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出世
しおりを挟む父も祖父も曾祖父も警察官だった。
子供の頃から警察官になることが決まっていた。
だけど、警察学校に入ると、自分が警察に向いていないことを思い知らされた。
体力はないし、勤勉でもない。
なのに、身内からは出世を強く求められる。
残された手段は、ただ一つ。
二階級特進を果たせる殉職しかなかった。
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