【石のやっさん旧作】卑怯道!!僕は弱いんです。いじめないで下さい。だけどそれ以上いじめるなら...殺すよ。外伝

石のやっさん

文字の大きさ
34 / 44

聖来篇 日常

しおりを挟む
聖来がセレと呼ばれるようになってから、彼の日課は、、凄いの一言だった。
3日間程、休みをとり、マリアと一緒に城下町を見学したかと思うと、4日目からはもう近くの迷宮に潜っていた。
これにはリュウト四世、マリーナも驚いた。
「もう少しゆっくりされてはどうか」
そう進言したのだが、彼はにっこりと笑いながら。
「私の妻は王族なので、それに釣り合う存在で居たいのです」
そうにっこりと笑った。
そして、毎日のように迷宮に潜りに行った。
最初、リュウト四世、マリーナは騎士をつけると言っていた。
だが、それは
「騎士は国の財産、私は形上とはいえ貴族です、もし、私に騎士の護衛がついたら王族を娶ったからの依怙贔屓ととられ兼ねません。 だから、実績を上げるまではお断りさせて下さい」
正と断られた。
最初、もしかしてこの国から出て行くのか?
そう邪推もしたが、毎日のように持ち込まれる素材に、その考えは吹き飛んだ。

「凄いな、セレ卿は毎日のように迷宮に潜って」
「そうですわね、あの素材の数々あれを見せられては誰もさぼっているとはいえませんわ」
「最近では彼を否定していた貴族も、彼の事を認め始めたしな」
「あの、傲慢なコーディック公爵が、何故、彼にストレージを与えてあげないんだと抗議してきましたわ、本当に驚きでしたわよ」
「確かに、素材をあれだけ持ってくるのだ、必要な物だな」
「えぇ、、貴族の間でも民衆でも高貴を勇者と呼ぶのに対してセレを英雄と呼ぶ者もおりますわね」
「まさに、英雄だろう、クラスやスキルに恵まれない者が努力で力をつけていく、そして国に対して必要以上に貢献していく、まさに理想的な関係だな」
「そうですわ、納めた素材にも貴重な物もありましたわ、、地竜の鱗なんてクローネ伯爵が探し回っていた物ですし、、それを彼が持ってきた時には泣いてましたわね」
「あれは万病に効くからな、クローネ伯の娘はあれが無ければ死んでいたかも知れぬ」

「それに比べて勇者達は、、余り良い噂を聞きませんわ」
「うむ、、余り活躍をしていないようじゃの」
「今度の遠征に失敗したら、不満が噴き出す可能性もありますわ」
「まぁ 結果待ちじゃな」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

かつて僕を振った幼馴染に、お月見をしながら「月が綺麗ですね」と言われた件。それって告白?

久野真一
青春
 2021年5月26日。「スーパームーン」と呼ばれる、満月としては1年で最も地球に近づく日。  同時に皆既月食が重なった稀有な日でもある。  社会人一年目の僕、荒木遊真(あらきゆうま)は、  実家のマンションの屋上で物思いにふけっていた。  それもそのはず。かつて、僕を振った、一生の親友を、お月見に誘ってみたのだ。  「せっかくの夜だし、マンションの屋上で、思い出話でもしない?」って。  僕を振った一生の親友の名前は、矢崎久遠(やざきくおん)。  亡くなった彼女のお母さんが、つけた大切な名前。  あの時の告白は応えてもらえなかったけど、今なら、あるいは。  そんな思いを抱えつつ、久遠と共に、かつての僕らについて語りあうことに。  そして、皆既月食の中で、僕は彼女から言われた。「月が綺麗だね」と。  夏目漱石が、I love youの和訳として「月が綺麗ですね」と言ったという逸話は有名だ。  とにかく、月が見えないその中で彼女は僕にそう言ったのだった。  これは、家族愛が強すぎて、恋愛を諦めざるを得なかった、「一生の親友」な久遠。  そして、彼女と一緒に生きてきた僕の一夜の物語。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

処理中です...