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読書感想文というには散らかってるかもなやつ

ダブル・ファンタジー 感想 2017.6.28,2017.9.10

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ブログ転載。一部修正。



 不倫をテーマにした小説本が読んでみたくて検索したところ、いくつか上がった作品の中で特におもしろそうだな、って思ったこの小説本。「東京タワー」って小説も面白そうだったのですが、今回はこれ。
 ダブル・ファンタジー/村山由佳

 ネタバレありきで作品観たり読んだりするタイプなのでさっそく感想ブログを漁ったり。なるほど、なるほどと。面白そうだと思ったので大きな本屋さんの近く通るついでに買ってきました。
 
 性欲の強い人妻が夫に若干の不満を抱きつつ同業の師匠みたいな人と不倫してそれから…って感じですね、あらすじ。わたくしもまだそのあらすじ通りのところまでしか読んでないんですけれども、すいすい読めますわ。性描写が多いとは前情報で入れていたのですが、官能を刺激するタイプの性描写ではないので、あまり照れることなく読めますな。わたくし結構性的なの照れちゃうので。
 は?って感じではあるけれどもわたくし“性的なコトが赦される”年齢ではあるんですよ。でもそれをまだ経験したことないからまだ絵空事みたいに思っている節があって。上記のとおり、ピンク街が広がる真横でナンパとかあったのですが、なんというか、まだ少し他人事や絵空事って感じでファンタジーなんですわ。性的な事柄って一歩間違えば犯罪だし恐怖になる。でもそういう目に遭わずにわたくしはまだちょっとホラー的な見方と同時に違う世界のことなのでゎ感が拭えないんですわ。実際ナンパ=スナッフフィルの撮影なのでは、くらいに思ってしまって過呼吸になりましたからな。別にそういうのが禁止な組織に入ってるとかそういうのが禁止な宗教に入っているとかではないです。“性的なコトが許されない”精神年齢のまま身体だけが大きくなった、といいますか。結婚とは何か、セックスとは何かをもっと自分の中の解釈と理解が出来ないでいるんですな…。一応、別にそこに親の不仲だの過剰な抑制があったとかではないです。
 中学時代なら高校時代、高校時代なら大学時代にはもうそういうの済ませていると思ったのですが。正式なものとは違う一種の「通過儀礼」が済まなかったのかな、わたくしは。って何の話をしているんでしょうな。

 ということで性的な創作をするにあたって、ひとつの参考になれば、と。今更新してるのも性的な部分が含まれるのですけれども、多分次回作として予定してるのも…多分。設定とか展開とかは決まったので。文章に起こせたらいいな…。趣味の為に生きているようなものなんで…一種の自己顕示みたいになってしまっている。全然考えなかった自分の突然の死がたまに頭にふっと浮かんで、大々的でなくていいから、ネットの大海でいいから、爪痕残したいんだ、みたいな。
 あ、そうそう、このダブル・ファンタジーという作品、主人公がなんと作家でもあるんですわな。脚本家?シナリオライター?なんですけれども、作家と括っていいのか分からないですけれども。







 2017.6.28

 ダブルファンタジー/村山由佳:著
 読み終わった!!最初はまさか上下巻あるとは思わず…。
 不倫の話が読みたくて、そういうのにファンタジー路線っていうと語弊があるけれど、自分の生活とはリンクしない全くの他人事みを求めていたので、主人公が表現者とか創作者ってところに少し抵抗感があった反面でこれ読んだら自分の創作の糧になるかも分からないって思ったんですわ。
 “恋愛しないと歌えない”みたいなこと聞いたことあって、それが少し頭の中に引っ掛かっていたのかな。歌うこととはまた別分野ではあるけれども、ある意味で同じベクトルなのではないかな、とは思わなくもなくて。
 不倫って結構想像力欠かないと出来なくないすか?割り切れるのかな?不倫ってだって相手裏切ることでしょ?いや、わたくしがそもそも結婚とか交際とかの自分なりの解釈だの法的な意味合い含め納得だの出来てないので何とも言えないですけれども…ある意味でそういう業みたいなエゴみたいな闇みたいな孤独みたいな後ろめたさみたいなのが何かを生み出すエネルギーの根幹になるのかも分からないですけれども。
 わたくしは恋に恋しちゃうタイプだし、多分誰か好きになっちゃうと創作出来ないタイプかも。高校の時そうだった。あれを恋愛と呼べるかは分からないけどな。

2017.9.10
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