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インタビュー開始
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「早速はじめるぞ」
命令口調でインタが俺に言葉を投げかける。もう丁寧な言葉遣いでないのか?
謝礼を払う方なので上から目線なのか? まぁ、ここまで来たら、手ぶらで帰れないな。そう思い無言で頷くと『とりあえず名前を聞いとくか』そう続く言葉。完全に、なめられた……俺は、気分を損ねたのと、こいつと親しくなりたくないと考えた。
「アオキュラー」
俺は適当に思いついた偽名を名乗った。するとインタは、吹き出しそうに、笑いを堪えた感じに見えた。
「ふっふっ、アオキュラー? 何だか食べると唇が青い色に染まりそうなイメージだな」
偽名を貶されても、どうでも良かったのだ。しかし一応怒鳴っておくべきだな……流れで。
「失礼な!」
「ああ、すまない。俺の故郷に有るんだよ。その名で、そうなる食べ物がな……しかし、嘘は駄目だな、ミドレンさんよぅ」
「えっ!」
俺は、アオキュラーを食すに関係なく顔が青くなった。嘘を見破られるだけでなく、本名を知られている事のショックに心もブルーに染まる。
インタは、最初から俺をインタビュー? のターゲットにしていたのだろう。何の為にだ⁉ まぁ、記者だから俺の知り合い関係についてとか? などと理由を己で考えて、心を落ち着かせようとした。
「俺は、記者として真実を大切にしたい。だからぁ、嘘は嫌いなんだ……わかったか!」
「了解!」
嘘をついた負い目もあり、きちんと大声で返事をして返す。
「よし。いい返事だ。君は、サンブック議会総選挙の投票に行ったか?」
「い、行かなかった」
「何⁉ 行ってないのか? まったく、どうしようもない奴だな。お前は」
インタは、呆れた様な顔をして、何年も付き合いのある先輩であるかの如く言葉を浴びせてきた。そして、次にサンブック国政府の物価高対策の一つである、お菓子交換券の事を話しだした。そして、議会総選挙で現金給付は有権者に反対された事になっている。しかし、世論調査では、現金が欲しいのが一番多いそうだ。俺はどうかと質問してきた。
「俺も現金の方がいいですね。俺が思うには、選挙の投票率が悪い。だから全ての国民が現金給付に反対した訳ではない。選挙に行かなかった者は、成り行きに身を任せただけであって、主権者である権利は有る。なので、貰えるならば、お菓子交換券よりも現金が欲しいのだと……」
俺が答えると、インタは満足した感じの顔になった。
「なるほどな。俺的には、お菓子交換券になれば、バナーナは交換できるか? という問題で揉める事も有るだろうからな。これは国家を揺るがす大問題だ」
「なんじゃそりゃ」
呆れて呟いた俺であった。だが、インタも主権者であり国民の一人。インタには、インタの意見が有るようだった。俺は思った……サンブック小学校の遠足ルール、お菓子は通貨300テカルまでというルールが有る。果物バナーナが入るのか? その事で子供が悩むのだ。お菓子交換券で大人も悩むだろうと……。俺は、笑いを堪えて、身体を振るわしていた。
命令口調でインタが俺に言葉を投げかける。もう丁寧な言葉遣いでないのか?
謝礼を払う方なので上から目線なのか? まぁ、ここまで来たら、手ぶらで帰れないな。そう思い無言で頷くと『とりあえず名前を聞いとくか』そう続く言葉。完全に、なめられた……俺は、気分を損ねたのと、こいつと親しくなりたくないと考えた。
「アオキュラー」
俺は適当に思いついた偽名を名乗った。するとインタは、吹き出しそうに、笑いを堪えた感じに見えた。
「ふっふっ、アオキュラー? 何だか食べると唇が青い色に染まりそうなイメージだな」
偽名を貶されても、どうでも良かったのだ。しかし一応怒鳴っておくべきだな……流れで。
「失礼な!」
「ああ、すまない。俺の故郷に有るんだよ。その名で、そうなる食べ物がな……しかし、嘘は駄目だな、ミドレンさんよぅ」
「えっ!」
俺は、アオキュラーを食すに関係なく顔が青くなった。嘘を見破られるだけでなく、本名を知られている事のショックに心もブルーに染まる。
インタは、最初から俺をインタビュー? のターゲットにしていたのだろう。何の為にだ⁉ まぁ、記者だから俺の知り合い関係についてとか? などと理由を己で考えて、心を落ち着かせようとした。
「俺は、記者として真実を大切にしたい。だからぁ、嘘は嫌いなんだ……わかったか!」
「了解!」
嘘をついた負い目もあり、きちんと大声で返事をして返す。
「よし。いい返事だ。君は、サンブック議会総選挙の投票に行ったか?」
「い、行かなかった」
「何⁉ 行ってないのか? まったく、どうしようもない奴だな。お前は」
インタは、呆れた様な顔をして、何年も付き合いのある先輩であるかの如く言葉を浴びせてきた。そして、次にサンブック国政府の物価高対策の一つである、お菓子交換券の事を話しだした。そして、議会総選挙で現金給付は有権者に反対された事になっている。しかし、世論調査では、現金が欲しいのが一番多いそうだ。俺はどうかと質問してきた。
「俺も現金の方がいいですね。俺が思うには、選挙の投票率が悪い。だから全ての国民が現金給付に反対した訳ではない。選挙に行かなかった者は、成り行きに身を任せただけであって、主権者である権利は有る。なので、貰えるならば、お菓子交換券よりも現金が欲しいのだと……」
俺が答えると、インタは満足した感じの顔になった。
「なるほどな。俺的には、お菓子交換券になれば、バナーナは交換できるか? という問題で揉める事も有るだろうからな。これは国家を揺るがす大問題だ」
「なんじゃそりゃ」
呆れて呟いた俺であった。だが、インタも主権者であり国民の一人。インタには、インタの意見が有るようだった。俺は思った……サンブック小学校の遠足ルール、お菓子は通貨300テカルまでというルールが有る。果物バナーナが入るのか? その事で子供が悩むのだ。お菓子交換券で大人も悩むだろうと……。俺は、笑いを堪えて、身体を振るわしていた。
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