150 / 168
恋慕編
彼の色
しおりを挟む
馬車の車輪が石畳を踏みしめる音が、城門の内側でふっと止んだ。
ノアが皇都に戻ったという報せを聞いた瞬間、胸の奥がふわっと浮くようなそんな感覚がした。
手が僅かに震える――思っていた以上に、緊張している自分に気づいた。
――ノアが、帰ってきた。
中庭に面した回廊を足早に進む。
まだ冷たさの残る春風が、ドレスの裾を揺らした。
心臓は緊張で早まっているのに、世界の音だけが妙に澄んで聞こえる。
やがて、見慣れた公爵家の紋章が視界に入った。
馬車の扉が開き、先に降りたのはノアの側近。
そのすぐ後――
ノアが姿を現す。
変わらない。
……でもどこか少しだけ違う。
たった半年だけなのに、少し輪郭が引き締まり、大人っぽくなった。
風に揺れた髪の影から覗いた淡い青の瞳が、以前よりも深く見える。
考えるより先に身体が動いていた。
彼に向かって駆け出す。
「……殿下?」
名を呼ばれた直後、勢い余って胸に飛び込んだ私を、ノアは迷いなく抱きとめた。
腕の中に収まると、彼はそっと私を支える。
見上げれば、青い瞳が驚いたようにわずかに開いて――すぐに、優しい笑みが溢れた。
「……お帰りなさい、ノア」
「ただいま戻りました、殿下」
「長旅で……疲れていませんか?」
「少し。ですが――」
一瞬、言葉を探すように間が空いた。
「こうして殿下にお会いできて、全部吹き飛びました」
その言葉に胸が大きく脈打つのを感じる。
顔が熱を持つのが自分でも分かった。
こんな言葉を簡単に言うなんて……。
(ノアはズルい……)
形式的な挨拶と報告を終えたあと、ノアが「お渡しするものがあります」と告げたので、一緒に私の部屋まで行くことになった。
その声音が妙に丁寧で、少し落ち着かなかった。
廊下を進む間、言葉は少なかったけれど、隣にいるだけで、胸が落ち着かなかった。
部屋に着くと、ノアは従者から、やや大きめの箱を受け取って差し出す。
「こちらを」
「……これは?」
「来週のバザーで着て頂きたいドレスです」
サーシャが箱を受け取り、テーブルの上に置く。
蓋が開けられた瞬間――
「まあ……!」
最初に声を上げたのは、ルーナだった。
「この色……公爵様の瞳と、同じ色ですわ」
サーシャも目を細める。
「とてもお似合いになりますよ、殿下」
私は、言葉を失っていた。
柔らかな空色に近い淡い青色。
繊細な刺繍とレースが、静かに光を受けている。
会場でパッと見ただけでは気付かないかもしれない。
けれど、確実にノアの瞳の色だ。
そして、その色を私に贈るということは……鈍感な私にでもはっきりと“想われている”ことが分かってしまう。
「……とても、綺麗」
そう呟くと、ノアの表情が緩んだ。
「気に入っていただけて、よかったです」
その声音には、確かな安堵が滲んでいる。
サーシャとルーナは顔を見合わせ、何も言わずに一礼した。
「では、私どもは下がりますね」
扉が閉まると、急に、部屋の空気が変わった。
ノアは少し間を置いてから、低く呼ぶ。
「……エリー」
自然に呼ばれたその呼び方に胸が高鳴る。
「今は二人きりなので……」
穏やかな声なのに、その眼差しはどこか真剣で。
その透き通った瞳の虜になる。
優しさを含んだまま、どこか危ういほど深くて――
触れなくても、その視線だけで肌が熱を帯びる。
「体調は良くなりましたか?」
「はい、おかげさまで」
手紙でも聞いていたのに、実際に聞くとホッとした。
「その……カイン公子を、側近に指名されたんですね」
唐突な名前に驚いた私は瞬きをする。
「え?」
「いえ、その……責めているわけではありません。
ただ……」
珍しく、言葉を探すように視線が揺れる。
「あなたが他の誰かのそばに居ると思うと落ち着かなくて……」
その言葉の意味が、すぐに理解できなかった私は、思わずノアを見つめる。
「また……迷惑をかけていますか?」
私の問いかけに、ノアは小さく苦笑した。
「いいえ」
彼の元気のない声に、私は落ち着かなくなって慌てて弁明しようとする。
「その、カイン公子の話ですけれど……」
ノアは、静かにこちらを見た。
「私なりに考えたつもりでした」
そう言うと、喉の奥が少し痛んだ。
「ノアの負担を少しでも減らしたくて……。
それに、あえて大公の意見を受け入れることで、制御しやすくなるかと思ったんです」
言葉を選びながら続ける。
「ですが、それが逆にノアの仕事の妨げになるなら……」
そこまで言った瞬間。
「違います」
被せるように、ノアの声が落ちた。
いつもより低くて、少し余裕のない声。
思わず顔を上げると、刺すように真剣で、なのにどこか切実な瞳が私を映した。
「あなたの判断は、正しい。
カイン・ドゥーカスを側近にしたのは、理にかなっています」
ノアは一瞬迷うように間を空けた。
「それに、彼は有能です」
その言葉に、私はほっと息を吐いた。
「良かったです」
少し、躊躇しながらも続ける。
「……では、さっき、ノアは何が言いたかったの?」
ノアは一瞬だけ視線を逸らして、困ったように眉を下げる。
何か言いかけて、けれど言葉を飲み込んで。
そして、次の瞬間――
私の身体が、引き寄せられた。
「……ノア?」
気づいた時には、彼の腕の中だった。
苦しくはないけれど、でも、どこか逃がさないと決めたような抱擁だった。
「……すみません」
耳元に落ちた声が、ほんの少し震えている。
「今は、理性的な説明ができそうにありません」
心臓が、うるさいほどに鳴る。
「……ゆっくりでいいので、ノアの考えていることを私に教えてください」
戸惑いながらも言葉を探す。
「ノアのことが知りたいの……」
私の言葉に驚いたように、腕の力が少し緩んだ。
それから、少しして、ノアは諦めたように深く息を吐く。
「……あなたが、他の誰かの所に行ってしまうのではないかと不安になりました」
吐き出すように言う。
「そのたびに、冷静ではいられない自分がいて……。
これはただの私欲です」
みっともない、と続けようとした彼の言葉を遮るように、私は彼の腕の中で首を振った。
「……嬉しいです。そんなふうに思ってもらえて」
ノアが息を呑む気配がした。
「エリー……」
耳元で囁かれたその声は切実で、甘くて。
彼の頭が、縋るように、そっと私の肩に預けられる。
胸の奥がぎゅっと締め付けられるほど、愛しくて――
世界にまるで私たち二人しか居ないように、彼のことしか考えられなかった。
この半年近く、会えていなかったのに――
その距離が、かえって二人を近づけてしまったような……そんな気がした。
ノアが皇都に戻ったという報せを聞いた瞬間、胸の奥がふわっと浮くようなそんな感覚がした。
手が僅かに震える――思っていた以上に、緊張している自分に気づいた。
――ノアが、帰ってきた。
中庭に面した回廊を足早に進む。
まだ冷たさの残る春風が、ドレスの裾を揺らした。
心臓は緊張で早まっているのに、世界の音だけが妙に澄んで聞こえる。
やがて、見慣れた公爵家の紋章が視界に入った。
馬車の扉が開き、先に降りたのはノアの側近。
そのすぐ後――
ノアが姿を現す。
変わらない。
……でもどこか少しだけ違う。
たった半年だけなのに、少し輪郭が引き締まり、大人っぽくなった。
風に揺れた髪の影から覗いた淡い青の瞳が、以前よりも深く見える。
考えるより先に身体が動いていた。
彼に向かって駆け出す。
「……殿下?」
名を呼ばれた直後、勢い余って胸に飛び込んだ私を、ノアは迷いなく抱きとめた。
腕の中に収まると、彼はそっと私を支える。
見上げれば、青い瞳が驚いたようにわずかに開いて――すぐに、優しい笑みが溢れた。
「……お帰りなさい、ノア」
「ただいま戻りました、殿下」
「長旅で……疲れていませんか?」
「少し。ですが――」
一瞬、言葉を探すように間が空いた。
「こうして殿下にお会いできて、全部吹き飛びました」
その言葉に胸が大きく脈打つのを感じる。
顔が熱を持つのが自分でも分かった。
こんな言葉を簡単に言うなんて……。
(ノアはズルい……)
形式的な挨拶と報告を終えたあと、ノアが「お渡しするものがあります」と告げたので、一緒に私の部屋まで行くことになった。
その声音が妙に丁寧で、少し落ち着かなかった。
廊下を進む間、言葉は少なかったけれど、隣にいるだけで、胸が落ち着かなかった。
部屋に着くと、ノアは従者から、やや大きめの箱を受け取って差し出す。
「こちらを」
「……これは?」
「来週のバザーで着て頂きたいドレスです」
サーシャが箱を受け取り、テーブルの上に置く。
蓋が開けられた瞬間――
「まあ……!」
最初に声を上げたのは、ルーナだった。
「この色……公爵様の瞳と、同じ色ですわ」
サーシャも目を細める。
「とてもお似合いになりますよ、殿下」
私は、言葉を失っていた。
柔らかな空色に近い淡い青色。
繊細な刺繍とレースが、静かに光を受けている。
会場でパッと見ただけでは気付かないかもしれない。
けれど、確実にノアの瞳の色だ。
そして、その色を私に贈るということは……鈍感な私にでもはっきりと“想われている”ことが分かってしまう。
「……とても、綺麗」
そう呟くと、ノアの表情が緩んだ。
「気に入っていただけて、よかったです」
その声音には、確かな安堵が滲んでいる。
サーシャとルーナは顔を見合わせ、何も言わずに一礼した。
「では、私どもは下がりますね」
扉が閉まると、急に、部屋の空気が変わった。
ノアは少し間を置いてから、低く呼ぶ。
「……エリー」
自然に呼ばれたその呼び方に胸が高鳴る。
「今は二人きりなので……」
穏やかな声なのに、その眼差しはどこか真剣で。
その透き通った瞳の虜になる。
優しさを含んだまま、どこか危ういほど深くて――
触れなくても、その視線だけで肌が熱を帯びる。
「体調は良くなりましたか?」
「はい、おかげさまで」
手紙でも聞いていたのに、実際に聞くとホッとした。
「その……カイン公子を、側近に指名されたんですね」
唐突な名前に驚いた私は瞬きをする。
「え?」
「いえ、その……責めているわけではありません。
ただ……」
珍しく、言葉を探すように視線が揺れる。
「あなたが他の誰かのそばに居ると思うと落ち着かなくて……」
その言葉の意味が、すぐに理解できなかった私は、思わずノアを見つめる。
「また……迷惑をかけていますか?」
私の問いかけに、ノアは小さく苦笑した。
「いいえ」
彼の元気のない声に、私は落ち着かなくなって慌てて弁明しようとする。
「その、カイン公子の話ですけれど……」
ノアは、静かにこちらを見た。
「私なりに考えたつもりでした」
そう言うと、喉の奥が少し痛んだ。
「ノアの負担を少しでも減らしたくて……。
それに、あえて大公の意見を受け入れることで、制御しやすくなるかと思ったんです」
言葉を選びながら続ける。
「ですが、それが逆にノアの仕事の妨げになるなら……」
そこまで言った瞬間。
「違います」
被せるように、ノアの声が落ちた。
いつもより低くて、少し余裕のない声。
思わず顔を上げると、刺すように真剣で、なのにどこか切実な瞳が私を映した。
「あなたの判断は、正しい。
カイン・ドゥーカスを側近にしたのは、理にかなっています」
ノアは一瞬迷うように間を空けた。
「それに、彼は有能です」
その言葉に、私はほっと息を吐いた。
「良かったです」
少し、躊躇しながらも続ける。
「……では、さっき、ノアは何が言いたかったの?」
ノアは一瞬だけ視線を逸らして、困ったように眉を下げる。
何か言いかけて、けれど言葉を飲み込んで。
そして、次の瞬間――
私の身体が、引き寄せられた。
「……ノア?」
気づいた時には、彼の腕の中だった。
苦しくはないけれど、でも、どこか逃がさないと決めたような抱擁だった。
「……すみません」
耳元に落ちた声が、ほんの少し震えている。
「今は、理性的な説明ができそうにありません」
心臓が、うるさいほどに鳴る。
「……ゆっくりでいいので、ノアの考えていることを私に教えてください」
戸惑いながらも言葉を探す。
「ノアのことが知りたいの……」
私の言葉に驚いたように、腕の力が少し緩んだ。
それから、少しして、ノアは諦めたように深く息を吐く。
「……あなたが、他の誰かの所に行ってしまうのではないかと不安になりました」
吐き出すように言う。
「そのたびに、冷静ではいられない自分がいて……。
これはただの私欲です」
みっともない、と続けようとした彼の言葉を遮るように、私は彼の腕の中で首を振った。
「……嬉しいです。そんなふうに思ってもらえて」
ノアが息を呑む気配がした。
「エリー……」
耳元で囁かれたその声は切実で、甘くて。
彼の頭が、縋るように、そっと私の肩に預けられる。
胸の奥がぎゅっと締め付けられるほど、愛しくて――
世界にまるで私たち二人しか居ないように、彼のことしか考えられなかった。
この半年近く、会えていなかったのに――
その距離が、かえって二人を近づけてしまったような……そんな気がした。
4
あなたにおすすめの小説
あなたの隣は私ではないけれど、それでも好きでいてもいいですか、レオナルド様
柴田はつみ
恋愛
公爵令嬢エリアーナには、三年間ずっと抱えてきた秘密がある。
婚約者であるヴァルフォード公爵・レオナルドへの、誰にも言えない恋心だ。
しかし彼の隣にいるのは、いつも幼馴染の伯爵令嬢・ソフィア。
儚げな笑顔と上目遣いで男性を虜にするあざとい彼女に、レオナルドも例外ではないようで——
「レオ、私のこと嫌いにならないでね?」
「……そんなことにはならない」
また始まった二人の世界。
「貧相な小娘」と罵った第一王子へ。番(つがい)は貴方ではなく、国王陛下(お父様)でした
しえろ あい
恋愛
「お父様、わたくし、あの方と目が合った瞬間、分かってしまったのです」
十六歳のデビュタントの夜、ルーセント侯爵令嬢フェリシアを待っていたのは、残酷な罵倒だった。第一王子カシウスは、可憐な白いドレスを纏った彼女を「貧相な小娘」と呼び、己の番(つがい)であることを真っ向から否定する。
会場に響く冷笑と、愛用の刺繍に込めた自信さえ打ち砕くような屈辱。しかし、絶望の淵に立たされた彼女を見つめていたのは、王子ではなく、圧倒的な威厳を放つ「ある男」だった。
魂を焦がすような熱い視線が重なり、静まり返る謁見の間。この出会いが、王室を揺るがす大事件の幕開けになるとは、まだ誰も知らない。自身の価値を否定された少女が、真実の愛によって世界で最も幸福な王妃へと駆け上がる、逆転溺愛ストーリー。
※小説家になろう様にも投稿しています※
【完結】どうか私を思い出さないで
miniko
恋愛
コーデリアとアルバートは相思相愛の婚約者同士だった。
一年後には学園を卒業し、正式に婚姻を結ぶはずだったのだが……。
ある事件が原因で、二人を取り巻く状況が大きく変化してしまう。
コーデリアはアルバートの足手まといになりたくなくて、身を切る思いで別れを決意した。
「貴方に触れるのは、きっとこれが最後になるのね」
それなのに、運命は二人を再び引き寄せる。
「たとえ記憶を失ったとしても、きっと僕は、何度でも君に恋をする」
[完結]「私が婚約者だったはずなのに」愛する人が別の人と婚約するとしたら〜恋する二人を切り裂く政略結婚の行方は〜
h.h
恋愛
王子グレンの婚約者候補であったはずのルーラ。互いに想いあう二人だったが、政略結婚によりグレンは隣国の王女と結婚することになる。そしてルーラもまた別の人と婚約することに……。「将来僕のお嫁さんになって」そんな約束を記憶の奥にしまいこんで、二人は国のために自らの心を犠牲にしようとしていた。ある日、隣国の王女に関する重大な秘密を知ってしまったルーラは、一人真実を解明するために動き出す。「国のためと言いながら、本当はグレン様を取られたくなだけなのかもしれないの」「国のためと言いながら、彼女を俺のものにしたくて抗っているみたいだ」
二人は再び手を取り合うことができるのか……。
全23話で完結(すでに完結済みで投稿しています)
好きでした、婚約破棄を受け入れます
たぬきち25番
恋愛
シャルロッテ子爵令嬢には、幼い頃から愛し合っている婚約者がいた。優しくて自分を大切にしてくれる婚約者のハンス。彼と結婚できる幸せな未来を、心待ちにして努力していた。ところがそんな未来に暗雲が立ち込める。永遠の愛を信じて、傷つき、涙するシャルロッテの運命はいかに……?
※十章を改稿しました。エンディングが変わりました。
【完結】優しいあなたに、さようなら。二人目の婚約者は、私を殺そうとしている冷血公爵様でした
ゆきのひ
恋愛
伯爵令嬢であるディアの婚約者は、整った容姿と優しい性格で評判だった。だが、いつからか彼は、婚約者であるディアを差し置き、最近知り合った男爵令嬢を優先するようになっていく。
彼と男爵令嬢の一線を越えた振る舞いに耐え切れなくなったディアは、婚約破棄を申し出る。
そして婚約破棄が成った後、新たな婚約者として紹介されたのは、魔物を残酷に狩ることで知られる冷血公爵。その名に恐れをなして何人もの令嬢が婚約を断ったと聞いたディアだが、ある理由からその婚約を承諾する。
しかし、公爵にもディアにも秘密があった。
その秘密のせいで、ディアは命の危機を感じることになったのだ……。
※本作は「小説家になろう」さん、カクヨムさんにも投稿しています
※表紙画像はAIで作成したものです
愛されていたのだと知りました。それは、あなたの愛をなくした時の事でした。
桗梛葉 (たなは)
恋愛
リリナシスと王太子ヴィルトスが婚約をしたのは、2人がまだ幼い頃だった。
それから、ずっと2人は一緒に過ごしていた。
一緒に駆け回って、悪戯をして、叱られる事もあったのに。
いつの間にか、そんな2人の関係は、ひどく冷たくなっていた。
変わってしまったのは、いつだろう。
分からないままリリナシスは、想いを反転させる禁忌薬に手を出してしまう。
******************************************
こちらは、全19話(修正したら予定より6話伸びました🙏)
7/22~7/25の4日間は、1日2話の投稿予定です。以降は、1日1話になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる