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第二章 粗野な者たち ※ギャグ多めです
第20話 憤怒と嫉妬の秘密、そして新たなスキル
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――ガルドリア王国・王宮
金と魔石で過剰に装飾された玉座。
その上に鎮座するのは、絢爛な衣をまとった小太りの男――アークリオス三世。
脂肪に覆われた頬は紅潮し、腹を揺らしながら笑い声が響き渡る。
「フハハハハハッ! 成功したのだな! 魔獣の召喚がっ!!」
声を張り上げるたびに玉座がきしみ、
王の身体から発せられる熱気が、絨毯の上にまで滲むようだった。
その前にひざまずく側近は、唾の飛沫に身をすくめながら報告する。
「は、はい……召喚座標は特定できておりませんが、
召喚反応は確かに検出されております。魔獣は、おそらく魔族界で顕現したかと……」
アークリオスは、玉座から立ち上がり、命令を放つ。
「よしっ、よいぞ! ならば次だ! “賢者の石”を量産せよ! 魔獣を、魔族どもの巣穴へ次々と送り込めッ!!」
続けて顔をしかめ、声を低くして念を押す。
「……ただし、ガルドリア寄りには絶対に呼ぶな。あくまで遠くだ……遠くにだぞ!」
王の露骨な保身と野心が入り混じった命令に、家臣たちは無言で深々と頭を垂れるしかなかった。
満足げに鼻を鳴らしたアークリオスが、高笑いを上げる。
「魔族どもが滅びれば、残るはエルメゼリアとラグナメア……!
だが奴らなど、魔素の“原石”が“居る”このガルドリアにとっては、恐れるに足らん!!」
その目は異様な光を宿し、玉座の間に圧を放つ。
「このアークリオス三世こそが、人間界を統べる真なる王となるのだああああっ!!」
その叫びが王座にちりばめられた宝石を震わせるがごとく、場に熱気と緊張が張りつめる。
そして、その傍らで佇む“七つの大罪”の二人は、対照的な無言を貫いていた。
プレオナは口元に冷ややかな笑みを浮かべ、
その瞳には、感情を完全に切り落とした無機質な観察者の光が宿っていた。
ラグニアは無言のまま頬杖をつき、
長い黒髪を指に絡めながら、どこか遠く、虚空を見つめるようなまなざしを浮かべていた。
――ラグナメア将軍室
重厚な魔導式カーテンが揺れ、鈍く冷たい光が部屋に射し込む。
その中央で、将軍オルギーがくぐもった笑いを漏らした。
「あのアークリオスから礼状が来たらしい。ふっ。よほどご機嫌だったらしい」
革張りの椅子に背を預け、グラスを傾けながら小さく嗤う。
その向かいには、七つの大罪の嫉妬、フトノスが足を組み、座っていた。
丸渕の眼鏡をかけ、白衣風の魔装から覗く手指は、絶えず魔素をこね回し、細胞のように増殖と分裂を繰り返す。
その眼鏡の奥に潜む目は、爬虫類のように細く、冷たく光る。
「魔獣召喚兵器《あの子》は私が創ったが……正直、不出来な部類だよ。
あんな粗雑な仕組みによく喜べるもんだ。ガルドリアは、いつでも潰せるな」
「……まぁ、そう言うな」
オルギーはグラスをテーブルに置くと、目を細めて続ける。
「まだ、あの国には使い道がある。たとえ魔族を滅ぼせなくても、その体力を削らせるには十分だ。
……それに、オリンポス内に魔素を増やす”汚れ役”としてちょうどいい……」
一呼吸置き、
「で、“あれ”の進捗はどうだ?」
フトノスの目に、薄暗い光が灯る。
「……ああ、あと少し。あれが完成した暁には……」
オルギーがかぶせて言う。
「この世界の“構造”が、また、書き換わることになる……」
空気が震え、部屋には言い知れぬ冷気が流れた。
それは、神すら無視する者たちによる“新たな世界の歯車”の胎動であった。
―――
次の日のポタ村は、昨日の嵐が嘘のように穏やかだった。
昨夜の戦いも、魔獣の咆哮も、まるで遠い夢のように霞んでいた。
アマトは井戸のそばで佇むミィナを見つけ、ゆっくりと歩み寄った。
「スライム族たちは、どうなった?」
振り返ったミィナは、小さくうなずいて応えた。
「今朝早く、負傷した皆さんは”フィリアの聖泉《おんせん》”の温泉へ行きました。
森に戻ってきた魔素のおかげで、きっとすぐに元気になると思います」
「……そうか。ゴブリンの方は?」
「夜のうちに、モルド村へ戻っていきました。
エメルダさんは……失神したまま、何人かに担がれて……」
微かな笑みを浮かべながらも、その口元にはわずかな翳りが混じっていた。
「それにしても……まさか、また魔獣が現れるなんて」
ミィナはふと空を見上げ、小さく息をついた。
「でも……前のときよりずっと小さかったし、迫力もなかったから……。
アマト様がいてくれると思ったら、不思議と落ち着いていられました」
言葉の端には、僅かに安堵がにじんでいた。
だが、すぐに声の調子が沈んだ。
「……ルノアが、まだ目を覚まさないんです……」
その一言には、不安と戸惑いが、静かに染み込んでいた。
アマトは少しだけ間を置いて、静かに言った。
「……様子を見てくる」
ミィナが、何か言いかけて、やめる。
そしてアマトの背中を、どこか寂しげに――けれど、どこか願うような眼差しで見送った。
―――
アマトは静かに、小さな小屋の扉を押し開けた。
「……入るぞ」
返事はない。
部屋の中には、窓から差し込む柔らかな陽が、淡い陰影を落としていた。
寝台にはルノアが静かに横たわっている。
顔は少し横を向き、布団は腹の付近にだけかけられており、腕や脚はそのままあらわになっていた。
だが――その姿は痛々しく、負傷した脚には包帯が巻かれ、腕や頬にも細かな擦り傷や、打撲の痕らしき痣が散っていた。
アマトは寝床の脇に腰を下ろし、ふっと思う。
(……これくらいなら、”恩恵”で癒せる)
自然と、右手がわずかに浮いた。
その掌に、わずかに魔素の気配が集まりかけた――
だが、その瞬間。
『待て、待て、待てぇ!』
ゼルヴァスの声が、鋭く響いた。
『そんなことをしたら、またとんでもないことになるかもしれん。
お前の”恩恵”は、もはや“奇跡”の域を超えている。今度使うとどうなるかが想像できん!』
『それに、今やこの村にある魔素で、時間はかかるが十分癒せるはずだ』
と付け加えた。
「……そうなのか」
アマトはその手を引いた。
(……力がありすぎるというのも、案外、不便だな)
そんな思いがよぎったその時――
ふと視界に、ルノアのうなじ付近にある痣が目に写った。
「……ウロボロスの痣」
(この程度のケガが、呪いの代償であればよかったのだが……)
アマトはただ、黙ってルノアを見つめていた。
そこへ、のんきな大声でティアマトが、
『また、多めの魔素がきたわね! アマトちゃん、ちゃんと仕事してるのね。うふっ』
と大喜びで回廊から姿を現す。
(……また、うるさいのが来た)
アマトはティアマトの姿を一瞥したまま、ふと思い出したようにつぶやく。
「そういえば……昨日の魔獣を倒したあと、いくつかスキルを受け取っていたな」
すると、すかさずゼルヴァスの声が精神空間に響いた。
『そうだ。今回は、スタンダードスキルの”軽癒”と”雷矢”の二つと、ノーマルスキルをいくつか手に入れた』
「ノーマルスキル?」
アマトが問い返す。
『ああ。ノーマルスキルはスキル体系の最下層、いわゆる小技ばかりだが……』
ゼルヴァスはそこでわずかに声の調子を変える。
『その中に”貸与”というスキルがある。お前にとっては、使い道があるかもしれん』
「……どういうことだ?」
『このスキルはな。お前が持っているスキルを、他者に一時的に“貸す”ことができる。
そして、貸与された相手は、そのスキルを自分のもののように扱えるようになる』
「スキルの貸与か……」
『もちろん、貸す相手の魔素量によって、スキルの効果には違いがある。
だが――お前が魔素を補充してやれば、その能力をフルに、いや、お前の場合、それ以上に出せる可能性があるかもしれない』
アマトは小さく息をついた。
「なるほど。俺がスキルをうかつに使えない分、他のやつに託して……チームで使えるようにするってことか」
『そうだ。ただし、お前の場合、ノーマルスキルの”貸与”でさえ、扱うには注意が必要かもしれん。
