35 / 38
集団異世界召喚
異世界探検⑭
しおりを挟む
今日は朝日で目覚めた。
皆もさっき起きたばかりのようで伸びをしたりしている。
「んん~?湊斗く~ん?なにかなぁ?その手は」
はっ!昨日の夜から繋いだままだったらしく澪とカレンにばっちり目撃されてしまった。
まぁ、そこまで隠そうとはしてなかったけど。
「それは…あはは」
「ノエルさんだけズルいですよぉ」
カレンはそういうと空いている右手をぎゅっと握ってきた。
「ななな…2人してまで!」
「澪さんも握りたかったら言ってくだされば変わりますよ?」
「いいです!」
カレンは素直に聞いてるだけだが、澪からするとからかわれていると勘違いしたのかもしれない。
「もう!いつまでイチャイチャしてるのよ!さっさと起きなさい!」
「いっ!叩くこと無いだろ…」
「あんたが悪いのよ!全く!」
変なところを見られてしまったが、
ノエルの作る朝御飯の前では膨れた顔をすることはなく、次々に料理を口に運んでいく。
「今日から数日はダンジョンとかには行かないつもりをしてるし、買い物なり、探索なり好きなことをしてもいいよ」
「ロアは澪、シエルは留守番かカレンに頼む」
「オッケーよ」
「了解です!」
俺も色々したいことあるしな…。
お金は有り余ってるし、皆には好きな服とか食べ物を満喫してもらおう。
「じゃ、行ってくるわね」
「グォウ」
見送った後、俺は作業場へと向かった。
この頃は来てなかったなぁ、ダンジョンとかロアのこともあったしな。
早速だがダンジョンでこれでもかと言うほどに採掘していた魔石、鉄鉱石等々をアイテムボックスから取り出していく。
作業場の中はみるみる内に埋まっていき、殆ど足場がなかった、だがこれが全部ではなくまだアイテムボックスの中に後少しあるのだ。
流石に多すぎるので半分だけの量を出し、加工、錬成していく。
鉱石には不純物があるのでそれを取り除かなければならないのだ。
錬成してはアイテムボックスにしまい、鉱石を取り出しては…と繰り返していき全ての鉱石を純粋な延べ棒にすると、【鍛治】というスキルを手に入れたようで、しかもレベルが12レベルにまで上がった。
図書館で読んだ本によると武器等、加工の技術が高まり錬成の相性も良いので鍛治職人には不可欠なスキルだという。
武器は今のところ『風神鬼剣』があるので問題はないのだが、自分で作った剣ってやっぱり憧れだと思う。
「よーし、頑張りますかっ!」
まずは剣を意識して形を考え、素材は魔石を使用する。
鉄等を使う際は岩石、鉱石から錬成して取り出したニッケルと混ぜ合わせ、鋼を作り強度を上げたりするのだが魔石は特徴で、逆に魔石だけでなければ只のガラクタが出来上がるだけらしい。
そして魔石は唯一属性を付与できる。
他の金属には付与できず、たまにされてるのもあるらしいがそれは全てダンジョンからの宝らしく、作り出すのは不可能だとのこと。
「ノエルには光を、カレンには…火と風だな。」
「澪にも造っておいてやるか」
まずはノエルの剣からだな、光属性魔法を使ってるイメージで…、光属性魔法を使えるのはそう多い訳ではない。
召喚された俺達はよくもってることもあるが。
付与をするにはその属性魔法を使用できることが条件となるから俺には最適だな。
黙々と1人で作ってることもあり魔石のインゴットに光属性を混ぜ込み、付与することに成功した。
付与は相当難しいものらしく素人ながら5個に付与した結果、1つ成功した。
そのお陰で【付与】のスキルも手に入れ、レベルも6になった。
スキルが上がりやすいのは何故か分からないがこれもチートだと俺は思う。
スキルの付与を手に入れたことにより4/5の確率で成功するようになっていた。
その中でも出来の良い一本を選別し、剣へと形を変えていく。
これは錬成のお陰でもあるだろう、作業がしやすい。
「よし、悪くないんじゃないか?」
前に刀を作ったときよりか何倍も上手いと言い切れる代物だ。
