残念なゴブリンは今日も世界に死に戻る

長谷川くおん

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27.野営1日目

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「美味しい…… 何なんですか、これは! なんでこんなに美味しいんですか! こんなに美味しくていいと思ってるんですか? 美味しすぎるじゃないですか!」
「あっ! あっ! あっ!」

 え? 2人共何故にキレ気味なの? 美味しいならよくない? てか、そのリアクションはおかしいでしょ!

 馬車の製作を終えた私達は、使用人ハウスの小さなキッチンで今夜の夕食の調理を開始した。
 全員で料理をするのは、今夜が初めて。
 魔力のない私に変わって魔石コンロを操作するのはタラバ。ピーラー派の私に変わって野菜の処理を担当するのはミギエさん。そして私は、指示と味付けとパンの調理。決して楽をしたいわけでは無い。働かざるもの食うべからず。みんなで一緒に作業することに意義があるのだ。
 途中、時間の節約のため『銀の匙』も使いながら、調理していく。3人だとやはり作業効率もよく、あっという間に夕飯が完成した。
 本日の献立は、なんちゃってビーフシチューと焼き立てパン、それからレタスっぽい葉物とトマトのサラダーー和風ドレッシング付き。
 多分、普通に美味しくできたと思う。

「さてと、いただきます」

 前世からの癖で簡単に片付けを済ませ、それから席につき、まずは一口。スープを味わい柔らかく煮込まれたなんちゃってビーフに「うん、まぁまぁかな」と舌鼓を打つ間に、2人は早々に2杯目のおかわりへと席を立っていた。
 はやっ! フードファイトか!
 気持ちはわかるけど、食事はもう少し落ち着いて味わって食べて欲しい。

「これもすごい! 草なのに美味しい! ほんとコティ様の奴隷になってよかった……」
「草って言わないの。サラダ! コラ、ミギエさん! ちゃんとサラダも食べて!」

 ミギエさんは野菜より肉派で、サラダは手付かずのまま、すでに4杯目のお代わりに手を出している。
 宿に宿泊中の間も『銀の匙』のおかげで、悲しい食卓は回避出来ていたのだが、なにせ等価交換という縛りがあるため、材料や調味料の加減が難しく、微妙に濃すぎたり薄すぎたりと、中々満足いく食卓とまではいかなかった。
 結果、あれこれやって無駄に経験値を消費し失敗するよりはということで、塩を足しただけの素朴な料理ばかりが続いていたのだ。
 やはり本当に美味しいものを食べたいなら、自分の手で調理しなきゃいけないってことなんだろうなぁ……

「料理と言えば、今頃アルフさんは大忙しでしょうね。体壊さなきゃいいけど……」
「そうだね。それだけが気がかりだよね。まぁでも、元々ゴリゴリマッチョだし、大丈夫なんじゃないかな~」

 他人事のように生返事を返して、食事に集中する。
 アルフとは、前日まで世話になった宿屋の主人、アルフレッドのことである。
 会議から3日間、市場への買い出しを連日タラバとミギエさんに任せ、私は部屋でスキルと格闘する合間をぬって、アルフに料理を叩き込んだ。
 正確には、カチカチになったパンを蒸らして柔らかく戻す方法と、野菜を一口大に切ってきちんと煮込む塩味スープと、ガーリックの効いたステーキの作り方を教えたのだ。
 商家のバカボンであるミケが作ったとされた料理は、実は王都で開発されたレシピをミケから聞いたアルフが実際には調理したものだったという嘘を真実にするため……
 アルフとしても、妻と娘の尊敬の眼差しを手に入れることが出来、さらに美味しい食事を出す宿として名をあげるチャンス。両者の利害は一致した。
 初めは皮を剥くことも上手くできずに、何カ所も指を切っていたアルフだったが、昼夜を問わず必死に練習したらしく、宿を出る頃にはむしろ私よりも包丁を使った皮剥きが上手くなっていた。
 悔しくなど無い。私はピーラー派なのだから!

「コティ様って、意外にシビアなところありますよね?」

 タラバが言っているのは、おそらく私が道具一式を金貨1枚でアルフに譲ったことだろう。

「タダで与えられたものを、人は大切にしないからね」
「……なるほど」

 私の言葉に、タラバは一瞬目を丸くして、それから深く頷いた。
 正直、金貨1枚でも安いと思う。経験値150以上突っ込んだ代物なんだから。私の死亡経験値30回分!

「それに、それだけの価値があると踏んだから、彼も迷うことなく対価を払ったんでしょ?」
「それは間違い無いでしょうね。あのレシピにしても道具にしても、これからいくらでも稼げる金の卵ですから。僕としては、命を狙われなきゃいいなと思います」

 タラバの言葉にハッとした……
 そこまでは気が回ってなかった。確かに、それだけ価値があるものなら、殺しても手に入れようとする奴がいてもおかしくは無い。人間ってそういう生き物だ。
 だからといって、結局私には何もできない。
 アルフの旦那、イキロ!
 とりあえず、気持ちばかりの念を送っておいた。


「何故だ! 10人分はあったはずなのに……」

 明日以降の分もストックしておこうと、多めに調理したつもりだったのだが、私がおかわりに立った時には、すでに食いしん坊の2人によって鍋の中身はすっかり食い尽くされていた。

「食べ過ぎじゃない? あとでお腹痛くなっても知らないからね!」

 私の忠告にもどこ吹く風の2人は、今更ながらデザート気分でサラダをパクついている。
 順序が逆だと思うのよ……

「ケチャップ、ソース、コンソメ、ブイヨン、醤油、味噌、オリーブオイル……なんちゃって調味料も順調に増えてきたし。あとは牛乳、卵、米が手に入れば言うことないのになぁ……」
「え? 卵? 卵なんて食べるんですか?」
「なに? 変?」
「変なんてものじゃないですよ! コティ様の料理の非常識さについてはもう何も言わないことにしてましたが、いくらなんでも卵はーー」
「美味しいんだよ! それに卵がないと、マヨネーズだってケーキだって作れないんだからね!」
「よく分からないですが、ぼ、僕はそれを出されても口に入れる勇気がまだありません……」

 タラバが涙目で、首を振る。
 なにがそんなに嫌なのか…… そして、この世界では相当非常識らしい私の料理を、あれだけおかわりしておいて、どの口がそれをほざくのか!

「あっ、あっ」
「食わず嫌いは良くないってさ」
「ミギエ様……そうですよね。いつも美味し過ぎて、結局僕はコティ様の悪魔の如き誘惑に流されてしまうんですよね。きっといつか卵も食べてしまうことに……」
「誰が悪魔だ!」
「あっあっ、あー」
「考えるな。味わうんだ。人間だって食べたら案外美味しいかもしれないーーって、ミギエさん! 人は食べないで!」

 たまにドキッとすること言い出すから、恐ろしい。ミギエさんにとっては人間も食料としてのカテゴリに入るの?
 見なよ、タラバが怯えているじゃない。

「まあ、それはさておき、明日は1日ここで料理のストックを作っておこうと思うんだけど、どうかな?」
「ストックですか?」
「そう、そのつもりで多めに作ったはずのものを、さっき君達がペロリと平らげてしまったから、もっと大量に作っておいたほうがいいかなと思ってさ。村に入るとミギエさんは人前に出れないから、ほぼカバンの中か馬車の中で過ごしてもらうことになるでしょ? ストックを『トランクルーム』に仕舞っておけば、好きな時に取り出して食べてもらえるしーー」
「あっ! あっ! あっ!」

 私の言葉に、ミギエさんが興奮してメニューを叫ぶ。
 うん、それは後にして……

「それもそうですね。村の滞在だけでなく、その後どのタイミングで森に入ることになるかも、分からないですしね」

 そう、我々の最終目的地は大豆村ではない。あくまでも村に立ち寄るのは、買い付けのためなのだ。

 第一回スコテッシュフォールド家プロジェクト会議で話し合われたメイン議題は、今後の生活プランについてーー
 タラバは兎も角、ゴブリンである私とその右手であるミギエさん、それに今は未だ『富江の欠片』の中で眠っている他の仲間達が、人間社会の中で生活していくことは、到底出来るわけもなく、タラバの情報の元、最終的に導き出した結論は『常闇の森』の中に魔物の村を築くということだった。
 ここアルバンス王国を含む、複数の国々に隣接する巨大な滅びの森『常闇の森』――この森はどこの国にも属さず、どこにも所有されていない。
 森の中は魔物達で溢れ、奥へ進めば進むほど、その強さは増し、迂闊に足を踏み入れれば誰も生きて戻ることはないというのが、人間社会での常識なのだそうだ。
 故に、その広さや状態、生態系の全てが謎のままで、森を挟んで人間族と魔人族が住み分けをする形で、その均衡が保たれているらしい。

「魔人族?」
「正確には、人間族とそれ以外の獣人、エルフ、魔人の国を総称して、我々は魔人族側と呼んでいます」
「獣人とエルフはなんとなくわかるけど、魔人ってのは魔物とどう違うの?」
「コティ様……魔物は魔物です。魔人は人間です」
「え? 魔物と人間の中間が魔人じゃないの?」
「違います。魔人と人間は、基本的には同じ人間です。違うのはその肌の色と内在する魔力量です。魔人は人間に比べ、魔力量が非常に多いんです。そして知能も高い。そのため人間よりも強力な魔法を使うことが出来、驚異的な力を有しています」
「仲悪いの?」
「ずっと昔から対立していますね。魔人は魔力が強い分、人間に比べて体力が無いんです。繁殖力も低く体が貧弱。魔人は体力と繁殖力だけで頭が悪い人間を見下し、人間はその肌の色と貧弱さで魔人を忌み嫌う……」
「なるほど。互いに人間らしいよくある話だね」

 ――というわけで、その両方から下げずまれ忌み嫌われる我々魔物が安全に生活するには、危険な『常闇の森』をねぐらにする以外の選択肢は残されていなかった。



 大豆村で買い付けを済ませ、その足で『常闇の森』に入る。ある程度の距離を進んだら、樹木を切り開いて整地し、村の基礎を作ってから『富江の欠片』の仲間達を復活させてーー
 ふと、寝る前に思案を巡らせていたら、疑問が生じた。
『富江の欠片』で新しい生命を与えることが出来ると書いててはあったが、はたしてそれはどんな生物なのか? 
『富江』スキルが前世の漫画のそれに忠実なのだとしたら、私にとってもかなり危険な生物を生み出す結果になってしまうーー原作漫画において、本体の富江は分身の富江に命を狙われるーーのではないか? ミギエさんの凶暴性もそのことが影響しているとしても、なんら不思議では無い。

 ここは使用人用の小さな寝室。
 備え付けの小さなチェストが一つに、机と椅子。そしてベッドが一つ。元メイド長が使っていた個室だ。
 今夜は私とミギエさんが同じ部屋で、タラバはその向かいの2人部屋に1人で寝る予定になっている。
 時間経過とともに徐々にHPも回復したため、今は特別寝る必要性も無いのだが、なんとなく夜だから寝床に潜り込んであれこれ考えを巡らせていた。
 私は、自身のベッド脇に配置した小さなミギエさん専用ベッドにて横になっているはずの彼女に、視線を向けた。
 しかし、そこにミギエさんの姿は無い。

「あれ? ミギエさん?」

 いるはずの場所にいない彼女を探して声をかけるとーー

「あ?」

 思いもよらぬところからの返事が届く。
 私の腹の上で! 怪しい右手が、鋭く光る恐ろしい物体の手入れをしている。

「ヒッ!」

 思わず声が漏れた。
 軽くホラーな光景に、HPが減る気配を感じる。外に湧く魔物より、身近な身内が恐ろしい。

「ミギエさん…… それでまさか私の命狙ったりしないよね……?」
「あっあっ」
「そんな勿体無いことしない……って、待って! それどういう意味? てか、どっちの意味――」

 ――ダダダッガッターン!

 ――ヒヒーンッ!
 ――グエッー!

 唐突に、外からけたたましい馬の鳴き声と、謎の生物の叫び声、そして破壊音が響いた。

「ミギエさん!」
「あっ!」

 すぐ様ベットを抜け出し、ドアへと駆け寄る。

 ――ガチャ!

「コティ様! ミギエ様!」

 隣の部屋で寝ていたタラバが、騒音に飛び起き同じタイミングで廊下へと顔を出した。

「急ごう!」


 外に出ると、驚きの光景が広がっていた。
 巨大な鶏のような魔物5匹が、2頭の馬をくちばしでつつきあっている。厩舎は完全に倒壊し、瓦礫の山。その中で見え隠れしている既に半分近くを突き回された馬の姿が痛々しい。

「ヒャー!」

 あまりの惨劇に思わず素っ頓狂な悲鳴をあげてしまった。

 あ、――しまった! 

 ーーと思ったの束の間、こちらの存在に気付いた魔物が2匹、新たな獲物を見つけたとばかりにクチバシを突き出して来た。
 とっさにその手を引いて私を守るように抱きしめて庇うタラバ。
 そしてその間を、小さな何かが素早く動いた。
 刹那ーー

「ギヤァァァァア!」

 1匹の魔物の首が、ミギエさんの一刀のもとで切り落とされた。そのままもう1匹の首を狙うべく、再び地面を蹴り上げ前へと飛んだのだがーー

「ミギエ様! 危ない!」

 3匹目のそれが、ミギエさん目掛けて足蹴りをかまそうとタイミングよく飛び掛かって来ておりーー

「発動!」

 私はとっさに、その足に照準を合わせ『銀の匙』を発動した。

「「ギヤァァァァア!」」

 ほぼ同時に響き渡った2匹の絶叫。
 動じることなく2匹目の首を切り落としたミギエさんと、無我夢中で繰り出した『銀の匙』が、3匹目のその足を一瞬にして乾燥して干からびたソレに変えたため、その激痛から両手の羽をバタつかせて悶える3匹目の魔物。
 そのただならぬ様子に劣勢を察したのか、残りのの2匹が踵を返して森の中へと逃げ去った。すかさずそれを追うミギエさん。
 戦闘狂の彼女には、見逃すという選択肢は無いらしい。

「えええええ! ミギエさぁぁぁぁん!」

 この状況で、敵を追って仲間を置いていくとかある? 3匹目はまだ、仕留め切れてないんだよ?
 それにもしここで別の魔物が襲って来たりしたら、貴女が帰宅した時には、私達の屍すら残ってない可能性だってあるのよぉぉぉ!

「あははは…… さすがミギエ様ですね……」

 タラバが困ったように苦笑いを漏らした。
 その夜、わざわざ2匹のその死骸を、ロープで括って引きずるようにして凱旋する彼女が戻るまで、私達2人は何とか3匹目と格闘しながら、震える一夜を過ごす羽目となった。
 そして私は、『明日、必ず新たな仲間を作らねば!』と、決意を新たにしたのだった。
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