129 / 622
4章 信じ続ける誓い
128話 きっと本当の笑顔
しおりを挟む
とりあえず、前回の事件ではミュスカの命を救えた。それで良いだろう。これからも、もし彼女が危険な目に合うのなら、助ける。それだけだ。
転移の原因は、おそらくは邪神の眷属なんだろうな。だから、倒した今なら、安全だとは思う。ダンジョンでの課題は、念の為にしばらく止まるらしいが。
やはり、ミュスカは大切な友達だ。疑わしい部分はあるにしろ、死んでほしくない相手なんだ。それは間違いない。
どうやって排除するかを考えるよりも、どうやって仲良くするかを考えるべきだろう。心情から見ても、利益を考えても。
ミュスカの闇魔法は、とても強い。演技の才能も、本物だ。そんな人を味方にできるのなら、心強い。
それに、一緒に居て楽しい瞬間は、絶対にある。だから、もう見捨てるとか、敵にするとか、そんな事は考えない。努力の方向性は、仲を良くするためだけでいい。
もう、迷いたくない。ミュスカを切り捨てた道の先に、俺の幸福はないのだろうから。そう分かったのだから、ただ信じるのが理想なはずだ。まあ、一日二日でできることではないだろうが。
「レックス君、今日は一緒に出かけない?」
ミュスカが遊びか何かに誘ってくる。休日ではあるのだが、急だな。まあ、事前に約束も難しいか。昨日の今日だしな。
どう考えても、俺に助けられたことによって、何かしらの心情が変わったとするのが自然だからな。本心であれ、計算であれ。
もう、俺への言動が全て偽りでもいい。そう思いたいものだ。自分を納得させるのには、時間が必要だろうが。
ミュスカが大切な相手なのは、分かり切っている。騙されているだけなのかもしれないが。
というか、ずいぶん楽しそうな顔だ。心躍っているかのようにまで見える。満面の笑みというか。こっちまで嬉しくなりそうなくらいだ。
「何のつもりだ? この前の礼のつもりなら、必要ない」
「そういうのじゃないよ。ただ、あなたと一緒の時間を過ごしたいだけなんだ」
真剣な瞳で、じっと見てくる。よほど、大事な言葉だと認識しているのだろう。かなり好意的なものだから、俺に何かをアピールしたいはずだ。まあ、素直に考えれば、俺が大切だということなのだろうが。
信じるのが正しいと認識していても、どこかで疑ってしまうな。俺の好感度を稼ぐための行動じゃないかと。だからといって、拒否するのはありえない。少なくとも、信じるための努力をするべきなのだから。
「仕方のないやつだ。好きにしろ。たまには、付き合ってやるさ」
「ありがとう。どこへ出かけようか? お店とか、良いかもね」
すぐにほころぶ顔は、見ていて癒やされる。実際のところ、以前よりは好意的にミュスカを見ているのは事実なんだよな。この調子で、もっと好きになっていけばいいだろう。
ミュスカの計画通りという可能性も、思い浮かんではいるのだが。だが、中途半端が一番良くない。信じるなら信じる。疑うなら疑う。はっきりさせた方が良いだろう。まあ、言葉ほど簡単ではないが。
「お前に任せる。都合の良い場所を選べばいいさ」
「もう、ふたりで楽しんでこそ、なんだよ? でも、そうだね。校舎裏に向かおうか」
「分かった。それにしても、陰気なやつだな。もっと、別の場所を選べばいいだろうに」
「違うよ、レックス君。あなたとの時間は、誰にも邪魔されたくないんだ」
「なるほどな。まあ良い。今回は、お前に合わせてやる」
「うん、ありがとう。今日は、とっても楽しい日になりそうだね」
ということで、校舎裏に向かう。そこにあったベンチに、2人で座る。腕を組んでいて、かなり密着している。息すら感じてしまうくらいに。
なんというか、緊張するな。ミュスカは、清楚な美少女と言って良い。そんな相手と2人きりなのは、落ち着かない。
「2人きりだね。すっごく楽しいよ。ねえ、私のドキドキ、伝わっているかな?」
実際、心臓の鼓動が伝わりそうなくらい、ガッツリと腕に絡んできている。声も弾んでいるし、とても楽しそうだ。本当に楽しんでくれているのなら、嬉しい限りではあるが。
「あまりくっつくんじゃない。動きづらいだろうが」
「そう言って、私に歩く速度を合わせてくれるんだもんね。そういうところ、好きだな」
「うるさいやつだ。まあ良い。それで? 何をすれば満足なんだ?」
「2人で一緒なら、それで良いんだよ。私は、レックス君との時間を過ごしたいだけなんだから」
穏やかな顔で微笑んでいる。そんな姿を見ると、もっと見ていたくなるな。なんだかんだで、かなり情がある。大切な友達だとは、思っているんだ。
「それで、こんな場所まで来たと。まあ、合わせると言ったことだ。最後まで、付き合ってやるさ」
「ありがとう。レックス君の手、温かいね。こうして温もりを感じていると、幸せだな」
「そうか。まあ、色々あったからな」
「うん、そうだね。こうしてレックス君と話せなくなるかもしれなかったんだ。それは、嫌だったから」
目を伏せて、とても悲しそうにしている。俺も、ミュスカと二度と話せないのはゴメンだ。怖い部分はあるにしろ、今後も一緒に居たい相手なのだから。
そんな感傷に浸っていると、ミュスカはさらに近づいてくる。それこそ、唇どうしが触れそうなくらいに。頬が染まっていて、瞳がうるんでいて、妙な色気がある。
こちらまでドキドキしてしまいそうだが、頑張って抑える。少なくとも今は、結ばれてもお互い幸福にはなれないのだから。
「まったく、近づきすぎだ」
「嫌かな? レックス君を、もっと感じたいんだ。今、一緒に居られるって幸せを」
「仕方のないやつだ。今日くらいは、受け入れてやる」
「ありがとう。やっぱり、レックス君は優しいね。出会えて良かったよ」
幸福という言葉を形にしたような、明るい笑顔。それを見れただけでも、出会えて良かったと思える。やはり、助けたのは正解だった。今みたいな時間も、失うところだったのだから。
それから、しばらくは穏やかな空間が広がっていた。ミュスカはずっと楽しそうに話していて、こちらも楽しかった。
日も高くなった頃、ミュスカは手元から荷物を取り出す。
「お弁当、作ってきたんだ。どうかな?」
「良いだろう。俺が評価してやろう」
「食べてくれるんだね。ありがとう」
俺が食べていく姿を、ミュスカはずっとニコニコしながら眺めていた。弁当の中身は、冷めても美味しいように作られていて、努力を感じられた。
やはり、頑張り屋なところは、とても好きだ。いつも笑顔で居て、美味しい料理もできて、魔法の実力もある。そんな人になるまで、遊んで過ごしていたはずがないのだから。
「ふむ、よくできているな。俺のために尽くすのは、見事だ」
「美味しかったんだね。良かった。喜んでもらいたくて、頑張ったから」
拳を握って喜ぶ姿は、とても可愛らしいものだ。俺のために弁当まで作ってくれて、美味しいと言うと喜んでくれる。男の理想に近い姿だよな。
ミュスカは、多くの人に慕われているようだ。そこまで優しい姿を見せるのが、並大抵の苦労とは思えない。口にはできないにしろ、俺だけは認めるべきなんだ。
だって、その優しさに救われた人も、絶対に居るのだから。それに、大切な友達なんだから。
「そうか。これなら、また食べてやっても良い」
「なら、また作ってくるね。レックス君が求めてくれるのなら、いくらでも」
「好きにしろ。お前がやりたいようにすればいい」
俺の言葉に、優しい笑顔を見せてくれた。やはり、もっと仲良くしたい相手だ。本性がどうあれ。
それからも、空の色が変わるくらいまで、ずっと話をしていた。最後に、ミュスカはこちらの手を握る。
「今日はありがとう。おかげで、とても楽しかったよ。また、時間を作ってくれるかな……?」
上目使いで俺を見つめるミュスカを見て、今日みたいな時間を、何度でも過ごしたいと感じている俺が居た。
