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1章・なぜ急にこんな事になったのか
🧊2🧊
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入学式が終わり、教室へ向かう事になっている。私はソワソワしながら移動していた。
「お友達……できるかしら」
「ねねね!貴方さっきシンザール様からデコチューされてたわよね!?」
「……!?そ、そうですが」
「私リリカ・モナザリオ!貴方と仲良くなりたくて」
そう名乗ってくたさったリリカ様。というかやっぱり見られてたんだわ……!シン様酷いわ……。
リリカ様はとてもハキハキとしてらして、元気で明るい方だという事がすぐにわかる。私は喜んでお友達になる事にした。
「私はカレン・フランドールですわ。よろしくお願いします、リリカ様」
「ぜひ、リリとお呼びください!」
「では……リリ。よろしくお願いしますね」
そう言葉を交わし、微笑み合う私達。リリはとても良い子で。最初こそあのような話題ではあったけれど、それはただ話すきっかけにすぎなかったよう。
しばらくして入学式が始まり、先生方や来賓の方のお話。しまいにはなんと生徒会長であるシン様のお話。皆聞き入ってしまう程。それだけシン様は国民からの信頼を得ている。
「カレン様の婚約者は素敵ね」
「ええ……私も見合う様に頑張らなくては」
「あまり無理はしないでね、カレン様」
リリにそう言われ、肩に入っていた力を抜く。なんだかリリと居るのは心地よいわ。
そうこうしてるうちに入学式は終わり、それぞれの教室へ向かう流れに。私とリリは同じ教室のよう。
「それでは、机に貼ってある名前を確認して席についてください」
先生のその言葉に従い、机に貼ってある名前を確認する。私の咳は、前から2番目の左端。残念ながらリリとは離れてしまった。
机は長机となっており、4人程は座れそうだ。
「貴方が隣の席?」
「え?ええ……」
ぶっきらぼうな物言いに、少し怖くなりながらも声の方を見る。そこには金髪のふわふわした女の子。見た目は怖くなさそうなのに、何故ぶっきらぼうな物言いなのか。
「貴方……シンザール様の婚約者よね」
「そうですが……?」
まるで値踏みするかのように私を見る女の子。名乗らないでなぜ私を見ているのか。私は彼女の名前が気になり、勇気をだして聞いてみる事に。
「失礼ですがお名前は……?」
「私はアイリス・ルイラースよ。それが何か?」
「いえ、ただ気になったので」
「そう」
それだけ言うとアイリス様はそっぽを向いてしまった。なんだかこの席でやった行ける気がしないわ。
「お友達……できるかしら」
「ねねね!貴方さっきシンザール様からデコチューされてたわよね!?」
「……!?そ、そうですが」
「私リリカ・モナザリオ!貴方と仲良くなりたくて」
そう名乗ってくたさったリリカ様。というかやっぱり見られてたんだわ……!シン様酷いわ……。
リリカ様はとてもハキハキとしてらして、元気で明るい方だという事がすぐにわかる。私は喜んでお友達になる事にした。
「私はカレン・フランドールですわ。よろしくお願いします、リリカ様」
「ぜひ、リリとお呼びください!」
「では……リリ。よろしくお願いしますね」
そう言葉を交わし、微笑み合う私達。リリはとても良い子で。最初こそあのような話題ではあったけれど、それはただ話すきっかけにすぎなかったよう。
しばらくして入学式が始まり、先生方や来賓の方のお話。しまいにはなんと生徒会長であるシン様のお話。皆聞き入ってしまう程。それだけシン様は国民からの信頼を得ている。
「カレン様の婚約者は素敵ね」
「ええ……私も見合う様に頑張らなくては」
「あまり無理はしないでね、カレン様」
リリにそう言われ、肩に入っていた力を抜く。なんだかリリと居るのは心地よいわ。
そうこうしてるうちに入学式は終わり、それぞれの教室へ向かう流れに。私とリリは同じ教室のよう。
「それでは、机に貼ってある名前を確認して席についてください」
先生のその言葉に従い、机に貼ってある名前を確認する。私の咳は、前から2番目の左端。残念ながらリリとは離れてしまった。
机は長机となっており、4人程は座れそうだ。
「貴方が隣の席?」
「え?ええ……」
ぶっきらぼうな物言いに、少し怖くなりながらも声の方を見る。そこには金髪のふわふわした女の子。見た目は怖くなさそうなのに、何故ぶっきらぼうな物言いなのか。
「貴方……シンザール様の婚約者よね」
「そうですが……?」
まるで値踏みするかのように私を見る女の子。名乗らないでなぜ私を見ているのか。私は彼女の名前が気になり、勇気をだして聞いてみる事に。
「失礼ですがお名前は……?」
「私はアイリス・ルイラースよ。それが何か?」
「いえ、ただ気になったので」
「そう」
それだけ言うとアイリス様はそっぽを向いてしまった。なんだかこの席でやった行ける気がしないわ。
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