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幕間 ルネの追想
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聖エステル教会の二階部分は、多くの聖職者が寝食を共にする修道院となっている。
百人以上収容出来る礼拝堂や孤児院に繋がる中庭が有名だが、清貧を心がける者たちの僧房はそう広くない。
採光用の小窓の下に机と椅子、ベッドの側に衣服を収納する蓋付箱があるだけで、室内は手狭に見えてしまう。
そんな僧房の一つを、ある長身の女性が仮宿としていた。
ストロベリーブロンドの髪を分けて編み、身体の線の出ない寝衣を着た彼女は、漆喰の壁に描かれたフレスコ画に就寝前の祈りを捧げている。
燭台の火が消えるまで続けるつもりでいたが、外から扉をそっと叩く音が聞こえてきて、組んだ手を解いた。
「ルネ姉様、起きていらっしゃいますか?」
扉越しの声は囁きのように小さく、遠慮がちだった。
もし相手が返答せず寝入っていれば、即座に退く気だと察せられる。
突然の訪問者に対して兎耳をそば立てていたルネは、声の主を把握して一息ついた。
十以上歳の離れた、後輩の修道士である。
「どうしましたの、イグナス。就寝時間はとうに過ぎていますわよ」
立ち上がり、ごく軽い口調で規則違反を指摘する。
扉の向こうにいる修道士は訪ねてきた身ながら、あの、その、と言葉を詰まらせた。
「ぼ……僕の口から、直接お伝えしたいことがあるんです。姉様が戻られてから、何度か機会を伺っていたのですが、上手くいかなくて」
冒険者登録をした聖職者は、複数人で仕事にあたる都合上、王都に滞在している間もギルドの手配した宿に居着く。
定期的な活動報告のために教会へ出向くことがあっても、滞在時間は短い。
ルネが僧房に泊まっているのは、院長から聖歌隊への歌唱指導を依頼されたからだった。
「そうでしたの……気付きませんでしたわ」
教会では早朝から誰もが忙しなく動き、ルネも積極的に手助けを行っている。
男女で割り振られる仕事にも差があり、個人的な話をする時間は取りにくいだろう。
「分かりました。立ち話も何ですし、お入りになって」
ルネは扉の施錠を解き、柔らかく跳ねた栗色の短髪を持つ少年――イグナスを迎え入れた。
寝衣ではなく、肌の出ない立襟の平服姿だ。
扉が開いた瞬間は満面の笑みでいたが、薄着のルネを見て顔を真っ赤にした。
「す、すみませんっ」
深々と頭を下げて、椅子に座らせてからもあからさまに目を逸らしている。
このままでは会話にならないと判断したルネは、上着代わりに肩から長いショールを掛けた。
ベッドの縁に座り、イグナスが話し出すのを待つ。
真夏の空に似た紺碧の眼は、しばし落ち着きなく動いた後でようやくルネを捉えた。
一度咳をしてから居を正す。
「既に院長様から聞き及んでいるでしょうが、先日、正式な司祭になりました。冒険者登録も済ませていて……ギルドに受かり次第、巡礼の旅へ出ます」
「ええ、貴方の努力の結果ですわ。おめでとう」
ルネが賞賛と共に微笑みかけると、イグナスは恥ずかしそうに後頭部を掻いた。
「ありがとうございます。僕も姉様のように立派な人になりたいです。そ、それで……」
「……私のように?」
イグナスの上擦った声に被せる形でルネは言った。
発言通り疑問を抱いているわけではなさそうな、どこか冷ややかな声色をしている。
イグナスは態度の変化に気付かず、無邪気に頷いた。
「僕は姉様に命を救われましたから」
十八年前のこと。
芯まで凍える雪の日の真夜中、赤子が孤児院の前に置き去りにされた。
頼りない身体を包むのは、薄手のおくるみ一枚だけだった。
「そうですわね……あの時、私の耳が産声を拾わなければ、貴方は落命していたでしょう」
今なお鮮明に残る記憶を思い返して、ルネは遠い目になる。
体温を奪う雪を払い、力尽きようとしている命を胸に抱いて走った時の焦燥。
湯を沸かし必死に暖め続け、力強い泣き声を聞けた時の安堵。
どれも忘れられない。おそらく生涯、覚えている。
「貴方が恩義を感じているように、私にとっても、自分が兎の半獣人であることを誇れた唯一の事例ですわ」
「姉様……?」
イグナスはルネの語りに耳を傾けつつ、嫌な予感がしたのか眉をひそめ、怪訝な顔をする。
間髪入れずにルネは断じた。
「物事には線引きが必要です。私との関係は、なるべく黙っていた方がよろしくてよ」
「なっ……何故ですか!?」
イグナスが胸元を押さえて立ち上がる。
身内同然の子供には酷かもしれないが、いずれは露見することだ。
この際、赤裸々に伝えておくべきだろう。
