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「さて、平民になられたお二人は今の状況を理解されていますか?」
私がアロレッタ元侯爵子息とアローナに向かって問うと彼らはポカンとした顔をした後、アローナが口火を切った。
「貴女のせいで話がめちゃくちゃになっているって事は理解しているわ!早くアランから離れて!彼は私のモノよ!」
「いや待て!アローナ!?私と付き合っているのに何故その男に!?」
「はぁ…だから貴方も私がアランに出会う為の踏み台なの!アランはエリーゼの職場の同僚だからエリーゼと貴方が契約結婚しなければ私とアランが運命的な出会いができないの!もう、分かったら皆ちゃんと配役についてよ。やり直しよ!やり直し!」
「何がやり直しだ!私は父上に怒られ殴られたんだぞ!?その上平民に落とされたのに…何がやり直しだ!」
私とアランをそっちのけで喧嘩を始めた2人を見て私たちはため息をついた。
その時同僚が呼んでくれた衛兵が到着したため事情を話2人を拘束してもらった。
「なんでこんな事するの!?」
「そうだ!この私が契約結婚してやると言っているのに!」
拘束されてもごちゃごちゃとうるさい2人に対してアランが口を開いた。
「平民が貴族に対して取っていい態度ではないことは分かっているよな?それにお前たちはエリーゼには関わっては…近寄ってはいけないと裁判所から通達があったはずだ。不敬罪と接近禁止命令違反だ。その謎の夢物語は一生叶うことないから2人とも大人しく牢で反省するんだな。」
アランの言葉に対して、アローナは驚きを隠せない様子だった。
「な!?なんで!?私達は結ばれるべき運命の相手なのよ?貴方はエリーゼから色々搾取されているはず!私なら助けて上げられるわ!」
「いや、何も搾取されていないが?それにしても…妄想が酷いな…。俺はエリーゼを唯一愛する相手だと決めている。お前が隙いる隙はない!俺からもお前に対して接近禁止命令を出すことにする。もう二度と顔を見せるな!」
呆然としたアローナとアロレッタ元侯爵子息はそのまま衛兵によって牢へと運ばれていった。
アランの発言に衝撃を受けたのか、あれだけ騒いでいた2人だったのにその後は大人しく衛兵の言うことを聞いていた。
「ア、アラン?さっき言ったことって?」
アランが私を唯一愛する相手だと言い切った。
それは本当なのか?
いやあの2人を黙らせる為の発言だったの?
私は顔が赤くなるのを感じながら手で顔を扇ぎながらアランに質問をした。
アランはそんな私を見て笑顔になると、
「さっき言ったことは本当だよ?エリーゼをこれから一生唯一の人として愛する事を誓うよ。俺じゃダメかな?」
アランの発言に対して私は、
「ダメじゃないです…。」
としか答えられなかった。
こうして私はアランからの告白を沢山の人が見守る中、受けたのだった。
恥ずかしい!!
アランと私は幸せになれそうだけれど…彼らはどうなるのかな?
もう関わりたくないんだけどな…。
そんな事を考えていた私に後日彼らの処遇について連絡が入った。
それは今後彼らは結婚し、北の鉱山で働くとの知らせだった。
何がどうなったらこうなった?
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
【宣伝】
確かにモブ…私モブのはずなんです!
という小説を書き始めました。
どうぞお暇な時にでも読んで頂けると喜びます!
いつもイイネ、コメントありがとうございますm(*_ _)m
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その時同僚が呼んでくれた衛兵が到着したため事情を話2人を拘束してもらった。
「なんでこんな事するの!?」
「そうだ!この私が契約結婚してやると言っているのに!」
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それは本当なのか?
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「ダメじゃないです…。」
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