……というわけで、また俺様が特訓してやるとしよう!』
とゼルヴァスが得意げに言った。
「……」
アマトは、無言のままだった。
金と魔石で過剰に装飾された玉座。
その上に鎮座するのは、絢爛な衣をまとった小太りの男――アークリオス三世。
脂肪に覆われた頬は紅潮し、腹を揺らしながら笑い声が響き渡る。
「フハハハハハッ! 成功したのだな! 魔獣の召喚がっ!!」
声を張り上げるたびに玉座がきしみ、
王の身体から発せられる熱気が、絨毯の上にまで滲むようだった。
その前にひざまずく側近は、唾の飛沫に身をすくめながら報告する。
「は、はい……召喚座標は特定できておりませんが、
召喚反応は確かに検出されております。魔獣は、おそらく魔族界で顕現したかと……」
アークリオスは、玉座から立ち上がり、命令を放つ。
「よしっ、よいぞ! ならば次だ! “賢者の石”を量産せよ! 魔獣を、魔族どもの巣穴へ次々と送り込めッ!!」
続けて顔をしかめ、声を低くして念を押す。
「……ただし、ガルドリア寄りには絶対に呼ぶな。あくまで遠くだ……遠くにだぞ!」
王の露骨な保身と野心が入り混じった命令に、家臣たちは無言で深々と頭を垂れるしかなかった。
満足げに鼻を鳴らしたアークリオスが、高笑いを上げる。
「魔族どもが滅びれば、残るはエルメゼリアとラグナメア……!
だが奴らなど、魔素の“原石”が“居る”このガルドリアにとっては、恐れるに足らん!!」
その目は異様な光を宿し、玉座の間に圧を放つ。
「このアークリオス三世こそが、人間界を統べる真なる王となるのだああああっ!!」
その叫びが王座にちりばめられた宝石を震わせるがごとく、場に熱気と緊張が張りつめる。
そして、その傍らで佇む“七つの大罪”の二人は、対照的な無言を貫いていた。
プレオナは口元に冷ややかな笑みを浮かべ、
その瞳には、感情を完全に切り落とした無機質な観察者の光が宿っていた。
ラグニアは無言のまま頬杖をつき、
長い黒髪を指に絡めながら、どこか遠く、虚空を見つめるようなまなざしを浮かべていた。
――ラグナメア将軍室
重厚な魔導式カーテンが揺れ、鈍く冷たい光が部屋に射し込む。
その中央で、将軍オルギーがくぐもった笑いを漏らした。
「あのアークリオスから礼状が来たらしい。ふっ。よほどご機嫌だったらしい」
革張りの椅子に背を預け、グラスを傾けながら小さく嗤う。
その向かいには、七つの大罪の嫉妬、フトノスが足を組み、座っていた。
丸渕の眼鏡をかけ、白衣風の魔装から覗く手指は、絶えず魔素をこね回し、細胞のように増殖と分裂を繰り返す。
その眼鏡の奥に潜む目は、爬虫類のように細く、冷たく光る。
「魔獣召喚兵器《あの子》は私が創ったが……正直、不出来な部類だよ。
あんな粗雑な仕組みによく喜べるもんだ。ガルドリアは、いつでも潰せるな」
「……まぁ、そう言うな」
オルギーはグラスをテーブルに置くと、目を細めて続ける。
「まだ、あの国には使い道がある。たとえ魔族を滅ぼせなくても、その体力を削らせるには十分だ。
……それに、オリンポス内に魔素を増やす”汚れ役”としてちょうどいい……」
一呼吸置き、
「で、“あれ”の進捗はどうだ?」
フトノスの目に、薄暗い光が灯る。
「……ああ、あと少し。あれが完成した暁には……」
オルギーがかぶせて言う。
「この世界の“構造”が、また、書き換わることになる……」
空気が震え、部屋には言い知れぬ冷気が流れた。
それは、神すら無視する者たちによる“新たな世界の歯車”の胎動であった。
―――
次の日のポタ村は、昨日の嵐が嘘のように穏やかだった。
昨夜の戦いも、魔獣の咆哮も、まるで遠い夢のように霞んでいた。
アマトは井戸のそばで佇むミィナを見つけ、ゆっくりと歩み寄った。
「スライム族たちは、どうなった?」
振り返ったミィナは、小さくうなずいて応えた。
「今朝早く、負傷した皆さんは”フィリアの聖泉《おんせん》”の温泉へ行きました。
森に戻ってきた魔素のおかげで、きっとすぐに元気になると思います」
「……そうか。ゴブリンの方は?」
「夜のうちに、モルド村へ戻っていきました。