ルネは口元に手を添えてわざとらしく失笑し、肉感的な脚を組んでみせた。
「私は性欲の解消のためなら誰とでも寝る淫奔です。聖職者として得た能力や術具を使うのもためらいがありません。せっかく自由な旅に出るのに、私の毒牙にかかったなんて、吹聴されたくはないでしょう?」
白々しいまでの作り笑いを向けると、イグナスは痛々しげな表情で首を横に振った。
「……皆は、知っているのですか?」
「黙秘してくれています。貴方も、そうしてくださるかしら」
生来の兎の性を取り除けはしない。ルネの中でも、とうの昔に折り合いをつけている。
有無を言わせぬ強固な態度を示すルネに、イグナスは細い肩を震わせ、再び頭を掻いた。
寝癖のように乱れた髪のまま、小さく鼻をすする。伏目がちにしているが、青い双眸に涙は浮かんでいなかった。
「秘密を教えて頂き、ありがとうございます……事情はどうあれ、僕を子供ではないと認めてくださって、嬉しいです」
「……え?」
親愛の情が消え失せることのみを予期していたルネは、思いもよらぬ答えに呆けた声を出した。
イグナスは顔を上げ、ルネに歩み寄る。
腕を伸ばせば、ぎりぎり触れられそうな距離で立ち止まった。
「もう姉とはお呼びしません、シスター・ルネ。いえ、ルネ・イェル・ナウディズ」
本名を言い当てられたルネは息を詰まらせた。兎耳が垂直に立ち、すぐさま萎縮して垂れ下がる。
姓を口にされるだけで嫌な汗が止まらない。
一体何を言われるのかと恐れるあまり、髪の中に耳を隠す所作もせずに硬直してしまった。
だが、一呼吸後のイグナスの発言は更に予想外だった。
「僕の目的は……願いは、昔から一つだけです。貴方が頼れるような、一人前の男になってみせます。だから……待っていてください」
想いを込めた宣言は、うかつに触れば火傷しそうなほどの熱を帯びていた。
義理の家族という枠組みを破壊して新しい関係性を求める、強い欲が感じ取れた。
「イグナス……?」
何かしらの返事をするつもりで口を開いたが、出たのは彼の名前だけだった。
当惑するルネにイグナスは目を瞬かせ、何度も首を横に振る。
「い、言いたかったのはそれだけです。話し込んでしまって、ごめんなさい。いい夜を……!」
聞き取りづらいほどの早口でまくし立てると、僧房から勢いよく出て行ってしまった。
静寂を取り戻した室内で、ルネは自分の心音がうるさく響く心地を味わう。
「変な子……」
思考を放棄した一言と共に、仰向けでベッドに倒れ込んだ。
飾り気のない白い天井を、何分も見つめていた。
百人以上収容出来る礼拝堂や孤児院に繋がる中庭が有名だが、清貧を心がける者たちの僧房はそう広くない。
採光用の小窓の下に机と椅子、ベッドの側に衣服を収納する蓋付箱があるだけで、室内は手狭に見えてしまう。
そんな僧房の一つを、ある長身の女性が仮宿としていた。
ストロベリーブロンドの髪を分けて編み、身体の線の出ない寝衣を着た彼女は、漆喰の壁に描かれたフレスコ画に就寝前の祈りを捧げている。
燭台の火が消えるまで続けるつもりでいたが、外から扉をそっと叩く音が聞こえてきて、組んだ手を解いた。
「ルネ姉様、起きていらっしゃいますか?」
扉越しの声は囁きのように小さく、遠慮がちだった。
もし相手が返答せず寝入っていれば、即座に退く気だと察せられる。
突然の訪問者に対して兎耳をそば立てていたルネは、声の主を把握して一息ついた。
十以上歳の離れた、後輩の修道士である。
「どうしましたの、イグナス。就寝時間はとうに過ぎていますわよ」
立ち上がり、ごく軽い口調で規則違反を指摘する。
扉の向こうにいる修道士は訪ねてきた身ながら、あの、その、と言葉を詰まらせた。
「ぼ……僕の口から、直接お伝えしたいことがあるんです。姉様が戻られてから、何度か機会を伺っていたのですが、上手くいかなくて」
冒険者登録をした聖職者は、複数人で仕事にあたる都合上、王都に滞在している間もギルドの手配した宿に居着く。
定期的な活動報告のために教会へ出向くことがあっても、滞在時間は短い。
ルネが僧房に泊まっているのは、院長から聖歌隊への歌唱指導を依頼されたからだった。
「そうでしたの……気付きませんでしたわ」
教会では早朝から誰もが忙しなく動き、ルネも積極的に手助けを行っている。
男女で割り振られる仕事にも差があり、個人的な話をする時間は取りにくいだろう。
「分かりました。立ち話も何ですし、お入りになって」
ルネは扉の施錠を解き、柔らかく跳ねた栗色の短髪を持つ少年――イグナスを迎え入れた。
寝衣ではなく、肌の出ない立襟の平服姿だ。
扉が開いた瞬間は満面の笑みでいたが、薄着のルネを見て顔を真っ赤にした。
「す、すみませんっ」
