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2.ゴブリンですがなんかごめん
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この世界の愛玩動物といえばもちろんーーゴブリンーーのことである。
その愛くるしいギョロ瞳、鮮やかな緑色が目に痛い幼児体型、ピンと伸びた長めの耳にツルッとピッカな丸い頭。
まさに異世界のスコティッシュフォールド!
って、んなわきゃねぇ!
まったく、一体どうしてこうなった!
「ダメだ。これもうどうやっても無理だわ……」
意識覚醒から数十分、前世や今世の記憶のアレコレにようやく心の整理をつけた私は、同時進行で格闘していた足枷破壊を半ば投げやりに諦めた。
両の足首に喰い込むようにして取り付けられた鉄製のそれは、所々腐食しているにもかかわらず非力なゴブリン如きの力ではびくともしない。
監禁生活数年目にしてようやく訪れた逃亡のチャンスだが、そもそもそれを活かす術が見つからない。
思い返せば、不運な前世に負けず劣らず不運な今世である。
生まれ変わった先が異世界。それも魔物。しかも最弱。すでにスタートダッシュで詰んでいる。
「何故に、よりによってゴブリン」
今世の私は草木の生い茂る森の中の一角、ポツンと開けた小さな野原で生まれた。
ゴブリンとしての父と母がいたかどうかは定かではない。
そもそも魔物がどう生まれるのかも、私は知らない。わからない。
気づい時には、20人? 20匹? ほどのゴブリンの集落で生活していた。
皆似たような背格好と顔つきだったが、大人と子供はサイズが少し違う。
朝起きて、一日中食べられるものを探し、夜になれば寝る。
家はなく、その辺に生えている草木を集めて寝床にしていた。
雨の日は、大きな木の下で皆で固まって寝て過ごした。
この世界のゴブリンは、とても知能が低い。
多分何も考えていない。
それが私の集落に限ったことだったのかどうかは定かではないが、少なくとも私達の集落に言語はなく、ほぼすべての会話がーー
「あっ……あっ……」
某お湯屋を舞台としたあのアニメの顔のない彼のお方のソレそのものだった。
まぁ、それでも支障がほぼなかったのは、言いたいことは大概「腹減った」だったからだろう。
ゴブリン族としての生活は、決して不幸なものではなかった。
常に空腹に苛まれてはいたが、それを不幸だと感じるほどの知能が、私達にはなかったのだ。
私達は平凡に平和に、何となくの日々をいつも何となく生きていた。
たまには1人2人と、他の魔物によって数が減ることもあった。そんな時は皆、疲れ果てるまで泣きながら踊った。
私達は情に熱い種族だった。思考力が3歳児以下だった代わりに、感情のあり方もまた3歳児以下だった。
悲しみが晴れるまで、皆いつまでも踊り明かした。
そしてまた、いつの間にか増える仲間を楽しみに待った。
「あっ! あっ! あっ!」
災厄は、ある日突然襲ってきた。
なんの前触れもなく、そこにいた全てのゴブリンが皆殺しにあったのだ。
目の前で繰り広げられる惨劇を、私は自分の首が斬り飛ばされる音を聞きながら見つめていた。
私達を襲ったのは、人間の勇者を名乗る一行だった。豪華絢爛な装飾の施された装備に身を包んだ面々は、下卑た笑いを浮かべながら楽しそうに剣を振り、魔法を繰り出した。
悲鳴すら上げる間もなく、私達は静かに滅んだ。
次に目が覚めた時、私は馬車の中にいた。
そして驚愕の表情を浮かべた勇者に、再び斬り殺された。
(こいつだけは死んでも許さない! いつか必ずこの手で殺す!)
足りない脳みそでも、それだけはしかと魂に焼き付いた。その顔を死んでも忘れないように。
その後はもう幾度となく目覚めては殺されるを繰り返した。様々な場所で、様々な人々に、様々な方法でーー
今思えば、知能が低かったことに感謝しかない。
不幸中の幸いとはこれいかに。お陰で己の残酷すぎるゴブリン生を受け入れ、今日までこうして生き延びることがーー
(ん……?)
いや、おかしい……
これまでの今世を思い返して、私は初めてその異質さに気がついた。
確かに私は、ゴブリンである。
まごうことなき緑色の生物である。
しかし、何故何度となく死んで蘇る?
ほぼ即死ばかりだったとはいえ、中にはバラバラにされて殺された記憶もある。
気を失ったのではなく、毎回確かに死んでいた。
あの感覚……激痛と悲哀。世界の全てが終わり、虚無に還る絶望。
ーーアレはまごうことなき死。
ならば、この世界のゴブリンは皆不死身ということだろうか?
いや、いくらなんでもそれはないはず。死んだ仲間は皆、確かに死んで蘇ることはなかった。
ゴブリンは、弔いのためだけに踊るのだ。
なら何故私は……
ーー私だけ?
『転生特典』
ふと、そんな言葉が頭をよぎった。
前世で昔、知り合いから押し付けられたヒモ男その2が、そんなようなことを熱く語っていた気がする。
なんでも異世界に転生した主人公がチートと呼ばれる転生特典のスキルを使って無双したりハーレムしたりするアニメが流行っているのだとかなんとか。
当時のアニメやゲームにとんと疎かった私には、なんのことやらさっぱりわからなかったけども。
そういえば、ヒモ男その1もその2もその3もこぞって皆、朝まで夜通しゲームをしていたっけ。あいつら一体いつ寝てたんだろ?
「イタっ!」
ふと、右足の足枷付近に痛みを感じて、そちらに視線を落とした。
「ひっ!」
声にならない悲鳴が口から漏れた。
心臓が口から飛び出るかと思うほど、驚いた。
切り落とされたはずの右手が、右足首の足枷付近に噛み付いていたのだ!
なんだこれ! どういう状況?
「痛い痛い痛い!」
もう一度言おう。
切り落とされた手のひらに口のようなものをつけた緑色の奇妙な生物が、手首側に生やしたエノキのような足をバタバタさせて私の右足首に噛み付いている。
「気持ち悪い!」
「ぎゃっ!」
思わずソレを右手ではたき落とした。
「……」
はたき落とされたそいつは、震えるエノキ足で弱々しく立ち上がり、恨めしそうな雰囲気でこちらを見つめた。ーー目はないが。
「なんかごめん……」
まるで思わず右手ではたき落とした私の方が悪者かのようで、思わず謝罪が……んん?
え、右手?
「ハッ! 生えてる!」
気づけばないはずの私の右手は、いつの間にやら、完全再生を果たしていた。
その愛くるしいギョロ瞳、鮮やかな緑色が目に痛い幼児体型、ピンと伸びた長めの耳にツルッとピッカな丸い頭。
まさに異世界のスコティッシュフォールド!
って、んなわきゃねぇ!
まったく、一体どうしてこうなった!
「ダメだ。これもうどうやっても無理だわ……」
意識覚醒から数十分、前世や今世の記憶のアレコレにようやく心の整理をつけた私は、同時進行で格闘していた足枷破壊を半ば投げやりに諦めた。
両の足首に喰い込むようにして取り付けられた鉄製のそれは、所々腐食しているにもかかわらず非力なゴブリン如きの力ではびくともしない。
監禁生活数年目にしてようやく訪れた逃亡のチャンスだが、そもそもそれを活かす術が見つからない。
思い返せば、不運な前世に負けず劣らず不運な今世である。
生まれ変わった先が異世界。それも魔物。しかも最弱。すでにスタートダッシュで詰んでいる。
「何故に、よりによってゴブリン」
今世の私は草木の生い茂る森の中の一角、ポツンと開けた小さな野原で生まれた。
ゴブリンとしての父と母がいたかどうかは定かではない。
そもそも魔物がどう生まれるのかも、私は知らない。わからない。
気づい時には、20人? 20匹? ほどのゴブリンの集落で生活していた。
皆似たような背格好と顔つきだったが、大人と子供はサイズが少し違う。
朝起きて、一日中食べられるものを探し、夜になれば寝る。
家はなく、その辺に生えている草木を集めて寝床にしていた。
雨の日は、大きな木の下で皆で固まって寝て過ごした。
この世界のゴブリンは、とても知能が低い。
多分何も考えていない。
それが私の集落に限ったことだったのかどうかは定かではないが、少なくとも私達の集落に言語はなく、ほぼすべての会話がーー
「あっ……あっ……」
某お湯屋を舞台としたあのアニメの顔のない彼のお方のソレそのものだった。
まぁ、それでも支障がほぼなかったのは、言いたいことは大概「腹減った」だったからだろう。
ゴブリン族としての生活は、決して不幸なものではなかった。
常に空腹に苛まれてはいたが、それを不幸だと感じるほどの知能が、私達にはなかったのだ。
私達は平凡に平和に、何となくの日々をいつも何となく生きていた。
たまには1人2人と、他の魔物によって数が減ることもあった。そんな時は皆、疲れ果てるまで泣きながら踊った。
私達は情に熱い種族だった。思考力が3歳児以下だった代わりに、感情のあり方もまた3歳児以下だった。
悲しみが晴れるまで、皆いつまでも踊り明かした。
そしてまた、いつの間にか増える仲間を楽しみに待った。
「あっ! あっ! あっ!」
災厄は、ある日突然襲ってきた。
なんの前触れもなく、そこにいた全てのゴブリンが皆殺しにあったのだ。
目の前で繰り広げられる惨劇を、私は自分の首が斬り飛ばされる音を聞きながら見つめていた。
私達を襲ったのは、人間の勇者を名乗る一行だった。豪華絢爛な装飾の施された装備に身を包んだ面々は、下卑た笑いを浮かべながら楽しそうに剣を振り、魔法を繰り出した。
悲鳴すら上げる間もなく、私達は静かに滅んだ。
次に目が覚めた時、私は馬車の中にいた。
そして驚愕の表情を浮かべた勇者に、再び斬り殺された。
(こいつだけは死んでも許さない! いつか必ずこの手で殺す!)
足りない脳みそでも、それだけはしかと魂に焼き付いた。その顔を死んでも忘れないように。
その後はもう幾度となく目覚めては殺されるを繰り返した。様々な場所で、様々な人々に、様々な方法でーー
今思えば、知能が低かったことに感謝しかない。
不幸中の幸いとはこれいかに。お陰で己の残酷すぎるゴブリン生を受け入れ、今日までこうして生き延びることがーー
(ん……?)
いや、おかしい……
これまでの今世を思い返して、私は初めてその異質さに気がついた。
確かに私は、ゴブリンである。
まごうことなき緑色の生物である。
しかし、何故何度となく死んで蘇る?
ほぼ即死ばかりだったとはいえ、中にはバラバラにされて殺された記憶もある。
気を失ったのではなく、毎回確かに死んでいた。
あの感覚……激痛と悲哀。世界の全てが終わり、虚無に還る絶望。
ーーアレはまごうことなき死。
ならば、この世界のゴブリンは皆不死身ということだろうか?
いや、いくらなんでもそれはないはず。死んだ仲間は皆、確かに死んで蘇ることはなかった。
ゴブリンは、弔いのためだけに踊るのだ。
なら何故私は……
ーー私だけ?
『転生特典』
ふと、そんな言葉が頭をよぎった。
前世で昔、知り合いから押し付けられたヒモ男その2が、そんなようなことを熱く語っていた気がする。
なんでも異世界に転生した主人公がチートと呼ばれる転生特典のスキルを使って無双したりハーレムしたりするアニメが流行っているのだとかなんとか。
当時のアニメやゲームにとんと疎かった私には、なんのことやらさっぱりわからなかったけども。
そういえば、ヒモ男その1もその2もその3もこぞって皆、朝まで夜通しゲームをしていたっけ。あいつら一体いつ寝てたんだろ?
「イタっ!」
ふと、右足の足枷付近に痛みを感じて、そちらに視線を落とした。
「ひっ!」
声にならない悲鳴が口から漏れた。
心臓が口から飛び出るかと思うほど、驚いた。
切り落とされたはずの右手が、右足首の足枷付近に噛み付いていたのだ!
なんだこれ! どういう状況?
「痛い痛い痛い!」
もう一度言おう。
切り落とされた手のひらに口のようなものをつけた緑色の奇妙な生物が、手首側に生やしたエノキのような足をバタバタさせて私の右足首に噛み付いている。
「気持ち悪い!」
「ぎゃっ!」
思わずソレを右手ではたき落とした。
「……」
はたき落とされたそいつは、震えるエノキ足で弱々しく立ち上がり、恨めしそうな雰囲気でこちらを見つめた。ーー目はないが。
「なんかごめん……」
まるで思わず右手ではたき落とした私の方が悪者かのようで、思わず謝罪が……んん?
え、右手?
「ハッ! 生えてる!」
気づけばないはずの私の右手は、いつの間にやら、完全再生を果たしていた。
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