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「貴女ね!キャロットの妹!」
はい。
私は、認めたくないですがお姉様の妹です…。
いや、その前に貴方様は誰ですか?
そして何故お姉様は、プルプル震えているんですか?
ゼリーか何かになりたいんですか?
まさかこんな食堂の真ん中で茶番劇をするおつもりですか!?
私達はもう食事をはじめているんですが?
お姉様たちもう食べ終わられたんですか?
いえ、さっき入口から入ってきたのでまだですよね?
早く食べた方がいいと思いますよ?
「はい。私がキャロットお姉様の妹ですが、今食事中なので後にしていただけますか?この後もまだ授業ありますので、今食べておかないと夕食時までと持たないのです。」
私は、それだけ伝えると食事を再開させました。
「あんた!!年上の私が声を掛けているのに何て対応の仕方なの!?それでもキャロットの妹!?信じられない!」
はい、私も信じたくないですね。
こんな所で茶番劇を始めようとするお姉様の妹だなんて…。
名乗られてもいないので、放置です。
相手は年上ですが、多分身分的には私の方が上です。
公爵家、侯爵家のご令嬢にこのような顔の人はいませんでしたからね。
まぁ、侯爵家でCクラスなのはお姉様ぐらいなんですけど…。
「そんな態度を今までキャロットにしてきたのね!?キャロット本当に可哀想!!貴女がドレスや宝石を取り上げるんですって!?何て卑しい人なのでしょうか?だいたい昨日も夜にダイヤの指輪欲しがって取り上げたんですって!?あれは私達と選んだ指輪なのよ!?それに~」
はい、まだ話が続いていますが、もう無視です。無視。
昨夜も取り上げたと言い出した時点で、寮に入っている皆様は不可能な事だと気づき周りの方に説明されています。
つまり、これは自作自演の茶番劇だと食堂にいる者は気づいたのです…ある1部を除いて…。
いつもなら、最後までちゃんと聞いてあげますよ?
でももう寮生活ですから、夜に何が起ころうと問題ありません。
お姉様はというと…ハンカチを握って必死に泣き真似してますね…。
そろそろ気づいてください。
最初は興味を持っていた観衆が今一人もいなくなったことを…。
面倒だけど反論するか…と決意した時、
「何を騒いでいる!?」
生徒会長であり、この国の第2王子のアンドリュー殿下が割って入られました。
私は急いで立ち上がりカーテシーをします。
勿論他の方々もされています…一部を除いて…。
えぇ、その一部にお姉様は含まれています。
いえほぼ主人公ですね。
お姉様…胸の前に手を組んでウルウルと見つめるんじゃなくて、カーテシーする所ですよ!
また注意されますよ!
そんな1部の人の事を気にもとめず、アンドリュー殿下は、皆に姿勢を戻すように伝え、周囲の人から話を聞かれます。
「話は分かった。昨夜ダイヤモンドの指輪を欲しがったという訴えだったみたいだが、それは無理だ。彼女は寮に入っている。昨晩も寮内にいた事が確認された。それでもまだ訴えがあるか?」
「いえ…でも…。」
あの勢いはどうした!?
お姉様に助けを求めていますが、そのウルウルお目目でアンドリュー殿下を見つめている人でしたら役に立たないと思いますよ?
仕方が無いので幕を閉めてあげましょう。
「お姉様?私が昨日何処にいたか分かりましたか?私は無理矢理奪っていまそんよ?間違えて私の部屋に置いてしまったのなら今夜にでもメイドに伝えて貰えれば渡せると思いますよ?今後はお間違えなく。」
私が笑顔で言い切ると、悔しげな顔で騒いでいた令嬢が走って去っていきました。
だから、淑女は走りません…っというか、お姉様も持って帰ってください!!
置いていかないで!!
不法投棄しないで!!
お姉様はまだぼんやりとアンドリュー殿下を見つめていますね…。
もうこのまま私達は立ち去りましょう。
無言で頷きあった私達は、さっさと食べ終わらせ、一応色んな方向にお辞儀をし、食器を片付けて教室に戻るのだった…。
この生活あと2年あるとか…地獄だな…。
はい。
私は、認めたくないですがお姉様の妹です…。
いや、その前に貴方様は誰ですか?
