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省吾篇 祥子無惨
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今日の昼休み、学食に居ると今朝の男が近づいてきた。
「祥子ちゃんお久しぶり」
私が無視して立ち去ろうとすると、
「立ち去って良いのかな? 省吾君、死んじゃうかもしれないぜ、、、あぁ可哀想に」
「お兄ちゃんに何したの?」
「まだ、何もしてねぇーよ、だけど祥子ちゃん次第では省吾が大変な事になると思うよ」
「お兄ちゃんに何もしないで」
「その事について話し合おうか?ここじゃ話しづらいから、ついて来い。言って置くけど逃げたりしたら省吾がどうなっても知らない」
「わかったわ」
仕方なく、私はこの男についていった。
この男は私を旧部室のある場所に連れ込んだ。
「お兄ちゃんはここに居るの? 早く返して」
「お前の兄貴なんて知らんよ。俺はただ省吾について話し合おうと言っただけだ」
「そう、貴方がお兄ちゃんを虐めているんだ。だったら虐めをやめてくれない」
「お前次第だな」
「どうすれば良いの?」
「そうだな、今朝のナンパの続きだ」
「デートでもしたらもう虐めないでくれるの?」
「違う、その続きだ、さっさと服を脱げ」
「頭おかしんじゃない? 帰る」
「返すと思うか。」
私はこの男に行き成り顔を殴られた。
しかも倒れ込んだ私を何回も蹴り込んでくる。
「いや、やめて痛いよ」
「やめる訳ないだろうが、やめて欲しいなら服を自分から脱げ」
「いやぁ、嫌」
「自分から脱ぐって言うまで蹴とばしてやるよ」
「絶対に言うもんですか」
私の顔は腫れあがっているだろう。多分、手足も旨く動かせないと思う。
そんな、私をこの男は見ながら、無理やり服を脱がした。
抵抗しようにももう体は動かない。
私は全裸にされ、そのまま放置された。
「今の鼻血と鼻水だらけのお前なんか汚くて抱けねーよ。体が治った頃もう一度聞くわ」
「服、、返して」
「返すわけねーだろ、抵抗しやがって、こいつは燃やしておくから裸で帰るんだな」
「訴えてやる、、絶対に」
「誰に? 俺、大河なんだぜ、校長もそうだが警察だって親父の力でどうにかなる。恥かくから辞めておくんだな。それにそんな事したら、お前のお兄ちゃん死んじゃうかもな」
ただ、私は惨めに泣くしかなかった。
「祥子ちゃんお久しぶり」
私が無視して立ち去ろうとすると、
「立ち去って良いのかな? 省吾君、死んじゃうかもしれないぜ、、、あぁ可哀想に」
「お兄ちゃんに何したの?」
「まだ、何もしてねぇーよ、だけど祥子ちゃん次第では省吾が大変な事になると思うよ」
「お兄ちゃんに何もしないで」
「その事について話し合おうか?ここじゃ話しづらいから、ついて来い。言って置くけど逃げたりしたら省吾がどうなっても知らない」
「わかったわ」
仕方なく、私はこの男についていった。
この男は私を旧部室のある場所に連れ込んだ。
「お兄ちゃんはここに居るの? 早く返して」
「お前の兄貴なんて知らんよ。俺はただ省吾について話し合おうと言っただけだ」
「そう、貴方がお兄ちゃんを虐めているんだ。だったら虐めをやめてくれない」
「お前次第だな」
「どうすれば良いの?」
「そうだな、今朝のナンパの続きだ」
「デートでもしたらもう虐めないでくれるの?」
「違う、その続きだ、さっさと服を脱げ」
「頭おかしんじゃない? 帰る」
「返すと思うか。」
私はこの男に行き成り顔を殴られた。
しかも倒れ込んだ私を何回も蹴り込んでくる。
「いや、やめて痛いよ」
「やめる訳ないだろうが、やめて欲しいなら服を自分から脱げ」
「いやぁ、嫌」
「自分から脱ぐって言うまで蹴とばしてやるよ」
「絶対に言うもんですか」
私の顔は腫れあがっているだろう。多分、手足も旨く動かせないと思う。
そんな、私をこの男は見ながら、無理やり服を脱がした。
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私は全裸にされ、そのまま放置された。
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「服、、返して」
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「訴えてやる、、絶対に」
「誰に? 俺、大河なんだぜ、校長もそうだが警察だって親父の力でどうにかなる。恥かくから辞めておくんだな。それにそんな事したら、お前のお兄ちゃん死んじゃうかもな」
ただ、私は惨めに泣くしかなかった。
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