チートさんは平和主義者

月夜

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魔法学園編突入じゃぁぁあ!

14話 約束のお出かけ!

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「お嬢様…お嬢様…朝でございます。フロスト様とのお約束ですよ?お嬢様?」
「ルミルーナ姫、起きてください」

…………ん?
朝?もう朝なの?
まだ寝かせてほしいなー

「お嬢様、起きてください」

そして、セーランに揺さぶられる私。
嫌だー、嫌だー。
私は起きません!どやぁ!

「ルミルーナ姫、今すぐおきないとセーランが……やばいです」
「お嬢様~、起きないのであればあらゆる手段で起こさせてもらいますよ~?」

薄く目を開けてみる。
…………この人、なんかヤバイの持ってるよ。

ガバッ

「おはよう!」

私は命の危機を感じたので、とりあえず起きることにした。
セーランって色々と怖いよね。
これは誰しもが思いそう。

「はい、お嬢様おはようございます」
「ルミルーナ姫、おはようございます」

セーランとシーアは綺麗にお辞儀をした。
凄いな…
絵になるぐらいピシッとなってるよ。
いやぁ~感心感心。

「では、本日の日程をお知らせさせていただきます。昨日フロスト様からでは、午前中はお買い物で午後には、模擬戦と勉学とのことです」
「了解。セーランありがとう」
「そっ、そんな!お嬢様からお褒めの言葉なんて……もったいなき光栄でございます!」

お、おう。
そんな、大袈裟な……

「とりあえず、準備しちゃおか!」
「お任せ下さい!我らお嬢様専属侍女達がフロスト様を惚れさせるぐらいの、いえ!惚れさせる美人にさせていただきます!」

すると、どこから入ってきたのか、侍女達がいっせいに出てきた。
貴方達は空間魔法の使い手かな?
ANSWER・いいえ、違います。

「ルミルーナ姫!我らルミルーナ姫専属騎士達がルミルーナ姫をサポートさせていただきます!」

するとこちらもまた、どこから入ってきたのか、騎士達がいっせいに出てきた。
貴方達も空間魔法の使い手かな?
ANSWER・いいえ、違います。
……………………………………………なんなんこれ?
まぁいいか。

「セーラン、支度の手伝いお願い」
「かしこまりました」

え?ちょ……
顔……顔が怖い……口だけ笑って目が……
特にセーランさん?
ビッグスマイル怖いです。

~しばらく経って~

どのくらい経ったのだろうかしら?

「出来ました!まぁ!なんて可愛らしいお嬢様!鏡を是非見てください」

すると、侍女達の1人が鏡魔法を使って私の全身が映るくらいの鏡を出した。
そして見てみる……見てみる……見てみる…………
…………ナニコレ?これが私か?
なんか……アニメで見たことあるぞ?
確か~~……………………………………………あー!
あれだ!
ブラック執事のやつ!
命令だ!とかYes, My Lord.とかのやつ!
女王の番犬だよ!主人公の坊ちゃんが女装で来てたドレスというか…そのままデスネ……
髪型は縛らないで、ゆる~くウェーブがかかってる。
化粧は軽くかな?

「やはり、お嬢様はこの格好がお似合います!さすがお嬢様!」

セーランがキラキラした目でめっちゃ私を見る。
お、おう。
私は壁に後ずさりする。
あかん、侍女達に囲まれたわ。
後ろには壁、それ以外には侍女達!
さぁ!どうする?
……やっぱ無理!
怖っ!こわいこわい……

「ルミルーナ姫、フロスト様が遅いとお見えになられましたが……」

すると、侍女達の奥からフロストとシーアがいた。

「ねぇ侍女達、姉さんが困ってるんだけど……どいてくれない?」
「もっ、申し訳ありません!」

皆が私とフロストにいっせいに頭を下げてフロストが通れる道をあけた。
……………………………………………えー、フロスト…君何気に凄いわね。
将来国王様に向いてんじゃね?

「…………」

ズカズカと私の前にきて頭の先から爪先までジロジロ見る。
いやんエッチ……

「ま、まぁ、いっ、いいんじゃない?」

顔を真っ赤になりながらそう言う。
ふっふっふー、ツンデレ君、そう照れんなって。
私だってこんな美人に惚れたよ!
ナルシスとにはならないけど凄い惚れたよ!

