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第14話「門の研究と、世界をつなぐ光」
しおりを挟むラグナリア王都、大神殿のさらに奥。
一般の信者は決して足を踏み入れることのない、高位神官と魔道学者だけが出入りを許された小さな会議室がある。
窓は少ない。
石壁には古い神話を描いたタペストリーが掛かり、その中央にだけ、銀で縁取られた世界地図が飾られていた。
その前で、ひとりの魔道学者が興奮で頬を紅潮させていた。
「――ですから、“世界の膜”が薄くなっているのです」
「膜、とな」
神殿長は椅子に腰掛けたまま、長い白髭を軽く撫でる。
「我らが世界を包む“外側”の話か。
また厄介な言葉を持ち出してくる」
「分かりやすく申しますと……」
魔道学者は、机の上の水差しを手に取った。
空のグラスに水を注ぎ、軽く表面を指で弾く。
水面が揺れ、小さな波紋が広がった。
「世界はこの水面のようなものです。その外側に、“別の水面”がいくつもある。
普段は互いに干渉せず、静かに揺れているだけなのですが――」
今度はそのグラスに、上から強い光を当てる。
水面がきらきらと震え、表面張力が崩れかける。
「外から強い力が加わると、境界が薄くなり、“隣の水面”と影響し合いやすくなります。
最近、まさにそれと同じ現象が、このラグナリアで起きているのです」
「最近」という単語に、かすかな重みが乗った。
神殿長は、ちらりと視線だけで大神殿長と目を合わせる。
彼もまた、静かに頷いた。
「原因は、分かっておるのか」
「はい。……いや、正確には“可能性が高い”段階ですが」
魔道学者は背筋を伸ばし、口を引き結んだ。
「この十年ほどで、ラグナリアの聖属性の“総量”は目に見えて増えています。
特にここ数年――“一点からの突出した輝き”が、世界の膜に揺らぎを与えている」
言いながら、その“一点”が誰かなど、ここにいる全員が分かっていた。
「……レアか」
神殿長が、重く名前を口にする。
「ええ。測定魔方陣の結果からして、彼女の力が世界の外縁部にまで届いているのはほぼ間違いありません。
彼女が大規模な奇跡を起こすたび、“こちら側の世界”の波が大きくなり、その振動が外側へ漏れ出している」
「いいことか悪いことかで言えば、どちらなんじゃ、その現象は」
神殿長の問いに、魔道学者は苦い顔をした。
「……どちらとも言えません」
言葉を選びながら続ける。
「世界の膜が薄くなるということは、“向こう側の世界”からの影響も受けやすくなる、ということです。
こちらから干渉しやすくなるのと同時に、向こうからも手が伸びやすくなる」
「つまり、危険も増す」
「はい。ただ――同時に、“今まで不可能だった外交の可能性”も生まれてきます」
別の魔道学者が口を挟んだ。
「女神に選ばれし聖女のおかげで、我々は他世界との交流という、新たな段階に踏み出せるかもしれないのです」
「うむ」
ひとりの若い神官が、前のめりになる。
「他世界の知識、魔術、文化……すべて、このラグナリアにとって大きな財産となりましょう。
異世界との“友好”を築ければ、魔物の問題や資源の問題も、より広い視点から解決できるかもしれません」
「待ちなさい」
慎重派の年配神官が、手を上げて制した。
「異世界との接触は、古の禁忌にも近い行為。
“門”を開いたが最後、こちらの秩序が崩壊したという伝承はいくつもある」
「伝承というものは、とかく大げさに語られるものです」
「だからといって、軽んじてよいものではない」
静かながらも強い声が、会議室に響く。
「我らは神の御業を真似ようとしている。
世界と世界を繋ぐなど、本来は神々だけが許された仕事じゃ」
議論が、熱を帯びていく。
危険だ。
いや、可能性だ。
禁忌だ。
いや、進歩だ。
机の上には、いくつもの意見が飛び交った。
そのやりとりを、部屋の隅で黙って聞いている男が一人。
アルヴァ・グレンフォード。王国騎士団長。
彼は壁にもたれ、腕を組んだまま、口を挟まずにいた。
自分の専門は剣であって、世界の膜の厚みではない――そう思っていたからだ。
だが、「レア」という名が出た瞬間から、話は他人事で済まなくなった。
(……あいつの力が、“世界の外”にまで届いている)
薄々、そうではないかと感じていた。
干ばつを一人で覆し、魔物の大群を光壁で押し返す聖女の力。
それが、ただ“この世界の中”で完結していると考えるほうが、むしろ不自然だったのかもしれない。
神殿長が、ふとアルヴァを見る。
「……この話、彼女に伝えるべきかのう」
「当然だろう」
若い神官が即座に言う。
「自分の力が世界にもたらす影響を、自覚してもらう必要がある」
「だが、“責任”を一人に背負わせすぎるのも違う」
慎重派の神官が、眉をひそめた。
「まだ十代半ばの娘に、世界の膜がどうこうなどと――」
「その議論は、あとでまとめよう」
アルヴァが、低い声で口を挟んだ。
全員の視線が、彼に集まる。
「いずれにせよ、“何も知らせない”という選択はあり得ん。
危険を知っているのと、知らぬままでいるのとでは、対応の仕方が違う」
「だが――」
「ただし」
アルヴァは短く言葉を継いだ。
「世界そのものの運営責任まで、あいつに背負わせる気はない」
その言葉に、神殿長が微かに笑う。
「……その辺は、お前に任せようかのう」
「任務だ」
淡々とした一言。
けれど、その裏には「彼女は彼女でいさせる」という固い決意が滲んでいた。
◇ ◇ ◇
「わ、わたしの、なにがどうなって世界の膜が薄くなってるって言いました?」
大神殿の一室。
説明を聞き終えたレアは、顔面蒼白で固まっていた。
目の前の魔道学者が、申し訳なさそうに眼鏡を押し上げる。
「簡単に申しますと――レア様の“強すぎる光”が、世界の外側にまで届いてしまっている、ということです」
「かんたんじゃない!」
思わず素でツッコミが出た。
「世界の外側って、どこですか!? え、あの、空の向こうとか、そういう……?」
「そういうイメージでおおむね間違っておりません」
「えええ……」
レアは頭を抱えた。
ただでさえ「誰かを傷つけてしまわないか」とびくびくしながら力を使っていたのに、
今度は「世界の膜にひびを入れてます」と言われたのだ。
(どんだけ迷惑なスペックなんだろ、わたし……)
自己評価の低さが、悪い方向へ全力疾走していく。
「もちろん、全部が全部レア様のせいというわけではありません」
魔道学者は慌てて補足する。
「世界の状態、他の聖職者の祈り、魔物の活動――様々な要素が絡み合っております。
ただ、その中で突出して強い影響源が、おそらくレア様、というだけで……」
「“だけで”って言いました?」
「……言いました」
「アルヴァさーん……」
耐えきれず、レアは隅に控えていた護衛騎士を見た。
アルヴァは、いつもの無表情でこちらを見ていた。
「世界の膜がどうとかいう話を俺に振るな」
「だって、心がもたない……」
レアは、肩を落とす。
「わたし、ただ“目の前で困ってる人”を助けたかっただけで……
まさか世界じゅうの壁を薄くしてるとか、考えたこともなくて……」
言いながら、胸のあたりを押さえた。
“また、自分のせいで何かが壊れているかもしれない”という感覚。
前世のトラウマに直結するその響きが、心に刺さる。
「異世界との接触は危険だ」という声がある。
「でも、外交の可能性が」と前向きに語る声もある。
どちらも間違ってはいない。
だからこそ、重い。
「わたしの力が原因で、“悪いもの”までこっちに来ちゃったらどうしよう……」
ぽつりと漏らした言葉に、魔道学者も神官も、言葉を失った。
そのとき、アルヴァが静かに口を開く。
「レア」
「……はい」
「お前はただ、人を助けることだけ考えろ」
その一言は、乱暴なようでいて、救いにも聞こえた。
「世界の膜がどうだの、異世界との外交だの――そういう話は、俺たちの仕事だ。
騎士団と神殿と王宮とで支えるべき領分だ」
「でも」
レアは、唇を噛む。
「それでも、わたしのせいで誰かが傷つくなら……
“わたしの光が届いたせいで、向こうから何かが来る”ってことなら……」
想像してしまう。
まだ見ぬ“向こう側の世界”から、何か恐ろしいものが手を伸ばしてくる未来。
そのきっかけが、自分の祈りである未来。
「助けた人の数より、傷ついた人のほうが多くなっちゃったら、どうしよう」
その問いは、明確な答えを持たない。
誰も、軽々しく「そんなことにはならない」と言えない。
可能性をゼロだと言い切れないからこそ、研究が続いているのだ。
沈黙が落ちかけた瞬間――アルヴァがあっさりと断ち切った。
「そのときは」
灰色の瞳が、静かに光る。
「“世界のことを支える”と言った俺たち全員の責任だ」
「え?」
「世界の膜がどうこうというのは、力の問題だけじゃない。
どう門を管理するか、どう情報を制御するか、どう外交や防衛を組み立てるか――全部、俺たちの役目だ」
低く落ち着いた声。
「お前の光は、元々“誰かを助けたい”という願いから出ている。
それ自体を罪だと言うなら、そんな世界はさっさと作り直したほうがいい」
「作り直すって軽く言いましたけど!?」
「神殿の連中がやる」
「丸投げしないでください!?」
ちょっとだけ笑いが混ざる。
それでも、胸の奥の苦しさは完全には消えない。
でも――アルヴァの言葉が、「世界レベルの話を一人で背負うな」と言ってくれたことは、確かに救いだった。
(それでも、考えちゃう)
自室に戻ったあとも、レアはベッドの上で膝を抱えていた。
窓の外には、大神殿の中庭。
夜の静けさが、逆に心のざわつきを際立たせる。
(女神さまは、わたしに“自分のために生きていい”って言った)
あの白い神殿。
淡い光。
優しく微笑んだ女神の顔。
(でも、わたしの“自分のため”が、世界のどこかを壊しちゃうかもしれないなら)
その矛盾が、胸の中でループする。
眠気はあるのに、意識が冴えてしまう。
瞼を閉じたり開けたりしているうちに――いつの間にか、光の感触が変わった。
◇ ◇ ◇
ふっと、体の重さが消える。
目を開けると、真っ白な空間が広がっていた。
痛みもない。
冷たさもない。
ただ、柔らかな光と、静かな空気だけ。
「……ここ」
見覚えのある場所。
天井の高い白い神殿。
どこまでも透き通るような床。
遠くから風鈴のような音が聞こえる。
そして、その中央に――光の粒が集まり、ひとりの女性の姿を形作った。
「また、来ましたね」
淡い金の髪。
優しげな瞳。
口元にたたえられた穏やかな笑み。
「女神……さま」
レアは、胸の奥からこぼれる呼び方でそう呼んだ。
女神は、静かに頷く。
「ずいぶんと、強くなりましたね。レア」
「……強く、なれてますか?」
レアは、思わず問い返していた。
「今日も、怖がって、足が震えて……
それでも祈ったけど、正直言うと、途中で何度も逃げ出したくなりました」
「それでも逃げませんでした」
女神は、ゆっくりと歩み寄る。
その足音は聞こえないのに、存在だけははっきり感じる。
「強さとは、“怖さがゼロになること”ではありません。
恐怖をごまかさずに、それでも前に出ようとすることです」
レアの目の奥に、じわりと熱が滲んだ。
女神の言葉は、いつも「否定」から始まらない。
弱さを見ているのに、それを切り捨てることなく、そっと隣に並んでくれる。
「でも……今日は、“怖さ”以外のものも、感じているのでしょう?」
女神が、少し首を傾げてレアを見る。
「世界の膜。
別世界との接触。
“自分の力が世界を揺らしているかもしれない”という不安」
「……はい」
レアは、ぎゅっと手を握った。
「わたし、ただ“役に立ちたい”って思って祈ってきたのに、
今度はそれが、世界じゅうに影響してるかもしれないって言われて」
喉の奥が、少し震える。
「わたし、そんなに……大きいもの、動かせるような人間じゃないです」
「不思議ですね」
女神はくすりと笑った。
「前の人生でも、あなたは似たようなことを言っていましたよ」
レアの心臓が、どきりと跳ねた。
「“わたしなんかが、そんなに大きな意味を持つわけない”と。
“わたしがいなくなっても、誰も困らない”と」
耳をふさぎたくなる言葉。
でも、女神の声は、責めるような調子ではない。
懐かしい姿を思い出すような、やわらかな響きだ。
「あなたは、いつも自分を小さく見積もりすぎる。
そのくせ、人の痛みには敏感で、すぐ自分のせいにする」
「……図星です」
レアは肩を落とした。
「今日、伝えに来たことがあります」
女神は、そこで視線を少しだけ厳しくした。
「あなたの力は、“縁”を引き寄せます」
「縁……?」
「出会い。
つながり。
光に集まるものと、影に引き寄せられるもの」
女神の手が、レアの胸の前にそっとかざされる。
「強すぎる光は、ときに世界の外側まで届いてしまう。
その光に惹かれて、“良い縁”も“悪い縁”も集まってくる」
「良い縁と、悪い縁……」
レアは、呟きながら目を伏せた。
良い縁。
それはきっと、地方神殿のみんな。
神殿長、エナ、子どもたち。
アルヴァ。
大神殿の仲間。
祈りを通じて繋がった人々の笑顔。
悪い縁。
それは――。
「“悪い縁”って……」
レアは、恐る恐る口を開いた。
「それって、前の私の世界……?」
断罪の広場。
国境の森。
王太子の冷たい声。
聖女を名乗った少女の涙。
あの世界から、何かがこちらへ手を伸ばしてくるのだとしたら。
そう尋ねようとした瞬間――。
遠くで、雷鳴のような音がした。
白い神殿の天井が、微かに揺れる。
「……時間のようですね」
女神が、残念そうに目を細めた。
「え、ちょ、まって、今いちばん大事なところじゃないですか!」
「教えすぎると、あなたはきっと“全部自分のせい”だと思い込んでしまうでしょう?」
「……う」
否定できない。
女神はレアの額に軽く触れた。
その指先から、柔らかな光が流れ込む。
「覚えておいてください。
“縁”は、あなた一人のものではありません」
「……?」
「あなたが誰かに手を伸ばすとき。
誰かがあなたに手を伸ばすとき。
そこには、あなた以外の意思も、選択も、たくさん絡み合っている」
女神の声が、少し遠くなる。
「良い縁も、悪い縁も。
全部まとめて“物語”と呼ばれるのだと、私は思っています」
光が、白く強くなっていく。
「だから、恐れすぎないで。
縁が何を連れてきたとしても――あなたは、あなたの選ぶ光を信じなさい」
「女神さま――」
伸ばした手が、光に飲み込まれる。
視界が、真っ白に塗りつぶされた。
◇ ◇ ◇
レアは、ベッドの上で飛び起きた。
「っ……!」
胸が、早鐘のように鳴っている。
額にはうっすらと汗。
カーテンの隙間から、朝日が差し込んでいた。
「……夢」
小さく呟く。
でも、あの白い神殿の感触は、どう考えても普通の夢とは違った。
体に残る光の余韻。
胸の奥の温かさ。
(女神さま……)
縁を引き寄せる光。
良い縁も、悪い縁も。
途中で途切れた言葉の続きを、レアは必死で思い出そうとした。
(“だから恐れすぎないで”。
“縁が何を連れてきたとしても”……)
全部まとめて“物語”。
その言葉だけが、鮮明に胸に残っていた。
まだ、怖い。
でも――女神は、「あなただけのせいじゃない」と言ってくれた。
(だったら、せめて)
レアは、ゆっくりと拳を握った。
(来る“縁”の中で、わたしが掴むものだけは、ちゃんと選びたい)
そう心の中で呟く。
同じ空の、ずっと遠く。
別の世界では――。
◇ ◇ ◇
エルメリア王国、王城地下の儀式場。
冷たい石造りの広間。
床一面に、巨大な魔法陣が描かれている。
幾重にも重なる円。
緻密な紋様。
古代語の刻印。
その中心に、淡い光が集まり始めていた。
「魔力圧、上昇しています!」
「周囲の結界は維持! 干渉値、想定範囲内!」
魔道学者たちが、次々と報告を叫ぶ。
神官たちは、外縁部で祈りの言葉を紡ぎ続けていた。
その声が、低い呪文のように儀式場に響く。
王宮側からは、アレス王太子が立ち会っている。
その隣には、厳しい表情の神官長。
「これが、“異世界への門”……」
アレスは、中心に生まれつつある光の渦を見つめた。
「まだ“一時的な開通”に過ぎません」
魔道学者のリーダーが、興奮を抑えながら報告する。
「ですが、本日ついに、“向こう側”の座標を捉えることに成功しました」
魔法陣の中心。
光は、渦を巻きながら形を変えていく。
水面に投げられた石が作る波紋のように、幾重にも輪が広がる。
やがて、薄い膜のようなものが現れた。
透明なガラスの向こう側に、ぼんやりと“別の景色”が見える。
「……あれが」
誰かが息を呑む。
霞んだ視界の向こうに、広がる大地。
見慣れぬ山々の稜線。
こちらとは少し違う空の色。
確かに、そこには「別の世界」があった。
「成功だ……!」
魔道学者が、握った拳を震わせる。
「これで、我々は異世界との接触への第一歩を――」
「安定はどれくらい保てる」
アレスの冷静な声が、興奮を切り裂いた。
魔道学者は、我に返ったように魔力計測の水晶に目を落とす。
「……一分も持ちません。
今回はあくまで“試験的な開通”です。
これ以上強引に繋げば、こちら側の結界が持たず、暴走の危険も」
「分かった」
アレスは頷いた。
光の渦は、まだ不安定に揺れている。
けれど、確かに“繋がって”いる感触があった。
向こう側からも、こちらを覗き込んでいるような気配。
「――見ているか、“神級の聖女”」
アレスは、心の中で呟く。
(お前のいる世界に、我らは手を伸ばした)
その手が、救いになるのか。
それとも、新たな悲劇を呼び込むのか。
まだ誰も知らない。
ただ一つ、確かなことがあるとすれば――。
ラグナリアで輝く白銀の光と、
エルメリアで開かれた淡い光の門が、
今、初めて、世界と世界の距離をゼロに近づけたということだった。
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私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
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