血まみれの人間が出てきた。夢の国で普通の血まみれの人間をだすじゃないよ。
「おおおおおーーーー!!」
「うわあああーーーー」
大量のお化けが出てきてとっさに宮川さんの手を握ってしまった。
「うわあああああ!!!」
「何お化けより驚いてんのよ!殺すわよ!」
「ご、ごめん」
つい自分から手を握ってしまったので怒られるかと思った。すると
「ほら。ポチ。リードを上げるわ」
そう言って髪をかき上げながら宮川さんは手を差し出した。宮川さん優しい。
「あ、ありがとう」
僕はおそるおそる手を握る。これで宮川さんと手を握るのは二回目だ。やっぱり小さい女の子の手だ。こんな女の子にリードされて少し情けなくなった。しかもまじのリードだし。
「行くわよ」
宮川さんは僕の手を引いてどんどん歩いていく。その背中が妙にかっこよく見えた。ドキドキ。これはまさか・・
お化け屋敷を出るとドキドキがすぐに収まった。あっ。怖かっただけだわ。
「ありがとう宮川さん。助かったよ」
宮川さんを見ると僕が握っていた手を気にしていた。もしかして手汗とかすごかったかな。
「宮川さん?次どこいく?」
「・・・ああ。次はごはんにしましょうか」
宮川さんどうしたんだ?僕たちはレストランに向かった。当然のごとく人が多かったので席を確保するのもひと苦労だった。
「ふー。やっと空いてる席見つけたね」
「そうね。全員殺そうかと思ったわ」
「本当にだめだよ!宮川さんの将来が心配だよ」
本当に大丈夫だろうか。宮川さんが犯罪者になるのは阻止しなければ。
「宮川さんは何を食べるの?」
「うーん。たまにはオムライスでも食べようかしら」
「分かった。人も多いし僕が買ってくるよ」
「悪いわね」
そうして券売機のところに行くと。
「オムライスが売り切れだと」
他に探してみるとカップル用ドキドキオムライスが目に入った。
「いや。でもこれはさすがに・・」
「ちょっと!早くしてよね!」
後ろの女性が急かしてきた。ええい。仕方ない。僕は決死の覚悟でそれを押した。カウンターに券を渡してしばらく待つと。
「カップル用ドキドキオムライスでお待ちのお客様?」
おい。やめろ。商品名を言うんじゃない。
「うそだろ。あれを注文したやつがいるだと」「勇者だ」
周りが注目してくる。やめて僕を見ないで。僕はさっさと受け取ると早足で席に戻った。机にそれを置くと、宮川さんがすごい顔でこちらを見てくる。
「これは?」
ものすごい圧だ。怒った母親より怖い。
「えっと。オムライスがこれしかなくて・・」
オムライスを見るとケチャップで思いっきりハートが書かれており、さらに愛してると書かれた旗が中央にそびえたっている。おまけに寮が多い。一人で食べきるのは不可能だろう。
「・・わあ。おいしそうだなー」
なんとか場を盛り上げようとする。宮川さんを見ると黙って食べ始めた。
ふー。まあそんなに気にするほどでもないか。僕たちは黙って食べ進める。
「あっ」
愛してる旗が倒れてしまった。すると宮川さんはその旗を思いっきり箸で突き刺した。
ひぃーー。こわい。
宮川さんはその旗を皿の端に追いやった。かわいそう。あの旗。
僕たちは順調に食べ進め最後の一口となった。宮川さんが僕にオムライスの乗ったスプーンを向ける。
「最後はあなたにあげるわ。私お腹いっぱいなの」
僕も正直おなかいっぱいだけど。かっこつけよう。
僕は宮川さんのスプーンを口で咥える。うーん。味は変わらないな。
「それじゃあ、今度は私が片づけてあげるわ」
宮川さんは食べ終わった皿とお盆を片付けに行ってくれた。宮川さん根はいい人だよな。宮川さんに感謝していると、隣の人の声が聞こえてきた。
「あのカップル用ドキドキオムライスの最後の一口を男に食べさせると将来結ばれるって噂よ」
「きゃああー。私もやりたーい」
隣の女性客が盛り上がっていた。ん?さっき宮川さんに食べさせてもらったけど。まあ宮川さんが知ってるわけないよね。そう思ったところで宮川さんが戻ってきた。
「午後はいろいろ乗った後、夜はパレードを見るわよ」
宮川さんはまだまだ元気だ。
「うん!それじゃあ行こう!」
僕たちはアトラクションを目指した。
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