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<フリーター帰省編②> ~消えた金貨を探せ~
第六十三話:フリーター、オッサンを説得する
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満天の星の下。
守護龍モードの夜間飛行で帰国の途につく。
ヴァスケルが擬人化した堕天使モードじゃないのは、身体がデカい権藤のオッサンも一緒だからだ。
姐さんの姿では、男をふたり抱えるのは大変だしね。
てか、艶っぽい姐さんヴァスケルにお姫様抱っこされてイイのは俺だけだ!
どんな事情があろうと他の奴には譲らん! なーんてね。
守護龍ヴァスケルのたくましい腕に抱えられ、俺は権藤のオッサンと同じマントに包まる。
男同士で身を寄せるのは心地よいものではない。
けど、権藤を無事に日本に連れて帰るには我慢するしかない。
なーに、たった四、五時間の龍飛行さ……むむ、長いな。ヴァスケルさーん、できるだけ急いでね!
「ラブナ、ラブナ、ああ、ラブナ……」
茫然自失の権藤がブツブツつぶやく。
ひたすら繰り返される泣き言に、俺までブルーな気持ちになる。
うーむ、権藤は大丈夫か?
ぜんぜん周りが見えていないよな。
龍に抱えられて空を飛んでいる現状も、絶対理解できていない。
騒がないのはいいけど、だいぶ心が壊れてしまっているようだ。
なにしろ、マジメ一筋に生きてきた男が女に溺れた挙句、手ひどい裏切りにあったのだ。
淫魔ラブナに魅了されていたとはいえ、築き上げた地位を捨て、友人を裏切り、犯罪者となって海外逃亡までしたのだ。
おおお……よく考えれば、これ以上ないテンプレな転落人生だな。
ちょっとやそっとじゃ立ち直れない気がする。
幼なじみの竹本さんとタナカさんに心のケアしてもらうといい。
「ラブナ、ラブナ、どうしてなんだ……ん? ここはどこだ?」
権藤の目の焦点が定まる。
あたりをきょろきょろ見まわし、大きくため息をつく。
「……私は死んだのか」
「へっ? 権藤さん? なに言ってるんですか?」
「きみは辰巳君だったかな? 雇用契約を解除されたあと、行方不明になったと聞いてたが……そうか! きみ君が天国から迎えに来てくれたのか。私なんかのために、すまない」
権藤がひとりで勝手に納得する。
しかも、俺をあの世からの使者だと勘違いしたようだ。
いやいや、お前は色々と間違ってるぞ。
仕事をクビになったくらいで俺は死なない。
自慢じゃないが、その程度でいちいち死んでいたら俺の生命はいくつあっても足りないからね。はは。
「俺は天国からのお迎えじゃないです。と言いますか、権藤さんは俺を知ってるんですか? 俺、正社員じゃなかったのに」
「当然だよ。辰巳君は我が社のために働いてくれていたんだ。立場に関わらず、私は従業員ひとりひとりの顔を覚えてたからね」
権藤の発言に驚かされる。
極太眉毛でタラコ唇の顔は、真っ赤に日焼けしている。
アクセントの強い顔にもかかわらず、権藤は誠実なひとのようだ。
おっと、顔と性格は別物だな。これは失礼。
「辰巳君は天国から来たんじゃないのか? そうだよな、私は数多の悪事を重ねたんだ。ケダモノに連れられて地獄に行くのが当然だな」
「あん!? 誰がケダモノだってぇ!! あたいはワーグナーの守護龍でリューキの愛人さぁ!!!」
ケダモノ呼ばわりされたヴァスケルが怒る。
あまりにも激しい怒気に権藤が震えだす。
「ヴァスケル、説明ありがとう。権藤さんがよけいに混乱しちゃうから、あとの話は俺に任せてくれ」
「混乱だって? ゴンドーはあんたと一緒にジーナのマントに包まってるんだよ! 淫魔ラブナの魅了はとっくに消えたさ!」
「そうかもね。でも、権藤さんは龍をはじめて見たと思うんだ。ほら、ぶるぶる震えちゃってるよ。淫魔の魅了より龍の威厳の方が上だと思うな」