エメルダさんは……失神したまま、何人かに担がれて……」
微かな笑みを浮かべながらも、その口元にはわずかな翳りが混じっていた。
「それにしても……まさか、また魔獣が現れるなんて」
ミィナはふと空を見上げ、小さく息をついた。
「でも……前のときよりずっと小さかったし、迫力もなかったから……。
アマト様がいてくれると思ったら、不思議と落ち着いていられました」
言葉の端には、僅かに安堵がにじんでいた。
だが、すぐに声の調子が沈んだ。
「……ルノアが、まだ目を覚まさないんです……」
その一言には、不安と戸惑いが、静かに染み込んでいた。
アマトは少しだけ間を置いて、静かに言った。
「……様子を見てくる」
ミィナが、何か言いかけて、やめる。
そしてアマトの背中を、どこか寂しげに――けれど、どこか願うような眼差しで見送った。
―――
アマトは静かに、小さな小屋の扉を押し開けた。
「……入るぞ」
返事はない。
部屋の中には、窓から差し込む柔らかな陽が、淡い陰影を落としていた。
寝台にはルノアが静かに横たわっている。
顔は少し横を向き、布団は腹の付近にだけかけられており、腕や脚はそのままあらわになっていた。
だが――その姿は痛々しく、負傷した脚には包帯が巻かれ、腕や頬にも細かな擦り傷や、打撲の痕らしき痣が散っていた。
アマトは寝床の脇に腰を下ろし、ふっと思う。
(……これくらいなら、”恩恵”で癒せる)
自然と、右手がわずかに浮いた。
その掌に、わずかに魔素の気配が集まりかけた――
だが、その瞬間。
『待て、待て、待てぇ!』
ゼルヴァスの声が、鋭く響いた。
『そんなことをしたら、またとんでもないことになるかもしれん。
お前の”恩恵”は、もはや“奇跡”の域を超えている。今度使うとどうなるかが想像できん!』
『それに、今やこの村にある魔素で、時間はかかるが十分癒せるはずだ』
と付け加えた。
「……そうなのか」
アマトはその手を引いた。
(……力がありすぎるというのも、案外、不便だな)
そんな思いがよぎったその時――
ふと視界に、ルノアのうなじ付近にある痣が目に写った。
「……ウロボロスの痣」
(この程度のケガが、呪いの代償であればよかったのだが……)
アマトはただ、黙ってルノアを見つめていた。
そこへ、のんきな大声でティアマトが、
『また、多めの魔素がきたわね! アマトちゃん、ちゃんと仕事してるのね。うふっ』
と大喜びで回廊から姿を現す。
(……また、うるさいのが来た)
アマトはティアマトの姿を一瞥したまま、ふと思い出したようにつぶやく。
「そういえば……昨日の魔獣を倒したあと、いくつかスキルを受け取っていたな」
すると、すかさずゼルヴァスの声が精神空間に響いた。
『そうだ。今回は、スタンダードスキルの”軽癒”と”雷矢”の二つと、ノーマルスキルをいくつか手に入れた』
「ノーマルスキル?」
アマトが問い返す。
『ああ。ノーマルスキルはスキル体系の最下層、いわゆる小技ばかりだが……』
ゼルヴァスはそこでわずかに声の調子を変える。
『その中に”貸与”というスキルがある。お前にとっては、使い道があるかもしれん』
「……どういうことだ?」
『このスキルはな。お前が持っているスキルを、他者に一時的に“貸す”ことができる。
そして、貸与された相手は、そのスキルを自分のもののように扱えるようになる』
「スキルの貸与か……」
『もちろん、貸す相手の魔素量によって、スキルの効果には違いがある。
だが――お前が魔素を補充してやれば、その能力をフルに、いや、お前の場合、それ以上に出せる可能性があるかもしれない』
アマトは小さく息をついた。
「なるほど。俺がスキルをうかつに使えない分、他のやつに託して……チームで使えるようにするってことか」
『そうだ。ただし、お前の場合、ノーマルスキルの”貸与”でさえ、扱うには注意が必要かもしれん。
……というわけで、また俺様が特訓してやるとしよう!』
とゼルヴァスが得意げに言った。
「……」
アマトは、無言のままだった。
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