そして何故お姉様は、プルプル震えているんですか?
ゼリーか何かになりたいんですか?
まさかこんな食堂の真ん中で茶番劇をするおつもりですか!?
私達はもう食事をはじめているんですが?
お姉様たちもう食べ終わられたんですか?
いえ、さっき入口から入ってきたのでまだですよね?
早く食べた方がいいと思いますよ?
「はい。私がキャロットお姉様の妹ですが、今食事中なので後にしていただけますか?この後もまだ授業ありますので、今食べておかないと夕食時までと持たないのです。」
私は、それだけ伝えると食事を再開させました。
「あんた!!年上の私が声を掛けているのに何て対応の仕方なの!?それでもキャロットの妹!?信じられない!」
はい、私も信じたくないですね。
こんな所で茶番劇を始めようとするお姉様の妹だなんて…。
名乗られてもいないので、放置です。
相手は年上ですが、多分身分的には私の方が上です。
公爵家、侯爵家のご令嬢にこのような顔の人はいませんでしたからね。
まぁ、侯爵家でCクラスなのはお姉様ぐらいなんですけど…。
「そんな態度を今までキャロットにしてきたのね!?キャロット本当に可哀想!!貴女がドレスや宝石を取り上げるんですって!?何て卑しい人なのでしょうか?だいたい昨日も夜にダイヤの指輪欲しがって取り上げたんですって!?あれは私達と選んだ指輪なのよ!?それに~」
はい、まだ話が続いていますが、もう無視です。無視。
昨夜も取り上げたと言い出した時点で、寮に入っている皆様は不可能な事だと気づき周りの方に説明されています。
つまり、これは自作自演の茶番劇だと食堂にいる者は気づいたのです…ある1部を除いて…。
いつもなら、最後までちゃんと聞いてあげますよ?
でももう寮生活ですから、夜に何が起ころうと問題ありません。
お姉様はというと…ハンカチを握って必死に泣き真似してますね…。
そろそろ気づいてください。
最初は興味を持っていた観衆が今一人もいなくなったことを…。
面倒だけど反論するか…と決意した時、
「何を騒いでいる!?」
生徒会長であり、この国の第2王子のアンドリュー殿下が割って入られました。
私は急いで立ち上がりカーテシーをします。
勿論他の方々もされています…一部を除いて…。
えぇ、その一部にお姉様は含まれています。
いえほぼ主人公ですね。
お姉様…胸の前に手を組んでウルウルと見つめるんじゃなくて、カーテシーする所ですよ!
また注意されますよ!
そんな1部の人の事を気にもとめず、アンドリュー殿下は、皆に姿勢を戻すように伝え、周囲の人から話を聞かれます。
「話は分かった。昨夜ダイヤモンドの指輪を欲しがったという訴えだったみたいだが、それは無理だ。彼女は寮に入っている。昨晩も寮内にいた事が確認された。それでもまだ訴えがあるか?」
「いえ…でも…。」
あの勢いはどうした!?
お姉様に助けを求めていますが、そのウルウルお目目でアンドリュー殿下を見つめている人でしたら役に立たないと思いますよ?
仕方が無いので幕を閉めてあげましょう。
「お姉様?私が昨日何処にいたか分かりましたか?私は無理矢理奪っていまそんよ?間違えて私の部屋に置いてしまったのなら今夜にでもメイドに伝えて貰えれば渡せると思いますよ?今後はお間違えなく。」
私が笑顔で言い切ると、悔しげな顔で騒いでいた令嬢が走って去っていきました。
だから、淑女は走りません…っというか、お姉様も持って帰ってください!!
置いていかないで!!
不法投棄しないで!!
お姉様はまだぼんやりとアンドリュー殿下を見つめていますね…。
もうこのまま私達は立ち去りましょう。
無言で頷きあった私達は、さっさと食べ終わらせ、一応色んな方向にお辞儀をし、食器を片付けて教室に戻るのだった…。
この生活あと2年あるとか…地獄だな…。
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