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第4話 おおっと、壁の中に居る でも石の中は勘弁だ
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私は次に来た勇者討伐隊を壁に隠れながら見守る事にしたのだが。さて、こいつ等は頑張ってくれるかな?
「ガハハハ! うし!行くか!」
「気を付けろよ、こんな古い城には貴族の趣味で変な仕掛けがしてあるって話だからな」
「ハハッ、そんな百何年もたってる仕掛けが今更動くわけね・・・」
そう言いながら屋敷に入った男の頭にシャンデリアが落ちた
「くっ!・・・おらぁ!」
だが、その男はポールアクッスでシャンデリアを払いのけてみせた
「言ったそばから・・・よっ!」
払いのけられ振り子のように戻って来るシャンデリアを次の男が風の魔法で更に吹き飛ばした
「おいバカ! シャンデリアで道が塞がったぞ!」
「後で引っぺがせばいいだろ」
向き合って口論している二人を狙って、柱に絡みついたいくつもの竜の彫刻の口から炎が吹き出たが
「「せい!」」
残りの二人が口論する二人を庇う様に、竜の彫刻を両手剣とメイスで砕く
「2人とも遊びすぎ」
「面倒だから、真っ直ぐ突っ切っちまおうよ」
「まだ仕掛けがあるかもしれん、俺達がシャンデリアを退かしている間、他にも仕掛けが無いかチェックしてくれ。もしかしたら抜け道があるかもしれないからな」
「はいよ」
ひと段落ついた彼らは、城内を散策し始めたてしまった。まずいな
「この壁についてる燭台とか怪しくないか?」
「隠し扉を開くレバーになってるとか? そんな物語みたいな仕掛けあるか?」
「シャンデリアって光源があるのに、燭台は余計だろ」
「そのシャンデリアがトラップとして落ちてくるから、予備の光源として燭台がいるんじゃないか?」
「あ、それもそうか」
よし、そのまま燭台は無視して先に進めとは思ったが
「でも一応チェックはしてみるか」
そう言ってその男は燭台を下に引き
「バコッ」
燭台を根元からもぎ取ってしまった
「あらら・・・」
「ほら何も無いだろ・・・」
「ポト…」
燭台と一緒にもげた壁の穴から隠した焼死体がこぼれてしまった
「なぜ燭台からローストチキンが!?」
「しかもこれ・・・、まだ温かいぞ。ハグッ」
「おいおい食うなよ!」
私が暇を持て余している間に人類もずいぶん意地汚くなったものだ。音から察するに片方の男が壁から出てきた死肉をむさぼり、もう片方の男が驚いているようだ。そんな二人を見てシャンデリアと格闘していた2人が不審に思い声をかけた
「おい、何かあったのか?」
「ああ、燭台壊したら根元からローストチキンが出てきたんだよ」
「なんじゃそりゃ・・・」
「毒は入ってないみたいだぜ。モグモグ・・・」
「そうか? 他にも壊してみたら色々出てくるかもな」
なにやら面倒なことになった
「じゃあこの花瓶もぉ!」
「バリン」
「うわ!こっちもローストチキン出てきた!?」
奴らめ、そこらじゅうを壊し始めて、私がご丁寧に隠してやったニワトリの焼死体を暴き始めた。こんな神経図太い連中だったとは、これならあのまま焼死体を放置していても問題なかったかもしれん
「ここだ!」
む、私の隠れた壁にむかって攻撃してくる気配が・・・
「バコッ」
・・・したので、壁の裏から手をそえて攻撃を防いだ
「意外と丈夫だなッ!」
「ゴン!」 「ゴン!」
「ガン!」 「ガン!」
連続でくる攻撃を軽く受け止めていたのだが
「こなくそぉーう!!」
「ボロ…」
衝撃で石造り壁のブロックの一つが潰れて粉々になってしまった
「どうだ! 手ごたえが・・・」
「パコ」
私は素早く別のブロックを壁から抜き取って、砕けたブロックと取り替えた
「あ、あれ? 確かに石を砕いたような感触が・・・」
壁の前の男は、砕いた筈の石ブロックが無傷なのを見てあっけに取られている様だが、仲間に声を掛けられて諦めた様だ
「おい、チキンしか出てこないしもう行くぞ!」
「わかった、今行くよ!」
奴らは古城の奥に進んで行った様だ、気配が遠のいていく
「まったく、無駄な手間をかけさせおって・・・・」
私が隠れていた壁は、先ほどの攻撃のダメージで今崩れ去った
「ガラガラッ・・・!」
「さて、後を追うか」
私は、シャンデリアを退かして先に進む勇者討伐隊の後を追いかけたのだが直ぐに・・・
「うわああ・・・・・!」
・・・奴らの1人が落とし穴に落ちてしまった。さっきまで燭台に仕掛けがあるか疑っていた者とは思えない最後だ、肉を食したせいで頭の血が胃袋にまわったか?
「ふん、このマヌケ! こんなの直ぐ飛び越え・・・うぐ!」
落とし穴を飛び越え様とした者も、天井から伸びる突起にぶつかって落とし穴に落ちてしまう。別の角度から見ると丸わかりなのだが、正面から見ると分からない偽装が施されていたのだろう。早くも二名脱落か
「バカ野郎共・・・、前衛が真っ先に居なくなりやがって、残された俺達はどうすればいいんだ・・・・」
途方に暮れる彼に、まったくだなと同意する気持ちもあるが・・・・
「取り分が二倍になったと思えば良いじゃないか。敵殺かたきとろうぜ」
「それもそうだ。行こう!」
前向きなのはけっこうだが、私は玩具が半分になって不満だ。次はもっと面白い死に方をしてくれよ? 毒の中をのたうち回るとか、ゆっくりと落ちてくる天井に喚きながら潰れるとか
「これを逆に利用してやれば安全に行けそうだ」
「そうだな、よいしょっと」
残された二人は天井の出っ張りにしがみつきながら落とし穴を越えて先に進んだ。私は重力など無視して素直に落とし穴の上を歩いてついて行く
「・・・?」
私は落とし穴の上で違和感を感じた。はて、あるべきものが無かったような? まあいい、後で思い出すだろう
「ガハハハ! うし!行くか!」
「気を付けろよ、こんな古い城には貴族の趣味で変な仕掛けがしてあるって話だからな」
「ハハッ、そんな百何年もたってる仕掛けが今更動くわけね・・・」
そう言いながら屋敷に入った男の頭にシャンデリアが落ちた
「くっ!・・・おらぁ!」
だが、その男はポールアクッスでシャンデリアを払いのけてみせた
「言ったそばから・・・よっ!」
払いのけられ振り子のように戻って来るシャンデリアを次の男が風の魔法で更に吹き飛ばした
「おいバカ! シャンデリアで道が塞がったぞ!」
「後で引っぺがせばいいだろ」
向き合って口論している二人を狙って、柱に絡みついたいくつもの竜の彫刻の口から炎が吹き出たが
「「せい!」」
残りの二人が口論する二人を庇う様に、竜の彫刻を両手剣とメイスで砕く
「2人とも遊びすぎ」
「面倒だから、真っ直ぐ突っ切っちまおうよ」
「まだ仕掛けがあるかもしれん、俺達がシャンデリアを退かしている間、他にも仕掛けが無いかチェックしてくれ。もしかしたら抜け道があるかもしれないからな」
「はいよ」
ひと段落ついた彼らは、城内を散策し始めたてしまった。まずいな
「この壁についてる燭台とか怪しくないか?」
「隠し扉を開くレバーになってるとか? そんな物語みたいな仕掛けあるか?」
「シャンデリアって光源があるのに、燭台は余計だろ」
「そのシャンデリアがトラップとして落ちてくるから、予備の光源として燭台がいるんじゃないか?」
「あ、それもそうか」
よし、そのまま燭台は無視して先に進めとは思ったが
「でも一応チェックはしてみるか」
そう言ってその男は燭台を下に引き
「バコッ」
燭台を根元からもぎ取ってしまった
「あらら・・・」
「ほら何も無いだろ・・・」
「ポト…」
燭台と一緒にもげた壁の穴から隠した焼死体がこぼれてしまった
「なぜ燭台からローストチキンが!?」
「しかもこれ・・・、まだ温かいぞ。ハグッ」
「おいおい食うなよ!」
私が暇を持て余している間に人類もずいぶん意地汚くなったものだ。音から察するに片方の男が壁から出てきた死肉をむさぼり、もう片方の男が驚いているようだ。そんな二人を見てシャンデリアと格闘していた2人が不審に思い声をかけた
