異世界クラス召喚~落ちこぼれは世界最強を目指す~

Mew

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集団異世界召喚

異世界探検⑭

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今日は朝日で目覚めた。
皆もさっき起きたばかりのようで伸びをしたりしている。

「んん~?湊斗く~ん?なにかなぁ?その手は」

はっ!昨日の夜から繋いだままだったらしく澪とカレンにばっちり目撃されてしまった。
まぁ、そこまで隠そうとはしてなかったけど。

「それは…あはは」

「ノエルさんだけズルいですよぉ」

カレンはそういうと空いている右手をぎゅっと握ってきた。

「ななな…2人してまで!」

「澪さんも握りたかったら言ってくだされば変わりますよ?」

「いいです!」

カレンは素直に聞いてるだけだが、澪からするとからかわれていると勘違いしたのかもしれない。

「もう!いつまでイチャイチャしてるのよ!さっさと起きなさい!」

「いっ!叩くこと無いだろ…」 

「あんたが悪いのよ!全く!」

変なところを見られてしまったが、
ノエルの作る朝御飯の前では膨れた顔をすることはなく、次々に料理を口に運んでいく。

「今日から数日はダンジョンとかには行かないつもりをしてるし、買い物なり、探索なり好きなことをしてもいいよ」

「ロアは澪、シエルは留守番かカレンに頼む」

「オッケーよ」
「了解です!」

俺も色々したいことあるしな…。
お金は有り余ってるし、皆には好きな服とか食べ物を満喫してもらおう。

「じゃ、行ってくるわね」
「グォウ」

見送った後、俺は作業場へと向かった。
この頃は来てなかったなぁ、ダンジョンとかロアのこともあったしな。
早速だがダンジョンでこれでもかと言うほどに採掘していた魔石、鉄鉱石等々をアイテムボックスから取り出していく。
作業場の中はみるみる内に埋まっていき、殆ど足場がなかった、だがこれが全部ではなくまだアイテムボックスの中に後少しあるのだ。
流石に多すぎるので半分だけの量を出し、加工、錬成していく。
鉱石には不純物があるのでそれを取り除かなければならないのだ。
錬成してはアイテムボックスにしまい、鉱石を取り出しては…と繰り返していき全ての鉱石を純粋な延べ棒にすると、【鍛治】というスキルを手に入れたようで、しかもレベルが12レベルにまで上がった。
図書館で読んだ本によると武器等、加工の技術が高まり錬成の相性も良いので鍛治職人には不可欠なスキルだという。

武器は今のところ『風神鬼剣』があるので問題はないのだが、自分で作った剣ってやっぱり憧れだと思う。

「よーし、頑張りますかっ!」

まずは剣を意識して形を考え、素材は魔石を使用する。
鉄等を使う際は岩石、鉱石から錬成して取り出したニッケルと混ぜ合わせ、鋼を作り強度を上げたりするのだが魔石は特徴で、逆に魔石だけでなければ只のガラクタが出来上がるだけらしい。

そして魔石は唯一属性を付与できる。
他の金属には付与できず、たまにされてるのもあるらしいがそれは全てダンジョンからの宝らしく、作り出すのは不可能だとのこと。

「ノエルには光を、カレンには…火と風だな。」
「澪にも造っておいてやるか」

まずはノエルの剣からだな、光属性魔法を使ってるイメージで…、光属性魔法を使えるのはそう多い訳ではない。
召喚された俺達はよくもってることもあるが。
付与をするにはその属性魔法を使用できることが条件となるから俺には最適だな。

黙々と1人で作ってることもあり魔石のインゴットに光属性を混ぜ込み、付与することに成功した。
付与は相当難しいものらしく素人ながら5個に付与した結果、1つ成功した。
そのお陰で【付与】のスキルも手に入れ、レベルも6になった。
スキルが上がりやすいのは何故か分からないがこれもチートだと俺は思う。

スキルの付与を手に入れたことにより4/5の確率で成功するようになっていた。
その中でも出来の良い一本を選別し、剣へと形を変えていく。
これは錬成のお陰でもあるだろう、作業がしやすい。

「よし、悪くないんじゃないか?」

前に刀を作ったときよりか何倍も上手いと言い切れる代物だ。

どこを叩けばよいかが手に取るように分かった。
剣は属性の影響もあるのか、目映いまでの白銀の光を放った。

最後に柄を取り付け完成となった。


【銀光剣】
『銀色に煌めくその剣身は禍々しい敵を蹂躙するであろう。[攻撃力160][光属性380][ドレイン]』

「おぉ、いいんじゃないか?」

属性の効果が高く、ドレインという魔力、体力を吸収する能力を併せ持っていた。

その後にカレン用にと作ってみた【焔剣】、【風魔刃】を作り上げていった。
この2つの武器も属性付与しており、使用者のスキルレベルに依存する武器で高レベル程武器も強くなるといった代物だ。
澪にも【焔光剣】を用意してみたが、一番の出来かもしれない。
なんせ2属性を1つの武器に付与できたのだから。

俺の分はまた今度ということにして…。
夢中になっていて時間のことをすっかり忘れていて気付けば夕暮れになっていた。

ノエルは直ぐに帰ってきていたので早速プレゼントしてこようと思う。

「気に入るか分からないけど、良かったら使ってみてよ!」

「これは…光属性が付与されていますね。もちろん有り難く使わせてもらいますね」

そういいノエルは俺の頬に口付けをしてきた。

「大好きですよ…」

「(ドキッ!)」

「遅くなりましたぁ……ってなんか近くないですか?」

「いっ、いや?そんなことない…よなぁ?」

咄嗟の出来事に反応でき無かったがカレンに見られていないのでセーフ、ということにしておこう。

「私は食事の準備をしてきますね」

「…イチャイチャするのはいいですけど、ノエルさんだけズルいですよ…」

「…っ!」

カレンはどうやらセーフではなかったらしい。
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