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聖来篇 日常
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聖来がセレと呼ばれるようになってから、彼の日課は、、凄いの一言だった。
3日間程、休みをとり、マリアと一緒に城下町を見学したかと思うと、4日目からはもう近くの迷宮に潜っていた。
これにはリュウト四世、マリーナも驚いた。
「もう少しゆっくりされてはどうか」
そう進言したのだが、彼はにっこりと笑いながら。
「私の妻は王族なので、それに釣り合う存在で居たいのです」
そうにっこりと笑った。
そして、毎日のように迷宮に潜りに行った。
最初、リュウト四世、マリーナは騎士をつけると言っていた。
だが、それは
「騎士は国の財産、私は形上とはいえ貴族です、もし、私に騎士の護衛がついたら王族を娶ったからの依怙贔屓ととられ兼ねません。 だから、実績を上げるまではお断りさせて下さい」
正と断られた。
最初、もしかしてこの国から出て行くのか?
そう邪推もしたが、毎日のように持ち込まれる素材に、その考えは吹き飛んだ。
「凄いな、セレ卿は毎日のように迷宮に潜って」
「そうですわね、あの素材の数々あれを見せられては誰もさぼっているとはいえませんわ」
「最近では彼を否定していた貴族も、彼の事を認め始めたしな」
「あの、傲慢なコーディック公爵が、何故、彼にストレージを与えてあげないんだと抗議してきましたわ、本当に驚きでしたわよ」
「確かに、素材をあれだけ持ってくるのだ、必要な物だな」
「えぇ、、貴族の間でも民衆でも高貴を勇者と呼ぶのに対してセレを英雄と呼ぶ者もおりますわね」
「まさに、英雄だろう、クラスやスキルに恵まれない者が努力で力をつけていく、そして国に対して必要以上に貢献していく、まさに理想的な関係だな」
「そうですわ、納めた素材にも貴重な物もありましたわ、、地竜の鱗なんてクローネ伯爵が探し回っていた物ですし、、それを彼が持ってきた時には泣いてましたわね」
「あれは万病に効くからな、クローネ伯の娘はあれが無ければ死んでいたかも知れぬ」
「それに比べて勇者達は、、余り良い噂を聞きませんわ」
「うむ、、余り活躍をしていないようじゃの」
「今度の遠征に失敗したら、不満が噴き出す可能性もありますわ」
「まぁ 結果待ちじゃな」
3日間程、休みをとり、マリアと一緒に城下町を見学したかと思うと、4日目からはもう近くの迷宮に潜っていた。
これにはリュウト四世、マリーナも驚いた。
「もう少しゆっくりされてはどうか」
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「私の妻は王族なので、それに釣り合う存在で居たいのです」
そうにっこりと笑った。
そして、毎日のように迷宮に潜りに行った。
最初、リュウト四世、マリーナは騎士をつけると言っていた。
だが、それは
「騎士は国の財産、私は形上とはいえ貴族です、もし、私に騎士の護衛がついたら王族を娶ったからの依怙贔屓ととられ兼ねません。 だから、実績を上げるまではお断りさせて下さい」
正と断られた。
最初、もしかしてこの国から出て行くのか?
そう邪推もしたが、毎日のように持ち込まれる素材に、その考えは吹き飛んだ。
「凄いな、セレ卿は毎日のように迷宮に潜って」
「そうですわね、あの素材の数々あれを見せられては誰もさぼっているとはいえませんわ」
「最近では彼を否定していた貴族も、彼の事を認め始めたしな」
「あの、傲慢なコーディック公爵が、何故、彼にストレージを与えてあげないんだと抗議してきましたわ、本当に驚きでしたわよ」
「確かに、素材をあれだけ持ってくるのだ、必要な物だな」
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「まさに、英雄だろう、クラスやスキルに恵まれない者が努力で力をつけていく、そして国に対して必要以上に貢献していく、まさに理想的な関係だな」
「そうですわ、納めた素材にも貴重な物もありましたわ、、地竜の鱗なんてクローネ伯爵が探し回っていた物ですし、、それを彼が持ってきた時には泣いてましたわね」
「あれは万病に効くからな、クローネ伯の娘はあれが無ければ死んでいたかも知れぬ」
「それに比べて勇者達は、、余り良い噂を聞きませんわ」
「うむ、、余り活躍をしていないようじゃの」
「今度の遠征に失敗したら、不満が噴き出す可能性もありますわ」
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