男子校生は先生のママになりたい

振悶亭めこ

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実践してみよう

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智の手のひらが、優しくトシヲの頬を撫でる。お互い吐息の感じられる距離感。そっと顔を寄せて智の唇がトシヲの唇に触れた。
ちゅっ、ちゅっ、と、啄むように優しく何度も繰り返される口付け。
「……はっ、ふ……トモちゃん、先生」
少しずつ発情していくようなトシヲの様子に、智はほくそ笑む。唇でトシヲの耳に触れ、手のひらは薄いながらも筋肉の付いた素肌の感触を味わうように首筋を、脇腹を、胸元を撫でていく。
「ひっ!?」
トシヲが一瞬目を見開き、ビクリと身体を跳ねさせる。
「乳首、気持ちいいのか?」
胸元を撫でていた時の反応に、智は耳元で囁き問いかけた。
「わか……りません、ただ……トモちゃん先生に触れられた所、ジンって熱くなって……っ」
「そうか。実践して、開発して行けば少しずつ分かってくる。まずは感覚全てを受け入れろ」
トシヲの耳朶をペロリと舐め、今度は胸元に舌を這わせ焦らすようにトシヲの乳首の周りを舐めていく。
「んっ……んんぅっ」
込み上げてくる初めての感覚に、遠慮がちに堪えるように小さく呻くトシヲ。智はトシヲの反応をチラチラ見ながら、外気に触れぷくりと立ち上がった乳首を口に含む。
「ひゃっ!あっ!あぁ……っ!」
ちゅっ、ちゅっ、と吸い上げ、舌先でねっとりと、執拗に舐める。
「ああ……っ、あっ!智ちゃ……先生っ」
智はトシヲの乳首をはむはむと甘噛みし、片手を内腿に這わせ柔らかい手つきで撫で上げる。トシヲのまだ柔らかな若草の茂みを指先で愛で、中心にそそり立つ陰茎を確かめるようにツゥっと指先で触れた。
「あぁあっ、んぅ……はっ、あぁあっ!そこっ、おっぱいばっかり……っ、変になるぅっ」
「成程。変になる、と言いつつ嫌な訳では無いか。それが気持ちいいって事だ。良い所を伸ばしてこそ教師だろ?気持ちいい事、これからたくさん教えてやる」
ジューっと吸い上げ、乳首から唇を離した先生は、トシヲの目を見つめた後、腰や太ももにキスをする。程良く筋肉の付いた太ももを撫で、そっと足を開かせ、そそり立つペニスに舌を這わせる。長く出した舌をトシヲの若く僅かに酸味のある陰茎の根本から先端に向けてねっとりと這わせ、舐め上げた。
「は……ふっ、んんんっ」
「これが、フェラチオだ。前戯を疎かにする輩とは付き合わないように」
「ふぁ……あぁあっ!んあっ!あっ」
すっかり上気して瞳に熱を帯び、上擦った喘ぎを無意識のままに上げるトシヲ。
これがフェラチオ?確かに男同士でも出来るものだけど、先生が僕のを咥えるなんて……こんなに気持ちいいなんて知らなかった……トシヲは書籍からの知識なら多少はあったものの、実際にされるのは初めてで。
「はーっ!あああっ、トモちゃ……せんせっ、んああああっ」
チュッ、チュウゥッ!
智はトシヲの先端からヌラヌラと溢れ出る、無意識の欲望の汁を美味しそうに啜り、陰茎をパクリと口に頬張った。
ゆっくりと、トシヲの陰茎は智の喉の奥まで埋没していく。智の口腔内の熱に陰茎を包み込まれ、トシヲは今にも果ててしまいそうだった。それを堪え、訴える。
「だめ……っ、だめ、出る……からぁっ」
智は構わず口を窄め、上下に動かす。
じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぶぶっ!
「ああああっ、出るっ!トモちゃ……せんせぇっ、出るぅぅっ!」
背中を仰け反らせ、智の肩を掴んでトシヲは智の口腔内に青臭くどろりとした白濁を吐き出した。
「はっ、はー……はふ……」
「少しは体がほぐれたか?本番はこれからだぞ」
「あ……っ」
一度吐精したばかりの蕩けたトシヲの顔を覗き込み、智は口腔内で受け止めた精を自らの手のひらにそっと吐き出し、その手の白濁を塗り込むようにしながらトシヲのアナルに指を這わせる。周囲をマッサージし、ゆっくりと内部を傷つけないよう指先をアナルに沈めていく。
本番……本番。そうだよ、子作りの仕方を実践して貰うんだから、これからが本番なんだ。トシヲはぼんやり思う。
「流石にキツイな……初めてだろ、痛かったら時間をかける。きちんと言う事」
「ん……痛くは、無いです……っ、それに……」
「何だ?」
「初めては誰しも通る道、ですから……トモちゃん先生なら、きちんと教えてくれるかなって」
既にトシヲのアナルは智の指を一本咥え込み、キュウキュウと締め付けていた。
智は軽く頷き、二本目の指をトシヲのアナルに挿入し、指の腹で前立腺を探る。
「ひあぁっ!ああ……っ、あっ!」
一際甘ったるい声が、静まり返った放課後の家庭科室に響いた。
「よし、ここか……」
二本の指をバラバラと動かして智はトシヲの前立腺を責め立てていく。前立腺への刺激のせいか、先程吐精したばかりのトシヲの陰茎は再び上を向いて起立していた。
「あぁあっ……あっ!何……?んああぁっ!」
身を捩らせ、甘ったるい声を上げるトシヲの上に覆い被さり、智は頬に、耳に、首筋に、唇にキスを落としていく。
ズリュ……と、アナルから指を引きぬき、智は代わりに硬く大きく逞しく育った自身の陰茎を埋め込んでいく。
「あっ、あっ、んぅ……はーっ」
トシヲは少しずつ、確実に内部に侵入していく智の熱い肉の楔の感触に、短い吐息を繰り返す。
「トモちゃ……せんせぇの、んっ……あついのでっ、広がってく」
時間をかけてじっくりと智は腰を進め、根本まで挿入した辺りで一度動きを止めた。
「ん……あれ?」
トシヲは痛かったら、と、先程の智の言葉を思い浮かべる。腸内の圧迫感と智の熱、身体の火照りはあるものの痛みは無く、動きを止められた事が不思議だった。が。
「まずは俺の形を覚えるんだ。こうやって奥まで挿入して、数秒動きを止めてやると形を覚えるらしい。男はどうなのかは分からんが、一応な」 
「僕は男ですが……」
「日頃からママと呼ばれたがっている古谷なら出来るだろ」
ずぷっ、ずぷっ、ずぷっ!
少しの会話の後、智は腰を動かし始めた。
「ふぁっ!ああああっ!はぁああぁんっ」
トシヲの太ももが、僅かに強張った。智はトシヲの手を優しく取り、指と指を絡み合わせて握る。俗に言う、恋人繋ぎ。
「古谷……力、抜けって。力みそうになったら手をぎゅっと握り締めておけ」
両手と両手を繋ぎ、智は腰を強く打ち付け始めた。
パン!パン!
力強い、肉と肉のぶつかり合う音。
「あっ……ああっ!おく……っ!トモちゃ……せんせぇのがっ、あひいぃっ!」
激しい抽送。トシヲは粘膜の触れ合いに初めてとは思えない程の甘い嬌声を響かせ、智の手をぎゅっと握り締めた。
「くっ……締まりが良いぞ古谷。俺もイきそうだ」
「ああああっ!あんっ!イって……っ!トモちゃ、せんせぇも……気持ちよくなってぇっ!」
パンっ!パンっ!パンっ!
トシヲの甘ったるいうわごとのような言葉と同時に、智は腰の動きを更に激しいものに変え、トシヲの奥深くを抉るように力強く何度も突き上げた。
「あぐっ……!あぐっ……!ぁっ、ああああぁ~~~!!」
奥深くを突かれる度にトシヲの身体はビクンビクンと跳ね、背中がのけ反る。繋いだ手に、力が籠る。
「んっ……はっ、出る……っ!」
「あぁあっ、あっ!溶けちゃうっ、溶けちゃうぅ!んああああ~~~~っ!」
智はトシヲの奥を突き、剛直を挿入したまま動きを止めた。
ドクンッ、ドクドクッ!
勢い良く智はトシヲの中に粘つく白濁を注ぎ込んだ。同時にトシヲもピュクピュクと二度目の、先程より薄まった精を放った。

気付けば辺りが夕日が宵闇に変わるぐらいの時間が経過していた。
事後処理と称してトシヲは智に精を掻き出して貰い、体液で汚れた部分を拭われている。
「トモちゃん先生、恋ってどんな感じなんだろうね……ママには必要無くても、愛しい子供達が悩んだ時、僕はどうすればいいんだろ」
智はトシヲに付いた体液を一通り拭い、使ったティッシュをコンビニの袋にまとめながら、ため息を一つ。
「はぁ……そっちの事はお察し下さいと、前にも言っただろ?」
身なりを整え、智は家庭科室の電気を付けた。スーツのポケットの中から上品な色づかいの洋封筒を一つ取り出して、制服を着込んだトシヲに差し出す。
「トモちゃん先生?」
「今日はここまで。封筒を開けるのは家に帰ってからな?片付けは俺がやっておく、早めに帰るように」





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