深々と頭を下げて、椅子に座らせてからもあからさまに目を逸らしている。
このままでは会話にならないと判断したルネは、上着代わりに肩から長いショールを掛けた。
ベッドの縁に座り、イグナスが話し出すのを待つ。
真夏の空に似た紺碧の眼は、しばし落ち着きなく動いた後でようやくルネを捉えた。
一度咳をしてから居を正す。
「既に院長様から聞き及んでいるでしょうが、先日、正式な司祭になりました。冒険者登録も済ませていて……ギルドに受かり次第、巡礼の旅へ出ます」
「ええ、貴方の努力の結果ですわ。おめでとう」
ルネが賞賛と共に微笑みかけると、イグナスは恥ずかしそうに後頭部を掻いた。
「ありがとうございます。僕も姉様のように立派な人になりたいです。そ、それで……」
「……私のように?」
イグナスの上擦った声に被せる形でルネは言った。
発言通り疑問を抱いているわけではなさそうな、どこか冷ややかな声色をしている。
イグナスは態度の変化に気付かず、無邪気に頷いた。
「僕は姉様に命を救われましたから」
十八年前のこと。
芯まで凍える雪の日の真夜中、赤子が孤児院の前に置き去りにされた。
頼りない身体を包むのは、薄手のおくるみ一枚だけだった。
「そうですわね……あの時、私の耳が産声を拾わなければ、貴方は落命していたでしょう」
今なお鮮明に残る記憶を思い返して、ルネは遠い目になる。
体温を奪う雪を払い、力尽きようとしている命を胸に抱いて走った時の焦燥。
湯を沸かし必死に暖め続け、力強い泣き声を聞けた時の安堵。
どれも忘れられない。おそらく生涯、覚えている。
「貴方が恩義を感じているように、私にとっても、自分が兎の半獣人であることを誇れた唯一の事例ですわ」
「姉様……?」
イグナスはルネの語りに耳を傾けつつ、嫌な予感がしたのか眉をひそめ、怪訝な顔をする。
間髪入れずにルネは断じた。
「物事には線引きが必要です。私との関係は、なるべく黙っていた方がよろしくてよ」
「なっ……何故ですか!?」
イグナスが胸元を押さえて立ち上がる。
身内同然の子供には酷かもしれないが、いずれは露見することだ。
この際、赤裸々に伝えておくべきだろう。
ルネは口元に手を添えてわざとらしく失笑し、肉感的な脚を組んでみせた。
「私は性欲の解消のためなら誰とでも寝る淫奔です。聖職者として得た能力や術具を使うのもためらいがありません。せっかく自由な旅に出るのに、私の毒牙にかかったなんて、吹聴されたくはないでしょう?」
白々しいまでの作り笑いを向けると、イグナスは痛々しげな表情で首を横に振った。
「……皆は、知っているのですか?」
「黙秘してくれています。貴方も、そうしてくださるかしら」
生来の兎の性を取り除けはしない。ルネの中でも、とうの昔に折り合いをつけている。
有無を言わせぬ強固な態度を示すルネに、イグナスは細い肩を震わせ、再び頭を掻いた。
寝癖のように乱れた髪のまま、小さく鼻をすする。伏目がちにしているが、青い双眸に涙は浮かんでいなかった。
「秘密を教えて頂き、ありがとうございます……事情はどうあれ、僕を子供ではないと認めてくださって、嬉しいです」
「……え?」
親愛の情が消え失せることのみを予期していたルネは、思いもよらぬ答えに呆けた声を出した。
イグナスは顔を上げ、ルネに歩み寄る。
腕を伸ばせば、ぎりぎり触れられそうな距離で立ち止まった。
「もう姉とはお呼びしません、シスター・ルネ。いえ、ルネ・イェル・ナウディズ」
本名を言い当てられたルネは息を詰まらせた。兎耳が垂直に立ち、すぐさま萎縮して垂れ下がる。
姓を口にされるだけで嫌な汗が止まらない。
一体何を言われるのかと恐れるあまり、髪の中に耳を隠す所作もせずに硬直してしまった。
だが、一呼吸後のイグナスの発言は更に予想外だった。
「僕の目的は……願いは、昔から一つだけです。貴方が頼れるような、一人前の男になってみせます。だから……待っていてください」
想いを込めた宣言は、うかつに触れば火傷しそうなほどの熱を帯びていた。
義理の家族という枠組みを破壊して新しい関係性を求める、強い欲が感じ取れた。
「イグナス……?」
何かしらの返事をするつもりで口を開いたが、出たのは彼の名前だけだった。
当惑するルネにイグナスは目を瞬かせ、何度も首を横に振る。
「い、言いたかったのはそれだけです。話し込んでしまって、ごめんなさい。いい夜を……!」
聞き取りづらいほどの早口でまくし立てると、僧房から勢いよく出て行ってしまった。
静寂を取り戻した室内で、ルネは自分の心音がうるさく響く心地を味わう。
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