転移の原因は、おそらくは邪神の眷属なんだろうな。だから、倒した今なら、安全だとは思う。ダンジョンでの課題は、念の為にしばらく止まるらしいが。
やはり、ミュスカは大切な友達だ。疑わしい部分はあるにしろ、死んでほしくない相手なんだ。それは間違いない。
どうやって排除するかを考えるよりも、どうやって仲良くするかを考えるべきだろう。心情から見ても、利益を考えても。
ミュスカの闇魔法は、とても強い。演技の才能も、本物だ。そんな人を味方にできるのなら、心強い。
それに、一緒に居て楽しい瞬間は、絶対にある。だから、もう見捨てるとか、敵にするとか、そんな事は考えない。努力の方向性は、仲を良くするためだけでいい。
もう、迷いたくない。ミュスカを切り捨てた道の先に、俺の幸福はないのだろうから。そう分かったのだから、ただ信じるのが理想なはずだ。まあ、一日二日でできることではないだろうが。
「レックス君、今日は一緒に出かけない?」
ミュスカが遊びか何かに誘ってくる。休日ではあるのだが、急だな。まあ、事前に約束も難しいか。昨日の今日だしな。
どう考えても、俺に助けられたことによって、何かしらの心情が変わったとするのが自然だからな。本心であれ、計算であれ。
もう、俺への言動が全て偽りでもいい。そう思いたいものだ。自分を納得させるのには、時間が必要だろうが。
ミュスカが大切な相手なのは、分かり切っている。騙されているだけなのかもしれないが。
というか、ずいぶん楽しそうな顔だ。心躍っているかのようにまで見える。満面の笑みというか。こっちまで嬉しくなりそうなくらいだ。
「何のつもりだ? この前の礼のつもりなら、必要ない」
「そういうのじゃないよ。ただ、あなたと一緒の時間を過ごしたいだけなんだ」
真剣な瞳で、じっと見てくる。よほど、大事な言葉だと認識しているのだろう。かなり好意的なものだから、俺に何かをアピールしたいはずだ。まあ、素直に考えれば、俺が大切だということなのだろうが。
信じるのが正しいと認識していても、どこかで疑ってしまうな。俺の好感度を稼ぐための行動じゃないかと。だからといって、拒否するのはありえない。少なくとも、信じるための努力をするべきなのだから。
「仕方のないやつだ。好きにしろ。たまには、付き合ってやるさ」
「ありがとう。どこへ出かけようか? お店とか、良いかもね」
すぐにほころぶ顔は、見ていて癒やされる。実際のところ、以前よりは好意的にミュスカを見ているのは事実なんだよな。この調子で、もっと好きになっていけばいいだろう。
ミュスカの計画通りという可能性も、思い浮かんではいるのだが。だが、中途半端が一番良くない。信じるなら信じる。疑うなら疑う。はっきりさせた方が良いだろう。まあ、言葉ほど簡単ではないが。
「お前に任せる。都合の良い場所を選べばいいさ」
「もう、ふたりで楽しんでこそ、なんだよ? でも、そうだね。校舎裏に向かおうか」
「分かった。それにしても、陰気なやつだな。もっと、別の場所を選べばいいだろうに」
「違うよ、レックス君。あなたとの時間は、誰にも邪魔されたくないんだ」
「なるほどな。まあ良い。今回は、お前に合わせてやる」
「うん、ありがとう。今日は、とっても楽しい日になりそうだね」
ということで、校舎裏に向かう。そこにあったベンチに、2人で座る。腕を組んでいて、かなり密着している。息すら感じてしまうくらいに。
なんというか、緊張するな。ミュスカは、清楚な美少女と言って良い。そんな相手と2人きりなのは、落ち着かない。
「2人きりだね。すっごく楽しいよ。ねえ、私のドキドキ、伝わっているかな?」
実際、心臓の鼓動が伝わりそうなくらい、ガッツリと腕に絡んできている。声も弾んでいるし、とても楽しそうだ。本当に楽しんでくれているのなら、嬉しい限りではあるが。
