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皆の学園生活
3 お花はピンク色
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新入生の列から少し離れた所でラルベル殿下の歩みは止まる。
「モノアお花付けて」
はい、と渡されたお花のコサージュをラルベル殿下の左胸に付けてあげる。
「今年の色はピンク色ですか。良くお似合いですよラルベル殿下。」
「ふふふ!ほんと?僕ピンク似合う?」
「はい、とても」
わーい!と喜んで抱きついてくるラルベル殿下。平民の僕と、王族のラルベル殿下がこうやって抱きついているのは本当はおこがましい事だが、一応この学園では身分差を無しに貴族平民も分け隔てなく接するようにと校訓がある。だが、分け隔てなく接してくれるイザークのような貴族も居れば平民をよく思わない貴族も居るんだが…うん。だから。本当はこうゆう姿を見られるとラルベル殿下の対面に傷が着くと思うから行きの馬車や入学前日にもお話したのだがラルベル殿下はこの学園の校訓を気に入って居られるのかずっとその事を言って、気にしないで!と言われてしまったので何を言っても仕方ないと飽きられることにする。
「おい!」
ラルベル殿下に抱きつかれて居ると後ろから声をかけられる。
「フェルディ様!クレイ様!」
そこには、仁王立ちのフェルディ様と少し気だるげそうなクレイ様が居た。
「なーんだ。来たの?」
「あ?当たり前だろ!俺もこの学園に入学するんだからな!」
「そうだけど、見て分からない?今はモノアとイチャイチャしてるんだから邪魔しないでよ。」
「はぁー!?お前が一方的に抱きついているだけだろ?モノアは嫌がってたぞ!」
「はぁ!?そんな訳ないし!モノアが嫌がる訳ないし!」
ガルルル!シャーー!とフェルディ様とラルベル殿下は子猫同士の喧嘩をしている。
そんな2人の言い争いを横目に僕はクレイ様とお話をしていた
「クレイ様、制服姿良くお似合いです!」
「…ありがとう。これ、僕にも付けてくれるな?」
そう言い渡して来たのはピンク色のお花のコサージュ
「あれ、そこで付けてもらわなかったのですか?」
「…うん、ラルベルがモノアにお花付けて貰うのを見て…僕もモノアに付けてもらいたくて…持ってきたんだ。」
ダメかな?とクレイ様は気だるげなタレ目を少しうるうるとさせて僕を上目遣いで見上げる。
「そ、そんな顔をされたら断れないですよ…」
そう言いながら、クレイ様のてからコサージュを受け取りクレイ様の左胸にコサージュをつけて差し上げる。
「出来ました」
「…!ありがとう、どうかな?…似合ってる?」
どう?と少し小首を傾げながら見上げてくるクレイ様…うっ。やっぱり美形はどんな色でも物でも似合ってしまう。淡いピンク色は、クレイ様の白い髪の青い瞳に良くお似合いだ。
「とても似合ってますよ」
「…コク」
褒めると照れくさいのか口を閉ざして頷いて返答してくれる。少し耳が赤いのがとても可愛らしい。
クレイ様が、少し言いにくそうに言葉を発する。
「…モノア、お願いがあるんだ。」
「モノアお花付けて」
はい、と渡されたお花のコサージュをラルベル殿下の左胸に付けてあげる。
「今年の色はピンク色ですか。良くお似合いですよラルベル殿下。」
「ふふふ!ほんと?僕ピンク似合う?」
「はい、とても」
わーい!と喜んで抱きついてくるラルベル殿下。平民の僕と、王族のラルベル殿下がこうやって抱きついているのは本当はおこがましい事だが、一応この学園では身分差を無しに貴族平民も分け隔てなく接するようにと校訓がある。だが、分け隔てなく接してくれるイザークのような貴族も居れば平民をよく思わない貴族も居るんだが…うん。だから。本当はこうゆう姿を見られるとラルベル殿下の対面に傷が着くと思うから行きの馬車や入学前日にもお話したのだがラルベル殿下はこの学園の校訓を気に入って居られるのかずっとその事を言って、気にしないで!と言われてしまったので何を言っても仕方ないと飽きられることにする。
「おい!」
ラルベル殿下に抱きつかれて居ると後ろから声をかけられる。
「フェルディ様!クレイ様!」
そこには、仁王立ちのフェルディ様と少し気だるげそうなクレイ様が居た。
「なーんだ。来たの?」
「あ?当たり前だろ!俺もこの学園に入学するんだからな!」
「そうだけど、見て分からない?今はモノアとイチャイチャしてるんだから邪魔しないでよ。」
「はぁー!?お前が一方的に抱きついているだけだろ?モノアは嫌がってたぞ!」
「はぁ!?そんな訳ないし!モノアが嫌がる訳ないし!」
ガルルル!シャーー!とフェルディ様とラルベル殿下は子猫同士の喧嘩をしている。
そんな2人の言い争いを横目に僕はクレイ様とお話をしていた
「クレイ様、制服姿良くお似合いです!」
「…ありがとう。これ、僕にも付けてくれるな?」
そう言い渡して来たのはピンク色のお花のコサージュ
「あれ、そこで付けてもらわなかったのですか?」
「…うん、ラルベルがモノアにお花付けて貰うのを見て…僕もモノアに付けてもらいたくて…持ってきたんだ。」
ダメかな?とクレイ様は気だるげなタレ目を少しうるうるとさせて僕を上目遣いで見上げる。
「そ、そんな顔をされたら断れないですよ…」
そう言いながら、クレイ様のてからコサージュを受け取りクレイ様の左胸にコサージュをつけて差し上げる。
「出来ました」
「…!ありがとう、どうかな?…似合ってる?」
どう?と少し小首を傾げながら見上げてくるクレイ様…うっ。やっぱり美形はどんな色でも物でも似合ってしまう。淡いピンク色は、クレイ様の白い髪の青い瞳に良くお似合いだ。
「とても似合ってますよ」
「…コク」
褒めると照れくさいのか口を閉ざして頷いて返答してくれる。少し耳が赤いのがとても可愛らしい。
クレイ様が、少し言いにくそうに言葉を発する。
「…モノア、お願いがあるんだ。」
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