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「元婚約者様の愛してやまない男爵令嬢こと、ナタリー・ウイング男爵令嬢は夜会の度毎回違うドレスと宝飾品を付けておられました。男爵家にあの様な高価な物を買う余裕などなかったはずです。昨年の自然災害で税収が落ちていましたものね。そこで私は1度だけお聞きしました。「領民の税金を貴女のドレスに使ってしまっていいのですか?」と。すると彼女は、私の元婚約者様からのプレゼントであること。そして私に「愛されていないからって私を虐めないでください」と言われました。この会話から分かるように、男爵家にドレス、宝飾品は王家より届いております。普通の親であれば、その件を問いただし注意する所でしょう。しかし男爵令嬢の家では逆に賞賛されていたようです。苦言を言ったメイドや家令はクビになっているので、その方々からも証言取れると思いますよ?」
「メイドと家令か…今すぐ探させよう。」
「えぇ、ここに男爵夫妻がおられる間に保護された方がいいと思いますわ。」
「勿論。近衛兵よ!今すぐ探し出し保護するように!」
王太子殿下は、声高らかに命をだされました。
そして私に向かって、改めて罪人の処遇を伝えてこられました。
「さて、前回の裁判で発覚した罪人についてだが、貴女のお陰で処理が上手くいったのでこの場を借りて報告させて頂きたい。勿論、そこにいる男爵夫妻についてもな?」
あらやだ。
王太子殿下悪い顔されてますわ。
でも、彼らが自ら撒いた種ですもの仕方がないですよね。
「まず、この国の王であった我が父は多くの暗殺や横領に関与していた事が判明したため処刑となった。尚この処刑の時に、宰相と騎士団長も処刑することに決まった。あぁ、元王そして元宰相と元騎士団長になるな。トップであった3人が処刑されるため新たな人事を決めたが、貴女は興味がないであろうから詳細は省かせて頂こう。貴女の裁判の元凶となった第3王子は廃嫡し、平民として生きてもらうこととなった。この際男爵令嬢と結婚してもらう。離婚などは許されない結婚となる。男爵令嬢は王族を貶めた犯人であるためもっと厳しい処罰をと考えていたが、何ならもう2人纏めて北の領地に平民として送ることがいいと思ってな。あぁ、そこの男爵夫妻も爵位返上の上領地も国に返還。今家にあるものは全て差し押さえとする。娘と一緒に平民生活を楽しんでくれ。」
王太子殿下の顔には悪い笑が張り付いたままです。
処刑にされる3人は、しばらく晒し首にされるそうです。
私はその頃にはこの国にいないので見ることはないでしょうが…。
元婚約者様と男爵令嬢は平民ではありますが、無事に結ばれるようです。
良かったですね!
真実の愛がどうとかいわれてましたもの。
北の領地は、寒くて人が生きていくのは辛い土地だと聞きますが…真実の愛があれば大丈夫ですよね!
男爵夫妻も一緒に暮らせる見たいですし…頑張って働いてくださいね?
豪華な食事も、宝飾品もドレスも何も無くなりますが真実の愛ですもの…大丈夫ですよね!
男爵夫妻は、嫌だと騒いでおられますが私には関係ありません。
「王太子殿下、私はそろそろ隣国へ行きたいのですが身分証をお渡し頂けますか?」
この国のラストダンスはイマイチ楽しくありませんでした。
なので、さっさと切り上げる事にします。
「そんなに急がなくてもいいのに?」
「もう1週間もお待ちしましたもの。私は向こうで楽しく生活をしたいのです。」
私が微笑むと、仕方がないなぁと言いながら私達の身分証を渡して下さいました。
それをしっかりと受け取ると満面の笑みで王太子殿下に最後の言葉を投げかけます。
「この国は、新たに最初からやり直さなければなりません。それは大変な事だと思います。王太子殿下が行った汚職ではないのに、全て王太子殿下が裁いていかなければならずきっと官僚も一新しないとダメでしょう。そんな王太子殿下に一つだけお力をお貸しいたします。」
私が指をパチンと鳴らすと、第2王子が姿を現しました。
「本来であれば、常の世に送り届けなければならない魂でしたがこのままでは王太子殿下が倒れてしまい結局以前と変わらない状態になり得ると感じました。なので今回だけ、1ヶ月だけ第2王子の魂をこの世につなぎ止めておきます。その間に体制をしっかり整えてくださいませ。これ以上私に迷惑がかかるのはお断りです。」
私はそこまで言い切るとさっさと城を後にしました。
後ろから「ありがとう」と王太子殿下の声が聞こえた気がしますが、これは自己満足のための行為なので聞こえなかった事とします。
こうして私の長いこの国でのダンスは終わりました。
隣国では楽しく生活したいものです。
そう思いながら私はこの国を後にしたのでした。
「メイドと家令か…今すぐ探させよう。」
「えぇ、ここに男爵夫妻がおられる間に保護された方がいいと思いますわ。」
「勿論。近衛兵よ!今すぐ探し出し保護するように!」
王太子殿下は、声高らかに命をだされました。
そして私に向かって、改めて罪人の処遇を伝えてこられました。
「さて、前回の裁判で発覚した罪人についてだが、貴女のお陰で処理が上手くいったのでこの場を借りて報告させて頂きたい。勿論、そこにいる男爵夫妻についてもな?」
あらやだ。
王太子殿下悪い顔されてますわ。
でも、彼らが自ら撒いた種ですもの仕方がないですよね。
「まず、この国の王であった我が父は多くの暗殺や横領に関与していた事が判明したため処刑となった。尚この処刑の時に、宰相と騎士団長も処刑することに決まった。あぁ、元王そして元宰相と元騎士団長になるな。トップであった3人が処刑されるため新たな人事を決めたが、貴女は興味がないであろうから詳細は省かせて頂こう。貴女の裁判の元凶となった第3王子は廃嫡し、平民として生きてもらうこととなった。この際男爵令嬢と結婚してもらう。離婚などは許されない結婚となる。男爵令嬢は王族を貶めた犯人であるためもっと厳しい処罰をと考えていたが、何ならもう2人纏めて北の領地に平民として送ることがいいと思ってな。あぁ、そこの男爵夫妻も爵位返上の上領地も国に返還。今家にあるものは全て差し押さえとする。娘と一緒に平民生活を楽しんでくれ。」
王太子殿下の顔には悪い笑が張り付いたままです。
処刑にされる3人は、しばらく晒し首にされるそうです。
私はその頃にはこの国にいないので見ることはないでしょうが…。
元婚約者様と男爵令嬢は平民ではありますが、無事に結ばれるようです。
良かったですね!
真実の愛がどうとかいわれてましたもの。
北の領地は、寒くて人が生きていくのは辛い土地だと聞きますが…真実の愛があれば大丈夫ですよね!
男爵夫妻も一緒に暮らせる見たいですし…頑張って働いてくださいね?
豪華な食事も、宝飾品もドレスも何も無くなりますが真実の愛ですもの…大丈夫ですよね!
男爵夫妻は、嫌だと騒いでおられますが私には関係ありません。
「王太子殿下、私はそろそろ隣国へ行きたいのですが身分証をお渡し頂けますか?」
この国のラストダンスはイマイチ楽しくありませんでした。
なので、さっさと切り上げる事にします。
「そんなに急がなくてもいいのに?」
「もう1週間もお待ちしましたもの。私は向こうで楽しく生活をしたいのです。」
私が微笑むと、仕方がないなぁと言いながら私達の身分証を渡して下さいました。
それをしっかりと受け取ると満面の笑みで王太子殿下に最後の言葉を投げかけます。
「この国は、新たに最初からやり直さなければなりません。それは大変な事だと思います。王太子殿下が行った汚職ではないのに、全て王太子殿下が裁いていかなければならずきっと官僚も一新しないとダメでしょう。そんな王太子殿下に一つだけお力をお貸しいたします。」
私が指をパチンと鳴らすと、第2王子が姿を現しました。
「本来であれば、常の世に送り届けなければならない魂でしたがこのままでは王太子殿下が倒れてしまい結局以前と変わらない状態になり得ると感じました。なので今回だけ、1ヶ月だけ第2王子の魂をこの世につなぎ止めておきます。その間に体制をしっかり整えてくださいませ。これ以上私に迷惑がかかるのはお断りです。」
私はそこまで言い切るとさっさと城を後にしました。
後ろから「ありがとう」と王太子殿下の声が聞こえた気がしますが、これは自己満足のための行為なので聞こえなかった事とします。
こうして私の長いこの国でのダンスは終わりました。
隣国では楽しく生活したいものです。
そう思いながら私はこの国を後にしたのでした。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
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