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東京事編
第十四話 叛逆
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【妖怪っぽいの見たんだけど】
ゲスト
なんか昨日ヤバそうなの見つけたんだけど
旧世界の神
どうせ書くなら一気に長文で書けよ
X会の勉強大好き鶴井くん
自分の道具から生まれた子を『ヤバいやつ』とか言ってやるなって……
ランランルーマスター
とりま、既出のネタで無いことを願う
ゲスト
手に入ったモンが望遠鏡だったから夜中に外を見てた。そしたらなんか変な人が猛スピードで走ってきて家のドアをドンドンドン
以上。他の事は分からん
X会の勉強大好き鶴井くん
情報が少なすぎて草
元ネタあったとしても探せるか怪しいレベルじゃねーかwww
旧世界の神
何かどっかで聞いたことある話だなー(棒)
ランランルーマスター
ウッソだろお前こんだけの情報で元ネタ分かるとかアングラに精通しすぎダロ
ゲスト
え?分かるのお前?なんか知ってるんだったら教えてクレマチス
旧世界の神
深夜の街を双眼鏡で除いたんだったら八割『猛スピード』。天望で除いたんだったら知らん
ランランルーマスター
猛スピード……知らない名だな……
ゲスト
そうそう、双眼鏡みたいなモンで覗いたらクッソスピード速いガキがいて、そいつが手振っててこっちに来た
X会の勉強大好き鶴井くん
今ちょっと確認したけど確かにその話と一致してんな……
コピペとかじゃねぇよな?
ランランルーマスター
ま、嘘松じゃないことを祈ってる
脳味噌ほじくり出してでもそのこと思い出せゴラ
――――――――――――――――――――
それからしばらく『猛スピード』についての話が続いていた
怪談系統の話はそんなに好きじゃない、どっちからというと嫌いなのに何で覗いちゃったんだろう
「『猛スピード』かぁ……」
もしかしたら僕みたいな装備持ってる人がその怪異に間違えられてるだけなのかもね
僕も多分外から見ればとんでもないスピードで走ってるんだろうし
僕が聞いたことのある『猛スピード』は紙袋を被ってる奴だったから本物ではないだろうし
あ、でもああいうお化けって人の噂によって変わっていくのか
あ、通知来た
城崎からだ
えっと……一応見ておけ?
多分一緒に送られてきたこのURLのことなんだろうけど……
僕のスマホ、通信量が結構少ないしな……
あぁ、寮のWiFiに繋げば良いのか
よし、と
さてなんか面白くなさそうだけど見とくか
――――――――――――――――――――
「え~、内閣府から今正式に通達が来ました。この度のクーデターにおいて、万民平等戦線に内閣の持つ全権限を譲り渡すことを決定したとのことです。」
「これは……事実上、クーデターを認めたということで良いんでしょうか?」
「そうですね……少し私個人の判断には余りますが……一ノ瀬キャスターはどうでしょう?」
「はい、こちら一ノ瀬です。現在首相官邸前にいますが他社の取材陣も数多く居てごった返している状態です。各社未だに情報の詳細を掴めていない状況のようです」
「……以上、一ノ瀬からでした」
「……はい、ここからは次のニュースをお伝えします。先日、世界最高峰の文学賞とも言える……
――――――――――――――――――――
ここから先は本当に面白くなさそうだったから飛ばしておいた
それしにても……
「クーデター、かぁ……」
そんなこと起こってたんだ……
あ、所長の研究所に資金が降りてこなくなったのもその影響があったりするのかな?
国の中枢が動いてなかったら上からの命令を第一にする官僚の人達は動けなくなるだろうし
流石にインフラを管理している人達はある程度自分で考えてるような気はするけど
そうしたら、必要最低限のインフラ以外は行政機能が上手く動かなくなる……のか?
自分で考えてて流石にそれはない気がしてきた
いくらトップダウンが原則の国家・地方官僚もそこまで強烈ではないだろう
なんかいろんな情報が舞い込み過ぎてパンクしたってのが一番有り得そうではある
まあ、情報処理マシーンの官僚の皆さんが処理しきれないってどんな量なんだとは思うけど
「正直、何が起こってるかわからないとどう動けばいいのか全く分かんないな……」
こうやって体感してみると【戦争の八割は情報で決まる】とか言われるのもわかる気がする
今までは城崎に情報収集を任せっきりにしてたけど、やっぱりある程度は自分でやった方が良いのかな?
「……やっぱ面倒くさいから城崎でいいや」
そう思っていると、昨日始めて聞いたばかりなのにもう聞き慣れてしまったあの声が近付いてきた
「あ、神やん~」
休みの日に悪魔と出会ったときの対処法はどれだけ情報を集めてもわからない気がする
――――――――――――――――――――
さて、これからどうするか
蜃気楼高校の代表城崎聖としてはクーデターからは暫く距離を取って置きたい、というのが本音だが……
個人的にはここで一気に動いて国家の中枢を狙いに行くのも有りだ、という考えもある
「俺がここまで行動的になっていた……と言うか、危機感が弱まったのか?」
だとしたら相当慎重に動かないと取り返しの付かないことになりそうだな
だが、今はそれよりも先に身の振り方を考えておいたほうが良いか
「……少なくとも、クーデター側に協力するという選択肢は無しだな」
他にもいくらか選択肢は有る
今すぐ決めなければ行けないほど切羽も詰まっていないので、もう少し一人で考えることとしよう
ゲスト
なんか昨日ヤバそうなの見つけたんだけど
旧世界の神
どうせ書くなら一気に長文で書けよ
X会の勉強大好き鶴井くん
自分の道具から生まれた子を『ヤバいやつ』とか言ってやるなって……
ランランルーマスター
とりま、既出のネタで無いことを願う
ゲスト
手に入ったモンが望遠鏡だったから夜中に外を見てた。そしたらなんか変な人が猛スピードで走ってきて家のドアをドンドンドン
以上。他の事は分からん
X会の勉強大好き鶴井くん
情報が少なすぎて草
元ネタあったとしても探せるか怪しいレベルじゃねーかwww
旧世界の神
何かどっかで聞いたことある話だなー(棒)
ランランルーマスター
ウッソだろお前こんだけの情報で元ネタ分かるとかアングラに精通しすぎダロ
ゲスト
え?分かるのお前?なんか知ってるんだったら教えてクレマチス
旧世界の神
深夜の街を双眼鏡で除いたんだったら八割『猛スピード』。天望で除いたんだったら知らん
ランランルーマスター
猛スピード……知らない名だな……
ゲスト
そうそう、双眼鏡みたいなモンで覗いたらクッソスピード速いガキがいて、そいつが手振っててこっちに来た
X会の勉強大好き鶴井くん
今ちょっと確認したけど確かにその話と一致してんな……
コピペとかじゃねぇよな?
ランランルーマスター
ま、嘘松じゃないことを祈ってる
脳味噌ほじくり出してでもそのこと思い出せゴラ
――――――――――――――――――――
それからしばらく『猛スピード』についての話が続いていた
怪談系統の話はそんなに好きじゃない、どっちからというと嫌いなのに何で覗いちゃったんだろう
「『猛スピード』かぁ……」
もしかしたら僕みたいな装備持ってる人がその怪異に間違えられてるだけなのかもね
僕も多分外から見ればとんでもないスピードで走ってるんだろうし
僕が聞いたことのある『猛スピード』は紙袋を被ってる奴だったから本物ではないだろうし
あ、でもああいうお化けって人の噂によって変わっていくのか
あ、通知来た
城崎からだ
えっと……一応見ておけ?
多分一緒に送られてきたこのURLのことなんだろうけど……
僕のスマホ、通信量が結構少ないしな……
あぁ、寮のWiFiに繋げば良いのか
よし、と
さてなんか面白くなさそうだけど見とくか
――――――――――――――――――――
「え~、内閣府から今正式に通達が来ました。この度のクーデターにおいて、万民平等戦線に内閣の持つ全権限を譲り渡すことを決定したとのことです。」
「これは……事実上、クーデターを認めたということで良いんでしょうか?」
「そうですね……少し私個人の判断には余りますが……一ノ瀬キャスターはどうでしょう?」
「はい、こちら一ノ瀬です。現在首相官邸前にいますが他社の取材陣も数多く居てごった返している状態です。各社未だに情報の詳細を掴めていない状況のようです」
「……以上、一ノ瀬からでした」
「……はい、ここからは次のニュースをお伝えします。先日、世界最高峰の文学賞とも言える……
――――――――――――――――――――
ここから先は本当に面白くなさそうだったから飛ばしておいた
それしにても……
「クーデター、かぁ……」
そんなこと起こってたんだ……
あ、所長の研究所に資金が降りてこなくなったのもその影響があったりするのかな?
国の中枢が動いてなかったら上からの命令を第一にする官僚の人達は動けなくなるだろうし
流石にインフラを管理している人達はある程度自分で考えてるような気はするけど
そうしたら、必要最低限のインフラ以外は行政機能が上手く動かなくなる……のか?
自分で考えてて流石にそれはない気がしてきた
いくらトップダウンが原則の国家・地方官僚もそこまで強烈ではないだろう
なんかいろんな情報が舞い込み過ぎてパンクしたってのが一番有り得そうではある
まあ、情報処理マシーンの官僚の皆さんが処理しきれないってどんな量なんだとは思うけど
「正直、何が起こってるかわからないとどう動けばいいのか全く分かんないな……」
こうやって体感してみると【戦争の八割は情報で決まる】とか言われるのもわかる気がする
今までは城崎に情報収集を任せっきりにしてたけど、やっぱりある程度は自分でやった方が良いのかな?
「……やっぱ面倒くさいから城崎でいいや」
そう思っていると、昨日始めて聞いたばかりなのにもう聞き慣れてしまったあの声が近付いてきた
「あ、神やん~」
休みの日に悪魔と出会ったときの対処法はどれだけ情報を集めてもわからない気がする
――――――――――――――――――――
さて、これからどうするか
蜃気楼高校の代表城崎聖としてはクーデターからは暫く距離を取って置きたい、というのが本音だが……
個人的にはここで一気に動いて国家の中枢を狙いに行くのも有りだ、という考えもある
「俺がここまで行動的になっていた……と言うか、危機感が弱まったのか?」
だとしたら相当慎重に動かないと取り返しの付かないことになりそうだな
だが、今はそれよりも先に身の振り方を考えておいたほうが良いか
「……少なくとも、クーデター側に協力するという選択肢は無しだな」
他にもいくらか選択肢は有る
今すぐ決めなければ行けないほど切羽も詰まっていないので、もう少し一人で考えることとしよう
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