怖い話ではないけれど

矢車草

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第1話 黒い虫

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今日は、6月なのに暑い。夏が思いやられる ここ数年いつも今年は温暖化で異常気象だねといっているみたいな。
ここ数年といってもこの地球の歴史から見ればどのくらいなのか?
寿命はあとどのくらいなのかな 
日曜の午後
私は、しっかりしない空想にぼんやりと浸っていた
風が強くなったようだ、雨がきそうおお
ガシャンとなんにも置いてないと思っていた洗濯機のへんから音が・・・上の窓から風が
まったく、取り止めもなく急な雷雨にみまわれたようだ。
一瞬 ガサガサ ガサガサガサ 妙な音が聞こえたような気がしたが
また、あの日の出来事がふりかかって来た 背筋がゾクッと 手には脂汗が・・・・

建設会社に中途採用で入社し2年 仕事にも少し 少しなれたかなぐらいだ 
私はもうすぐ、40 現在 わたしは39歳で独身、ひとりっこだ。生まれは神奈川 母ひとり 父は幼い時に病気でなくなったらしいが、お墓などは遠い異国にあり、写真などはないと母は言っている。とにかく 怪しいが異議を唱えることは難しい 母の私の疑問を受け入れない断固とした姿勢にひざまずかずにはいられないのだ
今の職場は創立して55年ほどたっている建設会社だが、業績は、どうなのだろうか。ちなみに私は、女の子は教育も大事という母の考えで某大学の建築学部を卒業している
私は、自分でも天然だとは思っている とにかく 忘れ物が多い 大事なものほど失くす

ふと、上司がこちらを見ていることに気が付いた 仕事を頼むときはなるべく説明をせず
笑顔などしてたまるかとばかり、ムスッと端的にいいつけてくるし、説明するとまるで損だとばかり。どうしなのか なぜだか少し理由が、やっとわかってきたきがするが、
あまりにもたいした理由ではなくて ストレス解消の獲物としてターゲットになっただけのようだから気にしなくなったが

職場であるマンションの2階と3階部分なのだが、各々書庫がある。
入社したての私はたびたび整理をさせられる。主に3階のほうだ 古い書類が年代別にはなっているものの乱雑にしまわれていた。建築関係の書類で基準法によって保管年数が決まっているのだ 
薄暗く、窓もなく、換気ができずに埃っぽい 30分ぐらいたつと、ほこりと花粉症の私は、目がしばしばする
そもそもだ 私の席の隣には、はいりたてピカピカの新卒のHくんがいる、ラグビー部出身、まだ肌に残るひやけの後、力仕事にはうってつけだ。
整理するのは彼しかいないと思うのだが、モラハラな上司は私にふってくる
 私は、しかたなく 書庫という牢獄へと向かった。
上司の一応あった説明をめもった紙切れを握りしめ、棚をめで追った
背伸びをしても届かない あぁ 嫌になるな
棚の上段にはとどく訳などなく折りたたみの梯子を使わなくてはならない
梯子を使って、重たい書類を両手で掴もうとしたところ、目の先に黒く光る虫を見た驚いた拍子  足が思うように体をささえきれず   次の瞬間
体全体がスローモーションのように倒れるのを感じた。ナニコレと思った瞬間、
目の前が暗くなった。
ふと気ずくと、目の前に私の部屋があり、微妙に違う キッチンにいるようだけど
変なところに掃き出し窓がある。
じっと見ているとそこには黒く光った点が、いくつか窓にはりついている。
なにかおかしい・・・  よく見ていると動きだしているようだ。
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