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第10話:人間界の影が届く
しおりを挟む悪魔界の市場は、音が濃い。
金属が触れ合う音。瓶の蓋が鳴る音。
香辛料を混ぜる音。獣の尾が床を叩く音。
呼び声は荒く、笑い声は大きい。
でもその賑やかさは、人間界の夜会のような“刺す音”じゃない。
生きてる音だ。
アリアはミリィに引っ張られて、城下の市場に来ていた。
「ほら! ここで買うとハーブ安い! 城の倉庫のは高い! あいつら足元見てる!」
「城の倉庫って、あなたの職場では」
「職場だからこそ許せない不正価格!」
ミリィの正義はいつも方向が雑だ。
でも市場の空気は嫌いじゃない。
香りが多い。色が濃い。視線が飛んでくる。
飛んでくるのに、刺さらない。
「人間だ」
誰かが言った。
小声。
けれど、嫌味じゃない。好奇心の声。
「魔王様の客人らしいぞ」
「え、ほんと? じゃあ触ったら燃える?」
「燃えねぇよ、バカ」
笑い声が起きる。
アリアは肩をすくめた。
笑われたのに、痛くない。
痛くないことが、まだ不思議だ。
ミリィが得意げに胸を張る。
「燃えないよ! でも怒らせたらレオニスに踏まれる!」
「踏まれるのかよ!」
市場の人々が笑う。
レオニスの人気、なぜか高い。
本人が知ったら照れて声量が上がるやつだ。
アリアは露店に並ぶ瓶を覗き込んだ。
黒い砂糖、紫の塩、薄青く光る飴。
どれも見慣れない。
見慣れないのに、心がすっとする。
この世界の“異物感”が、逆に自分の過去を薄めてくれるから。
「アリア、こっち! 闇属性ハーブの種ある!」
「種?」
「うん! 菜園拡張するでしょ? もうハマってるもん!」
ハマってる。
その言い方に少し笑いそうになる。
菜園は、確かにアリアの毎日の支えになっていた。
土を触ると、胸の熱が落ち着く。
感情が暴れそうな時も、植物に触れると流れが変わる。
壊すためじゃなく、育てるために。
――災いだけじゃない。
そう思えるようになったのに。
市場の空気が、一瞬だけ変わった。
それは匂いでも音でもなく、言葉の端に混ざった“湿り気”みたいなものだった。
笑い声の下に、低い声が潜っている。
ざわめきが、ほんの少しだけ尖る。
「……境界が揺れてるってよ」
「また? 最近多くね?」
「人間界からだって。向こう、なんかやってる」
境界。
その単語が耳に入った瞬間、アリアの背筋が冷えた。
手のひらの温度が、急に落ちる。
指先が硬くなる。
境界。
揺れる。
裂け目。
落下。
吸い込まれた叫び。
――助けて。
あの声が、また喉の奥に刺さる。
ミリィが露店の店主と値段交渉している声が遠くなる。
アリアの視界が少し狭くなる。
市場の色が薄くなる。
人の声が水の中みたいにぼやける。
「……回収、って話もある」
「回収? 人間を?」
「いや、資源とか、魔具とか、……ま、噂だが」
回収。
胸の奥で、嫌な熱が目を覚ました。
王家の使者の声が蘇る。
――国のために、必要だ。
――価値。
――封印措置。
封印。
追手。
管理。
回収。
言葉が頭の中でぶつかって、息が詰まる。
「……アリア?」
ミリィの声がした。
いつもの元気な声が、今は少し小さい。
「どうしたの? 顔、白い」
アリアは口を開こうとして、言葉が出ない。
大丈夫、と言いかけて、喉が痛くなる。
大丈夫じゃない。
大丈夫と言ったら、また自分を殺す。
「……帰りたい」
やっと出たのは、それだった。
小さな声。
でも、本音。
ミリィがぱっと表情を変えた。
軽い顔を、すぐに真面目にできる子は強い。
「うん。帰ろ。今すぐ帰ろ」
ミリィは店主に向かって「ごめんね!」と叫び、アリアの腕を掴んだ。
掴み方が強い。
強いのに、痛くない。
引っ張る力が「逃げていい」の証明みたいだった。
帰り道、アリアの心臓はずっと早かった。
城が見えた瞬間、少しだけ息が戻る。
戻っても、胸の奥の熱は消えない。
それから夜。
離れの部屋は静かで、温度はちょうどよかった。
なのにアリアは眠れなかった。
瞼を閉じるたび、市場の言葉が浮かぶ。
境界が揺れてる。
回収。
封印。
もし人間界がこちらへ手を伸ばしたら?
もし王家が魔術師を送り込んだら?
もしこの世界の縫い目を無理やりこじ開けたら?
アリアの中の“裂け目を作る体質”が、また狙われる。
また資源扱いされる。
また壊される。
喉が乾く。
息が浅い。
胸の奥が熱い。
そして、その熱が怖い。
眠りに落ちたのは、いつだったのか分からない。
気づけば、悪夢の中にいた。
夜会の水晶灯。
甘い光。
拍手。拍手。拍手。
処刑の音。
王太子の笑顔。
「君は平凡だ」
父の背中。
母の涙。
「耐えなさい」
黒い裂け目。
吸い込まれる叫び。
届かない「助けて」。
「……っ!」
アリアは飛び起きた。
息が荒い。
汗が首筋を伝い、髪が頬に張り付く。
手が震える。
胸の奥が焼けるみたいに熱い。
「……いや……」
声が漏れた。
漏れた声が、自分の耳に届く。
届いても安心しない。
安心どころか、恐怖が増す。
この熱が暴れたら、また世界の縫い目が裂ける。
アリアは膝を抱えた。
誰にも言えない。
言えば、迷惑をかける。
言えば、また“特異”として扱われる。
そういう恐怖が染みついている。
扉の向こうで、かすかな物音がした。
アリアの心臓が跳ねる。
追手?
回収?
封印?
――違う。
次に聞こえたのは、ミリィの声だった。
小さく、静かで、珍しく落ち着いている声。
「……アリア? 起きてる?」
アリアは答えられない。
喉が固い。
でも、沈黙が続くと怖い。
沈黙の間に、悪い想像が増える。
「……起きてる」
やっと出た声は、掠れていた。
自分の声じゃないみたいだ。
「入っていい?」
ミリィが聞く。
アリアは返事をする前に、鍵の音がした。
カチャリ。
扉が少しだけ開く。
ミリィが顔を覗かせ、その後ろに影が立っていた。
ルシフェル。
アリアの心臓が、さらに跳ねた。
怖い。
でも怖いの種類が違う。
追手の怖さじゃない。
“見られる”怖さ。
そして、見てほしい怖さ。
ミリィは小さく囁いた。
「魔王様が来たいって。……でも勝手に入るのは違うって言ってた。だから、鍵は私が開けた」
「……ズルい」
アリアがかすかに言うと、ミリィは申し訳なさそうに眉を下げた。
「ごめん。でも、あなた一人で震えてるの、嫌だった」
嫌だった。
その言葉が胸に落ちる。
誰かが“嫌だ”と言ってくれる。
自分の痛みを放置することを、嫌だと言ってくれる。
ルシフェルが一歩だけ部屋の中へ入った。
でも、すぐに止まった。
距離を保ったまま、アリアを見た。
彼の瞳は夜の底みたいに深い。
深いのに、今日は揺れている。
「……入っていいか」
声が小さい。
いつもの命令の形を取らない。
拒まれたら引く覚悟の顔をしている。
魔王の顔ではない。
ただの、誰かを心配する顔。
アリアは喉が詰まった。
頷くのが怖い。
頷いたら、頼ってしまう。
頼ったら、弱くなる。
弱くなったら、いつか捨てられる。
でも――
もう一人で震えるのは、嫌だった。
アリアは小さく頷いた。
「……うん」
ルシフェルは息を吐き、部屋に入った。
入ったが、ベッドには近づかない。
椅子を引き、少し離れた位置に座る。
距離がある。
その距離が、逆に優しい。
ミリィは「私は外で待ってる!」と小声で言って、扉をそっと閉めた。
閉め方が丁寧すぎて、泣きそうになる。
今のミリィは、空気を壊さない。
部屋に二人だけになる。
沈黙が落ちる。
でもその沈黙は、夜会の沈黙じゃない。
ルシフェルが口を開く。
「……怖いか」
アリアは答えられなかった。
怖い。
怖いけど、どれを言えばいいのか分からない。
追手が怖い。
回収が怖い。
封印が怖い。
自分の熱が怖い。
自分がまた裂け目を作るのが怖い。
そして、ここを失うのが怖い。
言葉が渋滞して、喉で詰まる。
ルシフェルは急かさなかった。
ただ、低く言った。
「怖いなら、怖いと言え。俺は聞く」
聞く。
聞くだけ。
解決するとか、正しい答えを出すとかじゃない。
ただ、聞く。
その言葉が、アリアの胸の奥に触れた。
触れて、固い氷を少しだけ割る。
拒絶されない恐怖の吐露。
そんな経験を、アリアは持っていなかった。
怖いと言えば「耐えなさい」と言われる。
怖いと言えば「弱い」と言われる。
怖いと言えば「役に立て」と言われる。
怖いと言っていい場所なんて、なかった。
アリアは息を吸った。
汗の匂いがする。
夜の冷えが肌に貼り付く。
それでも、言葉を探す。
「……市場で」
やっと出た。
小さな声。
でも、出た。
「……境界が揺れてるって噂を聞いた」
ルシフェルの瞳が、ほんの少しだけ鋭くなる。
統治者の顔が、一瞬戻る。
でもすぐに戻しすぎて、また揺れる。
「……続けろ」
命令じゃない。
促し。
聞く姿勢。
アリアは喉を鳴らした。
「追手が来るかもしれないって……回収とか……封印とか……」
言葉にした瞬間、胸の奥の熱が跳ねた。
怖い言葉は、怖い熱を呼ぶ。
アリアの手が震える。
「……また、ああなるのが怖い」
ああなる。
裂け目。
落下。
吸い込まれる叫び。
ルシフェルは、椅子の上で拳を握った。
握った指先が、微かに震える。
でもそれは怒りじゃない。
焦りと、心配の震え。
「……お前は、ここにいる」
ルシフェルが言った。
「今は、ここにいる。俺の領地だ。……勝手に連れていかせない」
強い言葉。
盾の言葉。
アリアはそれを聞いても、安心しきれない。
安心しきれない自分が嫌で、さらに苦しくなる。
「でも……私がまた裂け目を作ったら……」
その瞬間、ルシフェルの視線が揺れた。
揺れて、痛そうに見えた。
自分が言葉で彼を痛めたことに気づいて、胸が小さく痛む。
ルシフェルは低く言った。
「作らせない。……壊れそうなら、止める」
また同じ言葉。
でも今夜の言葉は、昼の紅茶の温度より重い。
夜の恐怖に直接触れているから。
アリアは、ようやく息を吐けた。
吐いた息が震えて、笑いにも泣きにもならない音になった。
「……怖いって、言っていいんだね」
アリアが言うと、ルシフェルは少しだけ眉を寄せた。
怒っていない。
ただ、悲しそうだ。
「……言えないでいたのか」
アリアは頷いた。
頷きながら、涙が出そうになる。
でも涙はまだ出ない。
出ないけれど、喉の奥が熱い。
ルシフェルは席を立たなかった。
近づきもしない。
ただそこにいて、聞く。
それが、アリアにとって初めての体験だった。
恐怖を吐露しても、拒絶されない。
黙らせられない。
笑われない。
値踏みされない。
怖いと言った自分が、まだここにいる。
アリアは、震える手を膝の上で握りしめた。
汗で髪が頬に張り付くのを、そのままにした。
乱れた姿を、今は直さない。
「……もう少し、ここにいて」
言ってしまった。
頼ってしまった。
でも、言った。
ルシフェルの指先の震えが、ほんの少しだけ収まった。
「……いる」
短い返事。
でも、世界が少しだけ静かになる。
人間界の影が届いても、今夜はまだ、ここに灯がある。
その灯は大きくない。
紅茶の湯気みたいに薄い。
でも薄い灯ほど、闇の中では頼りになる。
アリアはその灯に、初めて手を伸ばした。
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