26 / 94
奴隷と屋敷
しおりを挟む
支払った代金は2人合わせて銀貨60枚。
金貨1枚以下なのに驚かされた。
この世界で俺は貴族に産まれたから今迄解らなかった。
生まれによっては人の価値なんて物凄く軽かったんだな。
彼女達の人生はそれぞれ銀貨30枚。
これは前世で言うなら、その気になればサラリーマンでも稼げるお金だ。
日本に生まれたら、どんなドブスだってお金で売られる事は無い。
万が一どんなクズであっても殺してしまえばその状況に応じて高額なお金を払わなければならない。
そう考えたらやはり命の軽い世界だったんだ。
しかし、この二人は俺から見たらやはりとんでもない美女だ..だが...
「ルディウス様、幾ら醜女を選ぶ予定だったとはいえ、あれは無いですな、あれはまるで化け物ではないですか?」
「そうか、歳は喰っているが、そこ迄酷くもないだろう?」
「これは...無礼は承知でお聞きしますが、アマンダ様の外見はどう思われますか?」
「まぁ関係を知っているからな、子供を産んだとは思えないプロポーション、風になびく髪、凛とした顔、クールビューティーと言うのかな美人だと思うが」
「そうですか」
【ルドル】
何と、言われて見れば、ルディウス様は屋敷から殆ど出たことは無い。
しかも、あの屋敷はアマンダ様やその先妻様が嫉妬深く、美少女を雇っていなかった。
そこで育ち、小さい頃から母の愛の無い生活を送っていたから、母性を求めていた節がある。
アマンダ様は主人の事を余り悪く言いたく無いが《決して美人》ではない。
幼馴染のアベル様が求めたのはアマンダ様の《癒しの性格》であって外見では無い。
外見と言うならルディウス様の母上の方が数倍美しかった。
家柄があってもアマンダ様には婚姻の話に置いて良い話は無かった。
だからこそ《待つ》と言う事も出来たのだ。
小さい頃から虐待を受けていたルディウス様なら...性格が良いとは思わないだろう。
その性格の悪いアマンダ様を好きになる、普通なら信じられない事だ。
これでようやく解った。
母親の愛情欲しさに、歪んでしまったのだ。
母親の愛が欲しかったから、アマンダが美化されてしまった。
手に入らない義母の愛、その思慕の想いがアマンダを美女と思う様になった。
元から美しい女と扱って貰えない、そして女として終わってしまったアマンダ。
それを最高の女として扱われたら...ああもなるだろう。
あの憎悪の篭った様な目でルディウスを見ていた面影は全く無い。
それこそ、愛しの恋人を愛おしそうに見つける目だ。
つまり、母性によって歪んだルディウス様には行き遅れの女が美しく見えているのではないか?
もし、あの女達の外見が普通に見えているとしたら...ババ専のブス専、男として余りに不憫だ。
歪むと言うのはこういう事なのか?
美少年に生まれただけに凄く不憫だ。
【ルドルSIDE終わり】
「お買い上げいただき有難うございます、ミルカと申します、これから宜しくお願い致しますご主人様」
「ご主人様、私はレイラです。宜しくお願い致します」
黒髪の方がミルカで銀髪の方がレイラか...前の世界ならとんでもない美女だ。
だが、この世界ではどちらも忌み嫌われる容姿なんだよな。
挨拶も早々に寮についた。
寮と言っても男爵家以上の貴族の寮は一戸建てだ。
本来は偉い者順に大きな屋敷に住むのだが、王族や公爵家や侯爵家の子息、令嬢が今は入っていないからかなり大きな屋敷になる。
本来は更に大きな屋敷もあるが、そこには去年まで一番の家柄の子爵家の子息が住んでいる。
本来は変わるのが正しいが、我が家はそのままで良いとやんわりと交代を断った。
この屋敷でも部屋が8つもあり充分だ。
ちなみに勇者や剣聖は二部屋続きだが通常の寮に入っている。
勇者や剣聖とはいえ、まだ何も手柄を立てて居ないから、貴族より身分は下だ。
ただ、本格的に活躍すれば、将来が約束されているので貴族でも文句が言えない...何とも言えない微妙な立場だ。
それをかさにやりたい放題している。
本当に頭が痛くなる。
「それで、ルディウス様、私達はいったい何をすれば良いのでしょうか?」
「どんな事をすれば良いのでしょうか?」
「この屋敷でメイドとして働いてくれれば良いよ、基本仕事はこの屋敷の掃除と稀に給仕があるだけだ、その他頼み事が無ければゆっくり寛いでいれば良い...まずは、お風呂に入ってゆっくりと休んでくれ、働くのは明日からで良いよ」
「...それだけで良いんですか?」
「重労働はとか、体を売ったりしなくて良いの?」
「まぁ此処には粗暴な人間も居るから、危ない目に遭うかも知れないが、基本は無い」
「やはり何かあるのですね」
「そうですよね」
「ルディウス様はこう言っているが、無いから安心して良い」
「ルドル?」
「いや彼女達は大丈夫でしょう?」
言い切れる位醜いそういう事なのか?
「そうか、ルドルがそう言うなら安心だな」
「それじゃ、さっき言った様にまずはお風呂に入って寛いで、食事が届いたら声を掛けるからね、ただ一応メイド服には着替えておいて」
「「解りました」」
「明日からはルドルについて、メイドとしての言葉使いと振舞いを教わってくれ...以上だ」
一応は此処は《寮》なのだ、使用人の分も含めて食事は学園から用意される、最もその分もしっかり請求される。
風呂は源泉かけ流し、つまり温泉だ。
しかも清掃も週に一度、学園側の使用人がしてくれる。
ベッドメイクは毎日。
そうで無ければ通常の寮住まいが困る。
だから、使用人を連れて来なくても殆ど困らない。
だが、こんな大きな屋敷にルドルと二人で住まうのは少し悲しいから奴隷を買って良かった。
何より女が2人も居るのは華やかで良い。
「そうだ、部屋割を忘れていたな、1階の奥の広い部屋はルドルが使う、2階の部屋は俺の部屋と客間にする予定だ、1階の部屋で奥から3番目と四番目の部屋をそれぞれ1部屋個室として使ってくれ」
「あのルディウス様、それは個室を貰える、そう言う事ですか?」
「本当に個室が貰えるんですか」
「部屋が沢山あるからな...後は食事の時にでも話そう」
「「はい」」
まぁ取り敢えずこんな物で良いだろう。
金貨1枚以下なのに驚かされた。
この世界で俺は貴族に産まれたから今迄解らなかった。
生まれによっては人の価値なんて物凄く軽かったんだな。
彼女達の人生はそれぞれ銀貨30枚。
これは前世で言うなら、その気になればサラリーマンでも稼げるお金だ。
日本に生まれたら、どんなドブスだってお金で売られる事は無い。
万が一どんなクズであっても殺してしまえばその状況に応じて高額なお金を払わなければならない。
そう考えたらやはり命の軽い世界だったんだ。
しかし、この二人は俺から見たらやはりとんでもない美女だ..だが...
「ルディウス様、幾ら醜女を選ぶ予定だったとはいえ、あれは無いですな、あれはまるで化け物ではないですか?」
「そうか、歳は喰っているが、そこ迄酷くもないだろう?」
「これは...無礼は承知でお聞きしますが、アマンダ様の外見はどう思われますか?」
「まぁ関係を知っているからな、子供を産んだとは思えないプロポーション、風になびく髪、凛とした顔、クールビューティーと言うのかな美人だと思うが」
「そうですか」
【ルドル】
何と、言われて見れば、ルディウス様は屋敷から殆ど出たことは無い。
しかも、あの屋敷はアマンダ様やその先妻様が嫉妬深く、美少女を雇っていなかった。
そこで育ち、小さい頃から母の愛の無い生活を送っていたから、母性を求めていた節がある。
アマンダ様は主人の事を余り悪く言いたく無いが《決して美人》ではない。
幼馴染のアベル様が求めたのはアマンダ様の《癒しの性格》であって外見では無い。
外見と言うならルディウス様の母上の方が数倍美しかった。
家柄があってもアマンダ様には婚姻の話に置いて良い話は無かった。
だからこそ《待つ》と言う事も出来たのだ。
小さい頃から虐待を受けていたルディウス様なら...性格が良いとは思わないだろう。
その性格の悪いアマンダ様を好きになる、普通なら信じられない事だ。
これでようやく解った。
母親の愛情欲しさに、歪んでしまったのだ。
母親の愛が欲しかったから、アマンダが美化されてしまった。
手に入らない義母の愛、その思慕の想いがアマンダを美女と思う様になった。
元から美しい女と扱って貰えない、そして女として終わってしまったアマンダ。
それを最高の女として扱われたら...ああもなるだろう。
あの憎悪の篭った様な目でルディウスを見ていた面影は全く無い。
それこそ、愛しの恋人を愛おしそうに見つける目だ。
つまり、母性によって歪んだルディウス様には行き遅れの女が美しく見えているのではないか?
もし、あの女達の外見が普通に見えているとしたら...ババ専のブス専、男として余りに不憫だ。
歪むと言うのはこういう事なのか?
美少年に生まれただけに凄く不憫だ。
【ルドルSIDE終わり】
「お買い上げいただき有難うございます、ミルカと申します、これから宜しくお願い致しますご主人様」
「ご主人様、私はレイラです。宜しくお願い致します」
黒髪の方がミルカで銀髪の方がレイラか...前の世界ならとんでもない美女だ。
だが、この世界ではどちらも忌み嫌われる容姿なんだよな。
挨拶も早々に寮についた。
寮と言っても男爵家以上の貴族の寮は一戸建てだ。
本来は偉い者順に大きな屋敷に住むのだが、王族や公爵家や侯爵家の子息、令嬢が今は入っていないからかなり大きな屋敷になる。
本来は更に大きな屋敷もあるが、そこには去年まで一番の家柄の子爵家の子息が住んでいる。
本来は変わるのが正しいが、我が家はそのままで良いとやんわりと交代を断った。
この屋敷でも部屋が8つもあり充分だ。
ちなみに勇者や剣聖は二部屋続きだが通常の寮に入っている。
勇者や剣聖とはいえ、まだ何も手柄を立てて居ないから、貴族より身分は下だ。
ただ、本格的に活躍すれば、将来が約束されているので貴族でも文句が言えない...何とも言えない微妙な立場だ。
それをかさにやりたい放題している。
本当に頭が痛くなる。
「それで、ルディウス様、私達はいったい何をすれば良いのでしょうか?」
「どんな事をすれば良いのでしょうか?」
「この屋敷でメイドとして働いてくれれば良いよ、基本仕事はこの屋敷の掃除と稀に給仕があるだけだ、その他頼み事が無ければゆっくり寛いでいれば良い...まずは、お風呂に入ってゆっくりと休んでくれ、働くのは明日からで良いよ」
「...それだけで良いんですか?」
「重労働はとか、体を売ったりしなくて良いの?」
「まぁ此処には粗暴な人間も居るから、危ない目に遭うかも知れないが、基本は無い」
「やはり何かあるのですね」
「そうですよね」
「ルディウス様はこう言っているが、無いから安心して良い」
「ルドル?」
「いや彼女達は大丈夫でしょう?」
言い切れる位醜いそういう事なのか?
「そうか、ルドルがそう言うなら安心だな」
「それじゃ、さっき言った様にまずはお風呂に入って寛いで、食事が届いたら声を掛けるからね、ただ一応メイド服には着替えておいて」
「「解りました」」
「明日からはルドルについて、メイドとしての言葉使いと振舞いを教わってくれ...以上だ」
一応は此処は《寮》なのだ、使用人の分も含めて食事は学園から用意される、最もその分もしっかり請求される。
風呂は源泉かけ流し、つまり温泉だ。
しかも清掃も週に一度、学園側の使用人がしてくれる。
ベッドメイクは毎日。
そうで無ければ通常の寮住まいが困る。
だから、使用人を連れて来なくても殆ど困らない。
だが、こんな大きな屋敷にルドルと二人で住まうのは少し悲しいから奴隷を買って良かった。
何より女が2人も居るのは華やかで良い。
「そうだ、部屋割を忘れていたな、1階の奥の広い部屋はルドルが使う、2階の部屋は俺の部屋と客間にする予定だ、1階の部屋で奥から3番目と四番目の部屋をそれぞれ1部屋個室として使ってくれ」
「あのルディウス様、それは個室を貰える、そう言う事ですか?」
「本当に個室が貰えるんですか」
「部屋が沢山あるからな...後は食事の時にでも話そう」
「「はい」」
まぁ取り敢えずこんな物で良いだろう。
1
あなたにおすすめの小説
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
処刑された勇者は二度目の人生で復讐を選ぶ
シロタカズキ
ファンタジー
──勇者は、すべてを裏切られ、処刑された。
だが、彼の魂は復讐の炎と共に蘇る──。
かつて魔王を討ち、人類を救った勇者 レオン・アルヴァレス。
だが、彼を待っていたのは称賛ではなく、 王族・貴族・元仲間たちによる裏切りと処刑だった。
「力が強すぎる」という理由で異端者として断罪され、広場で公開処刑されるレオン。
国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
【死に役転生】悪役貴族の冤罪処刑エンドは嫌なので、ストーリーが始まる前に鍛えまくったら、やりすぎたようです。
いな@
ファンタジー
【第一章完結】映画の撮影中に死んだのか、開始五分で処刑されるキャラに転生してしまったけど死にたくなんてないし、原作主人公のメインヒロインになる幼馴染みも可愛いから渡したくないと冤罪を着せられる前に死亡フラグをへし折ることにします。
そこで転生特典スキルの『超越者』のお陰で色んなトラブルと悪名の原因となっていた問題を解決していくことになります。
【第二章】
原作の開始である学園への入学式当日、原作主人公との出会いから始まります。
原作とは違う流れに戸惑いながらも、大切な仲間たち(増えます)と共に沢山の困難に立ち向かい、解決していきます。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる