無能騎士と追放された私、実は二人とも隠しチートで大逆転します

タマ マコト

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第17話 真実の記録と歯車の証言

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 ――切りどきだ。

 隣から、そんな気配がした。

 ライアンが指先で空をなぞる気配。
 彼の視線の先に、王太子から伸びる黒い因果の線がいくつも揺れているのが、私にも“感覚”だけはわかった。

 拘束。
 管理。
 所有。

 どれも、あの日の続きみたいな未来。

 そのどれもに、胸の奥の歯車がギリッと軋んだ。

(……あの日の続き、なんて、絶対ごめんだ)

 私の中で、もうひとつの歯車が回り始める。

 森で目覚めた魂装。
 鎖と歯車で構成された防御陣。

 ――だけが、私の力のすべてじゃない。

 アロイス老は言っていた。

『魂装は、“心の深層にある願い”に形を与える。

 守りたいなら盾にもなるし、
 壊したいなら刃にもなる。

 真実を掘り起こしたいなら――“記録”にもなり得る』

 あの日からずっと、胸の奥でくるくる回り続けていた違和感。

 “私は、あの日何もできなかった”
 ――本当に?

 あの日、確かに私は、ただ膝をついて震えていただけだった。
 でも、“世界の側”は、あの瞬間をちゃんと刻んでいる。

 この魂装は、きっとそれに触れることができる。

 証拠なんて、紙の上にも、証言にもない。

 でも、“因果そのもの”が、証言してくれるなら。

 私は、静かに息を吸い込んだ。

「殿下」

 王太子が、うっすら苛立ちを隠しながらこちらを見る。

「まだ何かあるか」

「はい。

 “今”を変えるために、ひとつだけ、ここで“過去”を見せておきたいんです」

 広間がざわつく。

「過去を見せる?」
「下級の魔導士ごときに、そんな芸当が?」

 私は、胸に手を当てた。

 歯車の音が聞こえる。

 自分の鼓動と重なって、カチリ、カチリと回転数を上げていく。

(怖い。

 でも、もう、怖いままで黙ってるのはやめるって決めたんだ)

 深呼吸。

 心の中で、あの日の光景を思い浮かべる。

 高い天井。
 冷たい床。
 玉座。

 そして、「無能は要らない」と言ったあの声。

「――《ソウルギア・ログ:記録再生》」

 小さく呟いた瞬間。

 足元から、光の歯車が立ち上がった。

「っ……!」

 貴族たちの間から、小さな悲鳴が漏れる。

 金属のこすれるような音。
 無数の歯車が、私の周囲に立体的な陣を描く。

 鎖の輪が絡まり合い、その中心に、透き通った円盤のようなものが浮かび上がった。

 その円盤が、ゆらりと揺れる。

 そして――

 映像が、広間全体に“重なる”ように広がった。

 ***

 それは、二年前のこの場所。

 色あせた記憶じゃない。
 鮮明な、“因果の記録”そのもの。

 若干視界が高い。

 それは、あの日の“私の視点”だからだ。

 玉座。
 冷たい床。
 膝が震えている感覚まで、微かに蘇る。

 青白い顔の自分が、そこにいた。

 王太子は、今と同じ位置に座っていた。

 違うのは、その表情。

 今の彼が貼り付けている“王子スマイル”ではなく――

 娯楽を前にした観客みたいな、冷たい笑み。

 記録の中の彼は、ゆっくりと立ち上がり、口を開いた。

『――魔力ゼロの無能は、王都には要らない』

 はっきりとした声。

 今、広間にいる全員に、寸分違わぬ音色で聞こえたはずだ。

 ざわっ、と空気が揺れる。

『魔導省の名を汚す欠陥品を、王都に置いておく理由はない。

 エリア・フォン・リーデル。

 お前は本日をもって、王都から追放される』

 映像の中の私は、震えながら顔を上げることすらできないでいる。

 その周囲で、何人もの貴族や魔導師たちが、くすくす笑っていた。

『まあ、あれだ。
 田舎でひっそり暮らすには、魔力ゼロも悪くないかもしれんぞ』

『魔導省の掃除が一つ終わったな』

『次は誰が“外れ”になるかね』

 嘲笑。

 誰一人として、「待て」と言わない。
 「それはおかしい」と声を上げない。

 あの日の、あの圧倒的な孤独。

 私は、思わず拳を握りしめた。

 今の私なら、あの場の自分の肩を掴んで、「立て」と言ってやれたのに。

『何か言うことはあるか?』

 記録の中の王太子が、そう言っていた。

 震える声で、あの日の私が絞り出す。

『……申し訳、ありません』

 ああ。

 胸が締めつけられる。

 謝らなくてよかったのに。
 悪いのは私じゃなかったのに。

 でも、あのときの私は、それしか言えなかった。

『謝罪など要らぬ。

 お前にできる最後の貢献は――ここから消えることだ』

 薄く笑いながら、王太子はそう言った。

 その瞬間の、空気の冷たさ。

 それが、そのまま“記録”として広間に流れ込む。

 映像が、ふっと薄れていく。

 記録再生が、終わった。

 光の歯車が、カラカラと軽く音を立てて消えていく。

 静寂。

 さっきまで鳴っていた拍手も、貴族たちのざわめきも、すべて止まっていた。

 誰もが、今見せられた“あの日”に言葉を失っている。

 王太子の顔から、笑みが消えていた。

 血の気が引いている。

「……今のは」

 かろうじて絞り出した声は、先ほどまでの余裕を欠いていた。

「今のは、捏造だ」

 叫ぶように言う。

 彼の周囲の貴族たちも、あわててそれに乗っかった。

「そ、そうだ!
 あのような言葉、殿下が公衆の面前でおっしゃるはずがない!」

「幻覚だろう! 彼女が見せた幻に決まっている!」

 私は、ゆっくりと首を振った。

「幻覚なら、どれだけよかったかもしれませんね」

 胸の奥で、歯車が静かに回る。

「これは、“魂装による因果記録の再生”です。

 私個人の記憶ではなく――この場に刻まれた“出来事そのもの”のログ」

 言葉が、広間に落ちる。

 何人かの貴族や魔導師が、顔色を変えた。

「因果記録……そんな術式が……」
「魂装……魂装だと? あの伝説の……」

 王太子は、なおも否定しようとする。

「そんなもの、信用できるはずがない。

 お前が自分に都合の良い映像を――」

「殿下」

 別の声が、それを遮った。

 王族の席から少し離れたところ。

 灰色のローブを纏った老人が、一歩前に出た。

 背中は少し曲がっているが、その目は鋭い。

 ――アロイス老と、どこか似ている。

「王都記録院長、エドモンド・グレイスです」

 彼は、ゆっくりと玉座の方に向き直る。

「殿下。

 先日、辺境の友人から、ある“紹介状”を受け取っておりました」

 友人。

 アロイス老の顔が頭に浮かぶ。

 やっぱり、根回し済みだったか。

 エドモンド院長は、胸元から封筒を取り出した。

 封蝋には、アロイス老の家にあったものと同じ紋章が押されている。

「そこには、“魂装適性者を保護した、因果記録再生機能の検証はそちらで頼みたい”とあった」

 王太子の目が細くなる。

「……記録院が、それを“真”と認めるのか」

「魂装による因果記録は、“改変不能”です」

 エドモンド院長は、淡々と言った。

「もし改変が入り込めば、歯車の回転そのものが破綻し、再生は不可能になる。

 先ほどの映像が完全に再生されたということは――

 “あの日、この場で本当に起きたことだ”という、何よりの証左です」

 広間が、ざわっ、と揺れた。

「では、殿下は本当に……」
「“無能は要らない”と……」

「しっ……声が大きい」

 抑えた声で交わされる囁き。

 王太子のこめかみに、今度ははっきりと青筋が浮かんだ。

「……過ぎたことだ」

 今度の声は、先ほどより低い。

「当時は、そう判断せざるを得なかった。

 だが今、こうして彼女の力が証明された以上、
 その判断を“誤解だった”と訂正しようとしているのだ」

 “訂正”

 私は、静かに息を吐いた。

「訂正、ですか」

 王太子の視線が、私に向き直る。

「そうだ。

 お前を追放したことが“結果的に誤りだった”と認め、
 こうして呼び戻している。

 それで何が不満だ」

 胸の奥が、また熱くなった。

 怒りとも、悲しみともつかない、焼け付く感情。

「――不満なんて、言ってませんよ」

 私は、ゆっくり首を振る。

「ただ、“なかったことにされたくない”だけです」

 広間のあちこちで、誰かの喉が鳴る音がした。

 私は、手を上げた。

 歯車が再び回る。

「さっきのは、“私の追放の記録”でした。

 もう少しだけ、見せたいものがあります」

 エドモンド院長が、静かに頷いた。

「記録院として証人に立とう」

 王太子は、何か言いかけて――飲み込んだ。

 ここで「やめろ」と言えば、
 “見せて困るものがある”と自白するようなものだと、わかっているのだろう。

 私は、胸の歯車に意識を沈める。

 古い書物。
 アロイス老の部屋で見た、歪んだ記録。

 あれには、“抜け落ちた行間”があった。

 魂装適性者。
 因果操作。

 それらの“空白”に、魂装を通して触れる。

「――《ソウルギア・ログ:因果アーカイブ》」

 今度は、防御陣ではなく、空中にいくつもの小さな歯車が浮かび上がる。

 それぞれが、別々の時代の記録と繋がっている。

 一つ目。

 戦火に包まれた荒野。

 そこには、“光の鎧”を纏った人間が立っていた。
 性別も顔もぼやけている。

 ただ、その背中から伸びる歯車の翼だけが、はっきりと見えた。

 彼/彼女が剣を振るうたび、敵兵が塵のように消えていく。

 周囲には、王家の紋章をつけた旗。

『王のために、その力を使え!』

『世界の歯車を回すのは我らだ!』

 誰かがそう叫んでいる。

 魂装適性者は、無言でその命令に従い続ける。

 映像が揺れ、やがて別の場面に飛ぶ。

 高い塔の中。

 同じ人間が、鎖で繋がれている。
 歯車の翼は、折れ、欠けていた。

『……もう、戦は終わったのでは』

 かすれた声が漏れる。

『ああ、終わった』

 ローブを着た誰かが、冷たい声で答える。

『だから、お前の役目も終わりだ』

 白い部屋。
 閉ざされた扉。

 次の瞬間、映像が白く弾けた。

 記録の最後には、ただ、“消去”の文字だけが浮かぶ。

 二つ目の歯車。

 今度は、王宮の一室。

 少年が一人、窓辺に座っている。

 彼の目には、無数の線が映っている。

『ねえ、お母さま。あの人、明日、階段から落ちて足を折るよ』

『また、そんなことを……』

『言うの、やめた方がいい?』

 少年は、寂しそうに笑う。

『言わないでいれば、“折れない未来”もあるけど。

 言った瞬間、“落ちないようにしないと”って思って、別のところで怪我することもある』

 彼の周囲の線が、複雑に絡まり合いながら揺れている。

 部屋に入ってきた男――王家の紋章をつけた誰かが、その少年をじっと見下ろす。

『君の力は、危険だ』

『危険?』

『王家の意に沿わぬ未来を、いくらでも作れてしまう』

 少年は、首を傾げる。

『王家の意って、なに? それが世界の全部?』

 男の目が細くなり、映像が途切れる。

 最後に映ったのは、少年の墓石。

 そこには名前が刻まれていない。

 ただ、“忠実なる影”とだけ書かれていた。

 三つ目。

 もっと古い時代。

 ボロボロの鎧をつけた女が、牢屋の中に座っている。

 足元には、砕けた歯車。

『約束と違う。

 戦が終わったら、自由にしてくれるって』

 鉄格子の向こうで、誰かが肩をすくめる。

『お前のような存在を野に放てると、本気で思ったのか?

 王家にとって、“制御不能な歯車”ほど厄介なものはない』

 女は、静かに笑った。

『制御不能にしたのは、そっちなのにね』

 その声は、どこか私に似ていた。

 映像が、ぱたりと閉じる。

 因果アーカイブが、そのまま空中に残り、しばし光を放つ。

 広間は、さっきより深い沈黙に包まれていた。

 誰かが、かすれた声で呟く。

「……これが本当なら」

「王家は、魂装を……」

「力のある者を利用し、用済みになれば……」

 「処分した」
 その言葉を、誰も最後まで言えなかった。

 王の方を見上げると、彼は固く口を結んでいた。

 王太子だけじゃない。
 王その人も、この記録から逃れられない。

 エドモンド院長が、静かに頭を垂れた。

「記録院として証言します。

 今、ここに再生された因果記録は、いずれも“改変の痕跡なし”。

 時代や人物の詳細は不明ですが、
 魂装および因果操作に類する能力者が王家のもとにあり、

 その末路が、“歴史から削られている”ことだけは、確かです」

 ざわめきは、今度は抑えきれなくなっていた。

「そんな……」
「我らが仕えてきた王家が、そんなやり方を……?」

「静まれ」

 王の一声が、ようやく場を押さえ込む。

 彼の声には、さすがに重みがあった。

「記録は記録だ。

 過去、王家がいかなる選択をしたか――
 そのすべてを今ここで裁くことはできぬ」

 “裁くことはできぬ”

 その言葉に、どこか逃げの匂いを感じる。

 でも、同時に。

 逃げ切れるほど軽い話でもない、という自覚もその声に滲んでいた。

 王太子は、唇を噛んでいた。

 その視線は、私と因果記録の光を、交互に睨んでいる。

 何かを言いたいのに、言葉が見つからない。

 ――そんな顔。

 私は、息を吸った。

 ここで、最後の一言を言う。

 たぶん、この物語の最初の章から――ずっと言いたかった言葉。

 鎖の歯車が、静かに私の足元で回転する。

 私は、一歩、前へ出た。

 玉座の前。

 王と王太子の視線を正面から受け止める。

「陛下」

 王の目が、わずかに動く。

 王太子を飛び越えて、王家の中枢そのものを見るのは、初めてだった。

 怖くないわけがない。

 でも――今の私は、あの日の私とは違う。

 村長に、「何があっても自分を曲げるな」と言われた。
 子どもたちに、「無能って言われたら怒れ」と言われた。

 それを、ここで、守る。

「私を捨てたのは、あなたたちです」

 静かに。

 でも、はっきりと。

 広間の空気が、息を止めた。

「魔力測定器だけを信じて、
 私の言葉も、働きも、心も見ようとせず、

 “無能”と呼び、“欠陥品”と笑い、

 何の説明もなく追放を告げたのは、
 この場所の、この椅子に座るあなたたちでした」

 声が震えないように、ゆっくり言葉を選ぶ。

「なのに今になって、
 “誤解だった”“これからは庇護する”“王家のために力を振るえ”とおっしゃる。

 まるで、最初から私が“王家の所有物”であるかのように」

 一つ一つの語が、床に落ちていく。

 誰かの喉が、悲鳴みたいに鳴る。

「私は、所有物ではありません」

 胸の奥の歯車が、強く回転する。

「魂装も、因果も、
 私の人生も、私の選択も――

 “王家のもの”ではありません」

 その瞬間。

 ライアンの視界で、黒い線が一本、ぴしりとひび割れた。

 「エリアを塔に閉じ込める未来」。

 その因果が、彼女の言葉と魂装の回転で、揺らぎ始めている。

 誰かが、彼女に向かって魔法を放とうとする未来。
 誰かが、「黙らせろ」と命じる未来。

 その全てを、ライアンは見ていた。

 そして――

 一本ずつ、切っていく。

 魔法の詠唱が、途中で噛み合わなくなって噛んだり。
 剣を抜こうとした騎士が、なぜか柄に指をひっかけて転んだり。
 誰かが「黙れ!」と叫ぼうとして、声が裏返って咳き込んだり。

 一見、全部“偶然”。

 でも、それは全部、“望まない未来”の線をライアンが前もって折った結果だ。

 エリアは、そのことを知らないまま、ただ前だけを見ている。

「ここに立っているのは、“拾われた”からじゃない。

 森で、村で、私自身が“選んで生きてきた結果”です。

 王都が私を必要としようとしまいと、
 私はもう、自分を無価値だとは思いません」

 言い切って、息を吐く。

 広間は、静まり返っていた。

 王の目が、ゆっくりと細められる。

 王太子の拳が震えている。

 貴族たちの表情には、驚愕や不安、苛立ち、そして――かすかな敬意が混じっていた。

 誰かが、ぽつりと言った。

「……これが、本当なら」

「王家の罪は、軽くない」

 その囁きは、すぐにかき消された。

 でも、因果の線は、それをちゃんと覚えている。

 今、この場で、小さな歯車がひとつ、確かに噛み合った。

 王都という巨大な機構の中で。

 “無能”と呼ばれた少女と、
 “貧乏くじを引き続けた騎士”が、

 自分たちの意思で、歯車の流れを変え始めた。

 静かな反逆は、もう始まっている。
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