創造のスペル

アンダーヒット

文字の大きさ
上 下
8 / 27

6話:獣人の復讐

しおりを挟む
アークは、人族の村に来た。

「・・・おかしい 人がいない」

家の周りを見渡すが、どこにもいない・・・ だが生活感はある。

先ほどまでいたのかもしれない、慌ててどこかに移動したのかもしれない。

その時だった。村はずれから人物がこちらに向かってくる。

そこには獣人だった。

 獣人「? お前、ここの村のものか?」

 アーク「今来たところだが、何かあったのか?」

 獣人「お前には関係ない! さっさと出て行け!」

 アーク「俺はしばらくここで住む予定だったので、出ていくわけにはいかない、村長に会う予定だ」

 獣人「そうか・・・ ならしょうがない!」

獣人が襲い掛かる。

アークはとっさに銃で構えて、土・水魔法の弾を地面に撃つ。

すると地面が泥になり、獣人の足が沼に取られて動けなくなる。

 獣人「くそっ・・・なんだこれは・・・動けねぇ」

獣人が、動けなくなった時、村はずれから人影見える。

そこには複数の人族であった。



 村長「獣人を捕えてくれて助かった。あいつは盗賊で、村を襲っては、金・食料を奪うので困ってた。

 アーク「獣人はこの後、どうするのだ?」

 村長「こいつのアジトを聞き出して、聖都騎士団に頼んで捕まえてもらう事にする」

 アーク「そうか・・・ 村長、しばらくここで住みたいのだが良いか?」

 村長「それはかまわない、代わりに聖都騎士団が来るまでに、村の警備をしてもらってもよいか?」

 アーク「あぁ それでかまわない。あと、製造工房の場所を貸してほしい」

 村長「分かった」

アジトに戻ってこない獣人を取り返しに来るはず。

獣人の身体能力は種族の中で一番優れている。スキル無し獣人でも、人族では太刀打ちが出来ないだろう。

俺は又ショットガンを作る事にする。
しおりを挟む

処理中です...