518 / 622
15章 作られる未来
517話 サラの擬態
しおりを挟む
私は、レックス様から与えられた任務を達成するために、敵陣へと移動していく。転移を使って、できるだけ近くまで。それから、荷物と一緒に足を使って。
鞄の中に、できるだけ道具を詰め込んだ。レックス様が、闇の魔力を込めたものを。なるべく敵陣の深くに配置する。それが、私の役割。
どんどん近づいていくと、見張りらしき兵士がこちらを見ていた。槍を構えながら、私のところに近づいてくる。
「お前、何者だ? どうして、こんなところにいる?」
「私は商人。戦いは、稼ぎ場」
そう言って、私は鞄を叩く。もちろん、商人というのは嘘。鞄の中にあるのは、すべて闇の魔力を込めた道具。
とはいえ、買われたら話は早い。私は何もせずに、成果を手に入れられる。
なるべく笑顔を浮かべて、警戒心を奪うように動いていく。ゆっくりと、流れるように。
敵兵は、私の鞄を興味深そうに見ていた。
「なるほど。それを売りたいということか。まあ、お前ごときに何もできまい。見せてみろ」
その言葉を受けて、私は鞄を下ろす。そして、中から商品を取り出す。
軍隊というものが興味を持てるものを、なるべく多く用意した。それを、説明していく。
「いくつか、ある。これは、保存食。取り出せば、いつでも食べられる」
「ほう? 毒じゃないんだろうな? お前、食べてみろよ」
いやらしい笑みを浮かべて、敵は私にうながす。疑われることは分かっていたから、本当に食べられるもの。ただ、レックス様の魔力が入っているだけで。
だから私は、しっかりと味わって食べていく。魔力の香りが、レックス様の顔を思い浮かばせた。今の私は、きっと笑顔だと思う。
1箱分、全部食べていく。敵兵は、どこかうらやましそうにしていた。
「これでいい? 味も、悪くない」
「ふむ。それで、他には?」
次に、魔道具を研究する中でできたものを用意していく。といっても、魔力バッテリーもない、ただ魔力を込めただけの道具ではある。
万が一研究されても、おそらく大した成果は出ない。それを前提として、用意したもの。
「これは、水が出る道具。しばらくの間出し続けて、枯れたら終わり」
ひねることで、水が出てくる。流れていく姿は、線のよう。軽いし小さいけれど、懐に入れておけば、いざという時に簡単に水が用意できる。道具としては、かなり便利だと思う。
ただし、完全に使い捨て。私たちが使っている魔道具は、再利用も可能。わざわざ劣化させたと言っても過言ではない。
それでも、敵兵は頷いていた。この道具がどれほどの価値を秘めているか、正しく理解できた様子。
「ほう、便利なものだ。戦場で必要なものを、心得ている」
「だから、戦いが起きれば稼げる。とても、ありがたい」
そう言うと、敵兵は顔をしかめる。そして、こちらをにらみつけてきた。どう思われようと、知ったことではない。どうせ、レックス様の敵。死ぬ運命にある存在なのだから。
私は、レックス様のなでなでと抱っこを思い浮かべた。それだけで、どれだけのことでもできる気がした。
「商人らしい言葉だ。反吐が出る。お前は、とんでもないクソ女だよ」
そう言い捨てて、敵は舌打ちしてくる。商人というのは、稼げるのなら何でもする。そういう印象を持っているのだろう。だからこそ、都合が良い。私が商人だと、心から信じてくれる。
本当に必要なことは、この道具を敵陣に運び込むこと。ほとんど、達成されていると言って良い。だから私は、穏やかな笑顔を浮かべられた。
「好きに言えば良い。私のやることは、変わらない」
敵兵は、また舌打ちをする。私が傷つくことを、望んでいたのかもしれない。だけど、叶うことはない。私に必要なのは、レックス様のご褒美だけだから。
そのまま私は笑顔を続ける。相手は少しだけ地面を蹴って、もう一度こちらに向き合ってきた。
「じゃあ、残りの商品も説明してもらおうか」
「これは、火を起こせる。これは、熱を発する」
似たような魔道具もどきを、適当に説明していく。扱いを間違えれば火事になるけれど、そんな事は言わない。火事になったところで、こちらに利するだけ。
だからこそ、火起こしや暖を取る価値は分かるはず。実際、敵は何度も頷いていた。感心しているのを感じるほど。
「なるほど、なるほど。それを使えば、戦いはずいぶん楽になるだろうな」
そう言いながら、敵は笑みを浮かべる。ニタニタした感じで、ちょっと気持ち悪かった。
けれど、それはどうでもいい。私は相変わらずの笑顔で、商談を続けていく。
「そういうこと。相応の対価さえ払ってくれるのなら、もっと用意することもできる」
「じゃあ、全部もらおうか。お前が持っている道具、そのすべてを」
敵兵は、商品を流れるように指差していく。本当に、欲しいと思っているように見える。だったら、それで十分。買われるのなら、適当に値下げすれば良い。利益なんて、気にする必要がない。
タダ同然で渡したところで、こちらが損することはない。そもそも、戦術目標が達成できればそれでいい。
だから私は、特に何も考えずに会話を続けた。
「なら、料金は……」
「置いていってもらうんだよ! お前の首と一緒にな!」
敵は槍をこちらに突き出してきた。想定していたうちのひとつ。適当に避けて、反撃の魔法を打ち込んでいく。
「……っ! 雷炎槍!」
意図的に、ゆっくりとした魔法として発射する。当然、敵は避ける。
殺そうと思えば、今回の反撃だけで殺せた。けれど、この敵は道具の価値を知っている。殺さなければ、しっかりと奪ってくれるだろう。
ということで、ほうほうのていを演じながら、足を乱して荷物を捨てて、走り去っていく。命だけを、必死で拾っていくかのように。ついでに、地面に魔法を打ち込む。土煙が舞い上がって、敵の視界を防いでいた。
「当たらねえよ! ……ちっ、逃がしたか」
少し離れて、様子を見る。しばらく追いかけてきたようだけど、戻っていった。これで、任務のほとんどは終わり。
「これで、十分。後は、道具を回収してくれれば良い」
遠くから、敵の動きを見る。すると、しっかりと道具を懐に入れていた。このまま見張りが交代になれば、必然的に敵陣に道具が送り込まれる。
後は、誰かが転移してくるのを待つだけ。レックス様に報告できれば、私は回収されていく。
「レックス様のなでなでと抱っこは、私のもの」
任務は、十分に達成できた。レックス様は、間違いなく褒めてくれる。
その瞬間を待つだけで、私はさっきまでとは違う笑顔を浮かべられた。
鞄の中に、できるだけ道具を詰め込んだ。レックス様が、闇の魔力を込めたものを。なるべく敵陣の深くに配置する。それが、私の役割。
どんどん近づいていくと、見張りらしき兵士がこちらを見ていた。槍を構えながら、私のところに近づいてくる。
「お前、何者だ? どうして、こんなところにいる?」
「私は商人。戦いは、稼ぎ場」
そう言って、私は鞄を叩く。もちろん、商人というのは嘘。鞄の中にあるのは、すべて闇の魔力を込めた道具。
とはいえ、買われたら話は早い。私は何もせずに、成果を手に入れられる。
なるべく笑顔を浮かべて、警戒心を奪うように動いていく。ゆっくりと、流れるように。
敵兵は、私の鞄を興味深そうに見ていた。
「なるほど。それを売りたいということか。まあ、お前ごときに何もできまい。見せてみろ」
その言葉を受けて、私は鞄を下ろす。そして、中から商品を取り出す。
軍隊というものが興味を持てるものを、なるべく多く用意した。それを、説明していく。
「いくつか、ある。これは、保存食。取り出せば、いつでも食べられる」
「ほう? 毒じゃないんだろうな? お前、食べてみろよ」
いやらしい笑みを浮かべて、敵は私にうながす。疑われることは分かっていたから、本当に食べられるもの。ただ、レックス様の魔力が入っているだけで。
だから私は、しっかりと味わって食べていく。魔力の香りが、レックス様の顔を思い浮かばせた。今の私は、きっと笑顔だと思う。
1箱分、全部食べていく。敵兵は、どこかうらやましそうにしていた。
「これでいい? 味も、悪くない」
「ふむ。それで、他には?」
次に、魔道具を研究する中でできたものを用意していく。といっても、魔力バッテリーもない、ただ魔力を込めただけの道具ではある。
万が一研究されても、おそらく大した成果は出ない。それを前提として、用意したもの。
「これは、水が出る道具。しばらくの間出し続けて、枯れたら終わり」
ひねることで、水が出てくる。流れていく姿は、線のよう。軽いし小さいけれど、懐に入れておけば、いざという時に簡単に水が用意できる。道具としては、かなり便利だと思う。
