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0章
王子と村人
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辺境の島国の小さな村、
そこから少し離れた廃教会に一人の少女が向かっている、
何百年も昔ここに天使が身を隠していたという言い伝えがあるこの廃教会にはなぜか魔物も寄り付かず格好の昼寝場所なのだがいつものように扉を開くと日の光が差している教壇の前に見慣れない人影を見つけた。
「誰だお前…?」
少女の問いかけに振り向いた深い藍色の髪の少年の赤い瞳と目が合った、
服装は少女と比べて小綺麗なことから良い暮らしであることが伺えるが藍色の髪に赤い瞳なんてこんな辺境の島にも噂話ぐらい入るはずだが聞いたこともない。
「僕はメルル、魔界から来た。
力を貸してほしいんだ。」
そこから少し離れた廃教会に一人の少女が向かっている、
何百年も昔ここに天使が身を隠していたという言い伝えがあるこの廃教会にはなぜか魔物も寄り付かず格好の昼寝場所なのだがいつものように扉を開くと日の光が差している教壇の前に見慣れない人影を見つけた。
「誰だお前…?」
少女の問いかけに振り向いた深い藍色の髪の少年の赤い瞳と目が合った、
服装は少女と比べて小綺麗なことから良い暮らしであることが伺えるが藍色の髪に赤い瞳なんてこんな辺境の島にも噂話ぐらい入るはずだが聞いたこともない。
「僕はメルル、魔界から来た。
力を貸してほしいんだ。」
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