どこを叩けばよいかが手に取るように分かった。
剣は属性の影響もあるのか、目映いまでの白銀の光を放った。
最後に柄を取り付け完成となった。
【銀光剣】
『銀色に煌めくその剣身は禍々しい敵を蹂躙するであろう。[攻撃力160][光属性380][ドレイン]』
「おぉ、いいんじゃないか?」
属性の効果が高く、ドレインという魔力、体力を吸収する能力を併せ持っていた。
その後にカレン用にと作ってみた【焔剣】、【風魔刃】を作り上げていった。
この2つの武器も属性付与しており、使用者のスキルレベルに依存する武器で高レベル程武器も強くなるといった代物だ。
澪にも【焔光剣】を用意してみたが、一番の出来かもしれない。
なんせ2属性を1つの武器に付与できたのだから。
俺の分はまた今度ということにして…。
夢中になっていて時間のことをすっかり忘れていて気付けば夕暮れになっていた。
ノエルは直ぐに帰ってきていたので早速プレゼントしてこようと思う。
「気に入るか分からないけど、良かったら使ってみてよ!」
「これは…光属性が付与されていますね。もちろん有り難く使わせてもらいますね」
そういいノエルは俺の頬に口付けをしてきた。
「大好きですよ…」
「(ドキッ!)」
「遅くなりましたぁ……ってなんか近くないですか?」
「いっ、いや?そんなことない…よなぁ?」
咄嗟の出来事に反応でき無かったがカレンに見られていないのでセーフ、ということにしておこう。
「私は食事の準備をしてきますね」
「…イチャイチャするのはいいですけど、ノエルさんだけズルいですよ…」
「…っ!」
カレンはどうやらセーフではなかったらしい。
皆もさっき起きたばかりのようで伸びをしたりしている。
「んん~?湊斗く~ん?なにかなぁ?その手は」
はっ!昨日の夜から繋いだままだったらしく澪とカレンにばっちり目撃されてしまった。
まぁ、そこまで隠そうとはしてなかったけど。
「それは…あはは」
「ノエルさんだけズルいですよぉ」
カレンはそういうと空いている右手をぎゅっと握ってきた。
「ななな…2人してまで!」
「澪さんも握りたかったら言ってくだされば変わりますよ?」
「いいです!」
カレンは素直に聞いてるだけだが、澪からするとからかわれていると勘違いしたのかもしれない。
「もう!いつまでイチャイチャしてるのよ!さっさと起きなさい!」
「いっ!叩くこと無いだろ…」
「あんたが悪いのよ!全く!」
変なところを見られてしまったが、
ノエルの作る朝御飯の前では膨れた顔をすることはなく、次々に料理を口に運んでいく。
「今日から数日はダンジョンとかには行かないつもりをしてるし、買い物なり、探索なり好きなことをしてもいいよ」
「ロアは澪、シエルは留守番かカレンに頼む」
「オッケーよ」
「了解です!」
俺も色々したいことあるしな…。
お金は有り余ってるし、皆には好きな服とか食べ物を満喫してもらおう。
「じゃ、行ってくるわね」
「グォウ」
見送った後、俺は作業場へと向かった。
この頃は来てなかったなぁ、ダンジョンとかロアのこともあったしな。
早速だがダンジョンでこれでもかと言うほどに採掘していた魔石、鉄鉱石等々をアイテムボックスから取り出していく。
作業場の中はみるみる内に埋まっていき、殆ど足場がなかった、だがこれが全部ではなくまだアイテムボックスの中に後少しあるのだ。
流石に多すぎるので半分だけの量を出し、加工、錬成していく。
鉱石には不純物があるのでそれを取り除かなければならないのだ。
錬成してはアイテムボックスにしまい、鉱石を取り出しては…と繰り返していき全ての鉱石を純粋な延べ棒にすると、【鍛治】というスキルを手に入れたようで、しかもレベルが12レベルにまで上がった。
図書館で読んだ本によると武器等、加工の技術が高まり錬成の相性も良いので鍛治職人には不可欠なスキルだという。
武器は今のところ『風神鬼剣』があるので問題はないのだが、自分で作った剣ってやっぱり憧れだと思う。
「よーし、頑張りますかっ!」
まずは剣を意識して形を考え、素材は魔石を使用する。
鉄等を使う際は岩石、鉱石から錬成して取り出したニッケルと混ぜ合わせ、鋼を作り強度を上げたりするのだが魔石は特徴で、逆に魔石だけでなければ只のガラクタが出来上がるだけらしい。
そして魔石は唯一属性を付与できる。
他の金属には付与できず、たまにされてるのもあるらしいがそれは全てダンジョンからの宝らしく、作り出すのは不可能だとのこと。
「ノエルには光を、カレンには…火と風だな。」
「澪にも造っておいてやるか」
まずはノエルの剣からだな、光属性魔法を使ってるイメージで…、光属性魔法を使えるのはそう多い訳ではない。
召喚された俺達はよくもってることもあるが。
付与をするにはその属性魔法を使用できることが条件となるから俺には最適だな。
黙々と1人で作ってることもあり魔石のインゴットに光属性を混ぜ込み、付与することに成功した。
付与は相当難しいものらしく素人ながら5個に付与した結果、1つ成功した。
そのお陰で【付与】のスキルも手に入れ、レベルも6になった。
スキルが上がりやすいのは何故か分からないがこれもチートだと俺は思う。
スキルの付与を手に入れたことにより4/5の確率で成功するようになっていた。
その中でも出来の良い一本を選別し、剣へと形を変えていく。
これは錬成のお陰でもあるだろう、作業がしやすい。
「よし、悪くないんじゃないか?」
前に刀を作ったときよりか何倍も上手いと言い切れる代物だ。
どこを叩けばよいかが手に取るように分かった。
剣は属性の影響もあるのか、目映いまでの白銀の光を放った。
最後に柄を取り付け完成となった。
【銀光剣】
『銀色に煌めくその剣身は禍々しい敵を蹂躙するであろう。[攻撃力160][光属性380][ドレイン]』
「おぉ、いいんじゃないか?」
属性の効果が高く、ドレインという魔力、体力を吸収する能力を併せ持っていた。
その後にカレン用にと作ってみた【焔剣】、【風魔刃】を作り上げていった。
この2つの武器も属性付与しており、使用者のスキルレベルに依存する武器で高レベル程武器も強くなるといった代物だ。
澪にも【焔光剣】を用意してみたが、一番の出来かもしれない。
なんせ2属性を1つの武器に付与できたのだから。
俺の分はまた今度ということにして…。
夢中になっていて時間のことをすっかり忘れていて気付けば夕暮れになっていた。
ノエルは直ぐに帰ってきていたので早速プレゼントしてこようと思う。
「気に入るか分からないけど、良かったら使ってみてよ!」
「これは…光属性が付与されていますね。もちろん有り難く使わせてもらいますね」
そういいノエルは俺の頬に口付けをしてきた。
「大好きですよ…」
「(ドキッ!)」
「遅くなりましたぁ……ってなんか近くないですか?」
「いっ、いや?そんなことない…よなぁ?」
咄嗟の出来事に反応でき無かったがカレンに見られていないのでセーフ、ということにしておこう。
「私は食事の準備をしてきますね」
「…イチャイチャするのはいいですけど、ノエルさんだけズルいですよ…」
「…っ!」
カレンはどうやらセーフではなかったらしい。
0
あなたにおすすめの小説
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
【完結】憧れのスローライフを異世界で?
さくらもち
ファンタジー
アラフォー独身女子 雪菜は最近ではネット小説しか楽しみが無い寂しく会社と自宅を往復するだけの生活をしていたが、仕事中に突然目眩がして気がつくと転生したようで幼女だった。
日々成長しつつネット小説テンプレキターと転生先でのんびりスローライフをするための地盤堅めに邁進する。
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる