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第54話 冒険者登録と生首ケーキ
ジャミル男爵領。
通称ジャミル街と呼ばれている。
4000人程の街で極端に栄えている訳でもなく、かといって寂れている訳でもない。
ごく普通の街、そんな感じに思えた。
街の門には門番はいるものの特に警戒している雰囲気は無い。
ほぼフリーパスで入れる、みたいだ。
尤も日本人である俺たちは外見から異世界人と解かる為、殆どの街で身分証明書を出す必要もなく素通りできる。
「さてと、冒険者ギルドに行くか?」
「「うん」」
「そうですわね」
王都で登録しても良かったが、フルールは既に冒険者登録がされている。
そして、かなりの有名人らしいので混乱を避けるために他の街で登録する事に決めていた。
フルールの話では何処で登録しても何も変わらないと言う事だったので、この街で登録する事にした。
この街で見た冒険者ギルドは王都に比べると随分小さく見える。
こういう場所の方が多分アットホームな感じがするな。
俺達が中に入ると空気が変わった。
「げっ、フルール…様」
フルールの顔を見るとギルドの受付嬢は露骨に嫌な顔になった。
「あらっ、何て顔をしていますの? 私は高位冒険者ですわよね? それが、なぜ『げっ』なんて言われなくてはなりませんの?」
「すみませんフルール様」
そう言う受付嬢の目は泳いでいる。
気になり、話しを聞くとフルールは冒険者としてのランクはAランクで『拷問王女』の字(あざな)を持つのだという。
ギルドの職員の顔は全員が暗く青い。
周りのヒソヒソ声を聞くと何となく事情が分かった。
「職員も大変だよな…またあんな死体を持ち込まれるのか」
「私、他の街にいくわ、幾らお尋ね者の盗賊や犯罪者でも頭が真二つにされた死体や、四肢が切断されて断末魔の顔をした死体は見たく無いわ」
「それならまだ良い方だよ…俺は酸みたいな薬品で顔半分以上が溶かされた男の死体を見たんだぜ」
「まだ、死んでいるなら良いよ!俺なんて『頼むから殺して下さい』を繰り返して言い続ける女を持ち込んできたのを見たことがあるぜ」
盗賊や犯罪者の懸賞金や達成金を貰う場合は『死体を持ち込みか』もしくは『当人を連れてくる』かしないといけない。
フルールはそれらの者を持ち込むときに『凄く状態が悪く』見るに堪えない状態で持ち込むからこんな反応をされる。
まぁ字が『拷問王女』なのだから、残酷なのは仕方が無い…と思う。
拷問の後に恐らく持ってくるのだろう。
想像はつくな。
◆◆◆
「もう怯えないで下さいですわ。私、貴方達に危害を加えた事はありまして? ありませんわよね?」
どうやらフルールはこの街にも来たことがあるようだ。
「はい…それではフルール様、本日のご用件はなんでしょうか?」
余程嫌なのか、怖がれているのか受付嬢の顔は青白い。
「三人の冒険者登録とパーティ申請ですわ」
「畏まりました、それではパーティのリーダーはフルール様で」
「違いますわ、私奴隷ですので、リーダーは理人様ですわ」
「ちょっと待ちなさい! リーダーは私よ!」
あっ、綾子が悪そうな顔でニヤリと笑っている。
最近になり綾子の性格の悪い部分を偶に見る事がある。
前の世界では『なんでも完璧にこなして、優しくて正義感が強い』綾子はそんな子だった。
だが、そんな完璧な子なんて居るわけが無い。
こうして『素の姿』を見せてくれるのが結構好きだったりする。
口に出しては言わないけどね。
「そんな約束したかな? 私はリーダーは理人くんが良いな! 塔子ちゃんが嫌なら仕方ない。私とフルールさんと理人くんでパーティを組むから塔子さんはソロで良いんじゃないかな? そう思わないフルールさん」
やっぱり、あの笑顔はこういう事だったんだな。
「私も賛成ですわ…それで良いですわね、理人様」
「図ったわね、最初から二人してそのつもりだったのかしら、理人は知らなかったのよね?」
塔子の顔が怖い。
目が笑ってない。
「俺は余りリーダーとか向かないから、勝手に決めてくれて良いよ」
「「駄目(ですわ)」」
「まぁ良いわ、理人なら良いわよ…最初からそうしたいなら私にも言えば良いのに!理人、貴方以外じゃ、絶対に大揉めするから、リーダーお願いね。全く私はね、理人は昔からこういう目立つのが嫌いだから、自分から立候補しただけなんだから。本当に酷いわよね、2人とも理人に無理やりリーダーを押し付けるなんて」
「理人くん、やっぱり嫌なら私が変わってあげる」
「理人様、名前だけのリーダーで良いのですわ。仕事は全部私に丸投げで構いませんわ」
塔子が2人に対してアッカンベーをしている。
「馬鹿ね!本当に昔から理人は目立つ事や肩書がつくのが嫌いなのよ!私は幼馴染で知っていたから。自分から立候補したのよ」
関係は微妙だったけど、流石は塔子良く俺の性格を知っているな。
「塔子ありがとう。でも良いよ!この中で俺1人が男だし、フルールの主人は俺だから、リーダー引き受ける」
「理人がそう言うのなら良いわ。頑張ってねリーダー」
「ありがとう」
二人が憎たらしそうに塔子を睨んでいるが…本当に仲が良いな。
やっぱり男なのか疎外感を最近少し感じる。
仲が良くて本当に羨ましいな。
◆◆◆
「それではまず、登録をさせて貰います、三人は異世界人なので最初からA級スタートです。頑張って下さい。パーティリーダーは理人様で登録、それでパーティの名前はどうしますか?」
「パーティの名前か…どうしようか?」
「お任せで構いませんわ」
「私も同じ」
「任せるわ」
「自由の翼は苦労しそうだし、ブラックウイングは何だか死亡フラグの様な気がする…フルールは黒薔薇なんだし、塔子も綾子も似合いそうだから、ブラックローズで良いかな?どうだろう?」
「黒薔薇(ブラックローズ)ですか?最高ですわ」
「そうですね構いませんよ」
「まぁ良いんじゃないのかしら」
「それじゃ、ブラックローズで」
「解りました…それではブラックローズで登録しますね…冒険者としてのルールはベテランのフルール様が居るので大丈夫ですよね…あと個人的なお願いですが素材や討伐証明の持ち込みの時…余り猟奇的にしないで下さいね、フルール様特にお願いいますね…生首ケーキとかは絶対に止めて下さい」
生首ケーキってなんだ。
「もう、しませんわ、理人様のパーティなので迷惑を掛けませんわ」
「信じていますからね」
「クドイですわ」
「これで個人の登録とパーティ登録は終わりました。こちらが冒険者証になります」
金属製のプレートを貰った。
身分証明書件、銀行のカードも兼ねていてギルドにお金を預ける事も可能らしい。
こうして俺たちの冒険者登録は終わった。
◆◆◆
「そう言えばフルール、さっき聞いた生首ケーキってなに?」
「あれはですね、結構大物の盗賊を討伐した時がありまして、その日が私の部下の黒騎士の1人の誕生日でしたの。街についたのが夕方でケーキは売り切れて無いと言う事でしたわ。クリームだけならあると言う事でしたから討ち取った盗賊の生首にクリームでデコレーションしまして、仕方なく冒険者ギルド併設の酒場で討伐&誕生パーティをしましたの。多分その事ですわ」
「生首を飾ったのか…黒騎士の方はどうだったんだ」
「『流石フルール様いつも通りですね』と普通にエールを飲んでいましたわ…ちなみに黒騎士は一般冒険者に偽装した状態での事ですわ」
冒険者が生首ケーキを中心に酒やご馳走を食べている…確かに猟奇的だな。
「凄いな、それ」
綾子や塔子も流石に引いている。
「もしやりたいのでしたら、言って下されば、またデコレーションしますわ」
「遠慮しておくよ」
「そうですか? 残念ですわ」
魔王よりもフルールの方が怖いと思ってしまうのは俺だけだろうか?
通称ジャミル街と呼ばれている。
4000人程の街で極端に栄えている訳でもなく、かといって寂れている訳でもない。
ごく普通の街、そんな感じに思えた。
街の門には門番はいるものの特に警戒している雰囲気は無い。
ほぼフリーパスで入れる、みたいだ。
尤も日本人である俺たちは外見から異世界人と解かる為、殆どの街で身分証明書を出す必要もなく素通りできる。
「さてと、冒険者ギルドに行くか?」
「「うん」」
「そうですわね」
王都で登録しても良かったが、フルールは既に冒険者登録がされている。
そして、かなりの有名人らしいので混乱を避けるために他の街で登録する事に決めていた。
フルールの話では何処で登録しても何も変わらないと言う事だったので、この街で登録する事にした。
この街で見た冒険者ギルドは王都に比べると随分小さく見える。
こういう場所の方が多分アットホームな感じがするな。
俺達が中に入ると空気が変わった。
「げっ、フルール…様」
フルールの顔を見るとギルドの受付嬢は露骨に嫌な顔になった。
「あらっ、何て顔をしていますの? 私は高位冒険者ですわよね? それが、なぜ『げっ』なんて言われなくてはなりませんの?」
「すみませんフルール様」
そう言う受付嬢の目は泳いでいる。
気になり、話しを聞くとフルールは冒険者としてのランクはAランクで『拷問王女』の字(あざな)を持つのだという。
ギルドの職員の顔は全員が暗く青い。
周りのヒソヒソ声を聞くと何となく事情が分かった。
「職員も大変だよな…またあんな死体を持ち込まれるのか」
「私、他の街にいくわ、幾らお尋ね者の盗賊や犯罪者でも頭が真二つにされた死体や、四肢が切断されて断末魔の顔をした死体は見たく無いわ」
「それならまだ良い方だよ…俺は酸みたいな薬品で顔半分以上が溶かされた男の死体を見たんだぜ」
「まだ、死んでいるなら良いよ!俺なんて『頼むから殺して下さい』を繰り返して言い続ける女を持ち込んできたのを見たことがあるぜ」
盗賊や犯罪者の懸賞金や達成金を貰う場合は『死体を持ち込みか』もしくは『当人を連れてくる』かしないといけない。
フルールはそれらの者を持ち込むときに『凄く状態が悪く』見るに堪えない状態で持ち込むからこんな反応をされる。
まぁ字が『拷問王女』なのだから、残酷なのは仕方が無い…と思う。
拷問の後に恐らく持ってくるのだろう。
想像はつくな。
◆◆◆
「もう怯えないで下さいですわ。私、貴方達に危害を加えた事はありまして? ありませんわよね?」
どうやらフルールはこの街にも来たことがあるようだ。
「はい…それではフルール様、本日のご用件はなんでしょうか?」
余程嫌なのか、怖がれているのか受付嬢の顔は青白い。
「三人の冒険者登録とパーティ申請ですわ」
「畏まりました、それではパーティのリーダーはフルール様で」
「違いますわ、私奴隷ですので、リーダーは理人様ですわ」
「ちょっと待ちなさい! リーダーは私よ!」
あっ、綾子が悪そうな顔でニヤリと笑っている。
最近になり綾子の性格の悪い部分を偶に見る事がある。
前の世界では『なんでも完璧にこなして、優しくて正義感が強い』綾子はそんな子だった。
だが、そんな完璧な子なんて居るわけが無い。
こうして『素の姿』を見せてくれるのが結構好きだったりする。
口に出しては言わないけどね。
「そんな約束したかな? 私はリーダーは理人くんが良いな! 塔子ちゃんが嫌なら仕方ない。私とフルールさんと理人くんでパーティを組むから塔子さんはソロで良いんじゃないかな? そう思わないフルールさん」
やっぱり、あの笑顔はこういう事だったんだな。
「私も賛成ですわ…それで良いですわね、理人様」
「図ったわね、最初から二人してそのつもりだったのかしら、理人は知らなかったのよね?」
塔子の顔が怖い。
目が笑ってない。
「俺は余りリーダーとか向かないから、勝手に決めてくれて良いよ」
「「駄目(ですわ)」」
「まぁ良いわ、理人なら良いわよ…最初からそうしたいなら私にも言えば良いのに!理人、貴方以外じゃ、絶対に大揉めするから、リーダーお願いね。全く私はね、理人は昔からこういう目立つのが嫌いだから、自分から立候補しただけなんだから。本当に酷いわよね、2人とも理人に無理やりリーダーを押し付けるなんて」
「理人くん、やっぱり嫌なら私が変わってあげる」
「理人様、名前だけのリーダーで良いのですわ。仕事は全部私に丸投げで構いませんわ」
塔子が2人に対してアッカンベーをしている。
「馬鹿ね!本当に昔から理人は目立つ事や肩書がつくのが嫌いなのよ!私は幼馴染で知っていたから。自分から立候補したのよ」
関係は微妙だったけど、流石は塔子良く俺の性格を知っているな。
「塔子ありがとう。でも良いよ!この中で俺1人が男だし、フルールの主人は俺だから、リーダー引き受ける」
「理人がそう言うのなら良いわ。頑張ってねリーダー」
「ありがとう」
二人が憎たらしそうに塔子を睨んでいるが…本当に仲が良いな。
やっぱり男なのか疎外感を最近少し感じる。
仲が良くて本当に羨ましいな。
◆◆◆
「それではまず、登録をさせて貰います、三人は異世界人なので最初からA級スタートです。頑張って下さい。パーティリーダーは理人様で登録、それでパーティの名前はどうしますか?」
「パーティの名前か…どうしようか?」
「お任せで構いませんわ」
「私も同じ」
「任せるわ」
「自由の翼は苦労しそうだし、ブラックウイングは何だか死亡フラグの様な気がする…フルールは黒薔薇なんだし、塔子も綾子も似合いそうだから、ブラックローズで良いかな?どうだろう?」
「黒薔薇(ブラックローズ)ですか?最高ですわ」
「そうですね構いませんよ」
「まぁ良いんじゃないのかしら」
「それじゃ、ブラックローズで」
「解りました…それではブラックローズで登録しますね…冒険者としてのルールはベテランのフルール様が居るので大丈夫ですよね…あと個人的なお願いですが素材や討伐証明の持ち込みの時…余り猟奇的にしないで下さいね、フルール様特にお願いいますね…生首ケーキとかは絶対に止めて下さい」
生首ケーキってなんだ。
「もう、しませんわ、理人様のパーティなので迷惑を掛けませんわ」
「信じていますからね」
「クドイですわ」
「これで個人の登録とパーティ登録は終わりました。こちらが冒険者証になります」
金属製のプレートを貰った。
身分証明書件、銀行のカードも兼ねていてギルドにお金を預ける事も可能らしい。
こうして俺たちの冒険者登録は終わった。
◆◆◆
「そう言えばフルール、さっき聞いた生首ケーキってなに?」
「あれはですね、結構大物の盗賊を討伐した時がありまして、その日が私の部下の黒騎士の1人の誕生日でしたの。街についたのが夕方でケーキは売り切れて無いと言う事でしたわ。クリームだけならあると言う事でしたから討ち取った盗賊の生首にクリームでデコレーションしまして、仕方なく冒険者ギルド併設の酒場で討伐&誕生パーティをしましたの。多分その事ですわ」
「生首を飾ったのか…黒騎士の方はどうだったんだ」
「『流石フルール様いつも通りですね』と普通にエールを飲んでいましたわ…ちなみに黒騎士は一般冒険者に偽装した状態での事ですわ」
冒険者が生首ケーキを中心に酒やご馳走を食べている…確かに猟奇的だな。
「凄いな、それ」
綾子や塔子も流石に引いている。
「もしやりたいのでしたら、言って下されば、またデコレーションしますわ」
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