318 / 622
9章 価値ある戦い
317話 事前の備え
しおりを挟む
ミーアと策を練って、偽情報を敵に渡すことになった。それを知っている相手がどんな動きをしているかで、本当の敵を探るという形になる。
いくつかの情報に分類して何人かに流し、その中のどれを知っているかを判断する。知っているものが渡した情報に一致する人間は、とにかく怪しいよな。そんな流れで、疑わしい相手を絞る。
俺なら、そこまでうまく実行できないとは思う。ただ、ミーアは自信がある様子だ。それに、ジャンとミルラまで手伝っている。なら、ある程度の成果は期待できるだろう。完全に特定とまではいかなくても、数人に絞ることくらいはできるんじゃないだろうか。
そんな感じで、次に向けて動いている。そして、ミーアから連絡が来たようだ。
「レックス君、次の敵が分かったわ! それなりに大きな傭兵団みたい!」
おそらくは、金で傭兵を雇っているのだろう。その中で、俺達の対策も伝えるのが普通だよな。じゃなきゃ、成果は出せないだろうし。
いくらなんでも、ただ無策で傭兵に攻撃させるはずもない。俺の強さは、というかブラック家の強さは、もう伝わっているはずなのだから。
これまでは、あくまで噂だと軽んじていたとしてもおかしくはなかった。ただ、実際に傭兵が何度も全滅しているのに対策を練らないのなら、もはや脅威ではないだろう。
「それで、俺達は敵の動きを確認すれば良いんだよな。それで、怪しい相手に当たりをつけると」
「ええ。ジャン君とミルラさんに情報は伝えてあるから、そっちに任せてね!」
早速、アクセサリーの通話機能を有効活用しているみたいだな。俺を経由しなくても話せるというのは、かなり便利だろう。
ある程度は、アクセサリーの魔法が使われた形跡があれば俺にも伝わる。戦闘行動なんかをすれば、すぐに分かるだろうな。とはいえ、プライバシーの全部を知ろうとも思わない。相手が何に使っているのかは、正確には知るつもりはない。
誰かが通話しているのも分かるのだが、会話を聞こうとは思わないからな。必要なら、俺も話に混ぜてくれるだろうし。
「ああ、分かった。それで、生かしておいた方が良い敵はいるのか?」
「その判断も、レックス君達に任せるわ! 実際に戦うのは、あなた達なんだもの!」
その言葉は、俺も気をつけるべきことだよな。戦場で余計なことを気にしすぎると、その場での危険が増えるだけだ。あまり、意味のない口出しはするべきではないんだ。
やはり、ミーアはよく配慮してくれている。こっちとしても、とても動きやすい。ありがたいことだ。
「了解だ。なら、ジャン達と相談しておくよ」
「自分の安全を優先してちょうだいね! もちろん、情報が多い方が嬉しいけれど」
「分かっている。俺はともかく、みんなに怪我させる訳にはいかないからな」
「レックス君だって、危ないことはダメよ! 強いことは無敵を意味しないんだからね!」
そうだよな。俺だって心配されている。つい自分を雑に扱ってしまいがちだが、そういう態度を出していたら良くない。
みんなが自分を大事にしていなければ、俺は悲しむんだから。同じ気持ちを、みんなに味わわせるべきではない。
「ああ、分かっているさ。お前達を悲しませるようなことはしない」
「ええ、それでいいのよ。どうしても情報が足りないのなら、こっちでも手を打つもの!」
ありがたいことだ。何度も何度も敵が攻めてくるのは、心穏やかではないからな。同じ手段を繰り返さずにすむのなら、その方が良い。
とはいえ、俺は戦うくらいしかできないのだが。みんなに頼りきりで、少し情けなくもある。まあ、素人が余計な口出しをするよりはマシだと思うか。張り切った結果として邪魔をするのが、一番悪いからな。
「頼りにさせてもらうよ。まずは、今回の戦いに勝たないとな」
「そうね。もう一つ伝えておくわ。敵は傭兵団の中に自軍の兵を紛れ込ませている可能性があるわ」
ふむ。まあそうなるよな。大掛かりに兵を動かせば、誰でも気づく。なら、小さな動きにするしかない。傭兵に紛れ込ませて、何らかの任務を課す。そのあたりが限度だろう。ただの魔法使いに俺を暗殺させるなんて手段をとってもな。何もかも足りない。
だから、戦力の担保として傭兵を使うのだろう。だが、それでも戦力としては足りないのだが。本気で高位の魔法使いの理不尽さは、接していないと分からないのだろうな。
「ああ、ちゃんと軍団規模で動けば、兆候をつかまれるからか」
「そういうことよ! できれば、よく観察してみてちょうだい。何か手がかりになるかもしれないわ」
まあ、指揮官をやってそうな相手くらいしか観察できないだろうが。そこを意識するだけでも、だいぶ違うだろう。
とりあえずは、注視してみる程度だな。無理をして不利な戦局になるのは、避けたいところだ。
「無理のない範囲で、捕らえられるように狙ってみるよ」
「ええ、頑張ってね! それじゃあ、またね! 終わったら、また話をしましょうね!」
ということで、その情報をもとにジャンやミルラに相談に向かった。
「ミルラ、ジャン、ミーアから、情報は伝わっているのか?」
「もちろんでございます。我々は、連携を取って敵の動きを調査しております」
「とはいえ、あまりこっちでやることはないんですよね。兄さんの仕掛けた罠があれば、十分です」
というか、事前になって大慌てしているようなら危険だよな。普通は負ける戦場だと思う。そういう意味でも、ジャンの態度はありがたいところだ。
俺としては、戦術の話はあまり分からない。それでも、確実なことはある。それは、勝てる場を整えてから戦うのが理想だということだ。どうにかこうにか奇策で勝つより、よほど好ましい。
「まあ、事前準備の段階で勝ちを決めているのなら、そっちの方が良いだろう」
「ええ、そうですね。手間がないですし、妙に被害が増えることも避けられます」
そうなんだよな。予想していないような被害が出たら、いろいろと困る。想定している範囲の被害なら、事前に準備しておけるのだから。
やはり、ジャンの姿勢は頼りにできる。素直に効率を考えて行動する人の存在は、本当に助かるな。
「俺の力があれば、ある程度は復興に利用できるだろうが。人的損害は、どうしようもないからな」
「そうでございますね。単に数を用意するだけならば、たやすいのですが」
それはつまり、質を問わなければ人を集められるということなのだろう。やりすぎれば治安の悪化の心配もあるが、まあブラック家だからな。極端に悪くなるのは、あまり想像できない。もとが酷かったからな。
「数を用意できるだけでも、なかなかに凄まじいな。流石はミルラだ」
「レックス様にお仕えする者として、当然のことでございます」
「兄さんは、良い人を捕まえましたよ。僕も、かなり頼りにしていますからね」
本当にな。ミルラが居てくれなければ、俺は今より苦境に陥っていたのは間違いない。そう考えると、出会えたのは幸運だった。
ミルラほどの人材を軽んじる他の貴族には、いっそ感謝したいくらいだよな。それまでミルラが苦しんだと思えば、あまり言葉にはできないが。
「もとはと言えば、ラナがアカデミーを紹介してくれなければ、考えもしなかったよ」
「では、その幸運に感謝いたします。これから先も、レックス様のために尽くす所存です」
そう言って、ミルラは深く頭を下げた。その想いに報いるためにも、まずはしっかりと勝たないとな。
いくつかの情報に分類して何人かに流し、その中のどれを知っているかを判断する。知っているものが渡した情報に一致する人間は、とにかく怪しいよな。そんな流れで、疑わしい相手を絞る。
俺なら、そこまでうまく実行できないとは思う。ただ、ミーアは自信がある様子だ。それに、ジャンとミルラまで手伝っている。なら、ある程度の成果は期待できるだろう。完全に特定とまではいかなくても、数人に絞ることくらいはできるんじゃないだろうか。