「ほっ、ほら!い、行くよ!」

なんかめっちゃ動揺しながら私の手を握り歩き出す。

「キャ━━━━━━ァァ!!!お似合い!」

後ろでは、侍女達がキャッキャッうふふと騒いでるけど無視は出来ない。
だって左後ろのセーランが殺気を放ってるんすもん。
怖ぇー、って!
セーラン!
その両手に持っている銃はなんだ?!
ちょ!構えるな!そしてやめなさい!
と危ない感じになったら、シーアが「まあまあ、セーラン殿。落ち着け」となだめている。
シーアありがとう。命が助かったぜ。

「馬車に乗ってお忍びで行くから。馬車の中に服があるからそれに着替えるよ」

…………お忍び?
お忍び?おお!来ました!
王族特有のお忍び旅行!キタキタキタキタ━━━━━━━!!

「セーランは、城に残ってて。シーアと僕と姉さんで行くから」
「かしこまりました」

せ、セーラン……
殺気が……ヤバいっす。
てかそれを平気な顔で無視してるフロスト君も凄いわね。



城から出ると目の前に馬車があった。
フロストに誘導されるがままシーアと私は馬車の中に乗る。

「それではお嬢様。お気を付けて。王都にはクズがたんまりといますのでご注意ください。シーア、お嬢様を頼みます」
「あぁ、了解した。セーラン殿、なにかあったら契約獣を寄越す」

そうして、馬車の扉が閉じられた。
なんか、最初に来た時みたいな感覚だな……
ソワソワする……

「それじゃあ、シーアはこれ。姉さんはこれに着替えてよ」

と言いながら、なんか入ってそーな木箱を渡してきた。
お、デカイ……そして、微妙に重いな。

「フロスト様、こちらは?」
「それ、冒険者に化けるやつ。僕達は今日、ギルドで冒険者登録をしたらそれぞれ必要な物を買う。時間が余ったら街を見る」

なるほどー。
フロスト君、君はなんて良い弟なんだ!
お姉ちゃん喜ぶ!
冒険者になれるんだぞ!
私今のところの将来の夢、冒険者です!
いえい!
……………………………………………いや、男女別に分かれるやつないのにさ……シーアとフロスト場所構わず着替え始めたよ……
まさか……私もか?
……いやいや!無理!
って!シーア!
下着だけになっても動じないの?
貴方凄いわな。
次はフロストかって?
無理!
私男嫌いだから……
何故フロストとかは平気かって?
頑張ってんだよ!応援してよ!
感想?
あー、うん。
意外としなやかな体つきですね!(適当)

「ルミルーナ姫、暫しお待ちを。私が着替え終わりましたら、手伝いしますので」

あ、はい。
なんかシーアちゃんたくましく見えるのは気のせいかな?
とりあえず、ドレス意外自分で脱げるものを脱いでいく。
靴とか、帽子とか……


はい!
シーアとフロストが着替え終わりました!
シーアは剣士!騎士とは違う両手剣を装備してるよ。
髪型はそのままで、服装はトップスは、首から胸の上までボタンでしめる赤いTシャツみたいなの。ボトムスは動きやすい黄色と茶色っぽいのが混ざった感じのミニズボン!太ももぐらいの長さ。あとは、茶色いブーツに茶色いグローブ、胸当てだけの金属の鎧とふくらはぎぐらいの緑のマント。
いいわ!シーア似合う!
フロストは、シーフとアーチャー。武器は弓とナイフだね。
服装は、茶色いブーツに茶色いグローブ。上半身ぐらいの緑のマント。ズボンは膝までの緑色。トップスは、首元から胸元まで紐でとめる緑色のTシャツみたいなの。弓と矢は背中に装備をして、ナイフは足とか、マントの裏に大量に装備。
恐ろしや……

「ルミルーナ姫、次は貴方の番です」

……あ、忘れてた。

「フロスト!こっち見ないでね!」

忠告をして、私はシーアに手伝ってもらって着替えた。


はい!私の結果!
まず服装は太ももまである茶色のブーツと茶色のグローブ。マントは足首まである緑のマント。トップスは、シーアと同じで、ボトムスは、動きやすいジーパンみたいなの。
武器は、双剣で、腰に装備してる。
フロストは私のお着替えシーンを見なかったのでえらいえらいをしてあげたら、ツンデレになっちゃった。
さて!
そろそろ着くみたい!
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