「おい、何かあったのか?」
「ああ、燭台壊したら根元からローストチキンが出てきたんだよ」
「なんじゃそりゃ・・・」
「毒は入ってないみたいだぜ。モグモグ・・・」
「そうか? 他にも壊してみたら色々出てくるかもな」
なにやら面倒なことになった
「じゃあこの花瓶もぉ!」
「バリン」
「うわ!こっちもローストチキン出てきた!?」
奴らめ、そこらじゅうを壊し始めて、私がご丁寧に隠してやったニワトリの焼死体を暴き始めた。こんな神経図太い連中だったとは、これならあのまま焼死体を放置していても問題なかったかもしれん
「ここだ!」
む、私の隠れた壁にむかって攻撃してくる気配が・・・
「バコッ」
・・・したので、壁の裏から手をそえて攻撃を防いだ
「意外と丈夫だなッ!」
「ゴン!」 「ゴン!」
「ガン!」 「ガン!」
連続でくる攻撃を軽く受け止めていたのだが
「こなくそぉーう!!」
「ボロ…」
衝撃で石造り壁のブロックの一つが潰れて粉々になってしまった
「どうだ! 手ごたえが・・・」
「パコ」
私は素早く別のブロックを壁から抜き取って、砕けたブロックと取り替えた
「あ、あれ? 確かに石を砕いたような感触が・・・」
壁の前の男は、砕いた筈の石ブロックが無傷なのを見てあっけに取られている様だが、仲間に声を掛けられて諦めた様だ
「おい、チキンしか出てこないしもう行くぞ!」
「わかった、今行くよ!」
奴らは古城の奥に進んで行った様だ、気配が遠のいていく
「まったく、無駄な手間をかけさせおって・・・・」
私が隠れていた壁は、先ほどの攻撃のダメージで今崩れ去った
「ガラガラッ・・・!」
「さて、後を追うか」
私は、シャンデリアを退かして先に進む勇者討伐隊の後を追いかけたのだが直ぐに・・・
「うわああ・・・・・!」
・・・奴らの1人が落とし穴に落ちてしまった。さっきまで燭台に仕掛けがあるか疑っていた者とは思えない最後だ、肉を食したせいで頭の血が胃袋にまわったか?
「ふん、このマヌケ! こんなの直ぐ飛び越え・・・うぐ!」
落とし穴を飛び越え様とした者も、天井から伸びる突起にぶつかって落とし穴に落ちてしまう。別の角度から見ると丸わかりなのだが、正面から見ると分からない偽装が施されていたのだろう。早くも二名脱落か
「バカ野郎共・・・、前衛が真っ先に居なくなりやがって、残された俺達はどうすればいいんだ・・・・」
途方に暮れる彼に、まったくだなと同意する気持ちもあるが・・・・
「取り分が二倍になったと思えば良いじゃないか。敵殺かたきとろうぜ」
「それもそうだ。行こう!」
前向きなのはけっこうだが、私は玩具が半分になって不満だ。次はもっと面白い死に方をしてくれよ? 毒の中をのたうち回るとか、ゆっくりと落ちてくる天井に喚きながら潰れるとか
「これを逆に利用してやれば安全に行けそうだ」
「そうだな、よいしょっと」
残された二人は天井の出っ張りにしがみつきながら落とし穴を越えて先に進んだ。私は重力など無視して素直に落とし穴の上を歩いてついて行く
「・・・?」
私は落とし穴の上で違和感を感じた。はて、あるべきものが無かったような? まあいい、後で思い出すだろう
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