そんな感じで、次に向けて動いている。そして、ミーアから連絡が来たようだ。
「レックス君、次の敵が分かったわ! それなりに大きな傭兵団みたい!」
おそらくは、金で傭兵を雇っているのだろう。その中で、俺達の対策も伝えるのが普通だよな。じゃなきゃ、成果は出せないだろうし。
いくらなんでも、ただ無策で傭兵に攻撃させるはずもない。俺の強さは、というかブラック家の強さは、もう伝わっているはずなのだから。
これまでは、あくまで噂だと軽んじていたとしてもおかしくはなかった。ただ、実際に傭兵が何度も全滅しているのに対策を練らないのなら、もはや脅威ではないだろう。
「それで、俺達は敵の動きを確認すれば良いんだよな。それで、怪しい相手に当たりをつけると」
「ええ。ジャン君とミルラさんに情報は伝えてあるから、そっちに任せてね!」
早速、アクセサリーの通話機能を有効活用しているみたいだな。俺を経由しなくても話せるというのは、かなり便利だろう。
ある程度は、アクセサリーの魔法が使われた形跡があれば俺にも伝わる。戦闘行動なんかをすれば、すぐに分かるだろうな。とはいえ、プライバシーの全部を知ろうとも思わない。相手が何に使っているのかは、正確には知るつもりはない。
誰かが通話しているのも分かるのだが、会話を聞こうとは思わないからな。必要なら、俺も話に混ぜてくれるだろうし。
「ああ、分かった。それで、生かしておいた方が良い敵はいるのか?」
「その判断も、レックス君達に任せるわ! 実際に戦うのは、あなた達なんだもの!」
その言葉は、俺も気をつけるべきことだよな。戦場で余計なことを気にしすぎると、その場での危険が増えるだけだ。あまり、意味のない口出しはするべきではないんだ。
やはり、ミーアはよく配慮してくれている。こっちとしても、とても動きやすい。ありがたいことだ。
「了解だ。なら、ジャン達と相談しておくよ」
「自分の安全を優先してちょうだいね! もちろん、情報が多い方が嬉しいけれど」
「分かっている。俺はともかく、みんなに怪我させる訳にはいかないからな」
「レックス君だって、危ないことはダメよ! 強いことは無敵を意味しないんだからね!」
そうだよな。俺だって心配されている。つい自分を雑に扱ってしまいがちだが、そういう態度を出していたら良くない。
みんなが自分を大事にしていなければ、俺は悲しむんだから。同じ気持ちを、みんなに味わわせるべきではない。
「ああ、分かっているさ。お前達を悲しませるようなことはしない」
「ええ、それでいいのよ。どうしても情報が足りないのなら、こっちでも手を打つもの!」
ありがたいことだ。何度も何度も敵が攻めてくるのは、心穏やかではないからな。同じ手段を繰り返さずにすむのなら、その方が良い。
とはいえ、俺は戦うくらいしかできないのだが。みんなに頼りきりで、少し情けなくもある。まあ、素人が余計な口出しをするよりはマシだと思うか。張り切った結果として邪魔をするのが、一番悪いからな。
「頼りにさせてもらうよ。まずは、今回の戦いに勝たないとな」
「そうね。もう一つ伝えておくわ。敵は傭兵団の中に自軍の兵を紛れ込ませている可能性があるわ」
ふむ。まあそうなるよな。大掛かりに兵を動かせば、誰でも気づく。なら、小さな動きにするしかない。傭兵に紛れ込ませて、何らかの任務を課す。そのあたりが限度だろう。ただの魔法使いに俺を暗殺させるなんて手段をとってもな。何もかも足りない。
だから、戦力の担保として傭兵を使うのだろう。だが、それでも戦力としては足りないのだが。本気で高位の魔法使いの理不尽さは、接していないと分からないのだろうな。
「ああ、ちゃんと軍団規模で動けば、兆候をつかまれるからか」
「そういうことよ! できれば、よく観察してみてちょうだい。何か手がかりになるかもしれないわ」
まあ、指揮官をやってそうな相手くらいしか観察できないだろうが。そこを意識するだけでも、だいぶ違うだろう。
とりあえずは、注視してみる程度だな。無理をして不利な戦局になるのは、避けたいところだ。
「無理のない範囲で、捕らえられるように狙ってみるよ」
「ええ、頑張ってね! それじゃあ、またね! 終わったら、また話をしましょうね!」
ということで、その情報をもとにジャンやミルラに相談に向かった。
「ミルラ、ジャン、ミーアから、情報は伝わっているのか?」
「もちろんでございます。我々は、連携を取って敵の動きを調査しております」
「とはいえ、あまりこっちでやることはないんですよね。兄さんの仕掛けた罠があれば、十分です」
というか、事前になって大慌てしているようなら危険だよな。普通は負ける戦場だと思う。そういう意味でも、ジャンの態度はありがたいところだ。
俺としては、戦術の話はあまり分からない。それでも、確実なことはある。それは、勝てる場を整えてから戦うのが理想だということだ。どうにかこうにか奇策で勝つより、よほど好ましい。
「まあ、事前準備の段階で勝ちを決めているのなら、そっちの方が良いだろう」
「ええ、そうですね。手間がないですし、妙に被害が増えることも避けられます」
そうなんだよな。予想していないような被害が出たら、いろいろと困る。想定している範囲の被害なら、事前に準備しておけるのだから。
やはり、ジャンの姿勢は頼りにできる。素直に効率を考えて行動する人の存在は、本当に助かるな。
「俺の力があれば、ある程度は復興に利用できるだろうが。人的損害は、どうしようもないからな」
「そうでございますね。単に数を用意するだけならば、たやすいのですが」
それはつまり、質を問わなければ人を集められるということなのだろう。やりすぎれば治安の悪化の心配もあるが、まあブラック家だからな。極端に悪くなるのは、あまり想像できない。もとが酷かったからな。
「数を用意できるだけでも、なかなかに凄まじいな。流石はミルラだ」
「レックス様にお仕えする者として、当然のことでございます」
「兄さんは、良い人を捕まえましたよ。僕も、かなり頼りにしていますからね」
本当にな。ミルラが居てくれなければ、俺は今より苦境に陥っていたのは間違いない。そう考えると、出会えたのは幸運だった。
ミルラほどの人材を軽んじる他の貴族には、いっそ感謝したいくらいだよな。それまでミルラが苦しんだと思えば、あまり言葉にはできないが。
「もとはと言えば、ラナがアカデミーを紹介してくれなければ、考えもしなかったよ」
「では、その幸運に感謝いたします。これから先も、レックス様のために尽くす所存です」
そう言って、ミルラは深く頭を下げた。その想いに報いるためにも、まずはしっかりと勝たないとな。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
少しの間、家から追い出されたら芸能界デビューしてハーレム作ってました。コスプレのせいで。
昼寝部
キャラ文芸
俺、日向真白は義妹と幼馴染の策略により、10月31日のハロウィンの日にコスプレをすることとなった。
その日、コスプレの格好をしたまま少しの間、家を追い出された俺は、仕方なく街を歩いていると読者モデルの出版社で働く人に声をかけられる。
とても困っているようだったので、俺の写真を一枚だけ『読者モデル』に掲載することを了承する。
まさか、その写真がキッカケで芸能界デビューすることになるとは思いもせず……。
これは真白が芸能活動をしながら、義妹や幼馴染、アイドル、女優etcからモテモテとなり、全国の女性たちを魅了するだけのお話し。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる