【完結】婚約破棄? 致しません!

水江 蓮

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お茶会

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女友達が欲しいとお母様に相談すると、お母様がお茶会に参加しても良いと言ってくれました。

お茶会の招待状はそれなりにきていたのですが、私が家で忙しそうにしていたので声をかけなかったそうです。
確かに勉強に夢中ですっかり忘れてたね、私。

そんなこんなで今日は、グレートス公爵家のお茶会に参加です。
グレートス公爵家は我が家の次に大きな公爵家なんだとか。
同じ公爵家でも順位があるとか知らなかったので、その辺も勉強必須です。
まぁ、社交を一切してこなかった私が悪いですね。
さぁ、いざお茶会!

お茶会会場は、綺麗な華が飾ってあり色とりどりのドレスを来たご令嬢達が楽しそうに話をしていました。
初めてのお茶会…今更ですが、緊張してきました。

まずは主催者のグレートス公爵家の方に挨拶に行きます。
今日は1人で参加しているので、1人で挨拶です。

グレートス公爵家のリリア様は私と同い年らしいです。
リリア様は、もう何回もお茶会を開いておられるとか…流石です。

リリア様の前に行き挨拶をします。

「本日はご招待ありがとうございます。ローゼリア公爵家の長女レティシア・フォン・ローゼリアでございます。どうぞよろしくお願いいたします。」

私が微笑んで挨拶をすると、リリア様は私を上から下まで値踏みするように見ては鼻で笑われました。

「私は、リリア・フォン・グレートスよ。妖精姫と言われているようだけれど大したことないわね。ただ姿を現さないから妖精姫なんて呼ばれているだけね。あなたの席はあちらよ。ほら、あのメイドについて行きなさい。」

…どうやら彼女とは仲良くなれそうにありません。
私は言われた通りにメイドさんについて行き自分の席に着席します。
その時メイドさんが少しオロオロされていたので、どうしたのかと確認してみるとどうやらこのテーブルは私の家格から言うと間違った席らしいです。

本来なら、主催者であるリリア様のテーブルにつき、公爵家、侯爵家の方達とお茶を楽しむはずらしいです。
すみませんと頭を下げるメイドさんに、気にしないでと伝え私は、自分と同じテーブルに座られた方達に挨拶をします。

私が公爵家だと知ると青い顔をされていましたが、気にしないで仲良くして欲しいと懇願すると渋々ですが納得してくれました。

この席順については帰宅後にお母様に相談しておくべきですね。

最初から波乱の始まりでしたが、話していると段々話が盛り上がり仲良くなれました。

ナール伯爵家のアメリア様(ツヤツヤの金髪ストレートでちょっとツンツンしていますが、その分デレが可愛い)、イブラ子爵家のサシャ様(茶髪ふんわりヘアーの天然系女子)、ヤオール子爵家のマイナ様(茶髪に茶目で地味だと本人は仰っていますが、小動物のような可愛さがあります)この3人と本当に気が合いました。
家格がとか言われましたが、逆にこの席にしてくれたリリア様に感謝です。

私たち4人はまた4人だけでお茶会を開く約束をしました。

お母様の迎えが来たとの連絡があったので、私は一足先に帰宅です。
リリア様に挨拶をすると、リリア様周囲のご令嬢から何だかクスクス笑われました。
ムカつきましたが、笑顔でかわし、顔だけ覚えて帰宅です。
…といっても、リリア様のご立派な縦ロールのイメージで直ぐに周囲のご令嬢の顔を忘れそうです。

リリア様…あの縦ロールにはどれぐらいの時間をかけているのでしょうか?
考え出したらリリア様の縦ロールの印象しかなくなり始めました。

最後に嫌な気分になりましたが、お友達が3人もできたので満足です。

帰り道お母様にお友達が3人出来たことを話し、少しリリア様の事もチクリます。
お母様の持つ扇子がミシリと音をたてた気がしますが、気の所為ということにしましょう。

帰宅したら、まず3人にお手紙を書きましょう。
これからも仲良くできたらいいな。

初めてのお茶会に緊張していたのか、馬車の揺れが心地よかったのか私は馬車でそのまま寝てしまったようです。

気づいたら朝でした…。
夕飯が食べられなかった私のお腹は既に限界です。
急いで朝ごはんを食べに行かなければ!

今日も一日頑張るぞ!
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