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今日は学園での初めて魔法学での実技です。
この世界は魔法が使える。
私は水と風の適正があるらしい。
でも何故か回復魔法も使えるんだよね…。
本来なら光属性を持っていないと使えないといわれる回復魔法。
これが何故か私には使える。
いや秘密にしているけどね?
バレたら面倒事に巻き込まれそうだからね。
モブはモブらしく過ごさなきゃいけないからね!
なので、私が学園で習うのは水と風の魔法になる。
ジンのお母様から紹介してもらった魔法の師匠からは、学園に行っても問題ないって言われているけど本当に大丈夫かな?
「次、ミュリエル・エドバンシー。あの的を狙って得意な魔法を放ってみろ。」
50m程離れた所にみえる的。
あれなら大丈夫だろう。
しかし少し不安な点がある。
あの的うっかり壊れないかな?
「先生、質問があるのですがよろしいでしょうか?」
「あ?できないとかじゃねぇだろうな?」
「いえ、的に当てるのは大丈夫なのですが、あれ壊れたりしないですよね?」
「壊れる?はっ!そんな事ありえない。宮廷魔術師が作ったものだ。安心して打て。」
「分かりました。ではいきます。」
私は無詠唱で氷の矢を放った。
私から放たれた氷の矢は的を撃ち抜き、後ろの壁に刺さった。
的はというと、残念な事にボロボロになっている。
あぁ…やっちゃった…。
師匠に出力下げるように言われていたからなるべく下げてはいたんだけど…。
まだ強かった?
ってこれ弁償問題!?
宮廷魔術師さんが作ったものなら高いよね!?
私が慌てて先生に問いただした。
「先生!壊れてしまいました!あの弁償ですよね?これ高いですよね?」
慌てふためく私を見て先生ははっとして、
「いや大丈夫だ。長年使っていたものだからたまたま今ので壊れただけだろう。新しい物はまだあるから安心しろ。ところでお前、無詠唱なのか?」
弁償しなくていいと言われてホッとした私は、先生の問いに首を傾げながら答えた。
「師匠から魔法が無詠唱で打てるならそっちの方がいいと言われたので私は無詠唱です。」
「なるほど?それで師匠って誰なのか聞いていいか?」
「はい、師匠はベイルート?だとか名乗ってました。家名は聞いておりません。」
「ベイルート様!?あのベイルート様か!?」
師匠は有名なの!?
それとも人違い!?
「そのベイルート様かは分かりませんが、師匠の名前はベイルートで間違いありません。」
「分かった。それならあの魔法についても納得がいく。色々聞いて悪かったな。師匠さんによろしく言っておいてくれ。」
「分かりました。伝えておきます。」
先生に礼をして私はクラスメイトのいる位置に戻った。
皆に見られている気がするけど、私何かしたかな?
キャロラインの横に立ち、先程の的について話をした。
「あの的長い間使っていたから寿命だったみたい。壊したって弁償させられなくて良かったよ~。」
「なるほど?それはなんというか…タイミング悪かったね。」
「うん。このクラスの人の魔法を受けた後だしね。本当に驚いた。」
そんな2人の話に聞き耳を立てていた者たちは、
「そりゃそうだよな。たまたま寿命が来たってだけだよな。」
「あぁ。それ以外ありえないよな。」
そう小声で言い合っていた。
ジークライド王子殿下は笑顔を見せていたが、内心では焦っていた。
あれは寿命ではない。
ミュリエルの攻撃で壊れたんだ。
ミュリエルの力が凄いことは知っていたがこれ程とは…。
この件は父上に報告するべきだな。
それにしても、俺もまだまだだ。
ミュリエルを守る為の力が俺にはまだ足りない。
もっと強くならなければ!
こうしてジークライドは、ミュリエルに負けないように魔法を極めることを心に決めたのだった。
この世界は魔法が使える。
私は水と風の適正があるらしい。
でも何故か回復魔法も使えるんだよね…。
本来なら光属性を持っていないと使えないといわれる回復魔法。
これが何故か私には使える。
いや秘密にしているけどね?
バレたら面倒事に巻き込まれそうだからね。
モブはモブらしく過ごさなきゃいけないからね!
なので、私が学園で習うのは水と風の魔法になる。
ジンのお母様から紹介してもらった魔法の師匠からは、学園に行っても問題ないって言われているけど本当に大丈夫かな?
「次、ミュリエル・エドバンシー。あの的を狙って得意な魔法を放ってみろ。」
50m程離れた所にみえる的。
あれなら大丈夫だろう。
しかし少し不安な点がある。
あの的うっかり壊れないかな?
「先生、質問があるのですがよろしいでしょうか?」
「あ?できないとかじゃねぇだろうな?」
「いえ、的に当てるのは大丈夫なのですが、あれ壊れたりしないですよね?」
「壊れる?はっ!そんな事ありえない。宮廷魔術師が作ったものだ。安心して打て。」
「分かりました。ではいきます。」
私は無詠唱で氷の矢を放った。
私から放たれた氷の矢は的を撃ち抜き、後ろの壁に刺さった。
的はというと、残念な事にボロボロになっている。
あぁ…やっちゃった…。
師匠に出力下げるように言われていたからなるべく下げてはいたんだけど…。
まだ強かった?
ってこれ弁償問題!?
宮廷魔術師さんが作ったものなら高いよね!?
私が慌てて先生に問いただした。
「先生!壊れてしまいました!あの弁償ですよね?これ高いですよね?」
慌てふためく私を見て先生ははっとして、
「いや大丈夫だ。長年使っていたものだからたまたま今ので壊れただけだろう。新しい物はまだあるから安心しろ。ところでお前、無詠唱なのか?」
弁償しなくていいと言われてホッとした私は、先生の問いに首を傾げながら答えた。
「師匠から魔法が無詠唱で打てるならそっちの方がいいと言われたので私は無詠唱です。」
「なるほど?それで師匠って誰なのか聞いていいか?」
「はい、師匠はベイルート?だとか名乗ってました。家名は聞いておりません。」
「ベイルート様!?あのベイルート様か!?」
師匠は有名なの!?
それとも人違い!?
「そのベイルート様かは分かりませんが、師匠の名前はベイルートで間違いありません。」
「分かった。それならあの魔法についても納得がいく。色々聞いて悪かったな。師匠さんによろしく言っておいてくれ。」
「分かりました。伝えておきます。」
先生に礼をして私はクラスメイトのいる位置に戻った。
皆に見られている気がするけど、私何かしたかな?
キャロラインの横に立ち、先程の的について話をした。
「あの的長い間使っていたから寿命だったみたい。壊したって弁償させられなくて良かったよ~。」
「なるほど?それはなんというか…タイミング悪かったね。」
「うん。このクラスの人の魔法を受けた後だしね。本当に驚いた。」
そんな2人の話に聞き耳を立てていた者たちは、
「そりゃそうだよな。たまたま寿命が来たってだけだよな。」
「あぁ。それ以外ありえないよな。」
そう小声で言い合っていた。
ジークライド王子殿下は笑顔を見せていたが、内心では焦っていた。
あれは寿命ではない。
ミュリエルの攻撃で壊れたんだ。
ミュリエルの力が凄いことは知っていたがこれ程とは…。
この件は父上に報告するべきだな。
それにしても、俺もまだまだだ。
ミュリエルを守る為の力が俺にはまだ足りない。
もっと強くならなければ!
こうしてジークライドは、ミュリエルに負けないように魔法を極めることを心に決めたのだった。
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