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国王陛下との話し合い
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私とアル様が紅茶を飲みながら部屋で待っているとそこに、何だかぐったりした様子の国王陛下が入ってこられた。
急いで立ち上がり礼をしようとしたが、手でそのままでと合図された。
私は、頭を少し下げて座り直した。
アル様は、不機嫌だと言うのを隠そうともせず冷笑を浮かべていた。
国王陛下が、冷や汗かいておられる気がする…。
私たちの前で、頭をさげ
「この度は愚息がとんでもない事をいたしました。誠に申し訳ございません。どう「謝罪は受け取った。とりあえず座ってそれより事のあらましを説明してくれ。」あ、分かりました。失礼いたします。」
国王陛下が私たちの前の椅子に座られると、ライディクト第1王子殿下から聞きとった情報をおしえてくださった。
細々と問題がある発言をされたようだが、大きな問題点は2つ。
1つ目に、ライディクト第1王子殿下は、何故か私を婚約者だと思い込んでいたのだと。
会ったこともないのに?
交流もないのに?
お茶会全て拒否したのに?
この件について、説明するのに時間がかかり相関図まで描き説明したが未だにしっかりと理解できていない様子だと。
相関図を見せて貰ったが事細かく説明書きされていた。
普通の人間ならこれをみたら理解できるはずなのに…大丈夫かしら第1王子殿下頭…。
2つ目に、マリアが言ったことが全て正しいと決めつけているとの事。
マリア様がライディクト第1王子殿下の婚約者は私だと言った事もあり、より私が婚約者だ信じ込んでしまっているらしい。
まず、あのマリア様という方はどういう方なのかしら?
マリア様が言うことが全て正しく…となると会場で言われていたスタンピートやアルバート様との結婚も正しいということになる。
私は少し不安になって、アル様の袖口をキュッと握るとアル様は私に笑顔で大丈夫だとおっしゃってくれた。
「話は分かりたくないが何となく理解した。さて、国王陛下。ライディクト第1王子殿下は立太子されていないがそれでもこの国の第1王子だ。今度どうされるおつもりか?」
つまり、相関図を見ても理解ができないような頭の持ち主がこの国のトップにいていいのか?って事ですよね。
分かります。
幾ら臣下をよく出来る者で固めても、ライディクト第1王子殿下に理解力や知識がない現状では、正しい判断をくだせず下にいるもの達が困ってしまうことになる。
どう考えてもそのような者をトップに置く事はできない。
国王陛下は、小さくため息をついたあと、
「ライディクトは本日を持って王族から除籍された。やつはもう平民となる。しかしこのまま放流してもし子供ができたりしたら後に王座を巡っての戦いが起こりかねない。であるからして、ライディクトは子供を作れないように処理してからの放流となる。しかし、これは現段階で決まっている処置であり、追加で処罰を与えることもできる。アルバート皇太子殿下が望まれるのであれば処刑でもなんでも…。」
「国王陛下、私は無闇に命を奪いたくはありません。それに処刑は一瞬の苦しみで終わってしまいます。私としては平民として生き、その中でしっかりとこの世界について理解しどう生きるべきかを彼に見つけて貰いたい。子供を持てないと言うのも両国にとって新たなる火種をなくす為に必要な事であるため、こちらの公文書にも記録して置くこととする。彼の事はある程度理解しましたが、あのマリアとかいう女性は何と?」
「それはまだ尋問中でございます。結果が届き次第私に連絡が来るようになっているのですが、未だに連絡がありません。もう夜も深くなってきましたので、明日またお時間を頂けないでしょうか?勿論、ローゼリア公爵令嬢も一緒に。ローゼリア公爵令嬢、今宵はもう遅い。あの件の関係者は全て牢にて監禁してある。客室を用意させる故王宮に泊まっていってください。」
確かに今から馬車にのり帰宅するのは野盗などが出ないか不安がある。
だからといって本当に王宮は安全なのかしら?
私が悩んでいると、アル様が
「私が今泊まっている王宮の迎賓宮に一緒に泊まるといい。その方が私も安心だからね。それでいいかな国王陛下?」
「大丈夫でございます。申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。ローゼリア公爵家には王宮より連絡を入れさせて頂きます。今日は、遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。また明日ご連絡をさせていただきます。」
国王陛下は、深々と頭をさげ少し頼りげない足取りで部屋から退出された。
「さて、今はこれ以上考えても分からない事ばかりなんだから、レティ今日は一緒にゆっくり休もう。そしてまた明日一緒に考えよう。大丈夫私は君のそばにいるよ。」
そういうと、アル様は私を抱きしめてくださいました。
アル様のシトラスの香りに今まで不安で仕方がなかった私の心が少し落ち着きを取り戻します。
「そうですね。アル様のいう通りですね。アル様、傍にいてくださいね?」
「勿論だよ!レティ!」
アル様の腕の中で私は気持ちを切り替えます。
明日、明日には何かが分かるかもしれない。
分かれば対応できることがあるはず。
対応をとるためにも、今は体力温存しなければならない。
まずは休養…アル様にも休養をとってもらわなきゃならないものね。
こうしてアル様と私はアル様の泊まっている迎賓宮へと向かうのだった。
急いで立ち上がり礼をしようとしたが、手でそのままでと合図された。
私は、頭を少し下げて座り直した。
アル様は、不機嫌だと言うのを隠そうともせず冷笑を浮かべていた。
国王陛下が、冷や汗かいておられる気がする…。
私たちの前で、頭をさげ
「この度は愚息がとんでもない事をいたしました。誠に申し訳ございません。どう「謝罪は受け取った。とりあえず座ってそれより事のあらましを説明してくれ。」あ、分かりました。失礼いたします。」
国王陛下が私たちの前の椅子に座られると、ライディクト第1王子殿下から聞きとった情報をおしえてくださった。
細々と問題がある発言をされたようだが、大きな問題点は2つ。
1つ目に、ライディクト第1王子殿下は、何故か私を婚約者だと思い込んでいたのだと。
会ったこともないのに?
交流もないのに?
お茶会全て拒否したのに?
この件について、説明するのに時間がかかり相関図まで描き説明したが未だにしっかりと理解できていない様子だと。
相関図を見せて貰ったが事細かく説明書きされていた。
普通の人間ならこれをみたら理解できるはずなのに…大丈夫かしら第1王子殿下頭…。
2つ目に、マリアが言ったことが全て正しいと決めつけているとの事。
マリア様がライディクト第1王子殿下の婚約者は私だと言った事もあり、より私が婚約者だ信じ込んでしまっているらしい。
まず、あのマリア様という方はどういう方なのかしら?
マリア様が言うことが全て正しく…となると会場で言われていたスタンピートやアルバート様との結婚も正しいということになる。
私は少し不安になって、アル様の袖口をキュッと握るとアル様は私に笑顔で大丈夫だとおっしゃってくれた。
「話は分かりたくないが何となく理解した。さて、国王陛下。ライディクト第1王子殿下は立太子されていないがそれでもこの国の第1王子だ。今度どうされるおつもりか?」
つまり、相関図を見ても理解ができないような頭の持ち主がこの国のトップにいていいのか?って事ですよね。
分かります。
幾ら臣下をよく出来る者で固めても、ライディクト第1王子殿下に理解力や知識がない現状では、正しい判断をくだせず下にいるもの達が困ってしまうことになる。
どう考えてもそのような者をトップに置く事はできない。
国王陛下は、小さくため息をついたあと、
「ライディクトは本日を持って王族から除籍された。やつはもう平民となる。しかしこのまま放流してもし子供ができたりしたら後に王座を巡っての戦いが起こりかねない。であるからして、ライディクトは子供を作れないように処理してからの放流となる。しかし、これは現段階で決まっている処置であり、追加で処罰を与えることもできる。アルバート皇太子殿下が望まれるのであれば処刑でもなんでも…。」
「国王陛下、私は無闇に命を奪いたくはありません。それに処刑は一瞬の苦しみで終わってしまいます。私としては平民として生き、その中でしっかりとこの世界について理解しどう生きるべきかを彼に見つけて貰いたい。子供を持てないと言うのも両国にとって新たなる火種をなくす為に必要な事であるため、こちらの公文書にも記録して置くこととする。彼の事はある程度理解しましたが、あのマリアとかいう女性は何と?」
「それはまだ尋問中でございます。結果が届き次第私に連絡が来るようになっているのですが、未だに連絡がありません。もう夜も深くなってきましたので、明日またお時間を頂けないでしょうか?勿論、ローゼリア公爵令嬢も一緒に。ローゼリア公爵令嬢、今宵はもう遅い。あの件の関係者は全て牢にて監禁してある。客室を用意させる故王宮に泊まっていってください。」
確かに今から馬車にのり帰宅するのは野盗などが出ないか不安がある。
だからといって本当に王宮は安全なのかしら?
私が悩んでいると、アル様が
「私が今泊まっている王宮の迎賓宮に一緒に泊まるといい。その方が私も安心だからね。それでいいかな国王陛下?」
「大丈夫でございます。申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。ローゼリア公爵家には王宮より連絡を入れさせて頂きます。今日は、遅くまでお付き合いいただきありがとうございました。また明日ご連絡をさせていただきます。」
国王陛下は、深々と頭をさげ少し頼りげない足取りで部屋から退出された。
「さて、今はこれ以上考えても分からない事ばかりなんだから、レティ今日は一緒にゆっくり休もう。そしてまた明日一緒に考えよう。大丈夫私は君のそばにいるよ。」
そういうと、アル様は私を抱きしめてくださいました。
アル様のシトラスの香りに今まで不安で仕方がなかった私の心が少し落ち着きを取り戻します。
「そうですね。アル様のいう通りですね。アル様、傍にいてくださいね?」
「勿論だよ!レティ!」
アル様の腕の中で私は気持ちを切り替えます。
明日、明日には何かが分かるかもしれない。
分かれば対応できることがあるはず。
対応をとるためにも、今は体力温存しなければならない。
まずは休養…アル様にも休養をとってもらわなきゃならないものね。
こうしてアル様と私はアル様の泊まっている迎賓宮へと向かうのだった。
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