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第57話 責任と別れ
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「済まない…ライアお前の王族の権利をはく奪させて貰う」
お父様が珍しく動揺しています。
あんな事があったのだから仕方ありませんが…それにしても王族はく奪…そんな事は可笑しすぎます。
「あの…お父様、何かの間違いでは無いですか?…私は」
「さっき、聖教国が…四天王コーネリアの軍勢によって滅ぼされ、今や死霊の国とかしている、そういう報告が上がってきた」
「お父様、それは…」
「強力な結界もいつの間にか無くなり…真面に戦うことなく滅ぼされたそうじゃ」
そんな…それが本当なら、それは私のせい…
「それじゃ…」
「責めはせん…お前なんかより遥かに悪人は幾らでも居る…儂個人じゃ、なんでこんな世界が掛かった試練をお前に課したのか女神を恨みたい位じゃ…だがな、帝国が『聖教国が滅んだわけ』を調査している、その原因がお前と解ったら…もうおしまいだ、だからこそライアという姫は亡くなった事にしなければならない、それしかお前を救う方法が思いつかないのじゃ」
「それで、お父様…私はどうなるのですか?」
「最果ての国ドナハの国王は儂の友人じゃ、あそこは不便な国じゃが魔王とは無縁の土地じゃ…子供が生まれない王は養子を探していた、お前は女じゃが、かなり気に入られていてな、養女にと打診したらOKを貰ったのじゃ…此処を出たらもうライアじゃない…クリスという一人の貴族の娘としてそこへ向かうのじゃ、心配することは無い、そこからはもうライアの人生じゃなくなるドナハの王の養女として生涯を生きていくのじゃ」
「お父様…」
「ライア、我が娘よ、例えこれが生涯の別れで二度と会えない、それでも儂はお前の幸せを死ぬまで祈っておるよ」
「お父様…」
「さぁ行くが良い…少しでも早くこの国を出た方が安全じゃ」
「お父様…親孝行も出来ず、申し訳ございません」
「良いのじゃ、達者で暮らすのじゃぞ」
「はい」
私は『ただ立ち去る』それ以外に選べる道は無かった。
お父様が珍しく動揺しています。
あんな事があったのだから仕方ありませんが…それにしても王族はく奪…そんな事は可笑しすぎます。
「あの…お父様、何かの間違いでは無いですか?…私は」
「さっき、聖教国が…四天王コーネリアの軍勢によって滅ぼされ、今や死霊の国とかしている、そういう報告が上がってきた」
「お父様、それは…」
「強力な結界もいつの間にか無くなり…真面に戦うことなく滅ぼされたそうじゃ」
そんな…それが本当なら、それは私のせい…
「それじゃ…」
「責めはせん…お前なんかより遥かに悪人は幾らでも居る…儂個人じゃ、なんでこんな世界が掛かった試練をお前に課したのか女神を恨みたい位じゃ…だがな、帝国が『聖教国が滅んだわけ』を調査している、その原因がお前と解ったら…もうおしまいだ、だからこそライアという姫は亡くなった事にしなければならない、それしかお前を救う方法が思いつかないのじゃ」
「それで、お父様…私はどうなるのですか?」
「最果ての国ドナハの国王は儂の友人じゃ、あそこは不便な国じゃが魔王とは無縁の土地じゃ…子供が生まれない王は養子を探していた、お前は女じゃが、かなり気に入られていてな、養女にと打診したらOKを貰ったのじゃ…此処を出たらもうライアじゃない…クリスという一人の貴族の娘としてそこへ向かうのじゃ、心配することは無い、そこからはもうライアの人生じゃなくなるドナハの王の養女として生涯を生きていくのじゃ」
「お父様…」
「ライア、我が娘よ、例えこれが生涯の別れで二度と会えない、それでも儂はお前の幸せを死ぬまで祈っておるよ」
「お父様…」
「さぁ行くが良い…少しでも早くこの国を出た方が安全じゃ」
「お父様…親孝行も出来ず、申し訳ございません」
「良いのじゃ、達者で暮らすのじゃぞ」
「はい」
私は『ただ立ち去る』それ以外に選べる道は無かった。
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