「あまりくっつくんじゃない。動きづらいだろうが」
「そう言って、私に歩く速度を合わせてくれるんだもんね。そういうところ、好きだな」
「うるさいやつだ。まあ良い。それで? 何をすれば満足なんだ?」
「2人で一緒なら、それで良いんだよ。私は、レックス君との時間を過ごしたいだけなんだから」
穏やかな顔で微笑んでいる。そんな姿を見ると、もっと見ていたくなるな。なんだかんだで、かなり情がある。大切な友達だとは、思っているんだ。
「それで、こんな場所まで来たと。まあ、合わせると言ったことだ。最後まで、付き合ってやるさ」
「ありがとう。レックス君の手、温かいね。こうして温もりを感じていると、幸せだな」
「そうか。まあ、色々あったからな」
「うん、そうだね。こうしてレックス君と話せなくなるかもしれなかったんだ。それは、嫌だったから」
目を伏せて、とても悲しそうにしている。俺も、ミュスカと二度と話せないのはゴメンだ。怖い部分はあるにしろ、今後も一緒に居たい相手なのだから。
そんな感傷に浸っていると、ミュスカはさらに近づいてくる。それこそ、唇どうしが触れそうなくらいに。頬が染まっていて、瞳がうるんでいて、妙な色気がある。
こちらまでドキドキしてしまいそうだが、頑張って抑える。少なくとも今は、結ばれてもお互い幸福にはなれないのだから。
「まったく、近づきすぎだ」
「嫌かな? レックス君を、もっと感じたいんだ。今、一緒に居られるって幸せを」
「仕方のないやつだ。今日くらいは、受け入れてやる」
「ありがとう。やっぱり、レックス君は優しいね。出会えて良かったよ」
幸福という言葉を形にしたような、明るい笑顔。それを見れただけでも、出会えて良かったと思える。やはり、助けたのは正解だった。今みたいな時間も、失うところだったのだから。
それから、しばらくは穏やかな空間が広がっていた。ミュスカはずっと楽しそうに話していて、こちらも楽しかった。
日も高くなった頃、ミュスカは手元から荷物を取り出す。
「お弁当、作ってきたんだ。どうかな?」
「良いだろう。俺が評価してやろう」
「食べてくれるんだね。ありがとう」
俺が食べていく姿を、ミュスカはずっとニコニコしながら眺めていた。弁当の中身は、冷めても美味しいように作られていて、努力を感じられた。
やはり、頑張り屋なところは、とても好きだ。いつも笑顔で居て、美味しい料理もできて、魔法の実力もある。そんな人になるまで、遊んで過ごしていたはずがないのだから。
「ふむ、よくできているな。俺のために尽くすのは、見事だ」
「美味しかったんだね。良かった。喜んでもらいたくて、頑張ったから」
拳を握って喜ぶ姿は、とても可愛らしいものだ。俺のために弁当まで作ってくれて、美味しいと言うと喜んでくれる。男の理想に近い姿だよな。
ミュスカは、多くの人に慕われているようだ。そこまで優しい姿を見せるのが、並大抵の苦労とは思えない。口にはできないにしろ、俺だけは認めるべきなんだ。
だって、その優しさに救われた人も、絶対に居るのだから。それに、大切な友達なんだから。
「そうか。これなら、また食べてやっても良い」
「なら、また作ってくるね。レックス君が求めてくれるのなら、いくらでも」
「好きにしろ。お前がやりたいようにすればいい」
俺の言葉に、優しい笑顔を見せてくれた。やはり、もっと仲良くしたい相手だ。本性がどうあれ。
それからも、空の色が変わるくらいまで、ずっと話をしていた。最後に、ミュスカはこちらの手を握る。
「今日はありがとう。おかげで、とても楽しかったよ。また、時間を作ってくれるかな……?」
上目使いで俺を見つめるミュスカを見て、今日みたいな時間を、何度でも過ごしたいと感じている俺が居た。
32
あなたにおすすめの小説
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる