もう一度……〜女神の依頼を受けて召喚された世界で俺の人生が変わりました〜

ソラ

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第1章

51 帰還までの半年間は

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アルフィーノが俺の為かのような提案をしてきた。
俺が帰還するまでの間ハグとキスの許可が欲しいと。

そんなことしたらアルフィーノが辛くなるんじゃないかと渋ったら『思い出が欲しい』と。

俺だってしたくないわけじゃない。
アルフィーノにされるのは気持ちいい。

今までする側だったから……
って訳じゃないな。

好きだから。

それが1番っしっくりくる。
そう。俺はアルフィーノが好き。

認めてしまえばあれだけアルフィーノに構いまくってたのも分かる。

傍にいたかった。
アルフィーノに触れたかった。


そういうことだったんだ……


「アルフィーノは……いいんだな?」

俺はアルフィーノの瞳を覗き込み確認する。

辛くなるかもしれない。
それでも後悔しないだろうか?

俺と出会わなければ……とは思って欲しくない。

俺に後悔はない。
思い出があれば………………

「傍にいる間だけでもセイゴを感じさせてください。俺は後悔しません」

アルフィーノはそうはっきりと言い切った。

「セイゴに触れないことの方が後悔します」

アルフィーノがそう言うから、俺はギュッとアルフィーノを抱きしめた。

俺の帰還後アルフィーノが辛い思いをするなら女神にアルフィーノから俺への思いを消してもらおう。
そんなことができるのか分からないが、俺を召喚するくらい力があるんだったら何か方法があるだろう。


「アルフィーノ。一緒にいられる時間は短い。それでもお互い後悔しにようにしよう」

お前が辛い思いをするのは嫌だよ。
それなら俺の事を忘れてくれる方がいい。

そんなことを言ったらお前は怒るだろうな。




それからは、この1年繰り返していた変わりない生活を続けた。

変わったことは、時間ができればアルフィーノに抱きしめられ、たくさんキスをするようになったこと。寝る時に始めからくっ付いて寝るようになったこと。
後、アルフィーノがエッチィ手つきで俺を撫で回すようになったこと……

いやね、俺だって男だから触りたいってのは分かるんだよ。分かるんだけど……

自分がされると何か居た堪れない……

アルフィーノの手は気持ちいいんだよ。
だから、余計に拒否できない。

アルフィーノもさ、「セイゴの身体覚えていさせて」なんて言いながら撫で回すんだもん。

嫌いなヤツだったら鳥肌もんだけど、アルフィーノだよ?好きなんだよ?好きなヤツに触られて嫌なはずがない。

あまりにも気持ちよすぎて声出そうになるし……




「…………あ…………アルフィーノ…………
ダメ……」

折角昼食後から休みを貰ったのに、今も自室のソファでアルフィーノに身体中撫で回されてる。

キスもさ、触れるだけの感じじゃなくてガッツリ舌入れられて、口の中撫で回されてる。


おかしい…………

今日は久々に自分で作ったご飯が食べたくて半日休み貰ったのに……

アルフィーノとイチャイチャする時間になっちゃってるし!

嬉しいよ。そりゃね好きだからさ。

開き直ちゃってるとか言うなよ。
残された時間アルフィーノとの思い出だけでも欲しいんだよ。

でも、コレはダメ。
流されちゃう。
だって好きだもん………………


「アルフィーノ……ダメ……」

アルフィーノの胸を推し抵抗するが既に力が入らずろくに抵抗できていない。

夕食!
作りたいの!
アルフィーノに俺が作ったの食わしてやりたいって思ったのに!

「……セイゴ……」

何かを感じ取ってくれたみたいで少しだけ離れてくれる。

「2人きりの時だけでいいから……フィーって呼んで。そうしたら解放する」

アルフィーノが俺の目を覗き込み愛称呼びを要求する。

「……うん……フィー……」

小さくアルフィーノを呼ぶと凄く嬉しそうに笑い、チュッてリップ音と共に唇にキスをしてから放された。

足に力が入らずソファに深く座り込む。

アルフィーノがこんなに甘いと思わなかった。

流されるのだけは気をつけよう。
元々アルフィーノに甘いの自覚あったし……

「夕食……作る」

俺といて楽しかった。俺といて嬉しかった。俺といて…………

俺と出会えて良かった。

そう、アルフィーノには思ってもらいたい。
俺が帰還した後も少しでも淋しくならないように……そう願いながら………………





************

お読みいただきありがとうございます(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)

アルフィーノ君の暴走の始まりです。
誠吾さん頑張って~
心の中で応援しておきます(笑)

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