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第7話 見抜かれた正体と、最初のお願い
しおりを挟むその日、リディアは久しぶりに「起きていられる時間」が少しだけ伸びていた。
窓から差し込む午後の光は柔らかくて、アルシェルドの城の白々しい光とは違う。
薬草の香りに混じって、遠くからパンを焼く匂いとか、人の話し声とか、生活の音が届いてくる。
(……なんか、本当に“誰かの街”の中にいるんだ)
そう実感したところで、コンコン、と扉がノックされた。
「入るぞ」
落ち着いた声。
昨日と同じ、文官の服装の男――レオンが、静かに入ってくる。
カイルみたいにドアをバーン! と開けたりはしない。
一つひとつの動作が、無駄なくきれいだ。
「体調はどうだ?」
「昨日より……少し、楽です。頭がふらつくのも、だいぶマシになりました」
「そうか」
レオンはベッドのそばの椅子を引いて、音を立てないように腰掛けた。
近くで見ると、やっぱり“普通の文官”には見えない。
仕草一つ、視線一つが、場を掌握する側の人間のそれだった。
(……王様とか、将軍とか、そういうのを影で支える“右腕タイプ”って感じ)
ぼんやりそんなことを考えていたら、不意に目が合う。
深い青の瞳が、何かを計るようにじっと覗き込んでくる。
「少し、話してもいいか?」
「話、ですか」
「もちろん、君の体調が許す範囲でだ。
さすがに、ずっとぼんやり天井を見ているのにも飽きてきただろう?」
図星だった。
ここ几日、起きている間はほとんど「何も考えないようにする」ことに必死だった。
考えたら最後、アルシェルドでのあれこれが一気に押し寄せてきて、胸が潰れそうになるから。
「……ちょっとだけなら」
リディアが頷くと、レオンの表情がほんの少しだけ緩んだ。
「まず確認しておきたい。
君は、アルシェルドから来た――という認識で、間違いないか?」
いきなり核心に近づいてきた。
喉が、ひゅっと細くなる。
「……そんなふうに、見えますか?」
「服装、言葉の訛り、持ち物。それから――」
レオンは、リディアの枕元に置かれた小さな祈祷書に視線を滑らせた。
「あの祈祷書の文言は、アルシェルドの主神教会のものだ。
ノルディアではあまり使われない祈り方だな」
「……詳しいんですね」
「仕事柄、隣国の宗教事情には一通り目を通している」
さも当たり前のように言うけれど、普通の“ただの文官”がそこまで把握しているものか、という疑問はひとまず飲み込んだ。
誤魔化しても無駄そうだし、嘘を重ねるのも疲れる。
「アルシェルドから来たのは……はい、その通りです」
言った瞬間、胸の奥がチクリと痛む。
“捨てられた国”の名前を、自分の口から言うのは、まだ怖い。
「そうか」
レオンの反応は、驚くほど薄かった。
責めるでもなく、同情するでもなく、ただ一つの情報として受け止める、という感じ。
「では、アルシェルドで何があったか――と、ここで聞くのが普通の流れだろうが」
そこで、彼はわずかに口元を上げた。
「話したくなければ、話さなくていい」
リディアの呼吸が、一瞬止まる。
「……え?」
「君がここに運び込まれてからの数日の間で、だいたいのことは察している」
「察してる……?」
「隣国の元気な森に、貴族の娘らしき女が“ほぼ死体状態”で転がっている。
その服は、つい最近まで良いものだった形跡があるが、わざと乱暴に脱がされ、着せ直された痕跡がある」
声の調子は淡々としている。
でもその淡々さが、妙に生々しかった。
「剣による傷が多い。だが、どれも“致命傷になりきっていない”。
追い打ちのように、魔力の枯渇。結界の痕跡も、不自然な断ち切られ方をしていた」
リディアは、シーツをぎゅっと握りしめた。
あの夜の感触が、肌に蘇る。
肩をかすめた鋭い痛み。
土に膝をついた冷たさ。
雨に打たれて重くなったドレス。
「……わざわざ、助かる可能性をゼロにはしない傷をつけてから放置する、なんてこと、普通はしない」
レオンは静かに続ける。
「――“事故に見せかけて、戻ってこられないよう処理したい”とき以外は」
言葉が、刃物みたいに鋭く胸に刺さった。
あの兵士の声が、頭の中で蘇る。
『生きて戻られても困るんでな』
吐き捨てるような、あの冷たい音。
喉の奥が、ひりつく。
「…………」
何か言おうとしても、声が出ない。
唇だけが、ひゅるひゅると震える。
「だから、君が言葉にしなくても、ある程度のことは推測できる」
レオンは、そこで初めて視線を柔らかくした。
「追放されたのだろう。
立場を奪われ、命さえ邪魔になって、森に捨てられた」
「…………はい」
かろうじて、その一言だけが出た。
口にした瞬間、まるで傷口の縫い目を自分でほどいてしまったみたいに、内側から痛みが溢れてくる。
「アルシェルドのことは……」
喋ろうとすると、喉が絡まる。
ユリウスの冷たい瞳。
エリシアの涙ぐんだ笑顔。
大広間のざわめき。
「無能」「交代」「剥奪」「婚約破棄」。
一つひとつが、胸に刺さったまま引き抜かれていない。
「……あまり、思い出したくありません」
絞り出すように、それだけ告げた。
「なら、話す必要はない」
レオンの返事は、驚くほど早かった。
「無理に言葉にして、また傷を開く必要はない。
話したくなったら、そのとき話せばいいし、死ぬまで誰にも言いたくなければ、それも自由だ」
「“自由”……」
その言葉が、ひどく遠い概念みたいに口の中で転がる。
「君にとっては、まだ馴染みのない言葉かもしれないがな」
レオンは、どこか冗談めかして肩をすくめた。
「この国では、誰かが自分の傷を“今は触られたくない”と言ったら、基本的にはそれを尊重する。
もちろん、“隣国からの怪しい女”ということで不審に思う者はいるだろうが――」
「そこは否定しないんですね」
「事実だからな」
即答。
なんだろう、この人、妙に誤魔化さない。
「だが、君がここで暴れたり、誰かを傷つけたりしない限り。
“追放されて行き場をなくしたどこかの国の娘”に、わざわざ危害を加える意味もない」
「“どこかの国”で通すつもりですか?」
「隣国の政治的ゴタゴタに、わざわざ首を突っ込むほど、ノルディアは暇ではない」
飄々とした口調の裏側に、冷静な現実感が透けている。
「それより――」
レオンは、少しだけ身を乗り出した。
「一つだけ、どうしても聞いておきたいことがある」
「……何でしょう」
また痛いところを突かれるのか、と身構える。
けれど、返ってきた問いは予想外の方向から飛んできた。
「君自身が、これからどうしたいか」
喉が、また詰まった。
「アルシェルドに戻りたいのか。
別の土地で身を隠したいのか。
ここノルディアで、何かを始めたいのか」
レオンは、ひとつひとつ、選択肢を並べていく。
「君の“立場”や“力”の話ではなく――君自身の望みとしてだ」
「……“望み”」
今までの人生で、一番縁遠かった単語だ。
わたしは、“与えられた役目”をこなすことしか考えてこなかった。
聖女になってからなんて特に、「国のため」「誰かのため」以外のことを考える時間なんてなかった。
朝起きて、祈って、癒して、倒れて、また起きて。
自分の好きなもの、欲しいもの、やりたいこと。
そんなものを思い浮かべる隙間なんて、どこにもなかった。
「……今まで、考えたことがなかったです」
正直な言葉が、ぽろっと出る。
「自分がどうしたいかより、どうするべきかばかりで……
“望んでもいい”って、思ってこなかったので」
レオンの目が、ほんの少しだけ柔らかく揺れた。
「そうだろうな、とは思っていた」
「え?」
「君の魔力の状態を見れば分かる。
あれだけ限界まで酷使されていて、それでもなお“他者のために使う回路”だけが過剰に発達している」
レオンは、医者みたいな口調で淡々と言う。
「自分のために使うという発想が、ほとんどない。
そういう使い方を“教わってこなかった”魔力の流れ方だ」
魔力の流れ方に、“人生の癖”が出る。
そんなことを、今まで一度も考えたことがなかった。
「……勝手に、見ないでほしいですね」
冗談めかして、ちょっとだけ恨みがましく言ってみる。
レオンは、小さく笑った。
「すまない。職業病だ。
怪我人や魔力枯渇者を見れば、つい“どうしてこうなったか”を考えてしまう」
「文官の職業病にしては、だいぶ変わってませんか」
「“色々あって”、な」
今度はレオンのほうがその言葉でごまかした。
お互いさまなので、それ以上追及するのはやめておく。
「望みは、急いで決める必要はない」
レオンは、少し真面目なトーンに戻った。
「ただ――君の人生は、君自身のものだ。
アルシェルドのものでも、誰かのものでもない。
今ここからは、君が“どうしたいか”を口にしていい」
その言葉は、胸の奥の、ずっと暗くて狭い箱に光を差し込むみたいだった。
(わたしの人生は、わたしのもの)
分かっているはずの当たり前が、初めて“本当かもしれない”と感じられる。
苛立ちと、戸惑いと、少しの希望がごちゃ混ぜになって、心の中で暴れ回る。
「…………じゃあ」
長い沈黙のあとで、ようやく言葉を紡ぐ。
「今は……その、立派なことは何も言えないんですけど」
“世界を救いたい”とか、“国を変えたい”とか。
そういう大きな願いじゃない。
もっと、ちっぽけで、情けない望み。
「……少し、休みたいです」
昨日、冗談半分で答えた言葉と同じ。
でも今度は、ちゃんと“自分の望み”としてそこに乗せて言った。
「誰かのためとかじゃなくて、
ただ、普通に……眠って、起きて、ご飯食べて。
何も考えない時間を、しばらくもらえたらなって」
口にしてみた瞬間、涙腺のあたりがきゅっと熱くなる。
「そんなの、甘いって言われるかもしれませんけど……
今のわたしには、それが一番、贅沢な願いで」
自分で自分の願いを、半分否定しかける。
“こんなことくらいで”とか、“他の人はもっと頑張ってるのに”とか。
アルシェルドで刷り込まれた価値観が、すぐに頭をもたげる。
――けれど。
「じゃあ、そうしよう」
あまりにもあっさりした返事が返ってきた。
「……え?」
「君の“これからどうしたいか”が“少し休みたい”なら、それを最優先にする」
レオンは当然のことのように言う。
「ノルディア王国文官、レオン・アーデルハイトの権限で命じる。
客人リディアは、当面の間、“全力で休むこと”」
「昨日も聞いた気がします、その宣言」
「大事なことは二回言う」
さらっと返された。
冗談めいたやり取りの裏で、レオンの瞳は真剣だった。
「君の“最初のお願い”だろう?」
「……最初の、お願い」
そうか。
これは“要求”でも“我儘”でもなく、“お願い”なんだ。
誰かに許可を乞うのではなく、自分の望みとして口にした、“最初のお願い”。
『どうしたいかなんて、考えたことがない』と言った女が、やっと絞り出したささやかな願いを、
この人はこんなに簡単に、「いいよ」と受け入れてしまう。
「そんな……簡単に、決めちゃっていいんですか」
怖くて、思わず確認してしまう。
「よくない理由があるか?」
即答だった。
「君が今すぐ“国のために働かせろ”と言い出すほうが、よほど困る。
今の状態で無理をさせれば、近いうちにまた倒れて、今度こそ本当に死ぬ」
「それは……嫌です」
即座に否定した自分の声に、少し驚いた。
(あ、わたし……“死にたくない”って、ちゃんと思ってる)
森で倒れたときは、「ここで終わるんだ」と受け入れかけていたのに。
今は、素直に「嫌だ」と言えている。
「なら、休むことは義務だ」
レオンは淡々と言う。
「王国としても、貴重な回復魔術師候補を、無駄に潰すつもりはない」
「候補って言いましたね、今」
「“元聖女の可能性が高い何か”を拾ったとき、まともな王ならどう動くか、という話だ」
そこまで言ってから、レオンはふっと目を細めた。
「ちなみに、君が“聖女だった”ことも、既に半分以上確信している」
心臓が、どくんと跳ねた。
「……どうして、そう思うんですか」
「まず――君の魔力の質だ」
レオンは指先で机を軽く叩いた。
「祈りに特化した魔力は、普通の魔術師のものとは流れ方が違う。
“上に向かう回路”と“外に広げる回路”が異様に発達している」
まるで身体の中を透かして見ているみたいな説明に、背筋がゾワッとする。
「それに、あの祈祷書。
あれは一般信徒用じゃない。儀式を執り行う側に渡される、正式な聖職者用だ」
「……よく、ご存じですね」
「さっきも言ったが、“色々あって”な」
この人の“色々あって”は絶対に軽くない。
そこに突っ込んだら負けな気がして、やっぱりスルーする。
「極めつけは――君が、“自分の命を軽んじる祈り方”をしてきたことだ」
レオンの声が、ほんの少しだけ低くなる。
「アルシェルド聖堂のやり方は、ある意味で効率的だ。
聖女一人に過剰な負担をかけ、その代わり“聖女が倒れるまでは国も倒れない”という構図を作る」
そうやって、わたしは“国を支える柱”として消耗され続けてきた。
「君が倒れていたとき、魔力の流れを整えながら、少し覗かせてもらった」
「……やっぱり勝手に見てるじゃないですか」
「命を繋ぐために必要な最低限の侵入だ。許せ」
あっさり謝られて、逆に文句が言いづらい。
「その回路の作り方、負荷のかかり方は――“自分は削れてもいいから、とりあえず相手を救おう”という祈り方を、長年続けてきた結果だ」
図星だった。
自分でも、そう祈ってきた自覚がある。
「だから、君が“アルシェルドの聖女だった”と言われても、驚かない」
「…………」
認めるか、隠すか。
迷うまでもなく、答えは決まっていた。
「……そうです。わたしは、アルシェルドの聖女でした」
言った瞬間、胸の奥にあった何かが、少しだけ形を変えた気がした。
もう、隠せない。
というか、隠す意味もあまりない。
あの国は、わたしを“要らないもの”として捨てた。
だったら、ここでわたしの肩書を守ったところで、何になる。
「“でした”か」
レオンは、その一語をしっかり拾う。
「今は、違うと?」
「はい。……聖女の称号は、剥奪されました。
ついでに、王太子妃としての婚約も」
自嘲気味に笑ってみせる。
「国にとって、“役に立たない聖女”は、邪魔だったみたいです」
自分で言って、自分で心に刺さった。
でも、レオンの目はわたしを責めなかった。
むしろ、その言葉のどこかに怒りの色が滲んだ気がした。
「……愚かだな」
低く、短く。
吐き捨てるみたいな声音だった。
「国が一つ間違えた選択をするのは、珍しいことではないが――
よりにもよって、一番切ってはいけない支柱を切り捨てたか」
「支柱、なんて……」
「君が自分をどう評価していようと、だ」
レオンはきっぱりと言う。
「少なくとも、このノルディアに流れ着いた“偶然”は、我が国にとって幸運だ」
その言い方は、妙に照れくさかった。
誰かに“幸運だ”なんて言われたの、いつ以来だろう。
「……だからこそ、君の“最初のお願い”くらい、全力で叶える価値がある」
「わたしの“全力で休みたい”が、そんな立派なお願いに聞こえる日が来るなんて思ってませんでした」
「そうだろうな」
レオンはわずかに笑った。
「君が“自分のために望むこと”に慣れるまで、時間はかかるだろう。
だが、一つずつでいい。
今日は、“休みたい”。
――明日以降、もし他に望むことができたら、そのときまた言えばいい」
「明日、ですか」
「そうだ。君の人生は、まだ続く。
森で終わらずに、こうしてここにいる」
当たり前のことを言われただけなのに、胸の奥が熱くなる。
森で倒れたとき、確かに一度、“人生は終わった”と感じた。
“聖女リディア”としての人生は、あの雨の中で死んだ。
でも今ここにいるのは、“客人リディア”だ。
「……わたし、少しずつ慣れていけるでしょうか」
「慣れさせる」
レオンは、即答した。
「君が“自分の望みを言うこと”に。
誰かのためだけでなく、“自分のために生きていい”という当たり前に」
それは、アルシェルドでは決して貰えなかった約束だった。
慣れさせる、という言い方が、妙に頼もしい。
「じゃあ、その……」
リディアは、シーツを握る手に少しだけ力を込める。
「“最初のお願い”は、聞いていただけたので――
次のお願いができるようになるまで、とりあえず……」
「とりあえず?」
「ちゃんと、寝ます」
自分で言って、自分で少し笑ってしまった。
こんな、小学生みたいな約束。
でも、今の自分にはそれが精一杯だった。
「それでいい」
レオンも、微かに笑った。
「ノルディア王国の客人リディアの“最初のお願い”――“少し休みたい”。
正式に、受理した」
「そんな大げさに言わないでください……」
「大げさなほうが、口に出したとき、自分で忘れにくい」
レオンの言葉は、どこまでも理に適っているようで、どこか優しい。
アルシェルドで“命令”として浴びせられてきた言葉とは、全然違う。
静かに、心に染み込んでいく。
◇
レオンが部屋を出て行ったあと、リディアはしばらく天井を見つめていた。
さっき言ったばかりの自分の言葉が、頭の中でぐるぐる回る。
『少し、休みたいです』
アルシェルドなら、「甘えるな」で一蹴されただろう。
“聖女”がそんなことを言うなんて、と断罪されただろう。
でも、ここでは――
『じゃあ、そうしよう』
たった、それだけだった。
(……本当に、変な国)
小さく笑う。
でも、その“変さ”は嫌いじゃない。
ブランケットを肩まで引き上げて、深く息を吸う。
薬草と陽の匂いが胸に満ちる。
(次に望みを言えるようになるまで、ちゃんと生きてなきゃ)
それは、森で倒れたときの自分からは想像できないほど、前向きな考えだった。
瞼が、ゆっくりと重くなる。
今度の眠りは、“逃げるための眠り”じゃない。
“明日も目を開けるための眠り”だ。
そう思いながら、リディアは静かに目を閉じた。
ノルディアでの、彼女の“最初のお願い”は、こうして叶えられ始める。
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