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60 大天使ラファエルの攻撃
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天界に大天使ウリエルが姿を見せなくなった。心配した神は2人の大天使を呼び意見を聞いた。
「ウリエルとその眷属である天使達の姿が天界から消えてしまった。私に背いたあの人間と戦うために、人間界に下りたところまではわかっている。まだラファエルのエネルギーは感じるので、殺されたのではないと思うのだが。」
大天使ラファエルが意見を言った。
「もしかしたら、神と同等の力をもつあの人間、魔王北川風香に捕らわれたのかもしれません。」
大天使ガブリエルもラファエルの意見に賛成した。
「同感です。大天使としての力を使ったとしても、あの人間、魔王に勝つのはとても難しいのではないのでしょうか。」
神が言った。
「あの人間が存在していることは、もうどうしようもないと思いつつある。しかし、もう少しだけ、神に背いたあの人間に、ほんとうに罰を与えることができないのか確認したいのだ。」
大天使ラファエルが言った。
「私が出て確認しましょう。それにたぶん、魔界の魔王城にウリエルは捕らえられていると思います。助けに行きたいと思います。」
「ラファエルよ。頼んだぞ。」
それからラファエルは配下の天使達に命じて、魔界討伐軍を編成した。ラファエルは身体的・精神的な癒やしの力をもつ大天使であり、その軍団は傷つくことを恐れない最強の軍団だった。
………
魔界においても、ラファエルの軍団の編成がわかり、魔王である北川風香を中心に高位の魔族達が集まり、魔王城の中で話し合いがなされていた。
北川風香が集まっていた魔族達に言った。
「大天使ラファエルは完全なヒーリング能力をもち、その軍団は傷つくことを恐れないという点で最強で、戦ってはいけないと思います。しかし、私はラファエル軍団には大きな弱点があると思います。」
年長の魔族が訪ねた。
「姫様。私達にもわかるように教えていただきたいのですが。」
「それは、最強の力である根源が、大天使ラファエル1人のヒーリング能力に集中しているということです。ラファエルさえいなくなれば良いのです。」
………
ラファエル配下の天使達が魔界討伐軍として侵攻してきた。打ち合わせどおり、魔族達は次々に逃げて戦おうとはしなかった。
そのような状況下、魔界討伐軍の前に北川風香が現われ魔力で浮遊し始めた。彼女は、大天使ラファエルに向かって言った。
「大天使ラファエル様、あなたが神から与えられているヒーリング能力は、戦場で戦う天使に対してのみ使うべきものではありません。心や体を傷つけた人間達が、全世界にもっともっと大勢います。その者達に対して使われるべきではありませんか。職務放棄をしたお姿は誠に見苦しくありませんか。」
それを聞いたラファエルは心の底から怒り、彼女の挑発に乗った。そして、1人で彼女に攻撃を仕掛けが、すぐに彼女は後ろを向いて逃げ始めた。
ラファエルは夢中で彼女を追いかけ、やがて何かの空間に入り込み閉じ込められてしまった。それは、かって異世界の戦いで彼女が用いた亜空間の迷路だった。
大天使ラファエルの姿が全く見えなくなった途端、魔界討伐軍の天使達はヒーリング能力を受けることができなくなったことを認識して大きな不安を感じた。
その時、周囲に大勢の魔族達が現われ、天使達に向かって騒ぎ立てた。
「大変なことだ。大天使はもう出ることができない亜空間の迷路に迷い込んだ。天使達が攻撃を受けて重傷を負ったとしても、ヒーリング能力で直してもらえないぞ。そのまま死ぬんだ。」
それを聞いた天使達は、先を争って魔界から逃げて行き、1人としてその場に留まらなかった。
「ウリエルとその眷属である天使達の姿が天界から消えてしまった。私に背いたあの人間と戦うために、人間界に下りたところまではわかっている。まだラファエルのエネルギーは感じるので、殺されたのではないと思うのだが。」
大天使ラファエルが意見を言った。
「もしかしたら、神と同等の力をもつあの人間、魔王北川風香に捕らわれたのかもしれません。」
大天使ガブリエルもラファエルの意見に賛成した。
「同感です。大天使としての力を使ったとしても、あの人間、魔王に勝つのはとても難しいのではないのでしょうか。」
神が言った。
「あの人間が存在していることは、もうどうしようもないと思いつつある。しかし、もう少しだけ、神に背いたあの人間に、ほんとうに罰を与えることができないのか確認したいのだ。」
大天使ラファエルが言った。
「私が出て確認しましょう。それにたぶん、魔界の魔王城にウリエルは捕らえられていると思います。助けに行きたいと思います。」
「ラファエルよ。頼んだぞ。」
それからラファエルは配下の天使達に命じて、魔界討伐軍を編成した。ラファエルは身体的・精神的な癒やしの力をもつ大天使であり、その軍団は傷つくことを恐れない最強の軍団だった。
………
魔界においても、ラファエルの軍団の編成がわかり、魔王である北川風香を中心に高位の魔族達が集まり、魔王城の中で話し合いがなされていた。
北川風香が集まっていた魔族達に言った。
「大天使ラファエルは完全なヒーリング能力をもち、その軍団は傷つくことを恐れないという点で最強で、戦ってはいけないと思います。しかし、私はラファエル軍団には大きな弱点があると思います。」
年長の魔族が訪ねた。
「姫様。私達にもわかるように教えていただきたいのですが。」
「それは、最強の力である根源が、大天使ラファエル1人のヒーリング能力に集中しているということです。ラファエルさえいなくなれば良いのです。」
………
ラファエル配下の天使達が魔界討伐軍として侵攻してきた。打ち合わせどおり、魔族達は次々に逃げて戦おうとはしなかった。
そのような状況下、魔界討伐軍の前に北川風香が現われ魔力で浮遊し始めた。彼女は、大天使ラファエルに向かって言った。
「大天使ラファエル様、あなたが神から与えられているヒーリング能力は、戦場で戦う天使に対してのみ使うべきものではありません。心や体を傷つけた人間達が、全世界にもっともっと大勢います。その者達に対して使われるべきではありませんか。職務放棄をしたお姿は誠に見苦しくありませんか。」
それを聞いたラファエルは心の底から怒り、彼女の挑発に乗った。そして、1人で彼女に攻撃を仕掛けが、すぐに彼女は後ろを向いて逃げ始めた。
ラファエルは夢中で彼女を追いかけ、やがて何かの空間に入り込み閉じ込められてしまった。それは、かって異世界の戦いで彼女が用いた亜空間の迷路だった。
大天使ラファエルの姿が全く見えなくなった途端、魔界討伐軍の天使達はヒーリング能力を受けることができなくなったことを認識して大きな不安を感じた。
その時、周囲に大勢の魔族達が現われ、天使達に向かって騒ぎ立てた。
「大変なことだ。大天使はもう出ることができない亜空間の迷路に迷い込んだ。天使達が攻撃を受けて重傷を負ったとしても、ヒーリング能力で直してもらえないぞ。そのまま死ぬんだ。」
それを聞いた天使達は、先を争って魔界から逃げて行き、1人としてその場に留まらなかった。
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