「はん!? 当たり前さ! あんたの言うことは分かったよ! ゴンドーのことはリューキに任せた!」
ヴァスケルの機嫌が治る。
俺の守護龍の性格が素直で良かった。
擬人化したら頭をなでてやろう。
「権藤さん。俺の話を聞いてください。あなたは悪い女に騙されてたんです。いや、ハッキリ言って操られてたんです」
「ラブナのことを言ってるんだね? 私は自分の意志で行動したんだ。彼女のせいにするつもりはない」
むうっ、なんというマジメで堅物な男だ。
ヒドイ目に遭わされながら「自分が悪い」と言い切るとは。
淫魔の魅了は人間界の色仕掛けなんかとは違うモノなのに。
俺はキレイなおネエさんにうっふんされたことなんかないけど、まったく異質なモノだと思うな。
「とにかく、権藤さんは俺と一緒に日本に帰ってもらいます。悪事は全部自分のせいだと考えるのは構いませんが、竹本さんとタナカさんにはちゃんと説明した方が良いと思いますよ」
「私が化けて出てきたら、ふたりとも驚くだろうな……」
「だから、権藤さんは死んでないってば!」
「ははは。そんなはずないだろう。こんな大きなバケモ、いや龍に乗って空を飛ぶなんてありえない。辰巳君には本当に済まないことをした。これから行くのが天国か地獄か分からないが、きみにはできるだけ罪滅ぼしをさせてもらうよ」
どーしましょう?
権藤は自分が死んだと信じて疑わない。
マジメで堅物(かたぶつ)なのは、頭が固いってのと同じなのか?
うーん、こうなったら……
「確認しますけど、権藤さんは死んでるんですよね?」
「当たり前じゃないか」
「じゃあ、二度は死なないですよね」
「ははは。辰巳君は面白い男だな。生きている間にもっと話したかったよ。きみなら正社員で雇っても良かった」
「いえ、そーいった話はもういいです……ヴァスケル! 権藤さんを落とせ! 目を覚まさせてやるんだ!」
「はあ!? ゴンドーは眠ってるのかい? 寝たまま話がデキるなんて変わった男だね!」
「そうさ! 権藤さんは竹本さんやタナカさんと同じ面白いオッサンさ」
「はあ……面倒くさいオッサンが二匹だけじゃなくて三匹に増えちまったね。まあいいさ、そんじゃあヤルよ!」
ヴァスケルがため息をつきながら、権藤の❘身体《からだ》をポイッと投げ捨てる。
権藤は「おやっ?」と顔をしたあと、まっさかさまに落ちていく。
あれを見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! なーんだ、タダのオッサンじゃーん。
月明かりの中、自然落下する権藤がジタバタする。
オッサンのシンクロナイズドスイミングってこんな感じかな、なーんて俺は軽く妄想をする。
「あばばばば、死ぬ。死ぬーーー!!」
「あれれ? 権藤さんは死んでるんですよね?」
「いや、わかったー! 私は死んでない! 死んでないー!!」
権藤にぴったり並走するように急降下する俺とヴァスケル。
遊園地のフリーフォールのような感覚に、お尻がムズムズする。
けれど、俺の恐怖心はジーナの衣装が抑えてくれる。なによりヴァスケルの腕のなかにいる安心感もある。
「ヴァスケル! 権藤さんをつかまえろ! ショック療法は十分だ!」
「あん!? もう根をあげたのかい? だらしないねえ」
龍目線で物事を考えないでほしいが……まあいいや。
守護龍ヴァスケルのたくましい腕が権藤をひょいっとつかむ。
極太眉毛の下は白目をむいた眼、タラコ唇は泡まみれになっている。
権藤は現実に返るどころか夢の世界に落ちてしまった。
うむ、ちょっとやりすぎたか……まあいいか。
えーとまあ、とりあえずは、めでたしめでたしとしておこうか。
守護龍モードの夜間飛行で帰国の途につく。
ヴァスケルが擬人化した堕天使モードじゃないのは、身体がデカい権藤のオッサンも一緒だからだ。
姐さんの姿では、男をふたり抱えるのは大変だしね。
てか、艶っぽい姐さんヴァスケルにお姫様抱っこされてイイのは俺だけだ!
