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近衛兵に確認させた所なんとイーグル侯爵子息が独断で連れてきていたことが判明した。
王家より招待していないものを事前連絡もなく招き入れることが許されるはずもなく、ハニー・ユースド男爵令嬢とイーグル侯爵家の面々は外に放り出された。
何やら文句を言っているようだが、文句を言いたいのはこちらの方だ。
イーグル侯爵家が勝手に招き入れた事から、他にもそのような者がいないか確認作業をしなければならなくなったからだ。
今回は分かりやすくハニー・ユースド男爵令嬢だったがこれまでもあいつら同じような事をしてきていたんじゃないだろうか?
本当に頭の痛い問題だ。
入場の管理をしていた者も勿論イーグル侯爵家と同罪だ。
彼は長く王家に仕えていたようだが明日には解雇されていることだろう。
彼のような者が他にいないかの捜査も内々で行わなければならない。
ある意味城の警備の穴について教えて貰ったので今確認できることはありがたいと言えばありがたいが…本音をいうと何も起こらないのが一番だ。
明日からは、捜査に力をいれなければならない。
シア関係だけでも頭が痛いのに…本当になんてことをしてくれるんだ。
まぁ、今回やらかした貴族が他にもいたらその辺を重点的に調べあげてやろう。
こうなったらヤケだ!
徹底的に潰してやる!
予定時間よりかなり遅くなったがガーデンパーティーは開催された。
僕は僕の色を着たシシリアを笑顔で迎え入れた。
「シシリア待たせてごめんね?大丈夫だったかい?」
「大丈夫です。アドリウス殿下こそお疲れなのではないですか?」
何この天使!
僕の色を纏った天使がいるんだけど!!
「ありがとう。シシリアに心配かけてごめんね?今日はゆっくり二人で話しようね?」
「はい!今日のドレス本当にありがとうございました!私似合ってますか?」
あぁ…僕のバカ!
何で最初にドレスを褒めなかったんだ!
「凄く似合ってますわ!お兄様のセンスだけは認めますわ。ねぇ?お兄様?」
クソ…今から褒めるところだったのに!!
それに二人きりで話すつもりだったのに!!
「本当にシシリアによく似合っているよ!この場にいる誰よりも綺麗だ。こんなに素敵な婚約者を持つ僕はなんて幸せ者なのだろう!」
僕が笑顔でシシリアの手を握ると、シシリアは真っ赤な顔をして口をパクパクさせた。
あー!!本当に僕の婚約者可愛い!!
「お義姉様に今日紹介したい方達がいますの!今から紹介させていただいてもよろしいでしょうか?」
空気を読めこのバカ妹!
何故今お前が発言するんだ!
シシリアはシアの言葉に慌てて扇子で顔を隠すと、
「私に?大丈夫だと思いますけど…いいですか?アドリウス殿下?」
と問いかけてきた。
だから何で二人きりにしてくれないかな~この妹は!!
まぁ、シアの事だ何か考えがあるのだろう。
僕は仕方がなくその提案を了承するのだった。
王家より招待していないものを事前連絡もなく招き入れることが許されるはずもなく、ハニー・ユースド男爵令嬢とイーグル侯爵家の面々は外に放り出された。
何やら文句を言っているようだが、文句を言いたいのはこちらの方だ。
イーグル侯爵家が勝手に招き入れた事から、他にもそのような者がいないか確認作業をしなければならなくなったからだ。
今回は分かりやすくハニー・ユースド男爵令嬢だったがこれまでもあいつら同じような事をしてきていたんじゃないだろうか?
本当に頭の痛い問題だ。
入場の管理をしていた者も勿論イーグル侯爵家と同罪だ。
彼は長く王家に仕えていたようだが明日には解雇されていることだろう。
彼のような者が他にいないかの捜査も内々で行わなければならない。
ある意味城の警備の穴について教えて貰ったので今確認できることはありがたいと言えばありがたいが…本音をいうと何も起こらないのが一番だ。
明日からは、捜査に力をいれなければならない。
シア関係だけでも頭が痛いのに…本当になんてことをしてくれるんだ。
まぁ、今回やらかした貴族が他にもいたらその辺を重点的に調べあげてやろう。
こうなったらヤケだ!
徹底的に潰してやる!
予定時間よりかなり遅くなったがガーデンパーティーは開催された。
僕は僕の色を着たシシリアを笑顔で迎え入れた。
「シシリア待たせてごめんね?大丈夫だったかい?」
「大丈夫です。アドリウス殿下こそお疲れなのではないですか?」
何この天使!
僕の色を纏った天使がいるんだけど!!
「ありがとう。シシリアに心配かけてごめんね?今日はゆっくり二人で話しようね?」
「はい!今日のドレス本当にありがとうございました!私似合ってますか?」
あぁ…僕のバカ!
何で最初にドレスを褒めなかったんだ!
「凄く似合ってますわ!お兄様のセンスだけは認めますわ。ねぇ?お兄様?」
クソ…今から褒めるところだったのに!!
それに二人きりで話すつもりだったのに!!
「本当にシシリアによく似合っているよ!この場にいる誰よりも綺麗だ。こんなに素敵な婚約者を持つ僕はなんて幸せ者なのだろう!」
僕が笑顔でシシリアの手を握ると、シシリアは真っ赤な顔をして口をパクパクさせた。
あー!!本当に僕の婚約者可愛い!!
「お義姉様に今日紹介したい方達がいますの!今から紹介させていただいてもよろしいでしょうか?」
空気を読めこのバカ妹!
何故今お前が発言するんだ!
シシリアはシアの言葉に慌てて扇子で顔を隠すと、
「私に?大丈夫だと思いますけど…いいですか?アドリウス殿下?」
と問いかけてきた。
だから何で二人きりにしてくれないかな~この妹は!!
まぁ、シアの事だ何か考えがあるのだろう。
僕は仕方がなくその提案を了承するのだった。
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