ただし、完全に使い捨て。私たちが使っている魔道具は、再利用も可能。わざわざ劣化させたと言っても過言ではない。
それでも、敵兵は頷いていた。この道具がどれほどの価値を秘めているか、正しく理解できた様子。
「ほう、便利なものだ。戦場で必要なものを、心得ている」
「だから、戦いが起きれば稼げる。とても、ありがたい」
そう言うと、敵兵は顔をしかめる。そして、こちらをにらみつけてきた。どう思われようと、知ったことではない。どうせ、レックス様の敵。死ぬ運命にある存在なのだから。
私は、レックス様のなでなでと抱っこを思い浮かべた。それだけで、どれだけのことでもできる気がした。
「商人らしい言葉だ。反吐が出る。お前は、とんでもないクソ女だよ」
そう言い捨てて、敵は舌打ちしてくる。商人というのは、稼げるのなら何でもする。そういう印象を持っているのだろう。だからこそ、都合が良い。私が商人だと、心から信じてくれる。
本当に必要なことは、この道具を敵陣に運び込むこと。ほとんど、達成されていると言って良い。だから私は、穏やかな笑顔を浮かべられた。
「好きに言えば良い。私のやることは、変わらない」
敵兵は、また舌打ちをする。私が傷つくことを、望んでいたのかもしれない。だけど、叶うことはない。私に必要なのは、レックス様のご褒美だけだから。
そのまま私は笑顔を続ける。相手は少しだけ地面を蹴って、もう一度こちらに向き合ってきた。
「じゃあ、残りの商品も説明してもらおうか」
「これは、火を起こせる。これは、熱を発する」
似たような魔道具もどきを、適当に説明していく。扱いを間違えれば火事になるけれど、そんな事は言わない。火事になったところで、こちらに利するだけ。
だからこそ、火起こしや暖を取る価値は分かるはず。実際、敵は何度も頷いていた。感心しているのを感じるほど。
「なるほど、なるほど。それを使えば、戦いはずいぶん楽になるだろうな」
そう言いながら、敵は笑みを浮かべる。ニタニタした感じで、ちょっと気持ち悪かった。
けれど、それはどうでもいい。私は相変わらずの笑顔で、商談を続けていく。
「そういうこと。相応の対価さえ払ってくれるのなら、もっと用意することもできる」
「じゃあ、全部もらおうか。お前が持っている道具、そのすべてを」
敵兵は、商品を流れるように指差していく。本当に、欲しいと思っているように見える。だったら、それで十分。買われるのなら、適当に値下げすれば良い。利益なんて、気にする必要がない。
タダ同然で渡したところで、こちらが損することはない。そもそも、戦術目標が達成できればそれでいい。
だから私は、特に何も考えずに会話を続けた。
「なら、料金は……」
「置いていってもらうんだよ! お前の首と一緒にな!」
敵は槍をこちらに突き出してきた。想定していたうちのひとつ。適当に避けて、反撃の魔法を打ち込んでいく。
「……っ! 雷炎槍!」
意図的に、ゆっくりとした魔法として発射する。当然、敵は避ける。
殺そうと思えば、今回の反撃だけで殺せた。けれど、この敵は道具の価値を知っている。殺さなければ、しっかりと奪ってくれるだろう。
ということで、ほうほうのていを演じながら、足を乱して荷物を捨てて、走り去っていく。命だけを、必死で拾っていくかのように。ついでに、地面に魔法を打ち込む。土煙が舞い上がって、敵の視界を防いでいた。
「当たらねえよ! ……ちっ、逃がしたか」
少し離れて、様子を見る。しばらく追いかけてきたようだけど、戻っていった。これで、任務のほとんどは終わり。
「これで、十分。後は、道具を回収してくれれば良い」
遠くから、敵の動きを見る。すると、しっかりと道具を懐に入れていた。このまま見張りが交代になれば、必然的に敵陣に道具が送り込まれる。
後は、誰かが転移してくるのを待つだけ。レックス様に報告できれば、私は回収されていく。
「レックス様のなでなでと抱っこは、私のもの」
任務は、十分に達成できた。レックス様は、間違いなく褒めてくれる。
その瞬間を待つだけで、私はさっきまでとは違う笑顔を浮かべられた。
0
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる