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調査と見解
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目覚めたレティシアや魔術師団団長、そして冒険者達はライラロック王国から来た聖騎士と話し合っていた。
「それでは…あのマリアって人は…消えたんですか?」
レティシアが恐る恐る聞くと、聖騎士が頷いた。
「ええ。私達の目の前で塵一つ残さずに。」
「そんな事あるんですか?それに黒いオーラ…ちょっと待ってくださいね。えーと、これです!この写真のダンジョンコアと同じような状態だったのでしょうか?」
「通常呪われた物があのような黒いオーラを纏う事があります。しかし、斬るっても亡骸は必ず残ります。今回の様な消え方私は初めて見ました。これがここのダンジョンコアですか?このような色のダンジョンコアは私も見たことがありませんね…。しかしこのダンジョンコアを覆っている黒いオーラはあの女が纏っていた物と同じだと思われます。」
「彼女は普通の男爵令嬢なんですよね?」
「はい。貴族籍に入っていた女性です。」
「そして王国の学園に通っていた…。ならあのダンジョンと関わったのはいつなのでしょう?何か知っていたから彼女は自分しか収束できないと言ったのでしょうか?」
「僕から言わせてもらうと、関わったとしたら学園に入学前じゃないかな?」
今まで聞き役に徹していた魔術師団団長が話に入ってきた。
「あ、自己紹介を忘れていたね!僕は魔術師団団長のシルバーだ。平民だから家名はないよ。さて、僕の見解を話させてもらうよ?このダンジョンは彼女の宿主だったんだろう。」
「宿主ですか?」
「あぁ、きっと入学前にこっそり国境を越えてあのダンジョンに入った。そして寄生された。多分最初は綺麗な心を持っていたんだろうね…魔力残滓を見てみるととても綺麗な光属性だった。あ、彼女の魔力を何処で知ったかも教えとくね?彼女が身につけていた腕輪から調べたんだよ!色や力が少し変わったとしても個人を特定することはできるからね。魔法って一人違うからね、そう指紋のように…。さて、彼女の魔力はね色でいうと黒かったんだ。彼女光属性なのにね?黒い光だったんだ。きっと少しずつ彼女の魔力が変化していったと考えられる、そう黒くなった理由としては、例えば人の感情、妬みや僻み…そして支配欲とかかな?本人はきっと繕っていただろうけど、その負の感情は宿主のダンジョンコアにも影響を与えた。そしてダンジョンコアとの共生を絶たれたことで彼女は不安定な魔力を持つ何かに変わった。消えたって事からしてもうその時の彼女は人ではない何かだったんだろうね?と言ってもこれは僕の想像。何故寄生されたのかとか、ダンジョンが寄生することがあるのかとか…分からないことだらけだ!ただこれだけはハッキリ言える。彼女とダンジョンは共生していた。」
ダンジョンに寄生させる?
ダンジョンが今まで誰かに寄生するなんて話を聞いたことがなかった。
「では今後もあのダンジョンは寄生先を探す可能性があるかもしれないと?」
「そうだね。その可能性はゼロではない。あのダンジョンはダンジョンコアを破壊してダンジョン自体をなくしてしまった方が安全だろう。ただ壊す前に一応国のトップに話をしなければならない。ダンジョンは利益をもたらす場所でもあるからね。あぁ!そうそう!壊す時は僕も入るからね!?ダンジョンコアを破壊した後あの各階にある水晶がどうなるのか?そしてダンジョンとして機能を失った後はどうなるのか?楽しみだよ!」
「あ、あぁ。魔術師団団長様の言うことは分かったよ。とりあえず対策本部に連絡した方がいいだろうから私の方からしておこう。許可が降り次第ダンジョンを破壊。そしてその後1週間程度様子を観てからの帰還になるか?それでいいか?」
ガイルの発言に皆納得し頷いた。
そして帝国からの許可が降りダンジョンは壊される事になった。
破壊時王国への影響も考えられる為王国へ日時が伝えられ、王国側も念入りに準備をする事になった。
スタンピートが起こってから約1ヶ月後、スタンピートを起こしたダンジョンは壊された。
そしてダンジョンコアを破壊した時、何故かここでは聞こえないはずの女性の声が聞こえた。
【ワタシガヒロインナノ二…】
誰もが息をのんだ…。
「それでは…あのマリアって人は…消えたんですか?」
レティシアが恐る恐る聞くと、聖騎士が頷いた。
「ええ。私達の目の前で塵一つ残さずに。」
「そんな事あるんですか?それに黒いオーラ…ちょっと待ってくださいね。えーと、これです!この写真のダンジョンコアと同じような状態だったのでしょうか?」
「通常呪われた物があのような黒いオーラを纏う事があります。しかし、斬るっても亡骸は必ず残ります。今回の様な消え方私は初めて見ました。これがここのダンジョンコアですか?このような色のダンジョンコアは私も見たことがありませんね…。しかしこのダンジョンコアを覆っている黒いオーラはあの女が纏っていた物と同じだと思われます。」
「彼女は普通の男爵令嬢なんですよね?」
「はい。貴族籍に入っていた女性です。」
「そして王国の学園に通っていた…。ならあのダンジョンと関わったのはいつなのでしょう?何か知っていたから彼女は自分しか収束できないと言ったのでしょうか?」
「僕から言わせてもらうと、関わったとしたら学園に入学前じゃないかな?」
今まで聞き役に徹していた魔術師団団長が話に入ってきた。
「あ、自己紹介を忘れていたね!僕は魔術師団団長のシルバーだ。平民だから家名はないよ。さて、僕の見解を話させてもらうよ?このダンジョンは彼女の宿主だったんだろう。」
「宿主ですか?」
「あぁ、きっと入学前にこっそり国境を越えてあのダンジョンに入った。そして寄生された。多分最初は綺麗な心を持っていたんだろうね…魔力残滓を見てみるととても綺麗な光属性だった。あ、彼女の魔力を何処で知ったかも教えとくね?彼女が身につけていた腕輪から調べたんだよ!色や力が少し変わったとしても個人を特定することはできるからね。魔法って一人違うからね、そう指紋のように…。さて、彼女の魔力はね色でいうと黒かったんだ。彼女光属性なのにね?黒い光だったんだ。きっと少しずつ彼女の魔力が変化していったと考えられる、そう黒くなった理由としては、例えば人の感情、妬みや僻み…そして支配欲とかかな?本人はきっと繕っていただろうけど、その負の感情は宿主のダンジョンコアにも影響を与えた。そしてダンジョンコアとの共生を絶たれたことで彼女は不安定な魔力を持つ何かに変わった。消えたって事からしてもうその時の彼女は人ではない何かだったんだろうね?と言ってもこれは僕の想像。何故寄生されたのかとか、ダンジョンが寄生することがあるのかとか…分からないことだらけだ!ただこれだけはハッキリ言える。彼女とダンジョンは共生していた。」
ダンジョンに寄生させる?
ダンジョンが今まで誰かに寄生するなんて話を聞いたことがなかった。
「では今後もあのダンジョンは寄生先を探す可能性があるかもしれないと?」
「そうだね。その可能性はゼロではない。あのダンジョンはダンジョンコアを破壊してダンジョン自体をなくしてしまった方が安全だろう。ただ壊す前に一応国のトップに話をしなければならない。ダンジョンは利益をもたらす場所でもあるからね。あぁ!そうそう!壊す時は僕も入るからね!?ダンジョンコアを破壊した後あの各階にある水晶がどうなるのか?そしてダンジョンとして機能を失った後はどうなるのか?楽しみだよ!」
「あ、あぁ。魔術師団団長様の言うことは分かったよ。とりあえず対策本部に連絡した方がいいだろうから私の方からしておこう。許可が降り次第ダンジョンを破壊。そしてその後1週間程度様子を観てからの帰還になるか?それでいいか?」
ガイルの発言に皆納得し頷いた。
そして帝国からの許可が降りダンジョンは壊される事になった。
破壊時王国への影響も考えられる為王国へ日時が伝えられ、王国側も念入りに準備をする事になった。
スタンピートが起こってから約1ヶ月後、スタンピートを起こしたダンジョンは壊された。
そしてダンジョンコアを破壊した時、何故かここでは聞こえないはずの女性の声が聞こえた。
【ワタシガヒロインナノ二…】
誰もが息をのんだ…。
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