どんな事情があろうと他の奴には譲らん! なーんてね。
守護龍ヴァスケルのたくましい腕に抱えられ、俺は権藤のオッサンと同じマントに包まる。
男同士で身を寄せるのは心地よいものではない。
けど、権藤を無事に日本に連れて帰るには我慢するしかない。
なーに、たった四、五時間の龍飛行さ……むむ、長いな。ヴァスケルさーん、できるだけ急いでね!
「ラブナ、ラブナ、ああ、ラブナ……」
茫然自失の権藤がブツブツつぶやく。
ひたすら繰り返される泣き言に、俺までブルーな気持ちになる。
うーむ、権藤は大丈夫か?
ぜんぜん周りが見えていないよな。
龍に抱えられて空を飛んでいる現状も、絶対理解できていない。
騒がないのはいいけど、だいぶ心が壊れてしまっているようだ。
なにしろ、マジメ一筋に生きてきた男が女に溺れた挙句、手ひどい裏切りにあったのだ。
淫魔ラブナに魅了されていたとはいえ、築き上げた地位を捨て、友人を裏切り、犯罪者となって海外逃亡までしたのだ。
おおお……よく考えれば、これ以上ないテンプレな転落人生だな。
ちょっとやそっとじゃ立ち直れない気がする。
幼なじみの竹本さんとタナカさんに心のケアしてもらうといい。
「ラブナ、ラブナ、どうしてなんだ……ん? ここはどこだ?」
権藤の目の焦点が定まる。
あたりをきょろきょろ見まわし、大きくため息をつく。
「……私は死んだのか」
「へっ? 権藤さん? なに言ってるんですか?」
「きみは辰巳君だったかな? 雇用契約を解除されたあと、行方不明になったと聞いてたが……そうか! きみ君が天国から迎えに来てくれたのか。私なんかのために、すまない」
権藤がひとりで勝手に納得する。
しかも、俺をあの世からの使者だと勘違いしたようだ。
いやいや、お前は色々と間違ってるぞ。
仕事をクビになったくらいで俺は死なない。
自慢じゃないが、その程度でいちいち死んでいたら俺の生命はいくつあっても足りないからね。はは。
「俺は天国からのお迎えじゃないです。と言いますか、権藤さんは俺を知ってるんですか? 俺、正社員じゃなかったのに」
「当然だよ。辰巳君は我が社のために働いてくれていたんだ。立場に関わらず、私は従業員ひとりひとりの顔を覚えてたからね」
権藤の発言に驚かされる。
極太眉毛でタラコ唇の顔は、真っ赤に日焼けしている。
アクセントの強い顔にもかかわらず、権藤は誠実なひとのようだ。
おっと、顔と性格は別物だな。これは失礼。
「辰巳君は天国から来たんじゃないのか? そうだよな、私は数多の悪事を重ねたんだ。ケダモノに連れられて地獄に行くのが当然だな」
「あん!? 誰がケダモノだってぇ!! あたいはワーグナーの守護龍でリューキの愛人さぁ!!!」
ケダモノ呼ばわりされたヴァスケルが怒る。
あまりにも激しい怒気に権藤が震えだす。
「ヴァスケル、説明ありがとう。権藤さんがよけいに混乱しちゃうから、あとの話は俺に任せてくれ」
「混乱だって? ゴンドーはあんたと一緒にジーナのマントに包まってるんだよ! 淫魔ラブナの魅了はとっくに消えたさ!」
「そうかもね。でも、権藤さんは龍をはじめて見たと思うんだ。ほら、ぶるぶる震えちゃってるよ。淫魔の魅了より龍の威厳の方が上だと思うな」
「はん!? 当たり前さ! あんたの言うことは分かったよ! ゴンドーのことはリューキに任せた!」
ヴァスケルの機嫌が治る。
