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第41話 芽瑠SIDE 私の居場所
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あ~う~合わせる顔が無い。
私は和也さんを傷つけてしまった。
だから、個人的に詫びたくてこうして近くまで来た。
よく考えたら、直接和也さんを傷つけていたのは『正一さん』と私だけだ。
恵子も真理愛は婚約も何もしていないから関係ない。
この近辺に居る、只の年頃の女の子……それだけだ。
ただ、正一さんの後ろに立っていただけ……
これで和也さんに詫びを入れるのは可笑しいよね。
3人の中で、結局……悪いのは『婚約者が居るのに不倫をした私』だけだ。
クズみたいな正一さんに……良そう。
流されたのは私だ。
正一さんに口説かれて流される様に最後の一線を越えてしまったのは私だ。
『自分が悪い』
だから、私だけは和也さんに謝らないといけない。
だけど……聞いた話では今は引っ越してこの辺りの一軒家に住んでいるって聞いたんだけど。
ああっ、あそこね。
家の前まで来たけど……インターホンを鳴らす勇気がない。
どうしよう……
家のなかには居そうだけど、はぁ~本当にどうしよう。
様子でもみようかな……窓開いているし。
◆◆◆
「美沙姉、今朝食つくるからね」
「和也くん、凄く手際が良いね……正直いって私より上手くない?」
「まぁね一人暮らしが長いし、スーパーの試食でウインナーやら肉やら焼いていたし、調理の仕方のレシピのチラシとか作っていたから、結構得意だよ」
「ハァ~女として自信無くしちゃうな。だけど和也くん、朝食からハンバーグなんだ。 スープにサラダまでついてまるでディナーみたいじゃない?」
「美沙姉には精力をつけて貰わないとね! 暫くは少しカロリー高めにするつもり。この位なら食べられるよね!」
「和也くんのご飯は美味しいから幾らでも食べられるけどさぁ……これじゃ太っちゃうよ」
「美沙姉はまだまだスレンダーだしもう少し太っても良いと思う」
「その方が和也くんの好み?」
「今の美沙姉も凄く綺麗だけど、昔の美沙姉はもう少しだけ肉付きが良かった気がする」
「へぇ~随分私の事知っているのね……」
「そりゃあ、暇さえあれば美沙姉ばかり見ていたからね」
「まぁ良いわ……私は和也くんの物だから、和也くんの好みのスタイルがベストだからね」
何、あれ……私の知っている和也さんと全然違う。
凄く優しそうな顔で笑っている……
「俺はどんな美沙姉でも好きだよ」
「そう? だけど和也くんが甘やかすと私太っちゃうよ」
「美沙姉ならそれでも構わないよ……それより冷めちゃうから食べよう」
「うん、いただきます」
「いただきます」
和也さんって料理も出来るんだ。
私、婚約者なのに知らなかったよ。
あのハンバーグ凄く美味しそう……
私があの時馬鹿な事しなければ、あそこに居たのは私だったのかな。
あんな事さえしなければ……ううっグスッ……なんで私はあんな事しちゃったんだろう……私は馬鹿だ……
スングスッ……えっ……
「美沙姉、こんなの取り寄せてみたんだけど、一緒に見てくれない?」
あれは……
「これって結婚式場のパンフレットじゃない」
「うん、結構『二人だけの結婚式』をやっている教会あるみたいだよ。ほら」
「結構、本格的なんだね、ドレスも沢山あるなかから選べるんだね……この辺りじゃ和装ばかりだから新鮮だね」
「美沙姉は和と洋どっちが良い?」
「私は、やっぱりドレスが着たいな、白いドレスの花嫁さんになるのが小さい頃の夢だったんだ」
「だったら洋装にしようか? カクテルドレスもついたお色直しプランが良いかも。 此処はリゾートと一緒になっているみたいだよ、そのままホテルに滞在できて、新婚旅行も出来るみたいだよ」
「凄いね、水辺の教会で式を挙げて、プールに温泉まで凄く良いかも」
「それじゃ、此処を候補にしようか?」
「うん……だけど、まだ資料が沢山あるからもっと見てみようよ」
「そうだね、折角の結婚式だから、最高の思い出になるようにしたいからね」
「うん、和也くん……ありがとう」
「どう致しまして、だけどまだパンフレットを見ているだけだから気がはやいよ」
「それでも……言いたかったんだ。 和也くんありがとう」
「美沙姉……」
「和也くん……」
結婚式かぁ……私が馬鹿しなければあそこで和也さんと話していたのは私だったのに……
しかも、なに……こんな昼間から、しちゃうの……
しかも「ハァハァ」凄い、あんな事やらあんな事迄。
凄い……
和也さんが真面目なだけって、なんで決めつけていたのかな?
ただ、誠実なだけだったんだ。
結婚前だから私に手を出さなかっただけで……本当はあんなにも優しく女性を抱く様な人だったんだ。
良いなぁ……
私は本当に馬鹿だ。
あんな人を捨てちゃうなんて……
馬鹿な事をしなければ、和也さんは私の物で、あそこが私の居場所だった。
今、出て行っても私はきっと真面に話せない。
うっうっ涙が止まらなくなってきた。
ただただ、悲しくて……私は顔を手で覆いながら、その場から逃げるように立ち去る事しか出来なかった。
私は和也さんを傷つけてしまった。
だから、個人的に詫びたくてこうして近くまで来た。
よく考えたら、直接和也さんを傷つけていたのは『正一さん』と私だけだ。
恵子も真理愛は婚約も何もしていないから関係ない。
この近辺に居る、只の年頃の女の子……それだけだ。
ただ、正一さんの後ろに立っていただけ……
これで和也さんに詫びを入れるのは可笑しいよね。
3人の中で、結局……悪いのは『婚約者が居るのに不倫をした私』だけだ。
クズみたいな正一さんに……良そう。
流されたのは私だ。
正一さんに口説かれて流される様に最後の一線を越えてしまったのは私だ。
『自分が悪い』
だから、私だけは和也さんに謝らないといけない。
だけど……聞いた話では今は引っ越してこの辺りの一軒家に住んでいるって聞いたんだけど。
ああっ、あそこね。
家の前まで来たけど……インターホンを鳴らす勇気がない。
どうしよう……
家のなかには居そうだけど、はぁ~本当にどうしよう。
様子でもみようかな……窓開いているし。
◆◆◆
「美沙姉、今朝食つくるからね」
「和也くん、凄く手際が良いね……正直いって私より上手くない?」
「まぁね一人暮らしが長いし、スーパーの試食でウインナーやら肉やら焼いていたし、調理の仕方のレシピのチラシとか作っていたから、結構得意だよ」
「ハァ~女として自信無くしちゃうな。だけど和也くん、朝食からハンバーグなんだ。 スープにサラダまでついてまるでディナーみたいじゃない?」
「美沙姉には精力をつけて貰わないとね! 暫くは少しカロリー高めにするつもり。この位なら食べられるよね!」
「和也くんのご飯は美味しいから幾らでも食べられるけどさぁ……これじゃ太っちゃうよ」
「美沙姉はまだまだスレンダーだしもう少し太っても良いと思う」
「その方が和也くんの好み?」
「今の美沙姉も凄く綺麗だけど、昔の美沙姉はもう少しだけ肉付きが良かった気がする」
「へぇ~随分私の事知っているのね……」
「そりゃあ、暇さえあれば美沙姉ばかり見ていたからね」
「まぁ良いわ……私は和也くんの物だから、和也くんの好みのスタイルがベストだからね」
何、あれ……私の知っている和也さんと全然違う。
凄く優しそうな顔で笑っている……
「俺はどんな美沙姉でも好きだよ」
「そう? だけど和也くんが甘やかすと私太っちゃうよ」
「美沙姉ならそれでも構わないよ……それより冷めちゃうから食べよう」
「うん、いただきます」
「いただきます」
和也さんって料理も出来るんだ。
私、婚約者なのに知らなかったよ。
あのハンバーグ凄く美味しそう……
私があの時馬鹿な事しなければ、あそこに居たのは私だったのかな。
あんな事さえしなければ……ううっグスッ……なんで私はあんな事しちゃったんだろう……私は馬鹿だ……
スングスッ……えっ……
「美沙姉、こんなの取り寄せてみたんだけど、一緒に見てくれない?」
あれは……
「これって結婚式場のパンフレットじゃない」
「うん、結構『二人だけの結婚式』をやっている教会あるみたいだよ。ほら」
「結構、本格的なんだね、ドレスも沢山あるなかから選べるんだね……この辺りじゃ和装ばかりだから新鮮だね」
「美沙姉は和と洋どっちが良い?」
「私は、やっぱりドレスが着たいな、白いドレスの花嫁さんになるのが小さい頃の夢だったんだ」
「だったら洋装にしようか? カクテルドレスもついたお色直しプランが良いかも。 此処はリゾートと一緒になっているみたいだよ、そのままホテルに滞在できて、新婚旅行も出来るみたいだよ」
「凄いね、水辺の教会で式を挙げて、プールに温泉まで凄く良いかも」
「それじゃ、此処を候補にしようか?」
「うん……だけど、まだ資料が沢山あるからもっと見てみようよ」
「そうだね、折角の結婚式だから、最高の思い出になるようにしたいからね」
「うん、和也くん……ありがとう」
「どう致しまして、だけどまだパンフレットを見ているだけだから気がはやいよ」
「それでも……言いたかったんだ。 和也くんありがとう」
「美沙姉……」
「和也くん……」
結婚式かぁ……私が馬鹿しなければあそこで和也さんと話していたのは私だったのに……
しかも、なに……こんな昼間から、しちゃうの……
しかも「ハァハァ」凄い、あんな事やらあんな事迄。
凄い……
和也さんが真面目なだけって、なんで決めつけていたのかな?
ただ、誠実なだけだったんだ。
結婚前だから私に手を出さなかっただけで……本当はあんなにも優しく女性を抱く様な人だったんだ。
良いなぁ……
私は本当に馬鹿だ。
あんな人を捨てちゃうなんて……
馬鹿な事をしなければ、和也さんは私の物で、あそこが私の居場所だった。
今、出て行っても私はきっと真面に話せない。
うっうっ涙が止まらなくなってきた。
ただただ、悲しくて……私は顔を手で覆いながら、その場から逃げるように立ち去る事しか出来なかった。
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