俺の守護龍の性格が素直で良かった。
擬人化したら頭をなでてやろう。
「権藤さん。俺の話を聞いてください。あなたは悪い女に騙されてたんです。いや、ハッキリ言って操られてたんです」
「ラブナのことを言ってるんだね? 私は自分の意志で行動したんだ。彼女のせいにするつもりはない」
むうっ、なんというマジメで堅物な男だ。
ヒドイ目に遭わされながら「自分が悪い」と言い切るとは。
淫魔の魅了は人間界の色仕掛けなんかとは違うモノなのに。
俺はキレイなおネエさんにうっふんされたことなんかないけど、まったく異質なモノだと思うな。
「とにかく、権藤さんは俺と一緒に日本に帰ってもらいます。悪事は全部自分のせいだと考えるのは構いませんが、竹本さんとタナカさんにはちゃんと説明した方が良いと思いますよ」
「私が化けて出てきたら、ふたりとも驚くだろうな……」
「だから、権藤さんは死んでないってば!」
「ははは。そんなはずないだろう。こんな大きなバケモ、いや龍に乗って空を飛ぶなんてありえない。辰巳君には本当に済まないことをした。これから行くのが天国か地獄か分からないが、きみにはできるだけ罪滅ぼしをさせてもらうよ」
どーしましょう?
権藤は自分が死んだと信じて疑わない。
マジメで堅物(かたぶつ)なのは、頭が固いってのと同じなのか?
うーん、こうなったら……
「確認しますけど、権藤さんは死んでるんですよね?」
「当たり前じゃないか」
「じゃあ、二度は死なないですよね」
「ははは。辰巳君は面白い男だな。生きている間にもっと話したかったよ。きみなら正社員で雇っても良かった」
「いえ、そーいった話はもういいです……ヴァスケル! 権藤さんを落とせ! 目を覚まさせてやるんだ!」
「はあ!? ゴンドーは眠ってるのかい? 寝たまま話がデキるなんて変わった男だね!」
「そうさ! 権藤さんは竹本さんやタナカさんと同じ面白いオッサンさ」
「はあ……面倒くさいオッサンが二匹だけじゃなくて三匹に増えちまったね。まあいいさ、そんじゃあヤルよ!」
ヴァスケルがため息をつきながら、権藤の❘身体《からだ》をポイッと投げ捨てる。
権藤は「おやっ?」と顔をしたあと、まっさかさまに落ちていく。
あれを見ろ! 鳥だ! 飛行機だ! なーんだ、タダのオッサンじゃーん。
月明かりの中、自然落下する権藤がジタバタする。
オッサンのシンクロナイズドスイミングってこんな感じかな、なーんて俺は軽く妄想をする。
「あばばばば、死ぬ。死ぬーーー!!」
「あれれ? 権藤さんは死んでるんですよね?」
「いや、わかったー! 私は死んでない! 死んでないー!!」
権藤にぴったり並走するように急降下する俺とヴァスケル。
遊園地のフリーフォールのような感覚に、お尻がムズムズする。
けれど、俺の恐怖心はジーナの衣装が抑えてくれる。なによりヴァスケルの腕のなかにいる安心感もある。
「ヴァスケル! 権藤さんをつかまえろ! ショック療法は十分だ!」
「あん!? もう根をあげたのかい? だらしないねえ」
龍目線で物事を考えないでほしいが……まあいいや。
守護龍ヴァスケルのたくましい腕が権藤をひょいっとつかむ。
極太眉毛の下は白目をむいた眼、タラコ唇は泡まみれになっている。
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